未経験薬剤師の転職への悩みを解消。転職を成功させる為の3つのコツ

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調剤薬局や病院などで調剤をしてみたいけれど、「調剤の実務経験が全然ない…」「病院は未経験だから転職できるのか不安」という方はいませんか。

そういった気持ちになってしまうのは当然のことです。特に、新卒で企業などに入社して調剤の現場をまったく知らない方であれば、「そもそも一社しか経験のない自分を採用してくれるのかな。」という疑問もあるでしょう。

そこで、このページでは、調剤未経験の薬剤師が転職をするためのコツや注意点を「転職したい職場別」に紹介しています。「何から始めていいかわからない」という方はぜひお読みください。

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1.まったくの実務未経験!薬剤師として活躍できる?

たとえば、薬剤師資格を取得したものの結婚してすぐに家庭に入った、もしくはほかの一般職種に就職したという方は当然薬剤師としての実務が未経験となります。

また、少々の経験はあるものの結婚・子育てで仕事を辞め、長いブランクがある方も未経験に近い状況にあるといえるでしょう。これらの「ペーパー薬剤師」は、薬剤師の仕事を始めるとしても大きな不安があるはず。しかし、薬剤師資格があるのならば、仕事を始めるのは難しいことではありません。そのための注意点を紹介します。

1.最初は正社員ではなく、パートで

薬剤師としての実務経験がない場合、正社員での採用は見送られることがほとんどです。そのため、未経験の薬剤師、もしくはブランク明け薬剤師の多くがパートとして調剤薬局やドラッグストアで働き始めます。

これらの職場は、未経験でも薬剤師資格があれば積極的に採用する職場が多く、未経験の薬剤師でも安心して働くことができます。不安が強いのであれば、まずはパートから始め、少しずつ仕事に慣れていくことをおすすめします。

2.研修制度が整っている職場を選ぶ

未経験で働く場合、当然最新の薬についての勉強が必須になります。しかし、何から学べばよいのか、どのように学べばよいのか、それもわからないのが現実だと思います。現実的な話、自力での学習は限界があるのです。

そこでおすすめなのが、未経験薬剤師向けの研修が充実している職場を選ぶことです。大手の調剤薬局チェーンでは研修が充実しており、調剤マニュアル等も整備されているので未経験の場合でも働きやすい環境です。

3.転職サイトを利用し事前に職場環境をチェック

未経験の薬剤師にとってもっとも心配なことは、「未経験の自分でも受け入れてくれる環境なのか」ということではないでしょうか。いざ働き始めてみたら「薬剤師一人当たりの処方せん数が50枚を超えるハードな職場で付いていけない…」というような事態は避けたいですよね。

そこで有効な方法が、「薬剤師転職サイトのエージェントを利用し、事前に職場環境を把握しておくこと」です。転職サイトを利用すると、希望の条件にあった求人を見つけてくれるだけでなく、職場の人数構成や忙しさ、研修制度を調査してくれます。

不安がたくさんある未経験の薬剤師にとって、これは大きな安心感をもたらすでしょう。未経験薬剤師は転職サイトを利用することからはじめてみてはいかがでしょうか。

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2.調剤未経験の薬剤師が調剤薬局・ドラッグストアに転職することは可能?

ここからは「希望する職場別」に、未経験薬剤師が就職する方法について詳しく紹介していきます。まずは調剤薬局・ドラッグストアへの転職です。

調剤経験がなくても調剤薬局への転職は可能!

結論から言いますと、調剤経験がない薬剤師でも調剤薬局への転職は十分に可能です。転職サイトでも「未経験OK」や「研修あり」という求人が豊富で、実際に転職成功例も多いです。特に問題なく転職活動が進められるでしょう。

また、病院から調剤薬局へ転職する場合は、治療や疾患に対する知識が豊富ですから、むしろ大きなアドバンテージとなり、有利に転職活動を進められます。

転職してしばらくは薬歴がしっかりと書けないなど苦労することも多いでしょう。しかし、日々周りの薬剤師の薬歴を読んで学習するなど、「先輩薬剤師と同じように働けるようになろう!」と意識できるかどうかが大切です。

面接の際にも自身の意気込みや成し遂げたいことを明確に伝えることが一番重要です。

ドラッグストアへの転職も問題なし!

ドラッグストアへの転職についても調剤薬局と同じことが言えます。

ドラッグストア薬剤師は、薬剤師の専門的な仕事ばかりではなく、「店舗業務」にあたることが多いです。転職の際には薬剤師としてのスキルを持っているかはあまり考慮されません。

第一類医薬品を販売するためには常駐する薬剤師が必要という薬事法の決まりがあるため、薬剤師資格を取得しているだけで重宝されます。ドラッグストアが未経験であっても、ドラッグストアへの転職は問題ないと言えます。

調剤薬局への転職体験談

ここで、長期間のブランクを経て調剤薬局に復帰した女性の転職成功例を紹介します。

20年のブランクを経て研修制度のある薬局へ

Aさん(女性)は、結婚後約20年間専業主婦として家事・育児に専念しました。しかし、子供も大きくなり、時間に余裕ができたため、復職を決意しました。 調剤経験がまったくないAさんでしたが「調剤をしたい」という強い気持ちで転職活動を開始。

家事との両立を考えて、週2~3日の午前中、家の近くでの勤務という「厳しい状況」での転職活動でしたが、「調剤をしたい」という強い意志が功を奏し、内定を勝ち取りました。

アドバイスをした転職エージェントが、Aさんを採用した担当者にその理由を聞いたところ「調剤は未経験でも、明るく素直な方で意欲が高いと感じた。仕事内容もすぐにおぼえてくれるはず」と語ったそうです。

スキルや経験も大事ですが、やはり大事なのは本人の気持ちや意欲です。この体験談は、それを裏付けるエピソードだと言えそうですね。

3.未経験で病院へ転職するのは難しい?

続いては、「調剤経験はあるものの”病院”への転職が可能かどうか」をみていきましょう。

結論から言いますと、薬局から病院薬剤師への転職は可能です。過去そのようなケースも多いので、志望動機やキャリアプランが明確であれば十分可能です。病院と薬局が提携しているケースなどもあるので、比較的求人なども見つけやすいです。

とはいえ、病院は医療の最先端の現場。ドラッグストアや製薬企業からの転職なら未経験の業務がかなり多いですから、不安はあるでしょう。では、その場合の「未経験業務」には具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

調剤未経験の薬剤師が経験していない業務、足りていない知識・技術

  1. レセプト
  2. 調剤技術
  3. 医療知識
  4. 医療現場で働くと言う責任感

これらの「不足ポイト」によって、病院の先輩薬剤師との知識の差を痛感することもあるでしょう。また、スピード感ある対応についていくことができずに悩むこともあるはずです。しかし、強い気持ちでこれらを克服できれば、病院でも十分に働くことができるでしょう。

また、気になる転職限界年齢は、病院勤務が未経験の薬剤師で50代以降は厳しいと考えてください。だからこそ、病院薬剤師を考えているなら早めのアクションが必須です。

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未経験での病院への転職体験談

企業勤めで調剤経験がなかったものの、病院への転職を成功させた方の体験談を紹介します。

病院薬剤師としてチーム医療を実現したい!

企業勤めで、患者と接する機会が少なかったBさん(男性)。薬剤師の役割を考えるようになった結果、臨床現場で経験を積みたいとの思いが大きくなっていきました。

しかも、難易度が高いと言われる「チーム医療」への興味が強くなっていったそうです。医師、看護師らと連携して医療に携わり、様々な症例に関わることで知識、経験を積み重ねたい。そして、いずれは研究、論文発表や勉強会への参加も実現したいと考えたBさん。

薬局と病院どちらにするか、という迷いはあったものの、「自分は将来どうなりたいのか」という原点に立ち返った結果、やはり薬剤師の活躍が目覚ましいチーム医療を実施している病院への転職を決意しました。

面接では、Bさんのこうした姿勢が評価され、すぐに内定が決まったそうです。こうして新天地へ身を投じたBさん。周囲からの評価も高く、薬剤師としての価値を存分に発揮しながら充実した日々を送っています。

4.企業で働きたい!未経験でも可能?

ここで、レアなケースかもしれませんが「企業に転職したいけれど、企業は未経験」というケースをみていきましょう。

製薬会社を希望する場合、未経験者の場合だと非常に難易度が高いといえます。20代後半であればコミュニケーション能力である程度カバーはできますが、30代以上になると途端に「即戦力になりづらい」という理由で敬遠されることが多いです。

そんな中でも、比較的薬剤師需要が高いのが「MR」です。とはいえ、未経験の場合33歳を超えたら厳しいです。

研究職や開発職はこちらの記事でも述べているように、未経験者の転職はほぼ不可能なようです。

となると、未経験で企業への転職は不可能かとあきらめてしまいそうになりますが、比較的転職しやすい職種も存在します。CRC(治験コーディネーター)やCRA(臨床開発モニター)がそれにあたります。

これらの職種は、疾患の基礎知識や薬の基礎知識などが重要視されるので、むしろ病院や調剤薬局の経験がある方が有利です。未経験でもOKな募集なら、教育は手厚いはずです。

市場のニーズの高まりにともない、薬剤師専門の転職サイトでもCRCやCROの薬剤師求人を多く見かけるようになりました。まさに今が「狙いどき」な職種といえます。

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以下に、企業への転職を果たした男性薬剤師の体験談を紹介します。

製薬企業への転職体験談

企業なら、自分のペースで気持ちに余裕をもって働ける

調剤薬局で働いていたCさん(男性)。患者への処方と説明を繰り返す毎日に、「薬剤師はサービス業でしかない」と考えるようになってしまいました。患者ありきで、相手のペースに振り回されてしまい、集中して自分の業務に取り組みにくい環境だと感じてるようになったのです。

そこで、Cさんは企業への転職を決意しました。製薬会社なら薬の開発にかかわり、調剤経験も生かせると考えたのです。持ち前の向上心を評価され、面接を経て無事企業への転職を果たしました。

現在は薬の認可に関わる仕事を担当しています。自分のペースで仕事ができ、時間配分をしながら集中して仕事に取り組む立場を獲得できました。

年間休日も140日以上で、今ではリフレッシュしながら働き、充実した毎日を送っているようです。

CRCやCRAの年収や具体的な仕事内容について詳しく知りたい方はこちらの記事へどうぞ。

5.転職サイトの「未経験OK」は信じていいの?

ここまで、「未経験」をテーマに薬剤師の転職について説明してきました。未経験の薬剤師が転職サイトなどで気になるのが「未経験OK」という魅惑の言葉。

これなら私でも働ける!とワクワクするものですが、本当にその職場はまったくの未経験でも雇ってくれるのでしょうか。また、経験者が応募してきたらそちらを雇うのではないか…などなど、疑心暗鬼になってしまう方もいるでしょう。

「未経験OK」という言葉を、求職者側はどう解釈すべきなのでしょう? 結論から言いますと、企業(医療機関)によって異なる、もしくはタイミングによって異なるとしか言いようがありません。

まったくの未経験だとしても、薬剤師が不足して困るという薬局であれば雇うでしょうし、薬剤師がいればよいというスタンスのドラッグストアであれば内定をもらえる可能性は高いです。

「未経験OK」はどこまで信じていいのか迷う、不安があるという方は薬剤師専門の転職エージェントに相談することをおすすめします。転職エージェントは、その企業の実情を詳しく把握していますから、あなたの能力を見極めて入社が見込めるかどうかをしっかり判断してくれます。

もし難しい場合は、あなたの要望に合った求人を紹介してくれるでしょう。そのほか、面接対策や応募書類の書き方などもしっかりレクチャーしてくれますし、まさに至れり尽くせりの手厚いフォローが受けられます。

未経験で転職に不安がある場合は、転職エージェントを味方につけることをおすすめします。

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