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調剤薬局は、対人業務の重要性の高まりとともに「薬をもらうところ」から「健康相談ができる場所」に変化しつつあります。
そんななか、アイセイ薬局では従来の調剤薬局の役割から一歩踏み込んだ取り組みとしてフリーペーパー『ヘルス・グラフィックマガジン』を発行しています。
気軽に読んでもらえる誌面を通じて地域の健康を支える同誌ですが、どのような想いで制作されているのでしょうか。今回は、編集長の門田伊三男さんに、制作方針や今後の展望についてお聞きしました。
門田 伊三男(かどた・いさお)さん
・経歴
広告制作会社にてグラフィックデザイナー、アートディレクターを経験後、2016年アイセイ薬局入社。2017年よりヘルス・グラフィックマガジン編集長を務める。
・現在のお仕事内容
アイセイ薬局コーポレート・コミュニケーション部部長として、自社の広報、プロモーション、ブランディング、デザインディレクション、マーケティング等を担当。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1. 健康を支える拠点になりたい。『ヘルス・グラフィックマガジン』発行に込められた想い
ー『ヘルス・グラフィックマガジン』はどのような媒体なのでしょうか
アイセイ薬局全店舗で配布している季刊発行のフリーペーパーです。2020年10月で創刊10年を迎えました。
どんな方にも読んでいただけるよう、確かな健康情報をユニークなビジュアルで解説しています。
ーどのような背景・経緯で創刊に至ったのですか
調剤薬局というと一般的に「処方せんを持って薬を受け取りに行く場所」というイメージがあるかと思いますが、薬剤師が働く薬局は、薬の知識だけではなく、健康に関する情報をたくさん持っています。その情報を活用することで、さらなる価値を患者さまに届けられると考えています。
本誌の発行を通じて健康情報を提供し、地域住民の皆さまの健康を支える拠点になりたい、そんな思いを形にすべく創刊に至りました。
2. 健康情報誌のイメージを変えたい!楽しめる記事作りへのこだわり
ー『ヘルス・グラフィックマガジン』の制作で大切にしていることはありますか
医療の情報はどうしても「難しい」「硬い」「つまらない」といったイメージがあります。せっかく役に立つ内容でも、読んでもらえないとお役に立てません。そこで、ひとりでも多くの方に読んでいただけるように、まず、手に取ってもらうことを重視しています。
特に表紙のデザインにはこだわり、つい手に取りたくなるインパクトの強さを意識しています。
来局する患者さまは体調が優れない方も多いのですが、気になって思わず読みたくなったり、楽しく読み進めてもらえたりするように、グラフィックやイラストを多くし文字量は減らしています。
また、生活に少しでも取り入れやすい情報の紹介を心掛けています。
ーフリーペーパーにそこまでこだわりを持てるのはなぜでしょうか。
多くの方に健康情報を届けたいという想いがあるためです。
創刊当初は表紙のインパクトや斬新な記事構成から、薬局が配る健康情報誌としてふさわしくないという社内の声もありました。
しかし、読者の皆さまに好意的に受け止めていただいたり、グッドデザインベスト100に選出していただいたりと、社外評価が高まっていくにつれ社内の理解も深まり、今では会社を代表するコンテンツとなりました。
今後も高い品質の情報を届けたいと思い、制作に臨んでいます。
ー実際に『ヘルス・グラフィックマガジン』を手に取った方からの声があれば教えてください
若い年代から70〜80代の方まで、さまざまな年代の方から「わかりやすい」「ためになった」という声をいただくことが多いです。
誌面のテーマを決める際は、主に未病や生活習慣系のテーマから、発行時の季節感や読者の年齢層のバランスを考え、皆さまのお役に立つ情報をお届けできるようにしています。
3. 紙からWebへの挑戦。より多くの読者に届けるために
ー『ヘルス・グラフィックマガジン』の今後の展望を教えてください
紙媒体での発行に加え、Web上でも誌面を公開していますが、今後はオンラインメディアを立ち上げ、さらに健康情報を届けていく予定です。
そうすることで、薬局に立ち寄る機会がない方にも有益な健康情報を届けられるようになると考えています。
本誌が皆さまの健康を支える存在になれるよう、今まで以上に工夫を凝らした誌面づくりをしていきたいです。
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