リクルートエージェントの評判|転職者に聞いた満足度・口コミを徹底分析

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大手のリクルートエージェントって、実際どうなんだろう?
登録する前に担当者の評判やサービスの内容を知りたい

求人の紹介から応募書類の添削や面接対策まで、専任のコンサルタントがサポートしてくれる転職エージェント。せっかく利用するなら上手に活用して転職を成功させたいですよね。

この記事では、リクルートエージェントへの登録を検討している人のために、サービスの概要や転職支援実績などのオフィシャルデータ、実際に利用した人の体験談や口コミによるメリット&デメリットを紹介。

さらに、元キャリアアドバイザーのがんちゃんによるリクルートエージェントの活用ポイントなども交えて解説します。

元キャリアアドバイザーがんちゃんのイラスト

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー

教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

リクルートエージェントの特徴|業界最大級の求人数と支援実績

リクルートエージェントは就活サイト「リクナビ」で知られる株式会社リクルートが運営する転職エージェントです。大手転職エージェントの中でも求人数が多く、紹介実績も豊富で、編集部が実施したアンケートでは20~40代の各年代で4人に1人が利用していることがわかりました。

リクルートエージェント
総合評価
3.49
サイトの使いやすさ
3.59
求人情報の満足度
3.46
サポート満足度
3.63

▼総合型の満足度平均点
総合評価3.42、サイトの使いやすさ3.50、求人情報の満足度3.39、サポート満足度3.76

アンケート概要
対象者:直近3年以内に転職した20~40代(1000名)
調査元:HOP!ナビ編集部
調査時期:2019年12月

まずはリクルートエージェントの登録者数や求人数、面接セミナーやスマホアプリなどの独自の支援サービスについて見ていきましょう。

<リクルートエージェントの特徴>

リクルートエージェントで無料登録する

特徴1 業界最大級の登録者数

1977年に設立したリクルートは、40年以上の歴史がある会社です。従業員数は4150名(2020年4月時点)、取扱高は1413億8277万円(2020年3月期)といいますから、売上、規模ともに業界トップクラスを誇ります。

<リクルートエージェントの実績>

取引社数:約1万9000社(2019年3月末時点)
登録者数:約87万9000名(2018年度実績)
転職決定者数:約4万7000名(2018年度実績)

特徴2 非公開求人も含め60万件以上の求人数

リクルートエージェントが保有する求人件数は60万件超と業界最大級。公開されている求人は33万3746件で、エージェントを介して紹介される非公開求人が27万6137件あります。(2023年4月10日時点)

大手企業やハイキャリアの求人も多数そろえており、大手ならではといえるでしょう。希望どおりの転職先に巡り合う確率を高めるためにも、利用したいですね。

特徴3 転職支援実績が豊富

リクルートエージェントは「転職支援実績No.1(※1)」を掲げていますが、各業界の顧客満足度をはかる「NPSベンチマーク調査」の転職エージェント部門でも1位を獲得しています(※2)。

創立以来40年の歴史の中で蓄積された転職ノウハウと、それを活かしたサポート水準の高さが物語っているものといえるでしょう。

(※1)厚生労働省「人材サービス総合サイト」における無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2019年度実績)2020年6月時点
(※2)NTTコムオンライン調査(2018年)

リクルートエージェントでは、各業界に精通したキャリアアドバイザーがマンツーマンで担当に付きます。
さらに、サポートの仕方について社内のアドバイザーどうしで意見交換を行ったり、他の転職事例を参考にすることも。
より多角的な視点でバックアップしてもらえるのが心強いですね。

特徴4 無料で使える独自の転職支援サービスが充実

リクルートエージェントに登録すると、求人の閲覧や応募を行える専用ページや面接セミナーなどの支援サービスが利用できます。

転職活動をより有意義なものにして内定率アップにつなげるために、ぜひ活用してみましょう。

転職支援専用システム「Personal Desktop(パーソナルデスクトップ)」

PCから利用できる専用のマイページで、スマホ用のアプリもあります。求人情報の閲覧や企業への応募、進捗の管理などを行える他、職務経歴書の作成も簡単に行えます。

エントリーした会社が増えてきて選考ステータスがわからなくなったり、応募済みの会社を確認したいときにも便利です。

また、キャリアシートを公開すると企業側から「ぜひ応募してほしい」というスカウトメールが入ることも。

この企業スカウトから応募すると書類選考が免除されたり、書類通過率が高まったりすることがあるので、ぜひ利用したいサービスです。

面接セミナーでバックアップ

面接官は何を重視しているのか、よくある不採用理由をひも解いて面接力向上をめざすセミナーです。転職理由や志望動機、自己PRまで、面接の流れに沿った実践的なノウハウを学べ、セミナー受講者の満足度は97%(※)という高さです。
(※)リクルートエージェントセミナー満足度調査(2018年)

また、転職フェアや企業説明会などのイベントも無料で随時開催しているので、情報収集に活用できますね。

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リクルートエージェントの評判は?悪い口コミやデメリットから活用法を分析!

リクルートエージェントは利用する人が多い分、良い口コミ・悪い口コミもさまざまでした。

2chといったWeb掲示板などでは「スタッフの対応がひどい」「電話連絡がしつこい」といったクレームの声もゼロではありません。

サポートに対してどう感じるかは、担当者との相性などもあるので一概にはいえませんが、「エージェントとの上手なつき合い方」を事前に知っておくことは、転職活動を左右するキーポイントとなります

ここでは、口コミの中でも特徴的だったものをピックアップして、そこから考えられるメリット・デメリットについて分析。そのうえでどのように対処・活用するのがベストかを考えます。

悪い口コミから見えたデメリット

非公開求人のデメリットに不機嫌な女性

不満を覚えたという口コミでは、担当者とのコミュニケーション不全が背景にあるようです。担当者と意識のずれや温度差を感じたり、希望する求人をなかなか紹介してもらえなかったり…。
悪い口コミの中から目立ったものを紹介します。

デメリット1 担当者と相性が合わない

業界知識や詳細なアドバイスはさほどなく、すすめられた企業のリストアップもややトンチンカンなものが多かった。
また、「3ヶ月以内に決めないと転職できない」など、こちらの恐怖心をあおるような言動はひどいと思った。(30代 女性)

確かに「アドバイザーサービスの期間は3ヶ月間」と規約に記載されていますが、それ以降も転職意欲があればサービスを継続する場合がほとんどです。
担当者が利用規約を説明した際、せかされたように感じてしまったのかもしれませんね。
求人内容や活動のペースについて担当者とうまく共有できていない場合もあるので、ギャップを感じたらぜひ率直に伝えてみてください。

CMの雰囲気であんなふうに親身になってもらえるのかな?と思っていたが、実際はビジネスライクだった。
担当者と相性が合わなかったのかしれないが、冷たいなと感じられた。(20代 女性)

アドバイザーの業務は多岐にわたっており、ときには1日に3人の求職者と面談するというケースも。
担当者の人柄にもよりますが、余裕がないあまりそっけない対応と思わせてしまったのかもしれません。
「転職活動に慣れていないので、担当者にはきめ細かいサポートをしてほしい」といった要望があれば、最初に登録する際に伝えておくことをおすすめします。

早く転職先を決めたいという担当者の思いが強すぎてか、こちらにあまり考える時間を与えてもらえなかった。
少し強引なところがあって、ゆっくり転職先を決めたい人には向かないかも…。(30代 女性)

転職成功者の8割が7日以内に応募していたという統計があるため、アドバイザーは面談から7日以内に応募することをすすめています。
また、募集した翌週にはもう締め切られているという求人も少なくないので、「背中を押すことも担当者の仕事!」という積極的なスタンスが強引に思えてしまうのかもしれませんね。

デメリット2 希望した条件と合わない求人を紹介される

たくさんの仕事を紹介してくれたが、希望どおりの求人ばかりではなかったように思う。
いろいろな求人が見れたおかげで希望条件が明確になったともいえるが…。(20代 女性)

未経験の異職種を希望していたにもかかわらず、同業種・類似業種ばかりを推された。
パーソナリティそっちのけで、入れそうな無難な会社を紹介される、という印象。(30代 女性)

求人紹介のミスマッチの理由

求人紹介のミスマッチはよくあるクレームのひとつですね。その背景には次のようなことが考えられます。
求職者のスキルが希望する求人への募集要項を満たしていない
希望する求人の倍率が高く、求職者のスキルでは合格する可能性が低い
そもそも求職者の希望にぴったりマッチする求人がない
ただし、スキル不足や異業種への転職でも、「どうしてもその会社にチャレンジしたい!」という意欲があれば、ぜひアピールしてみてください。これまでのスキルを活かしてその会社に貢献できそうであれば、担当者がプッシュしてくれることもあります。

希望する業界以外の仕事を多数紹介された。スムーズに転職活動がしたかったので無駄な時間だった。(20代 男性)

選択肢を広げるために、希望以外の求人でもマッチしそうなものがあれば紹介することがあります。
なぜその求人をすすめたのか担当者に理由を聞いてみるとよいでしょう。それで納得いかない場合は、違和感がある箇所を伝えてキャリアアドバイザーとの認識のズレを修正していくと改善されると思います。

デメリット3 メールや電話のレスが遅い

連絡がなかなかこない。メールを送って、1日後にようやく返信がくることも多かったので、もう少し早く返信をしてほしかった。(30代 女性)

担当者が多忙でメール対応が遅れてしまうというケースも考えられます。急ぎの要件であれば電話で連絡してみるか、「いつまでに返信してほしい」と日時を伝えるとよいでしょう。

担当者が電話に出られないことが多かった。折り返しの電話はくれるのだが、急ぎの用事のときには不安になった。
担当者以外でも対応してくれたらいいのに…。(20代 男性)

担当者が面談中などで電話に出られないことも考えられます。急いで確認したいことがある場合は、代表電話にかけてみましょう。担当者のアシスタントや同じ部署のアドバイザーが代理で対応してくれます。

良い口コミから見えたメリット

メリットを紹介する女性

一方で、利用して良かったという口コミでは、やはり求人数の豊富さが反映されています。

また、サポートやアドバイスを有意義に活かすためのカギは、担当者との信頼関係にあることもうかがえます。

メリット1 求人数が多く、質も高い

求人数が豊富。非公開求人も紹介してもらったことで、応募先の候補を増やしたり、選択肢をより広げたりすることができた。(20代 男性)

希望する業界の仕事を多数紹介してくれて満足している。他の転職サイトやエージェントよりも、質の高い求人と幅広い業種の仕事を取り扱っているので利用して良かった。(20代 男性)

リクルートエージェントは、知名度の高さと求人登録者数の多さとで企業からの期待も高く、さまざまな求人が集まってきます。
専門の部署が企業のコンプライアンスや求人情報を審査しており、問題がないと判断した求人を紹介する仕組みになっています。
また、企業対応は分業体制をとっており、営業担当は企業開拓や交渉などに専念できます。
キャリアアドバイザーと営業担当が連携し、量・質ともに求職者に満足してもらえるように努めているのです。

メリット2 相談しやすく担当者のサポートがていねい

電話や面談での対応がすごくていねいで、親身になって相談に乗ってくれた。
ずっと同じ人が担当してくれるのも信頼できて良かった。(20代 女性)

企業への応募以外にも相談に乗ってくれ、今後のキャリアプランについてていねいにアドバイスしてもらえたことがありがたかった。
スキルアップによってこんな道もひらけるといった話を聞いて、自分の将来を改めて考え直すことができた。(30代 男性)

部署によっては20名以上のアドバイザーが在籍しているため、過去の転職事例が集まりやすい点がリクルートエージェントの強みです。
独自の研修制度にも力を入れており、アドバイザーのスキルの向上につながっています。
また、求職者の希望を実現するために「2段階転職」を提案することもあります。今のスキルで入社できるところで2~3年の経験を積んで、市場価値を高めてから再度転職するというものです。
直近の転職だけでなく、長い目で見たキャリアプランについても相談してみるのもよいでしょう。

メリット3 書類選考や面接への対策が手厚い

こちらの希望をじっくり聞いてくれて、職務経歴書、履歴書については改善点を指摘してくれた。
応募先企業の面接の傾向と対策などもアドバイスしてくれたので利用して良かった。
内定後は企業との給与条件面での調整も間に入って交渉してくれたのでスムーズにいった。(40代 男性)

職務経歴書の添削で、自分自身気がついていなかった自分の強みを引き出してもらえた。
アドバイスどおり職務経歴書をつくり直すと、書類審査で落ちるということがなくなり、無事に転職することができた。(20代 女性)

応募著類や面接におけるアピールポイントは、ぜひアドバイザーの「プロの目」でチェックしてもらってください。
特に職務経歴書は企業が重要視するものなので、履歴書に設けられている数行で終わらせずに、A4用紙1枚を使ってしっかり書くことをおすすめします。
職務経歴書作成のコツは、「自分を採用するとこんなメリットがある」ということを具体的な実績を交えて相手に伝えること。
単にこれまでやってきたことを並べるのでなく、「自分を売り込むための企画書」のつもりでアピールしてください。

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他社の転職エージェントを比較

さまざまな転職サイトを比較

転職エージェントには、「総合型」「特化型」の2タイプがあります。

総合型はあらゆる職種・業種の求人を扱っており、リクルートをはじめ、doda、マイナビエージェント、パソナキャリアなどの大手エージェントがこの総合型になります。
特化型は、ITや医療、アパレルなど特定の職種・業種に絞った求人を扱っています。特定の職種を希望している人の場合は、総合型と特化型を併用すると幅広い求人の中から検討することができます。

リクルートエージェント以外にも転職エージェントはさまざまありますが、「求人数」と「サポート満足度」を比較して選ぶとよいでしょう。
ここでは、総合型大手のdoda、マイナビエージェント、パソナキャリアについて見ていきます。

<大手転職エージェント利用満足度(※)の比較>

リクルートエージェント doda マイナビエージェント パソナキャリア
総合評価 3.49 3.52 3.39 3.45
求人情報の満足度 3.46 3.43 3.46 3.41
サポートの満足度 3.63 3.47 3.33 3.45
サイトの使いやすさ 3.59 3.47 3.48 3.47

※2019年12月、20~40代の直近3年以内に転職した人1000名を対象に実施。

dodaの特徴

dodaは総合評価がもっとも高く、バランスの良いサービスを提供しているといえるでしょう。

dodaでは、求人情報を閲覧できる転職サイトと個別にサポートしてくれるエージェント、2つの機能を兼ねています。

求人探しから応募まで主体的に活動していきたい人は転職サイトを利用。自分一人では不安なので、求人の比較検討も含めてサポートしてもらいたいという人はエージェントを利用するなど、自身の活動スタイルで使い分けることができます。

もちろん併用してもOKです。

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マイナビエージェントの特徴

マイナビエージェント

マイナビエージェントは若手向けの求人が多く、登録者の約6割が20代、8割以上が35歳未満となっていますマイナビエージェントの登録者プロフィールより)。

面談ではこれまでの経験をヒアリングして、一人ひとりキャリアの棚卸しを行っています。こうした手厚いサポート体制が、第二新卒や経験の浅い若年層に支持されている理由といえるでしょう。

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パソナキャリアの特徴

パソナキャリア ロゴ

他社と比べて求人数は約4万件と控えめですが、パソナキャリアはハイクラス求人に強いことが特徴です

支援実績の世代別では50代が約55%(パソナの実績紹介より)ともっとも多く、転職した人の年収アップ率は約67%(パソナキャリア2018年9月調査)といいます。ハイクラスはいろいろなエージェントから引く手あまたなので、競合をさしおいて選ばれるだけのサポート力(業種への知識、求職者への理解など)がパソナキャリアにはあるようです。

パソナキャリアで無料登録する

さまざまな転職エージェントがあるので迷ってしまうかもしれませんが、基本的には求人数が多く、サポート満足度が高いエージェントから利用するとよいでしょう。
1社だけだと担当者との相性などもあるので、複数社に登録して、自分に合ったエージェントをメインで利用してみてください。

登録~面談~内定まで リクルートエージェント 利用の流れ

リクルートエージェントを利用するには、まずWebサイトから転職に関する希望やプロフィールなどを登録。

その後の面談でキャリアアドバイザーが詳しくヒアリングし、希望に合いそうな企業の求人情報を紹介してくれます。

なお面談は、在職中の人でも利用しやすいよう土日や平日の夜でも受け付けています。

応募先が固まったら、書類選考に通るための書き方のコツや面接対策などもしっかりフォロー。

内定をめざして二人三脚で転職活動を支援してくれるのが転職エージェントの強みです。

利用に際し、登録料や相談料などはかからず無料ですが、リクルートエージェントの場合、サポート期間は約3ヶ月とされています。

実際3ヵ月くらいで転職先を決めている人が多いようですが、本人都合や求人動向によっては延長も可能ということなので、状況を見て相談してみてください。

ただし、求職者の経験や要望によってはサービスを提供できない場合もあるとしており、希望する企業への紹介を断られることもあるので、転職の条件や要望は担当者によく伝えておくことが重要です。

<リクルートエージェント 利用の流れ>

1 事前準備 ─キャリアを整理して履歴書と職務経歴書を作成

登録前に、自身のこれまでのキャリアと転職に望むことを整理して、履歴書や職務経歴書(キャリアシート)を作成しておきましょう

面談の際に顔写真の提出を求められることもあるので事前に用意しておくこともお忘れなく。

「面談前アンケート」の提出を早めに行っておくと、担当者が求人票を事前に印刷したりと準備できます。
実際の求人情報を閲覧しながら具体的な話ができて、面談後は求人票を家に持ち帰ってじっくり検討できるのでおすすめです。

2 登録(申し込み)─Webでカンタン、登録だけでもOK

Webサイトの申し込みフォームに転職希望時期、希望勤務地、現在の職種や年収などを入力

続けて、氏名や住所、電話番号、これまでの経験社数や現在の勤務先などのプロフィール情報を入力すれば登録(申し込み)は完了です。

なお、同社の運営する転職情報サイト「リクナビNEXT」のスカウトサービスへの同時登録も可能です。

リクルートエージェントで登録した情報をもとに企業からオファーがくることもあるので、希望する人は同時に登録をしておきましょう。

転職はすこし先なので、まずは登録だけして求人情報を閲覧したい
転職すべきかどうか迷っているんだけど、相談だけでも乗ってもらえるの?
という人でも利用はOK。

「その他希望事項」の欄にその旨を記入して、転職に対する意識や考え方を伝えるようにしましょう。

一度担当が付いた後「なんだか合わない…」と思っても、担当変更を言い出しにくいかもしれません。
最初に登録する際、「悩みなども相談しやすい人」「はっきりアドバイスをくれる人」など担当者の希望を入力フォームに記入しておくと、ミスマッチが防げると思います。

3 面談 ─対面の他、電話面談もOK

登録から2~7日ほどでエージェントから電話かメールがきます。登録内容を確認したうえで、キャリアアドバイザーとの面談日程を案内されるので希望日を伝えましょう。

面談は基本的には対面で、1時間~1時間半ほどかけて行います。

面談場所は東京の他、北海道から福岡まで全国16ヵ所のオフィスで行います。遠方の人や都合のつかない人は、電話面談も可能です。

<おもな面談内容>

  • キャリアの棚卸し─これまでの経験を洗い出し、客観的に強み・弱みを整理
  • 転職の目的や希望条件の確認─転職で実現したいことや譲れない条件などを確認
  • 方向性の明確化─転職希望時期から逆算して応募~内定~退職までのスケジュールを立てる

キャリアアドバイザーとの面談は、採用に至るための第一歩といえるかもしれません。
というのも、担当者が応募の際企業に添付する推薦状には、「面談所感」も書かれるためです。
面談中の態度や身だしなみ、マナーなど、アドバイザーが好印象を受けたことはプラスの情報として記入されます。変にかしこまる必要はありませんが、アドバイザーにも前向きな姿勢や熱意を伝えられるとよいでしょう。

4 求人の紹介 ─希望に沿った転職先を紹介

面談をもとに、非公開求人も含めた企業の中から紹介してくれます

また、志望業界の最新動向や求人企業の風土、職場環境などの情報提供も並行して行ってくれます

リクルートエージェントでは、企業とやり取りをする営業担当と転職者とやり取りをするキャリアアドバイザーとで分業方式をとっています。

アドバイザーから紹介される「担当者セレクト」の他に、企業とマッチングしそうな求人があれば「営業担当おすすめ」として紹介してくれることも。

求人紹介には、登録した経歴や希望条件などから自動的にマッチングされて紹介メールが入るケースもあります。
紹介件数があまりに多かったり、希望とかけはなれている場合には、登録情報の設定を変えると改善されることもあるので、担当者に相談してみてください。

5 応募~書類・面接対策 ─添削や模擬面接はぜひ活用しよう

応募先が決まったら、書類選考にあたって応募書類の添削をお願いしましょう。外資系企業に応募する場合は英文レジュメの書き方も指導してくれます。

書類選考を無事通過したら、企業への推薦状送付や面接日程の調整はアドバイザーが行ってくれます。

また、面接対策の模擬面接などもぜひサポートしてもらいましょう

内定獲得者の傾向や過去に面接で聞かれた質問などを把握しているアドバイザーからじかに指導してもらえるのは、転職エージェントを利用する大きなメリットです。

もし、他の選考が進んでいるなどの理由で面接辞退を申し入れたい場合は、なるべく早めにアドバイザーへ相談するようにしましょう。

エージェントの営業担当者が応募のあった人材を企業に紹介する際、「交渉材料」が豊富なほど面接の機会を得やすくなります。
つまり、職務経歴書や志望動機書などの書類は、意欲と強みをリアルに伝えられるように工夫を凝らすことが重要です。
求職者の本気度が伝わるほど、営業担当者もプッシュしてくれるでしょう。

6 内定 ─入社日や年収の交渉も

内定が出た後の、入社日の調整や円満退社するための手続きなども、キャリアアドバイザーがサポートしてくれます。

本当にこの会社でいいのかな…」「面接では会社の雰囲気までわからなかった…」といった内定を受けるにあたっての迷いや不安があれば、遠慮なくアドバイザーに相談してみてください。

営業担当からも情報を吸い出して、できるかぎり具体的なイメージがもてるようアドバイスしてくれるでしょう。場合によっては、内定承諾前に会社見学を設定してくれることもあります。

要注意なのが、年収交渉をお願いするタイミングです。転職に「年収アップ」を希望する人も多いと思いますが、内定が出た後は交渉が難しいので、譲れない条件があれば遅くとも最終面接の後、内定前にアドバイザーに伝えるようにしましょう。

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リクルートエージェントでよくある利用上の疑問・悩み

最後に、リクルートエージェントを利用した人から、よく聞かれる疑問や悩みをまとめました。

Q1 キャリアアドバイザーの担当変更は受け付けてもらえる?

担当アドバイザーから紹介される求人内容に違和感や不満があれば、率直にエージェント変更を申し出てみましょう。

やはり相性というものもあるので、より良い転職先を見つけるためにも遠慮は無用です。

ただし、担当者変更を申し出る際には何が不満でどういうことをアドバイザーに望んでいるのか、はっきり伝えるようにしましょう。

Q2 退会やメール停止について

他社のエージェントを併用していたり、何らかの事情で退会・解約をしたいという場合には、電話や退会メールにて担当者に早めに連絡するようにしましょう。

直接言いにくいときは、問い合わせ窓口のページから申し込んでもOKです。

また、送られてくるメールが多すぎてわずらわしくなったときには、メール配信停止フォームから申し込むこともできます。

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Q3 担当者から連絡がなかなかこない

電話やメールなどの連絡がなかなかこないと、放置されているみたいで不安になりますよね。

アドバイザーは何人もの担当を抱えているので、すぐにレスポンスするのが難しいこともあります。

応募に関することなど急を要する要件があれば、「〇日の〇時までに返信をください」と日時を限定してお願いするとよいでしょう。

Q4 Personal Desktopにログインできない

Personal Desktopは定期メンテナンスのため、毎週月曜日の午前2:00~7:00の間の利用ができません。

また、しばらくログインしていないと利用できなくなるので、その場合は再登録をすることになります。

上記以外でログインできない場合や使い方がわからないときには、担当者か問い合わせフォームを通じて確認してみてください。

また、プロフィールを間違えて登録してしまったとき、メールアドレス変更をしたいときなど、Personal Desktopからは各種変更が行えないので担当者に連絡するようにしてください。

リクルートエージェントの特徴・評判のまとめ

以上、リクルートエージェントの特徴やメリット・デメリットなどの評判を解説しましたが、転職エージェントをうまく活用できるどうかはキャリアアドバイザーといかに信頼関係を築けるかにかかっているといってもよいでしょう。

要望や悩みなどは率直に相談してみることをおすすめします。

<リクルートエージェントの特徴>

  1. 業界最大級の登録者数
  2. 非公開求人も含めた60万件以上の求人数
  3. 転職支援実績が豊富
  4. 無料で使える独自の転職支援サービスが充実

<リクルートエージェントの評判>

デメリット

  1. 担当者と相性が合わない
  2. 希望した条件と合わない求人を紹介される
  3. メールや電話のレスが遅い

メリット

  1. 求人数が多く、質も高い
  2. 相談しやすく担当者のサポートがていねい
  3. 書類選考や面接への対策が手厚い

リクルートの特徴である「求人数の多さ」はメリットにもデメリットにもなりえます。担当アドバイザーにはなんでも本音で話し、転職に望むことや自身のキャラクターをしっかり把握してもらうことで、マッチングの確度が高まります。

HOP!ナビとは

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★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧

最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。

転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。

リクナビNEXT
  • 常時1万件以上の豊富な求人数
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