EARTH_japan

薬剤師が自衛隊に就職!?気になる仕事内容や年収・福利厚生を解説!

薬剤師でも自衛隊で働くことができるということを知っていましたか?意外と知っている人は少ないのですが、薬剤師も「薬剤官」として自衛隊員になれるのです。薬剤官は一般的な薬剤師と異なる部分が沢山あります。この記事では、薬剤官と一般的な薬剤師の違いや、薬剤官になる方法を紹介させていただきます。自衛隊で働く薬剤師について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1,薬剤師が自衛隊なれるの?気になる主な仕事内容について

自衛隊で薬剤師として働くためには、自衛隊員にならなければなりません。薬剤師の国家試験に合格したうえで、自衛隊の薬剤科幹部候補生の試験を通る必要があります。つまり薬剤官は、自衛官としての精神力や体力と、薬剤師の知識を兼ね備えた人がなることができるのです。
自衛隊薬剤師の主な業務は、自衛隊の医薬品の管理や、自衛官の衛生管理、健康管理です。基本的には陸海空軍の駐屯地にある自衛隊病院での勤務になります。災害や戦争などの際には自衛隊と共に国内の被災地や海外に派遣され、隊員の衛生管理や健康管理を行うこともあります。幹部候補生の訓練を終えれば自衛隊幹部としての階級が与えられるため、自衛官を指揮する立場になります。様々な場面でも冷静でいられる力や、判断力やリーダーシップが必要な仕事です。一般的な薬剤師とは大きく異なったやりがいがある一方、責任感と体力的な負担が付きまとう働き方といえるでしょう。

2,自衛隊の薬剤師は高年収

自衛隊の薬剤師は、特別職の国家公務員であることから初任給も高く、26年度は235,800円、4年制時代の薬学部卒業者でも214,900円でした。これに個々の経験や実績なども加味され年1回の昇給があるほか、年2回(6月と12月)にはボーナスもあります。一般的な企業にもあるような住宅手当や扶養手当などだけでなく、職務や職域に応じて航空手当、航海手当、乗り組み手当というような自衛隊ならではの手当てもあります。自衛隊の薬剤師は自衛隊の幹部候補生となるためにそれぞれに階級が与えられています。頑張って階級を上げていくと、より高い待遇を受けることができる仕組みになっています。年収で考えると、調剤薬局勤務や病院勤務の正社員薬剤師の年収が平均500万円程度なのに対して、薬剤官の年収は650万円ほど。薬剤師としては高年収になると言ってもよいでしょう。

3,国家公務員だから福利厚生も手厚い

自衛隊の薬剤官は国家公務員のため、年収が安定していて高いだけでなく、福利厚生面も恵まれています。週休二日制が導入されているほか、祝日、年末年始及び夏季特別休暇、年次休暇などがあります。年間の休日日数としては多い方と言ってもよいでしょう。他の国家公務員と同様、住宅手当や扶養手当などが充実している点も魅力といえます。また、防衛省の共済組合が提携しているスポーツ施設やリゾート施設などを割引価格で利用することもできます。
ただし、勤務地が自衛隊病院の場合と各地方の駐屯地の場合、陸上自衛隊、航空自衛隊、海上自衛隊のどこに配属されるかによっても、休みの取り易さや残業の時間数には差があります。定期的に転勤があるほか、海外派遣で数ヶ月日本を離れるということもあります。

4,自衛隊の薬剤師になる方法

自衛隊の薬剤師になるためには、普通の転職サイトなどで求人を見つけようとしても無理です。先にも述べた通り、薬剤師として自衛隊員になる必要があるからです。
薬剤官は薬剤師の免許を持った上で、自衛隊の幹部候補生学校を受験し合格した人のみがなることができます。自衛隊員は公務員のため、チャレンジできるのは28歳までですが、それに対して、薬学部が6年制になったため、実質チャレンジできるのは24歳から28歳までの4年間です。
また、幹部自衛官であっても、最初は約1年間の訓練があります。体力的にも精神的にも必要な教育を受けた上で任務に就くことになります。
その仕事柄、自衛隊薬剤師に向き不向きがあるのは否めません。とはいえ、自分が自衛隊薬剤師に向いているかどうかを自分で判断するのは難しいものです。転職サイトを介して自衛隊薬剤師になることはできませんが、薬剤師専門のキャリアコンサルタントは、薬剤師のあらゆる働き方に精通しています。キャリアコンサルタントに相談して、適正チェックや情報収集をするのも一つの方法です。

自衛隊薬剤師のような、公務員薬剤師として働くメリット・デメリット

公務員薬剤師として働くのは、以下のようなメリットがあります。

  • 比較的安定な薬剤師の職場の中でも、特に安定性が高い。
  • 生涯年収が高い&年金、退職金もばっちり出る。

ただ、一方でデメリットもあります。

  • 国家Ⅰ種(国Ⅰ)・国家Ⅱ種(国Ⅱ)の国家試験に合格する必要がある。
  • 3年周期で異動を課せられてしまうパターンが多い。
  • 病院薬剤師や調剤薬局の薬剤師と比べて、医療現場での経験が積みにくい。

「安定して高収入を得たいけど、異動はしたくない!」という方は、薬剤師専門のキャリアコンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか?
転職サイトに登録すれば、上記のような転職条件を叶えてくれる求人情報を紹介してくれるかもしれません。