転職サイト名 | 高額求人(600万以上) | 求人数が多い職場 | 求人を探す |
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マイナビ薬剤師 | 1万件以上 | ドラッグストア 企業 |
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薬キャリ | 7千件以上 | 調剤薬局 病院 |
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ファルマスタッフ | 7千件以上 | 調剤薬局 ドラッグストア |
1,ドラッグストア薬剤師の気になる年収は?
まずは、もっとも気になる収入面をみていきましょう。
役職別の平均年収
ドラッグストアの薬剤師は、役職によって大きく年収に差が生じます。
役職 | 平均年収 |
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一般的な販売員 | 380万円(平均年齢30〜50代) |
管理薬剤師 | 440万円(平均年齢40〜50代) |
店長 | 510万円(平均年齢50〜60代) |
一般的な販売員や管理薬剤師レベルであれば、目を引くような額ではありませんが、店長まで昇進すれば年収は一気にアップします。ただ、これはあくまで一例です。大手ドラッグストアや、利益をしっかり社員に還元する考え方のドラッグストアであれば、販売員や管理薬剤師だとしても、もっと「上」を目指せます。その一例を以下で紹介します。
高年収を目指せる!注目のドラッグストアは?
役職別の平均年収の差を紹介しましたが、もっとも差がつくのが「企業別」。ここでは特に高年収を狙える2社を紹介します。
- 【マツモトキヨシ:年収780万円】
- これはキャリア採用による年収額ですが、かなりの高年収と言えます。これほどの額を目指せるのはやはり業界大手の強みですね。
- 【サンドラッグ:年収740万円】
- こちらも業界大手という点では共通しています。また、サンドラッグの人材登用は、闇雲に薬剤師を採用せず、「本当に必要」と判断した人材にしっかり投資する、という傾向があるようです。
2,ドラッグストア薬剤師の労働条件は?
年収に次いで気になるのが「労働条件」ではないでしょうか。勤務時間やノルマについて詳しく解説していきます。
勤務時間
ドラッグストアと調剤(病院)薬局の大きな違いの一つに営業時間があります。ドラッグストアは、基本的には一般的な小売店舗なので、来客に合わせて21時や22時まで営業する店舗が多いです。当然薬剤師もそれに合わせて働くことになります。シフト制でローテーションするケースが多く、平均的な労働時間は以下の通りです。
- 【早番】9:30〜18:30
- 【中番】11:00〜19:00
- 【遅番】12:00〜21:00
労働時間は、特に長くも短くもない印象ですね。残業については1時間ほどの店舗が多いですが、定時で退社できる「残業ゼロ」の店舗もあるようです。ただ、育児や家事などがあり、遅番は難しいなどの薬剤師もいるでしょう。その場合は労働条件について事前にしっかり確認する必要があります。
ノルマがあるって本当?
ドラッグストアにはノルマがある、という噂を耳にしたことはありませんか? 結論から言いますと、ノルマの存在は事実です。ドラッグストアは、薬剤を販売すると同時に、雑貨や食料品などを販売する一般的な小売店でもあります。当然、売上目標が存在しますから、それに伴う経営方針があります。ドラッグストアで働く薬剤師もこれに併せてノルマを課されるケースは珍しくありません。
ノルマは主に「売上額のノルマ」「販売数のノルマ」の2つです。売上額は今月は○○円、といったものです。販売数は○○を○個売る、といった内容です。
ただし、現実離れした厳しいノルマを課されることはありませんのでご安心ください。
3,内定を勝ち取るために
ドラッグストアは、調剤薬局など他の職場に比べて求人数がそれほど多くありません。当然競争率も高いですから、しっかり対策を練らなければなりません。ここではポイントを2つ紹介します。
志望動機のコツ
やはり大事なのは志望動機。面接官としては「数ある求人の中でなぜうちを選んだのか」気になるところ。さらに、志望動機は応募者の根幹とも言える要素ですから、ここをおろそかにしては書類選考や面接を突破することは難しいでしょう。
以下は、実際に内定を勝ち取った薬剤師がアピールした志望動機です。参考にしてください。
- 「私のキャリアビジョンが御社の今後の展望と一致しています」
- 「御社ドラッグストアの薬剤師さんに勧めていただいた薬で腹痛が治ってとても助かりました。私もそんな風に苦しむ人を助けられる存在になりたいと思っています」
- 「御社の取り組みに共感しています。自分のこれまでの経験も活かして海外へも発展させていきたいです」
これらの志望動機を見ると、以下のキーワードが重要になることがわかります。
- キャリアビジョン
- 共感
- なりたい自分
- 自分の夢
これらを意識して志望動機を用意し、アピールすることが大事です。面接の時はハキハキと、相手の目をしっかり見てこの内容を伝えましょう。下を向いてボソボソと動機を語っても、説得力はまったくありません。
転職サイトのエージェントを味方につける
内定を勝ち取るうえで大事なのは良き相談者を得ることです。第三者の観点によるアドバイスで、内定の可能性をグンとアップさせることができます。しかも、その相談相手が薬剤師転職のプロであればこれ以上の心強い味方はいませんよね。それが「薬剤師専門転職サイトのエージェント」です。履歴書、職務経歴書の書き方はもちろん、面接対策に至るまで的確なアドバイスをもとに対策を練ることができます。
しかも、エージェントは求人企業の特性を把握していますから、「企業の好みに合わせた」対策を講じることができます。これは、ひとりで転職活動をしていたのであれば絶対に得ることができない貴重な情報です。
4,転職エージェントは「絶対に」活用すべき
上で少々触れましたが、内定を勝ち取るには薬剤師専門の転職エージェントを活用することが大きなポイントになります。また、「求人を探す」段階においても転職エージェントを使うことは大きなメリットをもたらします。具体的には…
- あなたの希望条件を伝えれば、それを叶える求人を探してくれる
- 忙しいあなたに代わって求人を探してくれる
- 非公開求人を紹介してくれる
つまり、仕事が忙しくてなかなか求人を探す時間がないという方でも、一度エージェントに要望を伝えれば、秘蔵の「未公開求人」も含めて最適な職場を探してくれるのです。これを利用しない手はありませんよね。
「そもそもどのように求人を探していいかわからない」という転職未経験者の方にとっても心強い味方になるでしょう。
また、エージェントは職場の内情や実際の労働環境なども把握していますから、一般に公開されている求人内容だけでは知ることができない「人間関係」や「有給のとりやすさ」なども事前に教えてくれます。特にドラッグストアで働くのが初めて、という方は不安も多いでしょうから、どんどん相談して不安を解消してください。
いかがでしょうか。求人探し、書類の添削、面接対策、職場の内情把握などなど、転職のあらゆるシーンで、あなたをサポートしてくれるのが転職エージェントなのです。
彼らの力を借りて、ドラッグストアへの転職を成功させましょう。
新たな業務知識やスキルアップに興味があるなら職場を変えてみるのもオススメ
今すぐ転職する気はなくても、将来的に得たい業務知識、スキル獲得に関する相談も転職サイトでは受け付けています。
また、薬剤師専門の転職エージェントは、薬剤師のスキルアップに関するプロです。新たに学びたいスキルや興味のある職場がある場合は希望する職種や仕事内容について相談してみると良いでしょう。
WEB情報では分からない仕事内容や将来性など、あなたが得たいスキルを身に着けられる職場を紹介してくれますよ。
