医師の転職サイトランキングTOP10!転職のプロが総合評価で比較

「転職サイトで医師の仕事を探すのはピンとこない」
「悪質な医師専用の転職サイトもあるのでは?」
医師の間では「転職は知人の紹介がベスト」と一般的に思われており、転職サイトに抵抗がある医師は多いです。
しかし、本当に転職サイトは知人からの紹介よりも劣るのでしょうか?その実態に迫ると同時に、人気の医師向け転職サイトランキングを紹介します。
この記事の目次
1.【総合比較】医師転職サイトランキングTOP10
転職活動をするために医師専用の転職サイトに登録しようと思ったものの、その数の多さに迷ってしまったという医師の方は多いのではないでしょうか。
そこで、HOP!ナビ編集部では主要な医療機関専門の転職サイトについて、求人数、登録実績、サポート力、キャリアコンサルタントの質、事業所数などの視点から総合的に各サービスを比較。
おすすめの医師向け転職サイトのランキングトップ10をご紹介します。
転職サイト名 | 特徴 | おすすめ雇用形態 | 求人を探す | |
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m3キャリア エージェント |
希望医師登録実績 6年連続NO.1 |
常勤 |
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非常勤 |
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マイナビ DOCTOR |
老健など 希少な求人が充実 |
常勤 |
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非常勤 |
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リクルート ドクターズ キャリア |
高収入・好条件 バイト求人豊富 |
常勤 |
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非常勤 |
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ドクター ビジョン |
女性医師への 支援が手厚い |
常勤 |
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非常勤 |
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民間医局 | 契約医療機関 約12,000施設 |
常勤 |
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非常勤 |
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Dr.転職なび | 非公開求人が 多数あり |
常勤 |
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非常勤 |
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JMC | 年収アップの 交渉が得意 |
非常勤 |
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非常勤 |
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ドクター キャスト |
スポットの 求人が豊富 |
常勤 |
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非常勤 |
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医師転職 ドットコム |
圧倒的な 求人数を誇る |
常勤 |
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非常勤 |
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e-doctor | 医学部生から キャリアサポート |
常勤 |
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非常勤 |
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⇒業界大手!1位~4位の医師向け転職サイトについて、もっと知りたい方はこちら(ページ下部に移動します)
転職サイトと転職エージェントの違いについて
「転職サイト」と一口にくくられることの多い人求人紹介サービスですが、一般的に転職サイトは担当がつかず、利用者が自分で求人を検索するサービスを指します。
一方で転職エージェントは担当者がつき、応募から面接、転職成功までを無料でサポートしてくれるサービスのことです。
医療業界の人材紹介会社は、担当者がつく「転職エージェント」であることがほとんどです。
ただし、「転職エージェント」も「転職サイト」と呼ばれることが多いため、このページでは「転職エージェント」のことを「転職サイト」という名称で記載しています。
⇒医師の転職エージェントのサービス内容について詳細はこちら(別ページに移動します)
2.医師向け転職サイトの登録は損?!よくある3つの誤解
以前は医師の転職は医局や知人経由というのが主流でしたが、近年、転職サイトを利用した転職も増加傾向にあります。
それでもまだ「転職サイトよりも知人の紹介で転職する方が安心」と考える医師の方は多いようです。
医師が転職サイトの利用を躊躇する主な理由として、以下の3つの誤解があります。

誤解1:転職サイトで転職をするとマージン分で給料が減る?
転職サイトで転職をすると、仲介した転職サイトへの報酬(マージン)分給料が下がると考えている医師もいますが、それはまったくの誤解です。
転職サイトの収益は、登録企業から支払われる紹介報酬がメインなので、転職サイト経由で転職しても医師の給料が減ることはありません。
むしろキャリアコンサルタントが転職先に交渉し、転職者の希望年収額をかなえるよう交渉に尽力してくれるのです。
マージンを抜かれるどころか、転職のプロが自分に代わって条件交渉をしてくれるので給与アップが狙えます。

誤解2:転職サイトに登録すると転職を急かされる?
転職サイトというと、キャリアコンサルタントが成績を上げるために転職を急かされるイメージが付きまといますが、これも大きな誤解です。
人材紹介は転職サイトと紹介先の信頼関係で成り立っているビジネスです。
急かして転職させたとしても、その医師が転職先と合わず早期退職することになれば、医師だけでなく病院側からの信頼を失い評判も落とす結果になりかねません。
とはいえ、転職サイトは紹介実績に応じて報酬がもらえる仕組みであるため、実績を上げたいがために転職を急かすキャリアコンサルタントも確かに存在します。
そのようなコンサルタントに当たらないよう、信頼できる評判の良い転職サイトを見極めて利用することが大切です。
⇒信頼できる医師専門の転職サイトランキングトップ10をチェック(ページ上部に移動します)

誤解3:転職サイトを使うと転職活動が周囲にバレる?
転職活動は人知れず進めたいものなので、相談できるのも家族や仲の良い同僚などに限られるでしょう。
だからこそ、転職サイトに登録する際に「転職活動を考えていることを今の職場に知られるのではないか」「地元の医療関係者にバレるのではないか」と心配するのは当然といえます。
しかし、これも大きな誤解です。
転職サイトのキャリアコンサルタントは会社の規則はもちろん、個人としても守秘義務の意識が高く、求職者の情報を外部に漏らすことはありません。医師が患者の話をよそで漏らさないのと同じです。
コンサルタントは個人情報を厳重に取り扱っていますので、安心して転職サイトを活用しましょう。
3.【体験談】医師の転職サイトに登録して転職してみたら…
前章3つ目の誤解でも取り上げたように、医師、特に勤務医が転職活動をする際に一番よくある不安が「自分が転職活動していることが勤務先にバレてしまうのではないか?」ということ。
病院名や科目、年齢などの情報だけでも「あの人だな…」と特定されやすいため、対応には配慮が必要です。
ここで、情報漏洩を心配しながらも転職サイトを活用し、転職に成功した医師の体験談を紹介しましょう。
個人情報が漏れないか心配だったけど…(40代 男性医師)

転職サイトに登録する時、もっとも心配していたのは「転職活動をしていることが周囲にバレないか?」という点でした。
どうしても周囲に転職活動を知られたくなかったため、キャリアコンサルタントに「名前を出さずに転職の情報収集したい」「今勤めている病院には知られたくない」と伝え、そのように動いてもらいました。
気になる病院へは「40歳代の男性で○○の資格をお持ちの先生」という形で交渉してくれたようです。
匿名であれば、もし条件が合わずこちらから「お断り」をした場合でも、地元で居心地が悪くなるといった心配がなく、安心できました。
こうしてたくさんの病院に打診し、本当に良い条件の病院を選ぶことができました。
私が思っている以上に、キャリアコンサルタントは守秘義務をしっかり守り、個人情報を大切に扱ってくれました。
より厳密に守秘義務を確認したいなら、その転職サイトが個人情報の取扱いを適切に行っている証である「プライバシーマーク」を取得しているかを確認すれば良いと思います。
転職サイトは個人情報保護についての意識が非常に高いです。
個人情報が漏れたり、医師が特定されるようなことのないよう情報管理を徹底しているため、転職活動が職場に知られるというリスクはまずありません。
そのため、安心して良い求人情報を手に入れる、好条件で転職を決めるといったメリットを享受できるのです。
【医師向け転職サイト】人気4社の詳細を見てみる(ページ下部に移動します)
4.医師専門の転職サイトを使う4つのメリット

医師が転職サイトを利用する主なメリットをまとめました。
- 仕事選びの選択肢が大幅に増える
- 気になる病院の内情を詳しく知ることができる
- 契約書やアポイントなどをおまかせできる
- 年収アップや好条件での転職が期待できる
転職サイトは、一般に公開されない優良な求人情報を「非公開求人」として保有しています。
コンサルタントを通じてこうした非公開求人の情報を得ることができますし、病院見学などを通じて掲載求人情報からはわからない内情や人間関係なども教えてもらうことができます。
また、求人探しから面接の日程調整、待遇面の交渉など、面倒な手続きや交渉を任せることができるため、非常に効率よく転職活動を進めることができます。
特に、給与や待遇、勤務条件については自分からは言い出しにくいものですが、交渉のプロであるコンサルタントにお任せすることによって、給与アップやキャリアアップなど好条件の転職が叶いやすくなります。
5.医師転職サイトは複数登録をすることが大事

医師の転職サイトを最大限に利用するためには、「複数登録」をおすすめします。その理由・メリットを2つご紹介します。
1:理想の職場が見つかりやすくなる
転職サイトは求人情報誌などに一般に公開していない「非公開求人」情報を持っており、中には各社が独占している非公開求人も存在します。
そのため、例えば希望条件の合う病院が転職サイトAのみに求人情報を掲載していた場合、転職サイトBにしか登録していないと、その病院の求人募集に気づくことができません。
複数の転職サイトに登録しておくことで、得られる求人情報数が増えるため、希望条件に合う職場を見つけやすくなるのです。
また、できるだけ多くの医療施設の求人を比較することで、理想に近い病院を絞り込んで応募することも可能になるでしょう。
ただし、転職サイトも玉石混交ですし、登録するサイトが増えるほど担当者も増えて連絡が煩雑になってしまうため、信頼できる転職サイト2~3社に絞って登録することをおすすめします。
⇒医師専門のおすすめ転職サイトランキングトップ10はこちら(ページ上部に移動します)
2:より良い条件で契約できる可能性がアップ
複数の転職サイトに登録するということは、それだけ優秀なキャリアコンサルタントに巡り合える可能性が高まるということです。
優秀なキャリアコンサルタントは病院との交渉にも強く、転職後の年収やキャリアプランにも大きな影響を及ぼします。
同じ病院の求人だとしても「どの転職サイト・コンサルタントから応募するか」で結果は大きく変わるので、それらを比較するためにも転職サイトへの複数登録は必要です。
知人の紹介による転職は、病院の内情も把握できるので問題のない転職方法のように思われがちです。
しかし、もし実際に働いてミスマッチがあった場合、紹介者の顔をつぶすことになってしまうため、退職しづらいという大きなデメリットがあります。
紹介者の立場が上の場合はなおさらで、大事な人間関係を失ってしまうこともありえます。
だからこそ、知人には「どこか良い病院ないかな?」と軽く相談しておくにとどめ、メインの仕事探しは転職サイトを活用すべきです。
知人の紹介と転職サイトを併用することで、良い職場が見つかる可能性は一気にアップするはずです。
6.フリーランスや他業種へ:医師の転職サイトの利用法

転職を考えている医師の中には、フリーランスとして自分の裁量で働きたいという方もいるかもしれません。しかし、フリーランスの医師として働くことには向き不向きもありますし、自由である反面、様々なデメリットも存在します。
また、激務に耐えかねて医師を辞め、製薬会社など他業種で働くことを選ぶ方もいますが、ビジネスの世界に移ったからといって必ずしも生活水準が上がったり、成功するという保証はどこにもありません。
フリーランスや他業種への転職は、人生を大きく左右する非常に重要な決断です。
そのため、まずは医師専門の転職サイトに登録し、担当のキャリアコンサルタントに相談してみることをおすすめします。
これまで多くの医師の転職を支援してきた事業実績を持つ転職サイト・コンサルタントであれば、確かな根拠や経験に基づいた適切なアドバイスをくれるはずです。
7.医師の転職サイト一覧|特徴やおすすめ雇用形態を比較
エムスリーキャリアエージェント
医師会員20万人以上の「m3.com」のエムスリーグループが運営している転職サイトで、コンサルタントの医療知識や転職サポート経験が段違い。 エムスリーの病院コンサルティングの実績から、病院への交渉力があるという点が大きな強み。年収などの交渉はもちろん、新規での医療設備・医療機器の導入(数千万円単位)を交渉してくれることもある。 常勤の求人をお探しの方におすすめのサイトです。
マイナビDOCTOR
国内トップクラスのお仕事紹介実績を誇る転職支援サービス。運営会社のマイナビは一般企業向け転職支援サービスも提供しているため、取引先企業とのパイプを活かしニーズに合った独自性の高い求人が魅力です。また、プライバシーマーク取得企業であり、個人情報の取り扱いに関して厳密な基準をクリアしているため、安心して利用できるのもメリット。
リクルートドクターズキャリア
3社の中でも【非常勤】の医師求人情報への強さはダントツ。「定期的に非常勤のアルバイトをゆったり続けていきたい」という方、また「週3日程度のゆったり勤務で年収1,200万円以上をキープしたい」という方の登録が多い。 また、無料登録するだけで「非公開求人情報」まで閲覧が可能になるのが特徴。まずは軽く、病院の求人情報を眺めてみようという人にもオススメ。