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面接で必ず聞かれる!転職時に効果的な自己PR方法とは?
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「自己PRをしてください」と言われて、しっかりと自分のことを採用担当者にアピールできていますか?
面接のときに自己PRをどのようにしたら採用担当者に伝わりやすいのか、また業種や職種別にアピールしたいポイントや、未経験の業界・業種へ転職するときの自己PRについてもお伝えします。
※当サイトは口コミの一部を掲載しています。
この記事の目次
転職の面接で話す自己紹介・志望動機・自己PRの違い
自己PRをするときに、自分を十分にアピールできておらず、ただの自己紹介になってしまっていたり、自分のことを話すより先に志望動機を話してしまったりする人がいます。
これでは的確な答えとは言えません。自己PRと自己紹介・志望動機との違いについてご説明します。
【面接での位置づけと例文】
混同してしまいやすい自己紹介・志望動機、そして自己PRですが、どのように使い分ければよいのかを具体例を交えてご説明します。
自己紹介
自己PRと混同されがちなのが自己紹介です。自己紹介は、あくまで自分を説明するためのものです。
よく面接のはじめに「それでは自己紹介をお願いします」と言われることがありますが、これは採用担当者がその人の第一印象や話し方、表情などを見るためのものです。
自己紹介はあくまで履歴書にあるような、所属や専門分野、趣味・特技など一般的なことを話せばOKです。
履歴書に書いてあることにプラスして、次の会話の糸口になるような一言や、面接の機会を与えてくれたお礼や意気込みを付け加えるとよいでしょう。
例:
○○と申します。前職では接客業に従事しておりました。趣味はサッカーで、自分でも試合に出る傍ら、地域の子どもたちへの指導も行っています。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
志望動機
志望動機が自己PRと近いものになってしまったり、自己PRが途中から志望動機に変わったりしてしまう人も多くいます。
自己PRは「自分のこと」をアピールするのに対し、志望動機は「なぜこの企業を志望したのか」ということを伝えます。志望動機は、自分がなぜこの仕事をしたいと思ったのか、そのきっかけや感じたことなどを伝えるとよいでしょう。
また、自分が将来どうなりたいかを付け加えると、将来を具体的に想像できていると、採用担当者にプラスの印象につながります。
例:
御社のホテルを利用したときに、高級なホテルとは違うアットホームさを感じました。それはスタッフの人の心遣いや笑顔、細かなサービスのおかげだと感じました。ぜひ自分もそんな感動をお客様に与えられるような、ホテルスタッフになり、御社に貢献したいと考えています。
自己PR
自己PRとは、その名の通り自分のことをアピールすることです。履歴書に書いたこと以外の、具体的なエピソードや体験を深く掘り下げ、具体的に説明すると好印象です。
自分がその会社のために、どんな長所や経験を生かせるか、を絡めて説明できるとより効果的です。
例:
私は情報収集力に自信があります。前職はPC周辺機器の営業をしていましたが、最新のメーカーや国別のデータをまとめ、社員が共有できるようにまとめていました。
会議でもたびたび使用され、営業に生かせるととても好評を得ました。
御社でもその経験を生かして、自社製品についての知識なら誰にも負けない、誰からも頼られる営業部員になりたいと思っています。
転職の面接で自己PRを聞かれたときの回答例
それでは転職の面接で自己PRについて聞かれたとき、具体的にどのように答えたらよいのでしょうか。回答例をご紹介します。
【面接で自己PRの回答例】
採用担当者は、たくさんの人を一度に見ているので、だらだらと話していると「この人は結局何を言いたかったんだろう?」とわからなくなってしまうことがあります。
はじめに自分の強みを言い表し、その後に、理由や裏付けとなるエピソードを話すと簡潔でわかりやすくなります。
自分の特技をアピール
英語に自信があります。私は入社当時、英語は得意ではありませんでしたが、前職の業務上、英語ができれば仕事の幅が広がると考え、週4回、英会話教室に通いました。
仕事が終わらない時はレッスンが終わってから職場に戻り、仕事に従事するよう努めていました。現在では簡単な電話応対やメールや文書作成など、外国の方とのコミュニケーションが可能です。
自分の経験をアピール
周囲への思いやりを大切にしながら仕事をしています。プロジェクトリーダーとして、常に仲間のモチベーションを高めることを考えてきました。
仲間との信頼関係を構築できていなければ、成績を上げられないので、まずは話を聞くことを意識し、お互いが相談しやすい環境づくりを徹底しました。
1つのチームとして機能するために、個々の能力が最大限に発揮されるような環境を目指しました。
仕事上の工夫をアピール
常に向上心を忘れず、仕事にも課題意識をもって取り組んでいました。複雑なものは簡単に、手間のかかるものは短縮できるように考え工夫しました。
例えば、お客様へお渡しする工程表が見づらいという声を聞き、既存のものから重要度や金額別に並び替え、使いやすいものに作り直しました。
お客さまだけでなく社内でも「使いやすい」と評判が良く、この工程表がマニュアルとして使われるようになりました。
業界・業種別転職するときの面接での自己PRポイントと例文
業界・業種によって、求められるポイントが違います。自己PRでこのポイントを盛り込めば、採用担当者にさらに好印象を与えることができます。
【業界による違い】
医療系
医療系は人に関わる仕事で、細かな気づかいができるか、また一つ一つの仕事をしっかりとせきにんもってこなしてくれるかなどが重要なポイントとなります。
例:
報告・連絡・相談を第一に考えています。前職の介護施設では、利用者、ご家族、職員、外部の業者など多くの人と関わり、連絡や報告がとても大切だと実感しました。
特に、利用者の情報共有は命に係わることもある大切なことです。職員同士は、口頭での申し送りや、ノート、ホワイトボードへの書き込みなど、統一されておらずわかりづらかったため、情報共有方法の見直しを上長に相談し、情報共有のフローを作成しました。
IT系
IT系は、システムの構築や運用など、チームプレーが求められる仕事でもあります。仕事に対する姿勢や、その人の人柄なども重要視されます。
例:
チームリーダーとして、聞き役になることに気をつけていました。チームで問題が起きたとき、それをシステム面でどう解決できるかを常に検討、実施していました。
そのために他の社員の意見をできるだけ聞き、ときには休憩時間やふとした会話の中に、その人の本心や解決の糸口がないか、積極的に会話をするよう心がけていました。
マスコミ系
テレビや編集者など、常に情報を発信する仕事は、仕事以外への興味関心や、行動力が求められます。
好奇心があることをアピールするだけでなく、それにより効果があった具体的なエピソードを添えるとよいでしょう。
例:
常にアンテナを張り、流行やトレンド情報を敏感にキャッチしていました。アパレルの仕事では、お客様との会話の糸口を広げたいと、本を読んだり、ライバル店の視察に行ったりと、さまざまな工夫をしていました。
こうした会話のおかげか、常連のお客さまが増え、ほぼ毎月売り上げ目標を達成し、エリアでは店舗1位になったこともあります。
【業種による違い】
営業
営業は、具体的な成績や数字にばかり目が行ってしまいがちですが、それを得るために努力したことや、工夫したことなどをプラスして自己PRに盛り込むことが大切です。
例文:
私はお客様からの信頼を大切にしています。7年間住宅の営業をして、セールストークだけでは契約にたどりつけないと経験しました。そのために住宅に関するあらゆる疑問にこたえられるよう、知識をつけようと努力しました。
仕事の傍ら、建築士・インテリアコーディネーターの資格を取り、社内では年間MVPを獲得するまでになりました。
事務
事務はほかの仕事に比べ、ルーチンワークが多くアピールするところが少ない業種ですが、正確性を上げる工夫をしたなど、日常の努力したところに目をつけるとよいでしょう。
例文:
私はミスをしないよう最大限の努力していました。期限を破ったことは一度もなく、指示を正確に書面にできるよう、メモを必ず取りました。わからないところは先輩に聞きに行くなど、間違いを未然に防ぐよう心がけていました。
企画
企画は自分のアイディアを採用された、企画が通ったことも大切ですが、マーケティングや採用に至るまでの過程の努力が評価されます。
例文:
リサーチ力に自信があります。前職では女性の化粧品の販売企画を担当し、女性の心理状況や購買意欲など、マーケティングを行いさまざまな情報を収集しました。
このリサーチ力を生かして、女性向けのグッズを多数展開している貴社に貢献したいです。
未経験の業界・業種へ転職するときの面接での自己PRポイントと例文
未経験の業界・業種へ転職する場合は、「どうしてこの仕事を希望するのか?」をしっかり説明できることが重要なポイントとなります。
ただのあこがれでなく、具体的に目指す方向性や、現在の仕事との結びつきをアピールすることが大切です。
【未経験の業界・業種へ行くときのポイント】
ポイント1 興味をもった経緯を伝える
未経験の業界業種になぜ興味をもったのか、具体的なきっかけや経緯を伝えると、単なるあこがれや目標ではないことが伝わります。それに向けて努力していることがあれば、付け加えるとさらに好印象になります。
例文:
これまで総務として、就業規則の整備やHP等に携わってきましたが、社内システムの構築を行うなかで、システムエンジニアに興味をもつようになりました。PCスキルを学ぶため、現在独学でシステム構築について勉強しています。
ポイント2 前職での経験を生かせるところは十分にアピールする
未経験の業界業種へ転職するときも、前職で生かせるところは必ずあるはずです。些細なことでもいいので、共通点を見つけてアピールしましょう。
例文:
総務では、他の企業と交渉する機会も多く、コミュニケーション能力を高めることができました。システムエンジニアとしてスキルを身につけたときは、この力をクライアントとの交渉に生かせると思います。
ポイント3 ポテンシャルをアピール
実務経験が少なく、アピールする材料が少ない場合は、努力したことや、やる気、熱意を伝えて、これからも成長する可能性を秘めているというポテンシャルをアピールするとよいでしょう。
例文:
前職で就業規則改正を行うことになり、週40時間労働の徹底に取り組みました。
当初社内では「サービス残業はなくならない」という声が上がりましたが、シフトや就業時間の見直しを図り、全従業員の残業削減に成功しました。
これからも、最後まであきらめずにやり遂げることを忘れずに努力していきます。
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