産業医になるには?セカンドキャリアとして産業医はアリか?ナシか?

自分の時間が欲しい」「家族との時間を確保したい」という願望から 「勤務医として働くのはもうやめようかな」と考えている医師はかなり多いです。 ですが、せっかく取得した医師免許を活かした仕事したいと思っても、なかなかイメージがつきません。 この記事では、産業医はセカンドキャリアとしてアリか?ナシか?について述べていきます。
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産業医になるには?

産業医になるには「医師免許」と「産業医の資格」が必要です。厚生労働大臣が定める研修を修了すれば、産業医の資格を取得できます。

その研修には2つあり、1つは日本医師会が開催する産業医学基礎研修です。この研修は50時間のカリキュラムで、「作業環境管理」や「有害業務管理」「産業医活動の実際」など、実践向けの内容になっています。そのほか、職場巡視の実地研修なども行います。

2つ目の資格取得方法は、北九州市にある産業医科大学が行う産業医学基礎研修会に参加・修了することです。こちらも計50時間(6日間)学ぶことになります。

産業医の仕事内容を紹介!主な業務内容3つとは?

産業医が行う主な業務内容3つを紹介します。

産業医の業務内容1:健康診断

企業は従業員に健康診断を受診させなければならないのですが、産業医がいる企業では産業医が健康診断を行います。もちろん産業医がすべてを行うのではなく、総括的な仕事と、問診、内科診察がメーン業務になります。

また日常的に発生する社員たちの不具合に対し、産業医は健康相談を行います。ただ、本格的な治療は行う必要はありません。

健康診断や健康相談で産業医が「治療が必要」と判断したら、紹介状などを書いて対象社員に渡し、医療機関の受診を促します。

産業医の業務内容2:労働衛生教育

労働には疲労やストレス、ときには危険がつきまといますので、産業医は職場の安全状態と社員の衛生状態を管理しなければなりません。

産業医は毎月1回は職場内を巡回し、危険や不衛生を改善します。また労働者の中には健康に働く方法を知らない人もいるので、産業医は職場内で定期的に労働衛生教育を行う必要があります。

産業医の業務内容3:ストレスチェック

2015年から企業にストレスチェックが義務化されました。ストレスチェックは従業員のメンタルに異常が出ていないかを調べる簡易的な問診で、年1回行わなければなりません。

仕事が原因で発症するうつ病はいま、深刻な社会問題になっています。ストレスチェックは産業医の大きな仕事のひとつですが、ストレスチェックでメンタルに異常がみられたとしても、産業医が治療することはありません。

産業医の仕事は、その従業員に病院を紹介するなどして、適切な治療を受けられるように「橋渡し」をすることです。よって産業医になるには、精神科領域の専門性の高い知識が欠かせない、というわけではありません。

産業医のメリット・デメリット

産業医のメリットデメリットを3つずつピックアップしました。まず、メリット3つは以下の通りです。

産業医をやる3つのメリット

  • 自分の時間を確保できる
  • 健康な状態な人を見ることができる
  • 沢山の経営層と会社の仕組みを作ることができる

1つ目の魅力は、自分の時間を確保できることです。産業医は企業が動いている時間しか働かなくて良いので、基本的に勤務時間は、9〜17時の間です。一社当たりの勤務時間は2時間なので、自分が働きたい時間に働きたい分だけ働くことができます。

また、産業医には「急患」も「オンコール」も「緊急手術」も「緊急呼び出し」もありませんし、残業もありません。

勤務医では作ることのできない自分の時間を産業医では作ることができ、プライベートを充実させることができます。

2つ目の魅力は、健康な状態な人を見ることができることです。基本勤務医が受け持つ患者は、病んでいる人です。しかし、産業医の場合は健康な状態の人を病気にしないように予防する動きができます。これが勤務医と産業医との大きな差でしょう。

3つ目の魅力は沢山の経営層と会社の仕組みを作ることができることです。普通なら社外の人に会社の仕組みや課題などは教えてくれないものです。しかし産業医であれば直接関わりを持ち話し合うことができます。社風や文化にそれぞれ触れることができるのでそういった点ではかなり魅力的です。

産業医のデメリットを3つ紹介

デメリットは以下の3つです。

  • スキルアップが難しい
  • 勤務医より年収が安くなる
  • 法的なリスクを背負わなければならない

1つ目は、スキルアップが難しいことです。産業医では指導してくれる人はいません。産業医としてスキルアップするためには、自分でキャッチアップしていかなければならないのです。

2つ目は、勤務医より年収が安くなることです。産業医は時給だけを見ると高いですが、フルタイムで入れるわけではありません。その分給料が勤務医よりも低くなってしまいます.

3つ目は、法的なリスクを背負わなければならないことです。勤務医の場合、何か問題が起きたとしても基本的に病院が守ってくれますが、産業医は団体に所属しない限り、自分の身は自分で守らなければならなくなります。

実際に産業医として働いている人にインタビューしてみた

Q:先生のいまの産業医の働き方を教えてください。

正社員ではなく、スポットで働いています。空いた時間に産業医の仕事を埋めていく、という働き方です。

Q:先生を含め一般的に産業医の先生は、どのように働いているのでしょうか。

企業の正社員になって産業医だけで生計を立てている医師はそれほど多くないように感じますね。病院勤務のかたわら、アルバイトとして仕事をしている産業医のほうが圧倒的に多いと思いますよ。

Q:先生は今の産業医の仕事をどのようにして見つけたのですか。

私はいくつかの企業で産業医として働いた経験があるのですが、臨床から産業医に転身しようと考えたときは、転職支援企業の転職エージェントさんにお世話になりました。

Q:転職エージェントを活用してみて、いかがでしたか

当時の私には、どの企業が産業医の求人を出しているかまったく見当がつかなかったので、転職エージェントさんおアドバイスはとても助かりました。別の企業に移るときも転職コンサルタントさんにお世話していただきました。現在は私もコツをつかんだと言いますか、経験を積むことができたので、自分で転職支援サイトを閲覧して、自分のスケジュールに合った勤務先を見つけています。

Q:産業医として働くことのメリットを教えてください。

時給の高さでしょうか。私はスポットで産業医の仕事をしているので、できるだけ高い時給で働きたいと思っています。その希望がかなうのが、産業医ですね。また、産業医は企業の就業時間しか働かなくていいので快適です。自分の時間を確実に確保できます。

Q:産業医のデメリットはなんでしょうか。

職場に医師が自分しかいないということです。先輩医師に教わったり、同僚医師と切磋琢磨したりといったスキルアップは望めません。あと、「産業医は楽でいいね」というイメージを持たれることは、あまり嬉しくないですね。本当は、産業医は法的なリスクを負わされているのですよ。定時に帰宅することができるからといって、決して「楽」ではありません。

Q:「このような医師は産業医に向いている」といったものはありますか。

自分の時間がほしいという人は、セカンドキャリアとして産業医の選択を持つことはよいことだとおもいますね。また、企業のビジネスに触れてみたいという医師にもオススメです。それと、病気になった人を治すのではなく、健康な人の健康を長く維持する医療に興味がある先生は、産業医に向いています。

産業医になるために転職サイトに登録しよう

当直や残業が無いにもかかわらず、産業医の平均年収は1000万円~1300万円と高給与の仕事です。産業医として勤務をすると長く勤めることも多く、なかなか求人が公開されないことも珍しくありません。

そのような非公開求人を見つけるためには、医師専門の転職サイトに登録するのが最善の方法です。それらの情報サイトが持つネットワークを駆使し、一般では入手できない募集情報を、登録した医師の条件や適性・経験に合わせて紹介してくれるのです。

また、専任のエージェントが、履歴書の添削や面接指導も行ってくれますので、転職が初めての方や慣れないことに不安を感じる方も、安心して任せることができます。自分の魅力をよりアピールできる方法なども、エージェントとともに模索し、転職を成功させることができるのです。

実際に、ほとんどの医師専門サイトで、利用者の8割以上が年収をアップさせたり希望の条件を満たす職場を見つけたりして、転職に成功しています。「産業医」になりたいという明確な希望を持つなら、その目的に向かって、転職エージェントとともに活動して行きましょう。

>>>医師の転職サイトってどこがおすすめなの? 転職する医師のために調べてみた

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