- 🕒
- 更新
第二新卒と中途採用の違いは?転職に有利なのはどちらかを解説

※当サイトはマイナビ・リクルート等各社サービスのプロモーションを含み、アフィリエイトプログラムにより売上の一部が運営者に還元されることがあります。 なお、得た収益が記事中での製品・サービスの評価に影響を与えることはありません。
「第二新卒と中途採用、どっちの採用枠に応募すればいい?」
20代で転職を決める際、第二新卒か中途採用どちらの枠で転職すべきなのか気になりますよね。どの採用枠が有利になるかは、企業から求められることによって異なります。
「自分はどっちが良いの?」と悩む場合は転職エージェントなどのプロに相談してみましょう。
スキルや経験、今後のキャリアについてなど、全て踏まえて最適な選択肢を教えてくれます。
第二新卒か中途採用どちらで転職すべきか悩む人におすすめの転職サービスは以下の4社です。
サービス名 | タイプ | おすすめポイント |
---|---|---|
リクルートエージェント![]() |
転職エージェント | 経験・スキルに合った提出書類のブラッシュアップや面接対策のサポート |
doda![]() |
転職サイト&エージェント | 自分でも求人検索が可能なので、企業選びの選択肢を広げられる |
ビズリーチ![]() |
スカウト型サービス | 経験やスキルに合うスカウトが届くから現在の年収や経験などに不安があっても登録できる |
ハタラクティブ![]() |
第二新卒向け転職サービス | 未経験OKの求人は全体の約8割、利用者の8割が大企業に就職 |
この記事では、第二新卒と中途採用の違いを徹底的に解説するとともに、どの採用枠で転職すべきかを紹介します。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
第二新卒採用と中途採用って何が違うの?まずは定義を知っておこう
第二新卒採用とは、社会人約3年以内の人を対象とした採用枠と定義されています。
一方で中途採用(キャリア採用)は、社会人として一定期間実務経験を積み、その経験やスキルを活かした転職を目指す人を対象とした採用枠を指します。
第二新卒も社会人経験があり、「新卒採用」には該当しない以上、中途採用という大きなカテゴリに含まれています。
では、なぜ企業はあえて「第二新卒」という独特の採用枠を設けて採用をしているのでしょうか。
その理由について詳しくみていきましょう。
第二新卒採用と中途採用では企業からのみられ方が違う
20代での転職において、第二新卒での採用と中途採用の主な違いは、企業が求める項目に差があります。それぞれの違いは以下の通りです。
第二新卒 | 中途採用 | |
---|---|---|
企業の採用目的 | 自社のニーズにマッチした人材を育てるため。長期的な効果を求める。 | 即戦力として活躍してもらうため。短期的な成果を求める。 |
評価されるポイント | ポテンシャル、熱意、成長意欲、ビジネスマナー、人柄 | 経験、スキル、実績 |
応募可能な求人 | 第二新卒枠、場合によっては中途採用枠 | 中途採用枠すべて |
以下からは、それぞれ企業から求められる目的を詳しく解説します。
企業の採用目的が違う
企業が第二新卒を採用する最大の目的は、人材を育てることです。長期的に見て、自社で活躍してくれることを期待されて採用することが多いです。
若く柔軟な人材を育成前提で採用して入社後の成長に期待を持ち、企業文化への適応力や学習意欲を重視する傾向があります。
一方、中途採用では、即戦力となる人材を求めています。これまでの経験やスキルを活かし、早期に成果を上げる期待込みで採用します。
このようにスキル・経験を踏まえたうえで「長期的な視点で採用するか」「短期的な視点で採用するか」が大きく違うところです。
評価されるポイントが違う
第二新卒は、ポテンシャル(成長の可能性)、ビジネスマナー、コミュニケーション能力、成長意欲が評価されます。
また、前職での経験や学び、そして転職活動における熱意も評価対象です。
中途採用ではポテンシャルはもちろん、専門知識、スキル、実績が評価のポイントとなります。これまでのキャリアで培ってきた専門性を活かし、即戦力として活躍できるかが重要視されることが基本です。
中途採用においては、具体的な成果や実績を数値で示すことで選考を有利に進める鍵となります。
企業が第二新卒を採用するメリット
第二新卒枠で転職活動を進める場合、企業側にとって第二新卒採用を行うメリットは何なのかを理解しておきましょう。
企業側視点を理解しておくことで転職活動時に何をアピールすべきか、そのヒントを知ることができます。
自社のニーズにマッチした人材に育てられる
企業が第二新卒を採用するメリットは、前述でも解説した通り、自社の社風や事業内容、業務に合った人材育成が期待できることです。
社会人経験が浅い分、仕事への適応もスムーズで、実務を積めば中核社員へと育成しやすくなります。
さらに若くて柔軟な思考を持つ第二新卒は、新しいアイデアや発想を生み出し、企業の成長に貢献するかもという期待も込められています。
基本的なビジネスマナーがあり新卒より育成コストが低い
第二新卒は短期間でも社会人経験があるため、未経験であっても新卒に比べて基本的なビジネスマナーが身についています。
新卒に比べて育成にかかる時間やコストを削減できる点が、企業側にとって大きなメリットです。
育成コストをおさえつつ若手人材を確保できることから、企業は第二新卒枠で採用を行っています。
企業が中途採用を行うメリット
企業が中途採用を行うことには以下のようなメリットがあります。
- 即戦力人材を獲得できる
- 入社時期を調整すれば人材不足を補填できる
即戦力人材を獲得できる
中途採用の最大のメリットとして、豊富な経験や実績・スキルを持つ人材を採用できることです。
採用後すぐに活躍できる即戦力として、チームやプロジェクトを牽引し、事業目標の達成に貢献することが期待されます。
専門知識やスキルを持つ人材を採用することで、組織全体のレベルアップを図ることも可能です。
入社時期を調整すれば人材不足を補填できる
中途採用は新卒と違い、入社時期の調整が比較的容易なため、欠員が出た場合や事業拡大時など、必要なタイミングで迅速に人材不足問題を解消できます。
企業の人員動向やニーズに合わせて柔軟に採用活動を進めることができるため、事業の継続性や成長を維持する上で大きなメリットの一つです。
中途採用枠より第二新卒採用枠の方が有利になるケース
第二新卒枠の方が有利になるケースは、経験は浅いものの、高いポテンシャルと成長意欲をアピールできる場合などがあります。
【中途採用枠より第二新卒採用枠の方が有利になるケース】
- 企業文化への適応力や学習意欲を重視する企業の場合
- 特定のスキルや経験よりも、人物像やポテンシャルを重視する採用方針の企業の場合
特に、以下のような業界・職種では、第二新卒の採用が活発に行われており、第二新卒枠で応募することで有利になる可能性があります。
業界 | 第二新卒が求められる理由 |
---|---|
IT業界 |
|
営業職 |
|
事務職 |
|
上記の業界・職種以外にも、第二新卒を積極的に採用する企業は多いです。
そのため、企業の採用ページや求人情報などをよく確認し、企業が求める人物像を理解した上で、自分の強みを探すことで転職を有利に進めることができるでしょう。
第二新卒か中途採用どちらで転職した方が良い?
第二新卒枠と中途採用枠、どちらの枠で応募すべきか迷う方は少なくありません。理想を叶えるためには自分に合った採用枠を選ぶことが大事です。

新卒後の社会人経験が3年以内かつ自分のスキルや経験に自信がない人は第二新卒採用枠での転職がおすすめです。
社会人経験が少ないと感じていても、成長意欲や企業方針への適応力をアピールすることで、第二新卒枠での応募が有利になります。
一方、中途採用は職務経験を活かしたい方におすすめです。企業から見て中途採用は即戦力として活躍できる人材を求めています。
もし、これまでの職場で得たスキルや知識に自信があり、即戦力として活躍したいと考えているなら、中途採用の枠を選びましょう。
第二新卒・中途採用の転職におすすめの転職サービス
「第二新卒で転職」か「中途採用として転職」どちらが良いかわからないと悩む方に向けて、第二新卒・中途採用で転職する方におすすめの転職サービスを紹介します。
サービス名 | 特徴 | 公開求人数※ |
---|---|---|
リクルートエージェント | 経験・スキルに合った提出書類のブラッシュアップや面接対策のサポート | 581,988件 |
doda | 自分でも求人検索が可能なので、企業選びの選択肢を広げられる | 245,882件 |
ビズリーチ | 経験やスキルに合うスカウトが届くから現在の年収や経験などに不安があっても登録できる | 149,696件 |
ハタラクティブ | 未経験OKの求人は全体の約8割、利用者の8割が大企業に就職 | 2,321件 |
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
あわせて読みたい


リクルートエージェント

リクルートエージェントは、業界最大級の求人数を誇る転職エージェントです。
第二新卒歓迎や未経験OK求人に絞ったとしても、それぞれ4万件以上※の求人を保有しています。業界職種問わずたくさんの求人を見たい方は登録しておくべき転職エージェントです。
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
これまでの経験やスキルに加えて、専門性や将来性からみて相性の良い求人を紹介してくれます。
また、企業が求める条件に合わせて提出書類のブラッシュアップや面接対策のサポートをしてくれることも特徴です。
公開求人数※ | 581,988件 |
---|---|
第二新卒歓迎の公開求人数※ | 53,026件 |
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
あわせて読みたい

doda

dodaは自分で求人を探して応募しつつ、キャリアアドバイザーからのサポートも受けられる転職サービスです。
20代の転職エージェントの顧客満足度調査において3年連続No.1(※)に選ばれ、有名な転職サービスの中でも第二新卒含め、20代の転職支援を得意としていることがわかります。
※ 2022〜2024年度実績 doda公式サイト「第二新卒とは?年齢は何歳まで?」より
また、書類選考なしの「面接確約オファー」といったスカウトサービスもあるため、自分の市場価値を知りたい方はぜひ利用してみてください。
公開求人数※ | 245,882件 |
---|---|
第二新卒歓迎の公開求人数※ | 157,507件 |
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
あわせて読みたい

ビズリーチ

ビズリーチは職務経歴から自分に興味をもってくれた企業やヘッドハンターからスカウトが受け取れる「スカウト型転職サービス」です。
「スカウト」と聞くと、ハイクラスのイメージがありますが、社会人経験が短い20代でもスカウトを受け取っている実績があります。
やりたいことがある程度決まっていたり、スキルを活かして転職したい人におすすめです。
スカウトが届くことで「自分の市場価値」を知ることができるので、ぜひ登録してみてください。
公開求人数※ | 149,696件 |
---|---|
第二新卒歓迎の公開求人数※ | 19件 |
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
あわせて読みたい

ハタラクティブ

ハタラクティブは書類通過率96%以上※を誇る、20代専門の転職エージェントです。
※2025年2月時点「ハタラクティブ公式サイト」より
公開求人の8割以上※が未経験OKとなっているのが特徴で、未経験職種にチャレンジしたい第二新卒の方におすすめです。
第二新卒だと職務経歴書に書くことがなくて困るケースがありますが、ハタラクティブでは“書類選考なし”で面接に進める求人を紹介してもらえることがあります。
最短2週間の内定実績もあるので、転職先を早く決めたい場合にもおすすめです。
公開求人数※ | 2,321件 |
---|---|
第二新卒歓迎の公開求人数※ | 非公開 |
※ミライトーチ調べ(2025年5月時点)
あわせて読みたい

第二新卒の転職でよくある質問
ここからは、第二新卒と中途採用の転職でよくある質問を紹介します。
第二新卒は中途採用枠に応募できますか?
第二新卒も中途採用枠に応募することは可能です。
ただし、企業によっては「第二新卒に特定した採用枠」を設けており、求められる経験やスキルが中途採用とは異なる場合があります。
応募前に求人内容をよく確認しましょう。
第二新卒は新卒採用枠に応募できる?
新卒採用枠に応募できるケースはまれです。ほとんどの場合、応募できないと考えたほうが良いでしょう。
新卒採用枠は、卒業予定者や卒業後一定期間以内の人物を対象としているため、既に就職経験のある第二新卒は応募できないのが一般的です。
第二新卒として大手企業への転職は厳しい?
大手企業に転職したいと考える第二新卒の人は多いです。
「自分のスキルや経験では難しい?」と、不安が頭をよぎるかもしれませんが、企業の採用ニーズとマッチすれば採用されます。
確かに、中途採用者と比べると、第二新卒は経験やスキルの面で不利です。しかし、企業は必ずしも豊富な経験だけを求めているわけではありません。
ポテンシャルや成長意欲といった点を重視する大手企業も多く存在します。
だからこそやみくもに転職活動をするのではなく、事前に自己分析と企業研究をしっかり行いましょう。
自己分析 | 自分の強みや弱み、そしてどんな企業で活躍したいのかを明確にする |
---|---|
企業研究 | 企業の理念や事業内容、社風、求める人物像を理解する |
自己分析を徹底的に行い企業研究を入念に行うことで、転職成功確率を高めることができます。
あわせて読みたい

中途採用と第二新卒採用、面接のポイントに違いはありますか?
第二新卒採用では、実務経験よりもポテンシャルや成長意欲といった熱意が重視されるため、自分の学びの姿勢や柔軟性を強調しましょう。
一方中途採用では、即戦力として活躍できるかが問われるため、具体的な成果やスキルを実績として示すことが重要です。
ミライトーチMediaとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
第二新卒の求職者におすすめサイト・エージェント一覧
企業からの採用ニーズも高い第二新卒ですが、「次は、失敗したくない!」と思っている第二新卒の方も多いはずです。
失敗しない転職のためには、まずはサイト選びからです!
転職サイトや転職エージェントは、それぞれ扱っている求人が異なります。あなたにふさわしいサイトを選び、後悔のない転職をしましょう。
マイナビ エージェント |
転職が初めての人でも、ていねいに業界情報や面接対策を無料で教えてくれます。 |
リクルート エージェント |
全年代を得意としています。業界・職種に対する専門的な知識をもった実績豊富なキャリアアドバイザーのサポートを受けられます。 |
doda |
21~29歳で大卒の人がメインターゲット。年収診断やキャリアタイプ診断などの役立つコンテンツが豊富です。
|
DYM |
相談からの就職率が96%と高く、最短1週間で入社も可能なスピード感も魅力! |
JAIC |
取材をして求人を集めているから信頼性も高く、就職後の定着率は91.3%(JAIC調査(2018年2月~2019年1月))! |
ハタラクティブ |
未経験分野へのチャレンジやフリーターから正社員になりたいと考えている方におすすめです。
|
リクナビNEXT |
転職成功者の8割が使うサイト。(マクロミル調査(2013年2月))自分の条件に合った求人を探すならこのサイト。 |
