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転職で安定し続ける業界・職種の企業へ就職する方法
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「どうせ転職するのなら、安定業界の企業や、安定職種がいい」不安定な世の中だからこそ、そのように考える人が多いようです。とはいえ、どうやって安定した企業を探せばよいかわからないですよね。この記事では、「安定した業界の企業や、安定した職種で働きたい!」と考える人のために、安定業界&職種について詳しく解説します。
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1.安定とは~景気に左右されないことが大前提
そもそも、安定とは何かについて考えてみましょう。企業が安定しているかどうかは、資本金の額や会社の規模で決まるわけではありません。
大きな銀行や、東証一部上場企業などでも、崩れるときはあっけないものですし、世界を股にかけるグローバル企業でも同じです。
つまり、安定企業であるかどうかは、会社の規模や事業の大きさによるのではなく、安定業界に属しているかどうかによるのです。
では、安定業界とはどういう業界のことでしょうか。重要なことは、景気動向に左右されない性質を持っているかどうかです。その点で、人や社会への貢献度が高い業種・業界は、景気の影響を受けにくく、安定しているといえます。
人や社会への貢献度が高い業界として代表的なのは、公務員、医療や介護・福祉、医薬などですね。それぞれの業界について、具体的にみていきましょう。
2.安定した業界(1)公務員
安定性という点では、やはり公務員がナンバーワン。しかし、公務員になるには、試験に合格する必要があります。加えて年齢制限もあるため、とくに30歳以上の人は、転職先の候補から外しているのではないでしょうか。
公務員になるには
公務員の採用制度には、民間で実務経験を積んだ経験者を採用する枠があり、30代、40代の転職者でも公務員になれるチャンスがあります。これが、いわゆるキャリア採用です。
国家公務員なら、係長級以上が対象の「経験者採用試験」が実施されています。また、「一般職試験」の枠内で、係員級の「社会人試験」が実施されています。地方公務員でも、同種の採用試験があります。
キャリア採用枠では、前職でどのような経験を積んできたかが重視されます。それゆえ、筆記試験よりも面接に重点が置かれ、筆記試験の内容は、小論文と一般教養試験程度です。
収入の安定度も文句なし
国家公務員の平均月収は、諸手当込みで約42万円(2016年度)。地方公務員では、約42万円。賞与は、6月期と12月期の2期分が保証され、退職金も支給されます。
各省庁・地方自治体ともに、キャリア採用の場合は、新卒と比較して給与が高めです。また、公務員は、民間企業のように業績によって収入が変動しないため、その点でも魅力的です。
安定性で選ぶなら公務員
やはり公務員は、安定性のチャンピオン。とくに男性と女性の年収格差がなく、手当も充実していて、転勤がほとんどない地方公務員が狙い目といえそうです。
3.安定した業界(2)医療・福祉・介護業界
社会貢献度の高さでいえば、医療・福祉・介護業界が筆頭に挙げられます。
少子高齢時代に突入し、「2025年問題」(65歳以上の高齢者人口が約3500万人にもなると推計される)も、目前に迫っています。医療・介護・福祉業界の重要性が増すのは当然の流れといえますね。
また、2013年に国の成長戦略として「健康・医療戦略」が掲げられ、医療機器メーカーなどの、アジアを中心とした新興国への進出が推進されるようになりました。
国も、健康・医療分野に期待をし、規制緩和や各種支援を行っていますから、今後安定成長を遂げていくでしょう。
医療・福祉・介護業界へ転職する
高度な専門知識が必要な医師や看護師へ転職するのは非現実的としても、医療機器メーカーや介護職へキャリアチェンジするのは十分に実現可能です。医療機器メーカーへの転職なら、もっとも門戸が広いのは、営業職でしょう。
収入面ではやや差がある
医療機器メーカーの営業職の平均年収は、30代で571万円。100職種中13位と好条件です。
介護職の場合は、不規則な労働条件で激務の割に収入の少ない点がネックです。
介護業界の労働組合である日本介護クラフトユニオンが行った2016年度調査によれば、給与相場は月給制で21万8500円です。東京都内なら、アルバイトで得られる収入と大きな差がないのが実情です。
今後の需要の高さと安定性は抜群の介護職ですが、労働と収入が見合うかどうかは、個人の考え方によるところが大きいようです。
人や社会への貢献度なら介護職
厚生労働省などの発表によれば、2025年には全国で約43万人の高齢者が、必要な介護を受けられない「介護難民」となる恐れがあります。これは、高齢者人口の増加もさることながら、介護職人口の少なさに起因する問題です。
介護職人口の不足は約38万人にのぼるとされ、介護職は非常に需要が高く、待ち望まれているのです。
4.安定した業界(3)製薬業界
製薬業界というとあまりなじみがないように聞こえますが、どのような仕事があるのでしょうか。
今後の安定度に期待
転職者支援のエージェントに聞くと、製薬会社の営業職であるMR(医薬情報担当者)も将来の安定性が見込めるとのことです。
MRは、おもに担当病院を巡回しながら、自社製品である薬剤などの情報を医師へ提供するほか、医療現場での要望や意見を会社へ還元する役目も持っています。
MRになるには
MRの場合、大学の薬学部卒で薬剤師資格を取得した新卒者が従事するケースが一般的ですが、他分野からの転職者も近年増加傾向にあります。MRは、看護師や薬剤師のように資格を取得する必要がないからです。
ただ、資格が不要でも、未経験からの挑戦なら、ある程度の知識が不可欠です。そのため、大半の製薬会社では、公益財団法人MR認定センターが主催する「MR認定試験」という認定証の取得を義務づけているようです。
この試験の合格率は、新規受験者で82.5%(2014年度)、全21回の累計でも80.2%と高いですから、しっかり勉強すれば恐れる必要はありません。
収入が伸びる可能性大
MRの30代年収平均は、643万円で全100職種中6位とランキング上位。40代以上なら941万円、ランク2位とジャンプアップしています。
MRへの転職を望むなら、外資系製薬企業もターゲットになります。英語力が不可欠ですが、1000万円プレイヤーが多数在籍し、国内企業よりも年収相場が高額です。
安定度も収入も高めのMR
MRは、今後の安定性も見込め、収入面でも満足度の高い職種です。その分、出張や残業も多く、医薬品の知識の習得も求められます。
しかし、医療や介護の重要性が増す時代となる今後は、製薬業界もますます注目されるでしょう。社会貢献度が高いところも魅力です。
5.安定した企業に転職するために
不安定な世の中だからこそ、定年まで働けるような安定した仕事に就きたいですよね。現在の仕事に収入面や待遇面で不安を感じているなら、少しでも安定した業界で安心して働くことをめざして転職活動をしていきましょう。
ここまで、安定した業界を紹介してきましたが、この業界以外でも、一生働き続けられる安定した企業は数多く存在します。しかし、その企業が「安定」しているかどうかは自力ではわからないですよね。
また、現在すでに安定度の高い公務員と介護職、将来の安定度が高いと見込める医療機器メーカー営業職やMR、これらはすべて人気の職業です。当然、ライバルが多いと考えてよいでしょう。
しかも、好条件の求人は非公開情報となっているケースが非常に多く、自分自身で求人情報を探すのは非効率的です。そこで、転職エージェントへマッチングを依頼するのが、もっとも効率の良い方法といえます。
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★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのか分からない。」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
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