転職のやり方がわからない人へ~5つの方法と進め方のポイントを解説~

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1. 転職のやり方は?求人情報を探す5つの方法  

転職活動のやり方として、以下の5つの方法が求人情報を探すのにおすすめです。

  • 独自の求人掲載がある転職サイトを利用する方法
  • 専任コンサルタントがつく転職エージェントを利用する方法
  • 国が運営する地域密着型の総合雇用サービス機関ハローワークを利用する方法
  • 受けたい企業の公式ページなどから直接応募する方法
  • ビジネスSNSやTwitterなどから企業・社員とつながる方法

当編集部が転職者100人に実施したアンケートでも、8割以上が転職エージェントや転職サイトなどのサービスを利用し、企業の公式ページなどからの直接応募は7人のみでした。

▼100名に調査|転職活動でメインで利用したサービス・転職方法は?
転職サイト 35人
転職エージェント 27人
ハローワーク 23人
企業公式ページなどから直接応募した 7人
ビジネスSNSやTwitterなど 0人
その他 8人

アンケート概要
対象者:直近3年以内に転職した20~40代(1000名)
調査元:HOP!ナビ編集部
調査時期:2019年12月

5つの転職方法には、それぞれメリット、デメリットがあります。多くの人が良いと思う転職方法が、自分に合うとは限りません。

5つの転職方法の特徴をしっかり理解したうえで、自分に合うやり方で転職しましょう。

1-1. 転職活動の流れ

まずは転職活動の流れを理解しましょう。

通常の転職活動は、以下の流れで進みます。

  1. 転職活動の準備(自己分析や情報収集、転職サイトなどに登録)
  2. 履歴書と職務経歴書の作成
  3. 求人に応募
  4. 書類選考
  5. 面接
  6. 内定・年収交渉
  7. 退職手続き

上記は、あくまでも一般的な転職活動の流れです。転職のやり方や企業の選考方法により、転職活動の流れは変わります。

たとえば、正式な選考に入る前に企業と面談できる転職方法もあれば、書類選考がなく、面接当日に応募書類を提出するケースもあります。

また、同じ企業の採用活動でも、職種や就業形態、採用方法次第で転職の流れが変わります。

この後に転職方法ごとの詳しい転職の流れを説明しますので、そちらを確認してみてください。

1-2. 転職活動にかかる期間

▼100名に調査|転職するまでにかかった期間は?
1ヶ月~2ヶ月 24人
2ヶ月~3ヶ月 23人
1ヶ月以内 18人
5ヶ月~半年 12人
3ヶ月~4ヶ月 10人
半年以上 9人
4ヶ月~5ヶ月 4人

転職活動にかかる期間を短縮したいと思う人もいるかもしれませんが、転職方法で期間に違いが出る可能性は少ないことを紹介します。

当編集部のアンケートでは、47人が3ヶ月以内に転職先を決定し、半年以上とじっくり時間をかけて転職活動を行った人は9人しかいませんでした。

「転職期間に差が出るのは、転職方法が違うからでは?」と、疑問に思う人もいるでしょう。

しかし転職方法で転職期間の違いは、ほとんどありません。どの転職方法でも多くの人が、3ヶ月以内に転職活動を終わらせています。

以上から、転職方法を短縮したり、時間をかけたりしたから良い結果が出ることはないとわかりました。

1-3. 転職活動での企業への応募数

アンケートでは他にも、転職活動で応募した会社の数を調べました。調査した100人のうち78人が、内定獲得までに応募会社の数が5社以内でした。

▼100名に調査|内定獲得までに応募した会社の数は?
1~5社 78人
6~10社 13人
11~15社 3人
16~20社 3人
26~30社 2人
31社以上 1人

内定獲得までに応募した会社の数は、転職エージェントの利用者が多い傾向にあり、5社以上応募した人も少なくありませんでした。

転職エージェントでは、次の事情に詳しい専任コンサルタントから求人情報が提供されます。

  • 求職者の適性、強み、希望条件
  • 応募企業の採用背景、採用担当者の性格

専任コンサルタントは求職者と企業の相性を考えたうえで、複数の会社を求職者に紹介します。そのため、転職エージェント経由の転職活動では、自然と応募する会社の数が増えると推測できます。

一方、企業の公式サイトから応募した人は全員、内定獲得までに応募した数が5社以内でした。

2. おすすめの転職方法は転職エージェントの利用

当編集部もっともおすすめの転職方法は、転職エージェントの利用です。

おすすめする理由は、転職の準備から内定後の年収交渉まで、すべての過程で転職エージェントからの手厚いサポートを受けられるからです。

そのため、転職のやり方がわからないはじめての転職者にぴったりな転職方法といえます。

考え方によってもおすすめの方法は異なります。以下の表を見てみましょう。

▼5つの転職方法 おすすめな人
転職エージェント 小まめなサポートを受けながら転職活動を進めたい人
転職サイト 最初から最後まで自分で転職活動を進めたい人
ハローワーク 公的機関に直接足を運んで転職相談をしたい人
直接応募 応募したい会社・事業所が決まっている人
ビジネスSNSやTwitterなど エンジニアやベンチャー企業への転職を目指す人

マイペースに1人で活動したい人は転職サイト、応募職種がすでに決まっている人は直接応募の方が向いている可能性もあります。

5つの転職方法の特徴やメリット、デメリットを理解したうえで、自分に合う転職方法を選ぶようにしましょう。

3. 転職方法1:転職エージェントに相談する

1つ目に説明する転職方法が、転職エージェントへの相談です。

利用者が多い大手転職エージェントに、リクルートエージェントdodaなどがあります。

転職エージェントに相談するメリットとしては、専任コンサルタントがつき、企業の選び方から退職手続きまで、全面的なサポートを無料で受けられる点です。

社風や昇給制度、離職率など企業に質問しづらい内容も、コンサルタントに聞けば教えてもらえます。

当編集部に寄せられた口コミから、転職エージェントのサービス内容を確認してみましょう。

本格的な活動に入る前に、コンサルタントが転職理由や転職先のこれからを丁寧に説明してくれた点が良かったです。手厚い面接対策のおかげで、現職に就けたと思っています。内定後もすぐに入社日を調整してくれたので、スムーズに転職先に入社できてとても満足しています。
(26歳 男性 建設業界)

自己分析のやり方や今後のキャリアプランなども、コンサルタントに気軽に相談できるので、はじめての転職が不安な人におすすめの転職方法です。

ただし、コンサルタントとの連絡や面談をわずらわしく思う人は、転職エージェントは不向きかもしれません。

転職活動をどう進めたらいいのか、希望する業界の動向が知りたいなど、いろいろと相談にのってほしい人は、転職エージェントの利用を検討してみてください。

3-1. 面談を経て求人紹介を受ける

転職エージェントでは、コンサルタントとの面談を経て求人紹介が受けられます。

流れとしては転職エージェントに登録すると、専任のコンサルタントから電話やメールで面談の日程調整の連絡が入ります。

面談では、あなたの正直な転職理由や希望条件をコンサルタントに伝えましょう。コンサルタントは、希望条件にマッチする求人を複数紹介してくれます。

多くの転職エージェントが、電話やZoomなどのオンライン面談を採用しています。在職中で多忙な転職者でも時間を調整してくれるので、転職エージェントのオフィスを直接訪問する必要はありません。

初回の面談だけでなく、転職活動で不安に思うことがあれば連絡すると、随時相談に乗ってもらえます。困ったときはいつでも質問してみてください。

3-2. 応募や書類選考・面接の調整は代行してくれる

応募や書類選考、面接の日程調整など企業との連絡は、すべて転職エージェントが代行してくれます。

営業時間内に電話で連絡してくる企業もあるため、残業が多い人だとお昼休憩ぐらいしか連絡する時間がとれない場合もあります。

休憩時間に企業へ連絡しなければならず、周りの人に気づかれないよう苦労している人もいるようです。

転職エージェントを利用すれば、これらのやり取りを自分で行う必要がありませんし、企業に提出する応募職類もコンサルタントが教えてくれます。

求職者の希望を聞きながら、コンサルタントが企業との連絡を代行してくれるので、在職中の人は積極的に転職エージェントを活用してみてください。

3-3. 履歴書・職務経歴書の添削と面接対策

履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も、転職エージェントのサービスに含まれています。

コンサルタントは、悩んでいる求職者の転職支援を行ってきたプロです。

書類の書き方や面接などの選考対策では、客観的な目で改善点をアドバイスしてくれます。

そのほかにも面接に通過できなかった場合、「企業の社風に合う人材が他にいた」などの具体的な理由を教えてくれます。

ただし、転職エージェントにより得意な業界が異なり、コンサルタントの経歴や経験もさまざまです。同じ求職者に対するアドバイスが、コンサルタントにより違うことも珍しくありません。

だからこそ転職エージェントを使って転職活動をする際は、1社に絞らず複数の転職エージェントに登録しましょう。

各転職エージェントのコンサルタントから紹介される求人情報やアドバイスの内容を聞き比べたうえで、一番納得できる意見を参考にしてください。

3-4. 内定後に年収などの条件交渉をしてもらう

内定後の年収などの条件交渉も、転職エージェントが代行してくれます。

日本では、お金の話をあからさまに出してはいけない風潮があるせいか、希望年収を伝えづらいという人が多いようです。

しかし、転職エージェントを利用すれば、コンサルタントが求職者の代わりに企業と年収交渉をしてくれるので、年収アップの転職が実現しやすいといえます。

内定後に提示された年収が希望額より低いときも、コンサルタントが希望額に近い年収になるよう交渉してくれます。

コンサルタントが企業にスムーズに交渉してくれるよう、事前に希望年収や待遇、入社希望日をしっかり伝えておくといいでしょう。

3-5. 転職サイトとの併用がおすすめ

転職エージェントと転職サイトとの併用をおすすめします。

メインの利用は、無料でサポートがつく転職エージェントが良いですが、多くの求人を効率良く比較するなら転職サイトを併用するといいでしょう。

転職サイトとの併用をすすめる理由は、転職サイトには独自の求人があり、掲載される求人数も多いからです。

そのうえ、併用することで求人の選択肢も広がり、希望条件を比較できます。

転職サイトで良い条件の求人を見つけたときは、求人情報にない企業の内情を転職エージェントのコンサルタントに質問しても構いません。

条件の良い転職先を探すためにも、転職エージェントと転職サイトの併用は不可欠といえます。

4. 転職方法2:転職サイトから自分で応募する

2つ目に説明する転職方法が、転職サイトから自分で応募するやり方です。

転職サイトとは、求人情報が掲載された無料の会員制ポータルサイトです。

全国の求人情報を掲載したリクナビNEXTのような総合型の転職サイトから、職種や性別などに特化したものまでさまざまな種類があります。

面接のマナーや書類の書き方などの転職に役立つコラムも充実しています。

転職サイトのメリットは、コンサルタントがつかないので自分のペースで転職活動が進められることです。

当編集部に寄せられた口コミからも、転職サイトを使うメリットがわかります。

簡単に求人に応募できるので、すぐに面接に進めました。同時に複数の企業に応募したり、気になる求人情報を保存したりする機能があるので、効率よく転職活動ができて良かったです。個人的に特に悪い点はなかったと思います。(33歳 女性 事務)

しかし、サポートがつかないので、書類の作成から応募、面接の日程調整、年収交渉をすべて1人で対応しなければならないデメリットもあります。

転職サイトは「良い会社が見つかったら転職したい」と、ゆっくりマイペースに転職したい人におすすめの転職方法といえます。

4-1. 希望条件を設定して求人情報を検索する

転職サイトでは、希望条件を設定して求人情報を検索できます。

多くの転職サイトで、勤務地や職種、働き方を細かく設定できる機能があり、一度設定した条件の保存も可能です。

かなり細かく希望条件を設定できるので、マイペースに活動しながらも、効率良く自分の条件に合う会社を探せます。

転職サイトには利用期限がないので、今どんな求人があるのか調べたい人も気軽に利用できるのも特徴です。

ただ、転職サイトにより、指定できる検索条件や求人情報の中身が違うので、注意しなければなりません。

たくさんある求人情報から、条件の合う会社を見つけるためには、自分が探したい項目で検索できる転職サイトを使うといいでしょう。

4-2. 応募書類はフォーマットを使って作成しよう

応募書類は、フォーマットを使って作成しましょう。

転職サイトから応募すると、登録したWeb履歴書と職務経歴書が企業に送信されます。しかし、それとは別に正式な履歴書と職務経歴書を提出しなければならないケースがほとんどです。

多くの転職サイトで、職種別の履歴書と職務経歴書のフォーマットを簡単に出力できる機能があります。

フォーマットの内容に従い、パソコンで入力するだけで、履歴書と職務経歴書を作れるので、時間を大幅に短縮できます。

ただし、転職エージェントとは異なり、書類の書き方は教えてもらえません。書き方がわからない人は、転職サイトの職種別の記入例を参考にしてみてください。

4-3. 企業やヘッドハンターからのスカウト機能を活用する

企業やヘッドハンターからのスカウト機能も活用しましょう。

ほとんどの転職サイトに、登録したWeb履歴書・職務経歴書を見た企業や、転職エージェントから応募のオファーが来るスカウト機能がついています。

ビズリーチのように、多数のヘッドハンターからの紹介が来るスカウト機能が充実した転職サイトもあります。

自社にマッチした人材を獲得するために、求職者からの直接応募と別に、気になる人材にスカウトを送る採用担当者もいます。

Web履歴書や職務経歴書の内容を充実させることが、スカウトを増やすコツといえます。

好条件の企業からスカウトが来る場合もあるので、登録情報の詳細な記入をおすすめします。

4-4. 書類選考、面接、内定後の条件交渉は自分で行う

企業への応募、書類選考、面接、内定後の年収交渉は、すべて自分で行わなければなりません。

ほとんどの転職サイトで、サイト内のメッセージ機能を使い、企業と面接の日時調整などのやり取りをします。

転職サイトには、面接で好印象を与える自己PRや志望動機の伝え方、角の立たない条件交渉のやり方など、転職に役立つコラムが豊富に掲載されています。企業との受け答えに困ったときは、これらのコラムを参考にしてみてください。

企業になるべく好印象を与えるためにも、メッセージが届いたらすぐに返信するよう心がけましょう。

4-5. 希望年収はいくらで条件交渉すればいい?

転職サイトの利用者から「内定後の希望年収はいくらで条件交渉すればいい?」と、疑問の声をよく耳にします。

企業とスムーズに交渉を進めるために、次のいずれかの条件を伝えるといいでしょう。

  • 現年収と同じ
  • 問わない
  • 内定を辞退しない最低金額

正当な理由もなく高い年収を伝えると、「まだ入社して結果を出していないのに」と、企業は人柄に不安を感じる場合があるからです。

前職で豊富な実績があり、それを裏付けできる高いスキルをもつ人材は、他の会社にとられたくないので、企業は相場より高い年収を提示します。

自分一人で交渉をする自信がない人は、年収交渉を代行してくれる転職エージェントを活用してみてください。

5. 転職方法3:近所のハローワークに足を運ぶ

3つ目に紹介する転職方法が、近所のハローワークに足を運ぶやり方です。

ハローワークとは、公共職業安定所の略称で、国が運営する地域密着型の総合的雇用サービス機関です。

国が運営する機関で、全国各地に拠点があるため、職歴や年齢、性別に関係なく誰でも気軽に相談できるメリットがあります。

ハローワークでは担当職員から、自分のやりたい仕事や条件に合う仕事の斡旋など手厚いサポートが受けられます。相談までの待ち時間が長いですが、親身に相談に乗ってくれたおかげでいい仕事が見つかりました。
(32歳 女性 英語講師)

地域の求人情報の紹介や職業訓練、企業説明会などのさまざま就業支援サービスを、無料で受けられます。

ハローワークには、失業給付金の受給手続きをする窓口もあります。次の転職先を決めずに退職した人は、ハローワークで失業給付金の受給手続きを行いましょう。

また、無料で就業サポートが受けられるものの、ハローワークの職員が全員企業の内情に詳しいわけではありません。

地元で転職したい人、異業種転職をするために職業訓練を受けたい人などにおすすめの転職方法といえます。

5-1. 登録するには直接窓口を訪問する必要がある

求人紹介を受けるには、直接窓口を訪問し、求職申込み手続きの登録が必要です。

登録方法は、2種類あります。

1つは、最寄りのハローワークに行き手続きをする方法です。

  1. ハローワークのパソコンで求職情報を入力、もしくは求職申込書に記入
  2. 相談窓口で求職申込み手続きを実施
  3. ハローワーク受付票をもらい、登録終了

もう1つは、インターネットで事前に仮登録する方法です。

  1. パソコンからハローワークインターネットサービスを開き、求職情報を入力(仮登録)
  2. 1から14日以内にハローワークを訪問

その後、相談窓口で求職申込み手続きを行い、職員が内容を確認し、問題がなければハローワーク受付票を受け取り、手続き完了になります。

どちらの方法も窓口での登録が必要なので注意しましょう。

5-2. 求人探しや応募を職員にサポートしてもらう

ハローワークでは、求人探しや応募を職員にサポートしてもらえます。

職員のサポート内容は多岐にわたり、利用者は次のサービスを受けられます。

  • 履歴書や職務経歴書の添削
  • 企業を訪問する際のビジネスマナー
  • 模擬面接
  • 求職者が応募する企業の紹介状作成
  • 求職者に応募方法や面接日時、場所の案内

また、スキルアップや異業種転職を実現したい人を対象に、プログラミング、CAD、保育士など職種別の職業訓練も無料で受講できます。

年齢別、職種別の就職面接会・企業説明会も随時開催しています。

さまざまなサポートを無料で受けられるので、積極的に相談するといいでしょう。

5-3. 転職エージェントとはどう違う?

ハローワークと転職エージェントの違いは、運営機関と求人掲載の料金です。

ハローワークは、地域の雇用対策などを行う国の機関です。そのため、企業は求人掲載や採用活動が無料で行えます。

ただ、サービスが無料で提供されるため、ハローワークの全職員が企業の内情に詳しいとは限りません。

転職エージェントは、人材紹介会社が運営しています。転職エージェントの収益源は、企業が人材を獲得した際の成功報酬です。

高い成功報酬に見合う良い人材を採用するため、企業は転職エージェントと密接につながっています。

そのおかげで、求職者は詳細な企業情報や年収交渉など手厚いサポートを受けられるのです。

ハローワークを利用する人は、転職エージェントとの違いを理解しておくといいでしょう。

6. 転職方法4:企業公式ページなどから直接応募する

4つ目に説明する転職方法が、企業の公式ページから直接応募するやり方です。

転職エージェントや転職サイトなどで求人を募集する企業は、自社の採用ページにも求人情報を掲載しています。

サービスへの登録や求人を探す手間が省けるので、応募したい企業が決まっている人におすすめの転職方法です。

募集職種で働く社員のインタビューを掲載する企業もあるので、転職後の働く姿がイメージしやすいメリットもあります。

知人がいる会社に応募したので、面接などの日程調整も融通がききました。気軽に質問しやすい雰囲気で、回答もメールで詳しく説明してくれました。特に悪い印象はなかったのですが、他社も比較したうえで転職先を決めればよかったです。(27歳 女性 英語学校(ESL)のマネージャー)

ただし、応募書類の準備、面接の日程調整、面接対策などのサポートがないので、すべて1人で対応しなければなりません。

求人情報に掲載する入社後の給与は「応相談」とする企業もあり、応募前に想定年収がわからないケースも少なくありません。

また応募したい企業により、採用ルートが公式サイトからの直接応募が基本となっている場合もあります。

受けたい企業の絞り込みがある程度できている人は、公式サイトから応募方法を確認しておきましょう。

7. 転職方法5:ビジネスSNSで企業や社員とつながる

最後に解説するのは、ビジネスSNSで企業や社員とつながる転職方法です。

ビジネスSNSのメリットは、応募企業の社員から社風やふだんの働き方など、一般的な求人票にない情報を質問できるところです。

しかし、情報収集や内定獲得には、自分から積極的に企業に連絡する必要があるので、転職初心者にはおすすめできません。

Wantedlyを例に、ビジネスSNSを使った転職活動の流れをまとめてみました。

  1. 職歴・スキル、ポートフォリオなどのプロフィールを登録
  2. 求人の検索
  3. 気になる求人の「話を聞きに行きたい」ボタンを押してエントリー
  4. 企業から連絡
  5. 企業訪問や面談
  6. 選考に進む場合は正式な書類選考・面接
  7. 内定

正式な選考に入る前に面談や会社訪問が可能なため、詳しい話を聞いたうえで、自分の意思で選考に進むのかどうかを選べます。

ただ、企業が興味をもつスキルがないと、返事が来ない可能性もあるので、注意しましょう。

なおビジネスSNSは、エンジニアやデザイナーなどを募集するIT系ベンチャー企業が積極的に使う採用方法です。

IT系ベンチャー企業を目指し、転職が2回目以降の人にぴったりの転職方法といえます。

8. 【共通】会社から退職するときの注意点

転職活動を行うならば在職中の方が良かったり、会社を退職することを上司に伝えるのにベストタイミングがあります。

ここでは、退職届・退職願を提出する流れなど、退職時にすべきことを紹介します。

8-1. 在職中に転職活動をした方が余裕ができる

在職中に転職活動をした方が、余裕があるので良いといえます。

在職中の転職活動をおすすめする理由は、お金の不安がないので、内定獲得に時間がかかってもあせる心配がないからです。

冷静に物事を判断できるので、さまざまな会社の選考を受けるうちに、今いる会社の良い部分に改めて気づく人もいるかもしれません。

また離職してからの転職活動は、一時的に収入が途絶えるので、条件が合わない会社にあせって転職して後悔する可能性もあります。

ただ、仕事のストレスで体調を崩している人は、転職先が決まる前に退職を考えた方が良いかもしれません。

在職中と離職後のどちらかで迷っている人は、在職中の転職活動をおすすめします。

8-2. 会社に退職を伝えるのは1~2ヶ月前を目安にする

会社に退職を伝える目安としては、退職希望日の1~2ヶ月前です。

現在抱えている仕事の引き継ぎや、後任者を決めるのにだいたい1~2ヶ月は必要だからです。

民法では、正社員は退職予定日の14日までに退職を申し出れば、会社の許可がなくても、退職可能としています。

しかし、一般的には、就業規則や雇用契約書に従い、直属の上司と相談したうえで退職日を決めます。

退職の申し出は、直属の上司に行います。いくら苦手な上司でも、上司よりさらに上の役職者に相談するには、マナー違反なので気をつけてください。

スムーズに次の職場に移るためにも、退職前に就業規則や雇用契約書を確認しておきましょう。

8-3. 退職届・退職願を提出する

直属の上司に退職を申し出たら、退職届・退職願を提出します。

出し方としては、退職願、退職届の順番で提出します。

退職願とは、「会社に退職を願い出る」書類です。退職願を提出するだけでは、会社から退職を認められないので、この段階では退職を取り消せるのが特徴です。

なかには口頭だけの連絡で、書類の提出を省略する会社もあります。

しかし、退職届は、「自分は会社を退職する」と会社に意思表明するための正式書類となります。そのため、退職届を提出後に退職を取り消せません。

退職願や退職届を出しても、上司から引きとめられて困っている人は、転職エージェントに上手な退職交渉の方法を相談してみてください。

8-4. 引き継ぎや取引先へのあいさつを済ませる

退職届が受理されたら、仕事の引き継ぎや取引先に退職の挨拶をすませます。

引き継ぎなしで退職すると、後任者の迷惑となるので、マニュアルを作成し、口頭でも自分の業務を説明しておきましょう。

取引先からすれば、自分の退職で担当者が変わります。何の挨拶もなしに担当者が変わると、取引先に悪印象を与え、今後の取引に大きな影響を及ぼす恐れがあります。

同業他社に転職する場合は、前職の上司や同僚、取引先と再び一緒に仕事をする可能性も十分に考えられます。

周りに不快な思いをさせないためにも、退職前の引き継ぎと挨拶は忘れないでください。

9. 本当に幸せになれる転職とは?成功に近づくポイント

本当に自分が幸せになれる転職を実現するには、どうしたらいいのでしょうか?

それには、転職方法を問わずに、転職に成功することが大切といえます。

成功に近づくポイントとしては以下の4つがあげられるので詳しく紹介します。

【成功に近づくポイント4つ】

  • 就職活動との違いは「転職理由」を聞かれること
  • 自己分析による転職目的・条件の明確化にする
  • キャリアプラン、ライフプランを立てる
  • 複数の会社に応募して内定時期をそろえる

9-1. 就職活動との違いは「転職理由」を聞かれること

就職活動と違い転職活動では、面接で「転職理由」を質問されます。

面接官が転職理由を質問する理由は、過去から現在までの一貫性を知りたいからです。

何か魅力を感じて今の会社を入社したはずです。それにもかかわらず、転職を選んでいるため、転職理由を伝えただけでは、面接官は納得できません。

会社名にひかれて入社したけれど、実務経験を経て価値観が変わり、今は営業のスキルを伸ばしたい」など、一貫性のある転職理由を考えましょう。

多くの企業が、中途採用の求職者に時系列に沿って、下記の質問をします。

  • 前職の入社理由
  • 過去の職歴
  • 転職理由
  • 志望動機

時折、転職理由を質問されたときに、志望動機も同時に答える人がいますが、面接では質問されたことを端的に説明するようにしてください。

9-2. 自己分析で転職の目的や条件を整理しよう

満足のいく転職を実現するなら、自己分析で転職目的や条件を整理しましょう。

自己分析をすると転職目的や適性、重視する条件が明確になり、会社選びの軸ができるので、転職に成功する可能性が高くなります。

STARフレームを使うと、自分の強みや適性が明確にわかります。

  • Situation(状況):きっかけや状況、期間
  • Task(役割):自分の役割や課題
  • Action(行動):課題解決の具体的な行動
  • Result(成果):成果や学んだこと

STARフレームで洗い出した強みから、持ち運び可能なスキル(ポータブルスキル)を選び、職務経歴書の自己PRに記入します。

STARフレームは、面接で質問に対して、説得力のある回答をする効果もあります。

自分の適性や強みなどを探すときに、STARフレームやポータブルスキルを活用してみてください。

9-3. キャリアプラン・ライフプランを立てる

理想の転職を実現するには、キャリアプランやライフプランを立てることも大切です。

業界や企業で、社員の働き方や生活スタイルが大きく異なるからです。

「3年後の姿は?」など、将来のキャリアプランを面接で質問する会社も少なくありません。

応募前に将来どんな働き方をしたいか、キャリアプランを考えておくといいでしょう。

また、20~30代の女性は、結婚や出産を機に生活が大きく変わる可能性があります。自分が理想に思う働き方や生活ができない会社だと、短期間で退職することになるかもしれません。

縁があって転職した会社で長く働き続けるためにも、転職前にキャリアプランとライフプランを考えることをおすすめします。

9-4. 複数の会社に応募して内定時期をそろえる

条件の良い転職先を見つけるには、複数の会社に応募して内定時期をそろえることも重要です。

同業同種でも、会社ごとに昇給制度や福利厚生などの待遇が違うからです。

同時に複数の会社に応募すると、内定時期がそろいやすいので、各社の待遇を比較したうえで、一番条件の良い会社に転職できます。

1社ずつの応募では内定時期がそろわないので、比較ができません。

転職エージェントに「内定時期をそろえたい」と相談すれば、コンサルタントが同時期に内定が出るように面接日時を調整してくれます。

転職に成功する可能性を上げるためにも、転職エージェントを活用して、複数の会社の待遇を比較できる状態にしましょう。

10. 転職初心者におすすめしたい転職エージェント一覧

転職がはじめてでやり方がわからない人に向け、おすすめの転職エージェントを紹介します。登録して、転職活動の始め方から相談してみましょう。

転職エージェント名 求人数 特徴
リクルートエージェント 10万7812件 業界最大級の求人数
doda 7万5452件 担当者による手厚いサポート
パソナキャリア 3万258件 年収アップに力を入れている
type転職エージェント 9037件 サポート担当と企業担当の連携が活発

※求人数は2021年3月5日時点

11. この記事のまとめ

転職初心者に向けて、転職方法や退職するときの注意点、満足度の高い転職をするポイントなどを紹介しました。

転職方法は大きく分けて5種類あります。

  • 転職エージェント
  • 転職サイト
  • ハローワーク
  • 企業の公式サイトからの直接応募
  • ビジネスSNS

一番おすすめするのが、転職エージェントをメインにして、転職サイトを併用する方法です。自分の性格や条件に合う転職方法を選び、満足のいく転職先を探してみてください。

★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧

最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。

転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。

転職がはじめての人

マイナビエージェント
マイナビエージェント
  • 転職のサポート期間が無期限!
  • 20代・第二新卒の転職に強い
  • マイナビ独占求人も多数あり
  • 書類応募、面接日程の調整や条件交渉もマイナビエージェントが代行

公式サイトはこちら

常時1万件以上の豊富な求人数

リクナビNEXT
  • 新着・更新求人が毎週1000件以上
  • レジュメ登録するとスカウトが届く
  • 独自のグッドポイント診断で自己分析ができる
  • まずは求人情報を見たい人におすすめ
  • 転職者の8割が登録
    (マクロミル調査2016年1月)

公式サイトはこちら

全年代を得意

リクルートエージェント
  • 転職支援実績No.1!
    (2019年度実績 厚生労働省調査)
  • 業界大手なので企業とのパイプが太い
  • 非公開求人数も含めて約20万件
    (2020年8月時点)
  • 満足度97%の面接力向上セミナー(2018年リクルートエージェントセミナー満足度調査)

公式サイトはこちら

顧客満足度を重視

doda
DODA
  • 転職者満足度No.1
    (電通バズリサーチ調査)
  • 日本最大級の求人数
  • 大手・外資・ベンチャーなど求人の種類が豊富
  • 人事担当者、現場の責任者との強い関係性

公式サイトはこちら

フリーターから正社員へ

ハタラクティブ
ハタラクティブ
  • 20代・第二新卒など若年層に特化
  • 離職中・職歴なしでもOK
  • 就活アドバイザーがマンツーマンで対応
  • 豊富なサービスはすべて無料!
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