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フリーランスエージェントの選び方の秘訣!おすすめ比較ランキングTOP8
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「自分の希望に合った案件を紹介してくれるフリーランスエージェントが知りたい」
「フリーランスエージェントを上手に活用するにはどうしたらいい?」
まずはおすすめのフリーランスエージェントランキングベスト8をご紹介します。
記事の後半は元フリーランスエージェントの有識者による監修のもと、選び方や使い方、メリットについて詳しく解説します。
エージェント名 | こんな方におすすめ | 案件を探す |
---|---|---|
レバテックフリーランス | 会社員を続けるか迷っている方 |
|
Midworks | 正社員並みの福利厚生を得たい方 |
|
ギークスジョブ | 在宅リモートワークしたい方 |
|
ITプロ パートナーズ | 週2~3日で働きたい方 |
|
PE-BANK | 納得して案件を受注したい方 |
|
フォスターフリーランス | 高単価案件を受注したい方 |
|
クラウドテック | 子育てと仕事を両立したい方 |
|
FLEXY | プロフェッショナルの方 |
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
1. フリーランスエージェント比較ランキングTOP8
まず、編集部おすすめのフリーランスエージェントをランキングにまとめました。
1位 レバテック フリーランス |
2位 ミッドワークス |
3位 ギークスジョブ |
4位 ITプロ パートナーズ |
5位 PE-BANK |
6位 フォスター フリーランス |
7位 クラウドテック |
8位 FLEXY |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エリア | 1都2府9県 | 首都圏、大阪 | 首都圏、大阪、愛知、福岡 | 関東、関西、愛知、福岡、北海道 | 1都2府7県 | 首都圏 | 関東、関西、中国、九州 | 首都圏、大阪・名古屋・福岡 |
公開案件* | 1292件 | 1338件 | 1572件 | 299件 | 1209件 | 201件 | 290件 | 不明 |
高単価案件** | 355件 | 92件 | 33件 | 54件 | 52件 | 19件 | 287件 | 不明 |
マージン | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 非公開 | 12・10・8% | 非公開 | 非公開 | 非公開 |
支払い日 | 15日サイト | 20日が一般的 | 25日サイト | 非公開 | 契約による | 30日サイト | 15日サイト | 非公開 |
主な福利厚生 | ・専属フォロワーによる定期面談(ランチ代無料) ・技術勉強会や交流会の参加無料 ・税理士の紹介無料 ・お祝い制度 |
・フリーランス協会の自己負担ゼロ ・交通費を月3万円まで補助 ・書籍や勉強会費用を月1万円まで補助 ・会計ソフトfreeeの無料提供 |
・会計ソフト「やよいの青色申告オンライン」初年度無料 ・プログラミング教室「CodeCamp」講師職の報酬20%アップ |
・フリーランス協会の年会費半額(5000円) ・賠償責任補償 ・フリーランス版退職金制度 |
・共済会制度(月税込2,750円~) ・IT系試験合格&TOEIC700点以上で全額補助 ・勉強会費用を半額補助 |
・株式会社リロクラブの福利厚生サービス | ・クライアントの満足度に応じてボーナスを受け取れる ・ベビーシッターが1時間1000円~ |
・「賠償責任保険」 ・「所得補償制度」 ・会計サービスやチャットツールなどの優待 |
*2021年2月1日現在
**月額単価80万円以上
それでは、各社の特徴を詳しく見ていきましょう。
1位:会社員を続けるか迷っているなら|レバテックフリーランス
認知度業界1位*。フリーランスエンジニアを目指すならまずは登録したいエージェントです。
*2017年4月クロスマーケティング調べ
公式サイトでは「最短1週間のスピード参画」を売りにしているため、急募の案件が多いかもしれません。
また、レバテック本体では正社員求人も扱っているため、フリーランスになるか迷っている方にもおすすめ。
希望条件によっては「正社員でもかなえられますよ」と言われることもあります。フリーランスの選択をゴリ押しされない点は誠実といえますね。
2位:正社員並みの福利厚生を得たいなら|ミッドワークス
ミッドワークスの特徴は、ブラックボックスになりがちな「クライアントからの発注金額」が公開されている点です。納得して仕事を受注したい人におすすめといえます。
また、正社員並みの福利厚生も魅力です。
- 書籍、勉強会費用 月1万円
- 交通費 月3万円
- 給与保障制度(審査あり)
- リロクラブの福利厚生
- 生命保険料の半額負担
今回紹介した中で交通費が支給されるエージェントはミッドワークスだけでした。
ただし、案件の勤務地は首都圏と大阪が中心で、地方の案件はほぼありません。
3位:在宅リモートワークしたいなら|ギークスジョブ
ギークスジョブの特徴は、コンサルタントが職種別の専門チームに分かれていないこと。
フロントエンドからバックエンドまで豊富な知識をもつコンサルタントによる、領域をまたいだ案件紹介が期待できるはずです。
また、今回紹介するエージェントの中で在宅リモートワーク案件の割合が最多であることも見逃せません。
まずは毎月実施の無料オンラインセミナーで話を聞いてみるといいでしょう。
最初からフルリモートの案件は少ないものの、成果次第で徐々に在宅日を増やせるケースもあります。
4位:週2~3日で働きたいなら|ITプロパートナーズ
ITプロパートナーズは2015年設立、東京・大阪の2拠点を約50名のスタッフで運営中のエージェントです(公式サイトより)。
土日案件や週1~OKの案件も扱っているため、柔軟な働き方を希望するユーザーにおすすめです。
マージン率は非開示ですが、エンド直の案件のみを扱っているため高単価が期待できるでしょう。
ただし、福利厚生は他社に比べて少ないため、不足分を高単価で補っているともいえます。
5位:納得して案件を受注したいなら|PE-BANK
PE-BANKはもともと1989年に協同組合として設立された背景もあり、フリーランスエンジニアに寄り添ったサービスが多い点が特徴です。
中でも「共同受注契約」のため、報酬の分配率が固定かつオープンな点が魅力といえます。
- ▼共同受注契約とは
- 取引先企業からPE-BANKとフリーランスエンジニアが共同で案件を受注する契約です。
PE-BANKへの分配率は初年:12% 2年目:10% 3年目以降:8%と固定されています。
6位:高単価案件を受注したいなら|フォスターフリーランス
フォスターフリーランスは20年以上のノウハウをもつ老舗エージェントです。公式サイトでは「半数以上が直取引で高単価(最高230万円)」となっており、業界歴平均10年のエージェントによるサポートを強みとしています。
ただ、拠点が新宿のみで1都3県の案件しかない点、福利厚生が少ない点がネックといえます。
7位:子育てと両立したいなら|クラウドテック
株式会社クラウドワークスの運営する人材エージェント。
請負契約がメインのクラウドワークスと異なり、クラウドテックの案件は準委任契約です。
350万人の登録者のうち、約5割以上の方が経験豊富な30代~40代(公式サイトより)。
優秀な人材向けの高単価案件が集まりやすいサービスといえるでしょう。
ベビーシッターや家事代行サービスの割引など、子どもがいる方向けの福利厚生が用意されている点も特徴です。
8位:プロフェッショナルとして活躍したいなら|FLEXY
FLEXYは30代のエンジニアを中心に、CTOや技術顧問などのITプロフェッショナルが登録しているサービスです。
例えば「会社勤めしながら終業後にチームビルディングにおける技術顧問として週1日アドバイスを行う」といった副業案件も扱っており、様々なワークスタイルを設計可能です。
2. フリーランスエージェントの選び方【5つの軸】
「フリーランスエージェントを選ぶポイントは?」
当編集部では、実際にフリーランスエージェントのコンサルタント経験をもつ有識者へ取材を行いました。
監修者
中丸 皓平(なかまる・こうへい)
大手人材紹介会社の営業企画・事業企画を経て、株式会社ITプロパートナーズ(現:株式会社Hajimari)へ入社。
フリーランスエンジニアやデザイナーのエージェントや新規事業のPMなど多岐にわたる業務を担当。
自身もフリーランスとして活動したのち、再度採用系ベンチャー企業に正社員としてジョイン。事業戦略立案などを担当中。
ご紹介した8社から自分にぴったりなエージェントを選ぶときは、以下の5つの軸で比較するといいでしょう。
1. 案件数が豊富なエージェントを選ぶ
継続的に仕事を受注するために、案件数が豊富な会社を選びましょう。
プロジェクト単位で一定の期間だけ人材を募集するユーザー案件の契約期間は、平均3~6ヶ月となっています。
案件数が少ないエージェントだと、契約終了後に新規案件が紹介されない可能性があります。
参画できるプロジェクトがないと収入が途絶えるため、急いで次の案件を探さなければなりません。
その点、案件数が豊富なフリーランスエージェントだと、契約終了前に条件に合う案件を紹介してくれるため、ブランクなしで働けます。
常に働き先を継続して確保できるよう、案件数が豊富なフリーランスエージェントに複数登録しておくことをおすすめします。
2. マージン率(手数料)で選ぶ
納得のいく形で報酬を得たい場合はマージン率(手数料)が公開されているエージェントを選ぶといいでしょう。
マージン率とは…エージェント経由で案件が決まった際、月額単価から一定の割合で引かれる手数料の割合を指します。
一般的に、マージン率は仕事の難易度や単価などを考慮して設定されるため、案件ごとに異なります。
エージェントによっては、契約が決まった後もマージン率が明かされない場合があるため注意してくださいね。
マージン率をこっそり教えてくれるエージェントもいます。面談で質問してみましょう。
3. 直請け案件(高単価案件)の多いエージェントを選ぶ
IT業界では、二次請け、三次請けなど、発注企業とユーザーの間に複数の商流を挟むケースがたびたびあります。
商流が深いと各社に手数料を支払わなくてはならず、自身の取り分が減ってしまいます。
逆に契約先を二次請けから直請けに変えるだけで、10%も月収アップが実現するケースも珍しくありません。
とはいえ、案件によっては商流が非開示の場合もあります。
そこで月額単価80万円以上の高単価案件が多いエージェントを選ぶのもありでしょう。
4. 支払いサイト(期間)が短期のエージェントを選ぶ
支払いサイト(期間)が短いエージェントを選ぶのも、フリーランスが仕事を探すうえで重要です。
支払いサイトとは、報酬の締め日から口座に入金されるまでの期間を指します。
「30日サイト」の場合、例えば5月1日から稼働した場合、5月31日が締め日となり、翌月の6月30日に口座へ入金されます。
支払いサイトが30日以上だと、稼働を開始してから報酬を受け取るまでに2ヶ月以上かかるため、貯金が少ないと生活に支障が出る恐れがあります。
生活に不安があると、仕事のモチベーションにも大きな影響を及ぼすかもしれません。
最近は、レバテックフリーランスのように支払いサイトが15日で、報酬の締め日から30日以内の短期で口座に入金するエージェントも増えているようです。
生活の不安をなくすためにも、当編集部では支払いサイトが30日以下のエージェントをおすすめします。
5. 福利厚生で選ぶ
正直なところ、どのフリーランスエージェントも案件の種類やサポート体制にそれほど大きな差はありません。
そこで、ユニークな福利厚生を打ち出して他社と差別化を狙うエージェントが増えてきました。
中にはミッドワークスのように正社員並みの手当をもらえるエージェントも存在するため、比較してみましょう。
3. フリーランスエージェントの悪い評判【3つの特徴】
先ほど「フリーランスエージェントは5つの軸で選ぶ」とお伝えしましたが、サービスの最終的な良し悪しはコンサルタントの対応によって決まります。
コンサルタントによって接し方や提案内容が異なるため、できれば複数のコンサルタントに相談して比較してみましょう。
特に、次の特徴に当てはまるコンサルタントがいるエージェントは、評判が悪くなる傾向があります。
3つの特徴を詳しく説明するので、エージェント選びの参考にしてみてください。
1. 連絡が遅い
フリーランスエ―ジェントにおいて連絡の遅いコンサルタントは致命的といえます。
なぜなら企業は今すぐにでも人手が欲しいからフリーランスエンジニアを募集しているのであり、迅速な対応がコンサルタントに求められるからです。
最短1日で募集が埋まるケースもあるため、返信が遅い、なかなか案件を紹介してもらえないコンサルタントは避けた方がいいでしょう。
とはいえ、コンサルタントも常に大量のユーザーを担当しています。ユーザーからも書類提出や連絡をマメに行うことが、円滑なコミュニケーションに繋がります。
2. 希望しない案件を強引に勧められる
強引に案件を勧め、ユーザーが望まない契約を結ばせるコンサルタントがいるエージェントは、評判が悪い会社によく見られる傾向です。
営業成績が悪いコンサルタントは、ボーナス減額や降格となる場合もあるので、ユーザーの希望を考慮せずに、受注しやすい2次請け、3次請けの案件を強引に勧めてくるケースもあります。
自分の希望条件に合わない企業と契約を結ぶと、仕事のモチベーションも下がり、今後のキャリア形成にも影響します。
そうなると、自由に働き方が選べるフリーランスのメリットを実感できないでしょう。
自己キャリア形成のためにも、希望しない案件はきっぱりと断るようにしてください。
例えばJavaの経験が長いからという理由で「これしか決まらないと思いますよ」とゴリ押ししてくるコンサルタントには要注意!
3. 即戦力の案件ばかり勧められる
即戦力の案件ばかりを勧めてくる場合も、評判の悪いフリーランスエージェントの特徴です。
即戦力の案件は、これまでの経験が活かせるため、契約が決まりやすいうえにユーザー自身が活躍しやすく、一見いいことづくめのように思えます。
しかし、同じ案件ばかり受注するとキャリアが偏り、スキルアップの機会が失われてしまうかもしれません。
長期的な視野で会社に育成してもらえる会社員と違い、フリーランスエンジニアは自主的にスキルアップできる案件に参加しなければ、キャリアの幅が広がらないでしょう。
IT業界では数年おきに技術が変わるケースも珍しくありません。需要のある最新技術を保有し、現在は継続的に仕事を受注できたとしても、5年、10年後には時代遅れの技術となって受注できる案件数が減り、仕事に困る恐れもあります。
長く活躍するためにも、即戦力の案件だけでなくキャリアアップを考慮したうえで、提案をしてくれるコンサルタントのいるエージェントをおすすめします。
例えば、「バックエンドの経験は長いが、フロントエンドの経験は短いユーザー」がフロントエンドをメインとした案件に決定したケースがあります。この方は面談で今後フルスタックエンジニアとして活躍していきたい旨を伝え、実務以外でのフロントエンドの開発能力を示すアウトプット(例:ポートフォリオやGithubなど)をエージェントに共有していたことが功を奏しました。
4. フリーランスエージェントを上手に使う3つの方法【エージェント直伝】
フリーランスエージェントを上手に利用するには、3つの方法があります。
- エージェントには複数登録する
- 事前情報・希望はすべて伝える
- 推薦状の材料を提供する
ここでは、具体的にどう行動すべきかの秘訣を、フリーランスエージェント経験者がアドバイスします。
1. エージェントには複数登録する
エージェントに複数登録すると、競合にない独占案件を紹介される機会が増えるので、転職先の選択肢が広がるはずです。
また、相性の良いコンサルタントでも、保有案件が少ないエージェントだと、契約終了後に仕事が紹介されない可能性もあります。
複数登録していれば、1社で案件紹介が途絶えても、他社から継続的に紹介してもらえるので生活が安定します。
コンサルタントとの相性が悪く「相談しづらい」と思ったら、問い合わせフォームから担当の変更依頼を行っても問題ありません。
オンライン面談が主流になる前は、渋谷に拠点がある3社(レバッテクフリーランス、ギークスジョブ、ITプロパートナーズ)の面談を1日で回るユーザーもいました。
2. 事前情報・希望はすべて伝える
事前情報や希望条件をすべて伝えることも、フリーランスエージェントを上手に使うには有効な手段です。
仕事に求める条件や将来の方向性を、定期的にコンサルタントへ包み隠さず相談しましょう。
コンサルタントと密接にコミュニケーションを取って良好な関係を築くことが、希望条件に合う仕事を継続的に紹介してもらえる近道です。
また、契約後もコンサルタントと面談する機会があり、常駐先の状況や仕事の悩みを気軽に相談できるのが魅力です。困ったときは、何でも相談するといいでしょう。
希望が100%かなうとは限りませんが、本音を言わないと実際の案件とのすり合わせができなくなってしまいます。
3. 推薦状の材料を提供する
通常、エージェント経由で案件に応募するとコンサルタントが推薦状を書いてくれることをご存知でしょうか?
その際、企業に推薦できる材料をたくさん提供するほどコンサルタントに喜ばれます。
【実際の例】
- ○○社で○○(具体的なサービス名)を開発した
- Githubで頻繁に草を生やしている
- ○○についての論文を発表した
- ○○について書いたnoteがバズった
履歴書や職務経歴書にはない情報を推薦状に添えることで、企業が会ってみたくなる可能性が高まります。
「これってアピールになるかな?」と迷ったらいったんコンサルタントに相談してみましょう。
逆に、企業との面談につながらず書類落ちしてしまう人の特徴は「何ができるか分からない人」です。
5. フリーランスエージェントを利用する4つのメリット
最後に「手数料を取られてでもフリーランスエージェントって使うべき?」と悩んでいる方のために、エージェントを利用する4つのメリットについて解説します。
メリット1. 自分のキャリアを客観的に見てアドバイスしてくれる
組織に所属しないユーザーは、受注する案件が偏るケースも少なくありません。
そのため、自分の市場価値や最新のトレンドを知る機会が限られます。
しかし、フリーランスエージェントを活用すれば、スキルアップにつながる経験や、高単価が獲得できる技術を第三者の目線で教えてもらえるのが魅力です。
海外の最新技術、これから需要が増える開発分野など、業界の裏事情を先読みしたアドバイスももらえるかもしれません。
自分の市場価値や不足するスキルを客観的に知りたい人は、エージェントを利用するといいでしょう。
例えば企業の中には、エンジニアを呼び込むためにあえて最新技術を採用するケースも。そうした情報をおさえてスキルを磨くと案件の融通が利きやすくなります。
メリット2. 個人では受注できない案件を紹介してくれる
個人では受注できない案件を紹介してくれる点も、エージェントの利用メリットといえます。
官公庁や金融機関など、個人で獲得できない大規模な開発プロジェクトにも、エージェント経由なら参画できるのが特徴です。
こうした「他人の目からも成果をイメージしやすい経験」をスキルシートに書くと、新たな案件を探す際に大きくアピールできます。
なお、エージェント経由だと大型案件に参画しやすい反面、手数料が引かれて自分の手取りが減ることに不満を抱く人も少なくありません。
しかし、エージェントは、差し引いた手数料を案件獲得のための営業活動やキャリア相談、企業とのトラブル対応など、ユーザーの活躍をサポートするための経費としても利用しています。
フリーランス特有のリスクを最小限に抑え、自力で獲得できない案件にチャレンジしてみたい人、仕事の幅を広げたい人は、エージェントで仕事を探してみてください。
メリット3. リスクを負ってくれる
トラブルが起きたときのリスクを負ってくれるのも、エージェントの利用メリットです。
直接契約と異なり常駐先の社員と起こしたトラブルに関しては、ユーザーに代わり間にエージェントが入って対応してくれます。
よくあるトラブルとしては、準委任契約にもかかわらず企業が期待する成果をユーザーが発揮できないことを理由に、報酬未払いで契約を途中で終了するケースです。
このトラブルの原因は、企業が「準委任契約には成果物の納品責任がない」ことを正確に理解していなかったからといえます。
請負契約と違い、準委任契約では、企業がユーザーのスキルやパフォーマンスに納得できなくても、稼働した分の報酬は支払わなければなりません。
こうしたトラブルは常駐型フリーランスでも、企業との契約はエージェントが締結するため、フリーランスが自力で解決する必要がないのが魅力です。
わずらわしいトラブルや交渉を避けたい人は、エージェントを活用してみてください。
メリット4. エンジニアの業務に専念できる
最後に紹介するエージェントの利用メリットは、エンジニアの業務に専念できるところです。
例えば、現在プロジェクトが稼働中でも、契約終了後にすぐ次の案件に参加できるよう、エージェントがユーザーの条件にマッチする案件を探してくれます。
そのためユーザーは、業務の合間に営業活動を行う必要がほとんどありません。
エージェントとしても、多くのユーザーに対して自社の案件で長く稼働してもらいたいと考えています。そのため、ユーザーの条件に合う、長期契約の案件を積極的に紹介する傾向があります。
こうした事情から、これまでのユーザーの方向性や取得したいスキルなどに変化がないかを確認するために、月1回面談を設けるエージェントもあります。
エージェントへの取材では「キープインタッチをモットーに5分だけでも求職者と会話する」といった工夫がうかがえました。
また、確定申告の税務サポートや契約書作成など、各社で事務処理を行ってくれる代行サービスがあるので、慣れない事務処理に時間を取られる心配もありません。
エージェントを利用すれば、営業や事務処理の時間を最小限に抑え、業務やスキルアップに専念できるといえるでしょう。
まとめ
この記事では、おすすめのフリーランスエージェントと選び方、使い方を解説しました。
最終的なサービスの良し悪しはコンサルタント次第ですので、複数のエージェントに相談してみることをおすすめします。
現在、エージェントとの面談はオンライン面談が主流ですので、以前に比べていっそう各社を比較しやすくなったといえるでしょう。
▼「フリーランスエンジニアのメリット・デメリット」についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ミライトーチMediaとは
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