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「仕事辞めたい」と思う理由TOP5|タイミングの見極め方や辞め方を伝授
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「仕事が辛くて、もう辞めたい。でも、これってただの甘えなのかな?」
「辞めた後に次の仕事を見つけられるか心配...」
仕事を辞めたいけれど、不安がいっぱいでどうしたらいいかわからない人は多いでしょう。
誰かに相談したいのに、できない人もいるかもしれません。この記事では仕事を辞めた人の体験談や、失敗のない転職活動のヒントを紹介します。
理想の仕事に出会うための道筋が見えてくるはずです。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1.仕事を辞めたいと思う理由TOP5【体験談あり】
「みんな頑張っているのに、これぐらいで仕事を辞めたいなんてわがままかな…」 「自分はまだ努力が足りない…もっとがんばらなきゃ」
責任感が強く、仕事に一生懸命取り組んでいる人ほど、仕事を辞めたい自分自身を責めてしまうものです。
しかし一人ひとりの性格が異なるように、仕事や職場環境との相性はさまざまです。
自分の周囲だけを見て判断するのではなく、視野を広げて考えることが大切です。
仕事を辞めたい人は、どのような悩みを抱えているのか、アンケートに寄せられた体験談を見ていきましょう
※各項目をクリックすると口コミ・体験談に移動します。
▼仕事を辞めたい理由ランキングTOP5
順位 | 理由 |
---|---|
1位 | 「人間関係が最悪」「いじめがあった」 |
2位 | 「労働環境・職場環境が悪い」 |
3位 | 「残業時間・拘束時間が長い」「休日出勤が多い」 |
4位 | 「上司のパワハラ」 |
5位 | 「仕事内容・業務内容が合わなかった」 |
その他 | その他「ノルマが厳しかった」 |
(2019年3月、ミライトーチMedia編集部調べ)
1位「人間関係が最悪」「いじめがあった」
アンケートでは最も多くの人が、仕事を辞めたい・辞めた理由に「人間関係」を挙げました。
どんな仕事も、自分一人だけの力ではできません。人間関係が悪い、さらにはいじめがあるような職場だと、仕事どころか出社自体が苦痛になってしまいます。
女性メインの職場で、人間関係の良いときと悪いときの差が激しく、毎日神経を使い疲れ果てていました。人間関係が円滑でないとやる気が出ないし、仕事の効率も悪くなると思いました。
-35歳女性:金融、営業
わがままで自分勝手、感情を抑えられない同僚が多く、自分を完全に棚に上げて大きな声で他人への批判や悪口を言い始めます。そんな毎日が続くと気が滅入り、本当に仕事を辞めたくなります。
-34歳男性:医療、病院職員
陰湿ないじめが多く、社歴が長い人の気に入らないことをすると、仕事上知るべき内容を教えてもらえなかったり、きつい仕事ばかり振られたりしました。上司に相談しても取り合ってもらえませんでした。
-43歳女性:クレジットカード業界、受注・発送業務
2位「労働環境・職場環境が悪い」
会社の組織体制や労働環境が整っていない状況に不満を持ち、「このままの状態で働き続けられるのか」「長期的なキャリアを考えると、今のままじゃいけないのでは?」と悩む人が多いようです。
神経を使う作業に加え、少人数で回すにはつらい業務日程・設備など、長期で働くには厳しい職場環境でした。重労働もあって足を痛めてしまい、精神的にも肉体的にも限界に達したので辞めることにしました。
-20歳男性:食品、工場作業員
社内の評価制度があいまいで、どんなに成果を出そうがほとんど評価されない職場でした。しかも担当によっては業務は少ないのに高給取りの人がいるなど、会社組織の体を一切成していないと思いました。
-30歳男性:医療機器卸売、提案・販売
経費削減で人員を半減させられました。休日出勤をしても仕事が追い付かず、質が落ちたと客先からクレームが入るように。上司に相談しても真剣に取り合ってもらえず、もう辞めたいと感じました。
-40歳男性:食品、営業
3位「残業時間・拘束時間が長い」「休日出勤が多い」
仕事自体にはやりがいを感じていても、適正な勤務時間やワークライフバランスが保たれていないと心身共に疲れがたまってしまいますよね。
「残業は当たり前、美徳である」という雰囲気。サービス残業なのに勤務時間内に業務を終えようと努力をする人は少なく、やる気がなくなる一方です。業務内容に不満はありませんが、退職を検討しています。
-26歳女性:医療、病院職員
出勤は朝早く、夜は終電を逃してしまうぐらい遅くまで残業していました。会社側はあくまで「時間内に仕事が終わらないのは自分の責任」という考えで、ほとんどがサービス残業だったので辞めました。
-40歳男性:広告、制作
医療業界ということもあり、急な仕事がよく舞い込みます。休日出勤はもちろん、呼び出される日も多々ありました。せっかく家族と過ごせる休日なのにしっかり休めない状態。社員全員が疲れ果てていました。
-27歳男性:医療機器製造、販売
4位「上司のパワハラ」
上司には部下を応援しよう、理解しようとする姿勢でいてほしいものですよね。
日々接する上司から理不尽なパワーハラスメント、いわゆるパワハラを受けたら、仕事を辞めたいと悩んでしまうのも無理はありません。
気分屋の上司で、ミスをするとお客様にも聞こえるぐらい大きな声で「辞めちまえ」などと怒鳴っていました。そのくせ嫌いな仕事だけ避ける姿を見て、もうこの人とは一緒に仕事をしたくないと思いました。
-20代女性:飲食、接客・調理
新人のころから上司に放置され、一人で考えて行動するしかない状況でした。すると上司がある日突然、ほかの同僚もいる中で、私の態度が悪いと大声で罵り始めたのです。会社に相談しましたが、あなたが悪いと逆に責められました。
-33歳女性:保険業界、営業
自分のミスなのに責任を部下に押し付けたり、私からの相談を何度も無視したり、わからないことがあるとみんなの前でバカにしたりするような上司でした。つらいのを我慢していましたが、辞めたくなりました。
-36歳女性:不動産業界、経理事務
5位「仕事内容・業務内容が合わなかった」
どんなに努力したとしても人には合う仕事、合わない仕事があるものです。我慢して続けてもやりがいや達成感は得られず、ストレスがたまるだけでしょう。
結果として心身共に限界を超え、仕事を辞めたくなってしまうケースが多いです。
訪問介護の仕事は、心も体もタフにならないと毎日もちません。利用者と家族、職員の間で板挟みになり、職場でも本音を言いにくかったです。結局みんな精神的にやられて辞めていく。私もその一人です。
-46歳女性:訪問介護、労務管理・営業
商品を買いに訪れるお客様は言葉遣いの荒い方が多く、いつも怒られているような気持ちになりながら対応していました。仕事自体も月末以外ほとんど暇で、やりがいも感じられずに辞めてしまいました。
-32歳女性:建築資材販売、事務
部署異動の多い職場で、異動のたびに新しい仕事を覚えなければいけないのが大変でした。お金を徴収する仕事だったので対応にもすごく気を遣い、神経をすり減らしていました。夫の転勤を機に迷わず辞めました。
-33歳女性:地方公務員、事務
その他 「ノルマが厳しかった」
ほかには「ノルマの厳しさ」が辞めたい理由に挙がりました。どうがんばっても達成できないほどのノルマを課せられれば、誰でも精神的に参ってしまいます。
保険などを勧める仕事で、とにかくノルマが厳しかったです。達成しないと家に帰してもらえませんでした。「できません」は絶対に許されないため、自分の身内などにお願いをしてノルマを達成していました。
-30歳女性:金融、保険営業
営業成績に対する社内圧力がすさまじく、精神的に追い詰められています。顧客のためにも強引な販売はしたくありませんが、会社は何としても売れと言います。給料日を唯一の楽しみに、何とか働いている状態です。
-31歳男性:不動産業界、販売
2.20~50代別!仕事を辞めるタイミング・リスクの回避方法とは?
いざ仕事を辞めようと思っても、お金や家族、これからのキャリアを考えるとなかなか一歩踏み出せない人は多いものです。
仕事を辞めるリスクは年齢によってさまざまです。何も知らない状態で衝動的に辞めて後悔するのではなく、しっかりと傾向を把握してから行動しましょう。
ここでは、仕事を辞める際のリスクと回避方法、辞めるのに適切なタイミングを年代別に紹介します。
※各項目をクリックすると詳しい説明に移動します。
▼年代別:リスクと回避方法、辞めるタイミング
20代で仕事を辞めるリスク|前半と後半で異なる?
社会人になって間もない20代前半と、仕事の基礎を習得して知識やスキルを身に付けた20代後半。仕事を辞める際の注意点は異なります。
年代 | リスク | タイミング |
---|---|---|
20代 前半 |
忍耐力がないと思われる可能性あり | いつ辞めても転職先を探しやすい |
20代 後半 |
給与や待遇が下がる可能性あり | 未経験職種への転職なら早めの行動を |
それぞれ詳しく紹介します。
【20代前半・第二新卒】
第二新卒とは、新卒入社して3年程度で会社を辞め、再び就職活動をする人のことです。主に20代前半に当たります。
近年は多くの企業が、第二新卒を積極採用し始めています。若手なのでスキルや知識に大きな違いがなく、採用する側としても、これから育てていこうという気持ちが強いのです。
そのためあなたが第二新卒なら、転職するタイミングにはそれほどこだわらなくてよいでしょう。
しかし、退職理由の伝え方によっては採用担当者に「こんなに短期間で辞めるなんて忍耐力がなさそうだ」「気に入らなければまたすぐ辞めてしまうのでは」と疑われるリスクがあります。
面接時には「今の仕事が嫌になった」ではなく、「今の職場ではできない仕事に挑戦したい」など、前向きにアピールできれば好印象を与えられるでしょう。
【20代後半】
20代後半となると、すでに後輩の指導経験や他社でも応用できるスキル、知識を持っている人がいます。
そのような人は企業に積極的にアピールしましょう。
20代前半とアピールポイントがあまり変わらない場合は、転職後の給与や待遇が今よりも下がる可能性があります。
しかし特別なスキルや知識がないと思っている人でも、20代前半と比べれば成長している部分が必ずあるはずです。
キャリアの棚卸しをしっかりして、企業にアピールできるように準備しましょう。
20代後半は未経験職種へのチャレンジをしやすい年代でもあります。キャリアチェンジを考えているなら、なるべく早く動き始める方がよいでしょう。
30代で仕事を辞めるリスク|人生の分岐点
30代は即戦力として期待されることが多く、転職でキャリアアップするチャンスが十分あります。
一方で、結婚などで私生活が大きく変化する年代でもあり、20代のころよりも転職のタイミングは慎重に考えたほうが良いでしょう。
年代 | リスク | 辞めるタイミング |
---|---|---|
30代 | 新しい環境へ適応できない可能性あり | 結婚・介護・住宅ローンや子どもの教育費など将来を見据えて決めましょう |
30代は人生の分岐点です。健康面をはじめ結婚や出産、親の介護など、人によってさまざまな生活の変化に直面します。
20代のころは自分がやりたい仕事を中心に選んできた人も、30代になると事情が大きく変わるのです。
そのため転職活動をする際は、今後のライフプランや私生活の事情もしっかり考える必要があります。
たとえば家庭を持ち子どもがいる人は、住宅ローンや教育費にかかる費用が増えていきます。
収入アップや安定した企業への入社を望めるなら、転職してもよいタイミングといえるでしょう。
これから結婚して子どもを持ちたいと考えている人は、時短勤務や在宅勤務の可否など、子育てに理解のある転職先を見つけられるかが判断基準になります。
30代が転職するリスク
30代が転職する際のリスクとしては、新しい環境になかなかなじめない可能性が挙げられます。
同じ職場で長年働いた人は、それまでのやり方に固執しがちな傾向にあるからです。
そのため、自分に合う職場かどうか、社風も含めて企業研究をしておくことが大切です。
また、若い方が新しい環境に適応しやすいと考える企業も多いので、早めの転職活動をおすすめします。
近年は企業の人手不足などを理由に、転職市場が活発になっています。そのため、30代以降は年齢を重ねるほど転職活動のハードルが高くなりますが、しっかり考えて行動すれば成功の可能性は十分にあるでしょう。
40~50代で仕事を辞めるリスク|給与ダウンを覚悟
責任ある立場で働くことが多い40代。そして役員など経営幹部レベルの人を除けば、これまでより転職が難しくなる50代。
マネジメント経験が豊富で安定したスキルがありますが、仕事を辞めるリスクも大きく、準備や工夫が必要になる世代です。
年代 | リスク | 辞めるタイミング |
---|---|---|
40代 50代 |
給与が下がる可能性が高い | 次の職場が決まってから退職した方が安心です |
ここ数年で早期退職の希望者を募る企業が増えていることもあり、再就職を目指すミドル世代の転職市場は盛り上がりつつあります。
とはいえ、40~50代は転職が難しいとされる年代です。「辞めてもすぐ希望の仕事に就ける」と期待せずに、必ず次の職場が決まってから退職しましょう。
失業保険をもらいながら転職活動をする選択肢もありますが、自己都合退職の場合、受給までに期間が空く場合があります。
余裕のない生活は焦りや不安を生み、不本意な転職につながりかねません。
貯金があるからしばらく働かなくて大丈夫という考えも危険です。離職期間が長いとますます採用されにくくなる傾向があるので注意してください。
中には仕事ぶりや人格を知っている知人、取引先などからの紹介を通じ、新しい仕事に就く人も多いようです。求人情報に頼るだけでなく、人脈を生かした仕事探しも同時に行えば、可能性は広がります。
40~50代が転職するリスク
40~50代は年収ダウンや、待遇悪化のリスクが大きいです。
転職経験が一度もない人の場合、身に付けたスキルや経験はもしかしたらその会社内だけで通用するものかもしれません。
転職活動を始める前に、自分のスキルや経験の市場価値を正しく把握する必要があるでしょう。
また、正社員として転職できない可能性もあります。
いずれにせよ収入が変化すれば、住宅ローンや子どもの教育費、老後の資金などのマネープランに影響するでしょう。
家庭のある人は、家族の理解を得た上で転職活動を始めるのが基本です。
3.「ストレスで精神的につらい」限界を迎える前に退職すべき理由
仕事にストレスを感じ、精神的につらいと感じている人は、無理をせず今の仕事を辞めるという選択肢も検討してみましょう。
「みんな頑張っているから」「ここで仕事を辞めるなんて甘えだ」と前向きに努力する姿勢は大切です。
しかしそれらの言葉は、同時にあなた自身を追い詰めているかもしれません。
自分では大丈夫だと思っていても、ストレスは知らず知らずのうちにたまっているものです。
心身共に限界を超えて体調を崩してしまうと、休職や退職を余儀なくされ、復職が困難になる可能性もあります。
体調の問題で履歴書にブランクができた場合は、面接の際に理由を尋ねられることがあります。受け入れ態勢が整っていないことなどから「精神的な病気」と診断された人を採用しにくいと感じる企業もあるようです。
医師から「精神的な病気」と診断されて休職する前に、ストレスのもとになった仕事から離れる。それもひとつの手段なのです。
それはあなた自身だけでなく、職場のメンバーのためにもなります。
責任感が強い人ほど「ここで自分が仕事を辞めたら、周りに迷惑がかかる」と思ってしまうかもしれません。
しかし「仕事を辞める=目の前のつらさから逃げる」ことではありません。
ストレスで体調を崩し、突然休職や退職をしてしまったらどうなるでしょうか。十分に引き継ぎをされないまま仕事を任されるメンバーに負担を掛けてしまいます。
自分のキャリア、そして周囲の人を大切に思うからこそ、責任感を持って退職を決断すべきときもあるのです。
このような理由から、ストレスで限界を迎える前に無理をせず仕事を辞めることをおすすめします。あなたの決断がきっと次の行動にもつながるはずです。
関連記事:【もう無理】仕事でストレスが限界な時に必要な全知識と事前予防策
4.仕事を辞めたいとき誰に相談するのがベスト?相手別の相談方法
仕事を辞めるべきか続けるべきか、判断に迷っているときは誰に相談すればよいのでしょうか?
相談の仕方も、相手によって変える必要がありそうです。身近な人を例に紹介していきます。
家族に相談する場合
どんなときも無条件で味方になってくれるのが家族です。他人には打ち明けられない悩みでも、家族になら相談できる人は多いでしょう。
ただし親に相談するときは注意が必要です。
終身雇用が当たり前だった時代を生きてきた親世代は転職をネガティブに捉えがちです。その場合は難色を示されるかもしれません。
今の時代、転職は珍しくないという説明から始める必要があります。
恋人に相談する場合
家族と同じように、恋人になら本音で相談できる人も多いでしょう。ただし男性と女性では物事の捉え方に違いがある場合も。
たとえば女性が「つらい現状への共感」を求めるのに対して、男性は「具体的なアドバイスのみ」を求めるといった具合です。
共感が欲しい、もしくは具体的なアドバイスが欲しいなど、相手に求めているアクションをあらかじめ伝えてから相談するとスムーズです。
友人に相談する場合
信頼できる長い付き合いの友人なら、あなたの性格をよく理解し、親身に相談に乗ってくれるでしょう。ただし、ただし、話してスッキリはするものの解決方法までたどり着かないことがあります。
恋人と同様に、目的を伝えてから相談するようにしましょう。
上司に相談する場合
あなたを取り巻く職場環境をよく理解している上司。仕事を辞めるか辞めないかの相談に、現実的なアドバイスをくれるかもしれません。
ただしあなたが有能だったり、人手不足が深刻だったりする場合は、引き留められる可能性があります。
仕事を辞めたい気持ちが大きいなら、上司には転職を決断した後に伝える方が無難でしょう。
ここまで家族や恋人、友人、上司とさまざまな立場にいる人への相談方法を紹介してきましたが、共通するデメリットがあります。
どの相談相手も「自分の立場からしかアドバイスできないこと」です。それぞれがあなたを思って相談に応じてくれるはずですが、どうしても主観的な内容になってしまうのです。
そこでおすすめしたいのが、転職支援のプロである転職エージェントの活用です。
転職支援のプロがあなたを取り巻く環境を客観的に判断し、次のキャリアに向けた現実的なアドバイスをしてくれます。
5.仕事の辞め方|円満退職への手順
仕事を辞めると決めた後の手順を紹介します。順番や対応を間違えると、後味の良くない退職になってしまうので注意しましょう。ぜひ参考にしてみてください。
1.退職日を決める
民法上は退職日の2週間前までに会社に退職意思を伝えれば、退職できます。
ただし、会社が就業規則で1ヶ月前までなど別途決まりを設けている場合、円満退職をするために就業規則を優先するのが鉄則です。
2.直属の上司に退職意思を口頭で伝える
退職日や退職理由を伝えます。次の会社が決まっている場合は併せて伝えると引き留められず、手続きをスムーズに進められるでしょう。
聞かれなければ転職先の社名まで報告する必要はありません。迷惑をかけずに退職するためにも、繁忙期や人事異動直後を避けるのが無難です。
3.退職届を提出する
会社指定のフォーマットがある場合は、指示に従ってください。
指定のものがない場合は「退職理由」「退職日」「退職届けを提出した日付」「署名」「捺印」を記入し、上司に提出します。念のためコピーをとっておけば安心です。
4.退職日まで
残った有給休暇を消化したい場合、周囲に迷惑がかからないように相談しながらスケジュールを決めます。特に退職後も同僚が業務をスムーズに進められるよう、しっかりと引き継ぎをすることが大切です。
お世話になった社外の人たちには感謝の気持ちを伝え、後任者の紹介なども忘れずにしましょう。
また、退職に関わる書類の受け取りや必要な手続きは、総務部や人事部といった関係部署に確認しておきましょう。
5.退職日
デスクやロッカーをきれいに掃除し、IDやパソコン、携帯電話(スマホ)など会社から貸与されていたものは忘れずに返却します。
最後にもう一度、お世話になった人たちに、心を込めて感謝の気持ちを伝えましょう。
6.次の職場の探し方|希望の職場に出会うコツ
せっかく転職するのですから、次こそストレスの少ない職場で働きたいですよね。しかし、自分に合う仕事に就ける保証はありません。
ここでは自分の希望に合った仕事を見つけるコツとして、3つの方法を紹介します。
ハローワークの利用
国の職業紹介機関で、全国各地に設置されています。都市部だけでなく、地方の求人とも出会えるのが特徴です。
一方で、紹介される求人の質はあまり良くないという評判があります。
訪れるたびに担当者が変わるため、一貫した対応を受けたい方は注意が必要です。
転職サイトの利用
業界や職種、給与、勤務地などの条件で検索できるので、希望に合った求人を探せます。
応募先企業を自由に決められるので、転職先の選択肢が広がります。
就きたい仕事の条件が明確な人や、自分で求人を探したい人におすすめです。
しかし求人探しから企業とのやりとりまで、すべて1人で対応する必要があるため、在職中だと負担に感じるかもしれません。
転職エージェントの利用
登録者一人ひとりに担当のキャリアアドバイザー、または転職コンサルタントがついて希望に合った求人を厳選して紹介してくれるサービスです。
好条件の非公開求人を閲覧できるのがポイントで、自分でも気付かなかった新たなキャリアを提案してもらえる場合もあります。
ただし担当者との相性にアドバイスの質が左右されるうえ、あなたの経験や実績によっては求人の紹介が難しいことがあるのも事実です。
エージェント会社によって得意とする年代や業界が異なるため、自分に合った転職エージェントを選びましょう。
多くの転職エージェントは、登録者への無料のキャリアカウンセリングを実施しています。
「仕事を辞めたい」「自分の市場価値を知りたい」と感じている方は、まず相談してみてはいかがでしょうか。
※「転職エージェントって何かよくわからない」「転職エージェントのサポート内容を詳しく知りたい」というかたは、こちらの転職エージェントとは何か?どうやって選べばいいのか?についての記事をご覧ください。
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