コデアルとは?即戦力IT・DX人材特化サービスの特徴や強みを聞いてみた

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「スキル以外にPRしたいことがあるのに....」
「役割に合った報酬を提示されない」
転職をする際、職務内容や実績など「何をしたか」をアピールしがちですが、「どんな役割を担っていたか」も非常に重要ですよね。

そうした役割の広さを独自基準で可視化しているコデアル。今回は即戦力IT・DX人材に特化してサービス展開する同社に、サービスの特徴やメリットについて聞いてみました。

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

1.コデアル立ち上げの経緯と利用者の傾向

ーーコデアルはどのような形でサービススタートしたのでしょうか。

リモートワークを取り入れた、エンジニア向けの副業転職サービスとしてリリースしました。

創業初期の頃、実は自社の採用にかけられる予算が潤沢ではなく、自宅をオフィスにしていたためスペースも不十分。そうした状況の中、リモートで副業として手伝ってもらえる人を募集したところ、採用がうまくいきました。

そこで、社内で成功した採用手法をサービス本体で展開してみようということになり、「リモートワーク」「エンジニア」「副業」をキーワードにした転職サービスとしてスタートしたんです。

ーーその後IT・DX人材向けのサービスに方向転換されたとお聞きしましたが、現在はどのような求職者が利用しているのでしょうか。

現在でも、「リモートワーク」「エンジニア」という軸は大きくは変わっていません。現時点での登録者は15,000人ほどで、契約形態別に見ると、社員雇用の登録者が60%、業務委託の登録者が30%といった比率になっています。

コデアルの雇用形態別登録者数内訳

元々は副業向けのサービスとしてスタートしたのですが、ある程度の役割の広さを持って働こうとすると、やはり副業という形ではなくなってくるんですね。

役割でマッチングするというサービス特性や採用企業のニーズの変化もあり、社員の登録者が増えています。一方、リモートワークで企業のカルチャーもはっきりと分からない中、いきなり社員として働くのは不安なので、まずはトライアル的に業務委託で働いてみたいという求職者のニーズもあります。

ーー職種や居住地に傾向はありますか。

職種でいうとエンジニア、デザイナー、マーケッターの登録が80%を超えており、IT系人材が多数を占めます。また、居住地域については東京、神奈川などの首都圏に住んでいる方が7割。通勤の平均時間も1時間ほどの方が多く、都心から少し離れた地域で、出社とリモートワークを共存させながら働いている方が多いです。

コデアルの職種別の登録者内訳

2.コデアルの特徴|役割の広さを可視化するコデアルクラス

ーーコデアルクラスについて詳しく教えていただけますでしょうか。

コデアルクラスは「(求職者が)チームで働くうえで、どのぐらい役割を広く持てるか」を可視化したものです。「依頼のもと自分から進んで提案ができる」「自チーム以外のことも考え、目的にそった提案ができる」など役割の広さに応じてクラス分けしています。

リモートワークの普及につれて問題となるのが、「うまくチーム活動ができるか」という観点です。チームメンバーといえども常に隣で仕事をしているというわけではありませんから、チーム内でのコミュニケーション能力が重要な評価軸になってきたんです。

コデアルのクラス別にみた登録者の内訳

コデアルクラスは5段階に分かれています。2までは個人完結で一人で定型的な仕事を進められる人、3以上はチームの中で役割を持って働ける人とイメージしてもらうと分かりやすいかもしれません。役割の広さとスキルは別物なので、スキルの高低ではなく、役割の広さを基準にクラス分けしているんです。

コデアルでは、コデアルクラス3以上の役割の方を、一定以上の役割の広さを持って働ける「即戦力」人材と呼んでおり、この層が登録者の9割を占めます。企業としても採用ニーズが高い層です。

ーーコデアルクラスとはどのようにして振り分けられるのでしょうか。

ますは登録時に自己申告制で決めています。その後、面談をした利用企業の採用担当者や、一緒に働いた経験がある人から見たコデアルクラスが蓄積されていくことで、適正な数値として可視化されるようになっています。

3.コデアルの強み|役割に応じて報酬や入社後の期待値を調整

ーー転職時に一般的に示される職務内容や実績に加えて、役割の広さを可視化することでどのようなメリットがあるのでしょうか?

スキルだけでは測れない「チームで仕事を進める力」などが可視化されていることにより、選考を進めるに当たってミスマッチは起きにくくなると思います。企業は求職者のコデアルクラスを確認できるので、スキルや職務内容だけでなく入社後にどのような役割を期待するかを踏まえながら期待値調整をすることが可能です。

その他にも、コデアルクラスごとの平均年収の統計を取って、採用企業に提供しています。働き方は時代に合わせて変わっているため、役割に応じた年収相場も市場の変化とともに変わってきますよね。なので、相場感を知ってもらうために、採用企業に役割や雇用形態に合わせた平均年収を伝えているんです。

コデアル登録ユーザーのクラス別平均年収

-画像はエンジニアの平均年収となります-

ーー採用企業様にも相場情報を提供することで、求職者にどのようなメリットがあるのでしょうか?

これは自社での失敗談も踏まえてやっていることなんです。採用がうまくいかなかった頃って年収相場が全く頭の中にありませんでした。

役割の広さに見合った報酬の相場感を掴めずにオファーを出すため、最終的に求職者に納得してもらえないという状況でした。年収と役割の広さは紐づいているので、役割が広くなると年収は高くなりますよね。企業が役割の広さに合わせて適切な報酬を提示するための支援として、年収相場を提供しているんです。

ですので、採用企業が年収相場感を知ることで、適切な条件でオファーをもらえる可能性が高まるという点は求職者にとってメリットとなると思います。求職者にお金だけで仕事を選んで欲しくないからこそ、採用企業にお金の相場情報を出しているんです。

また、コデアルが提供できる価値のひとつは、「働く場所にとらわれない」ことです。年収相場は得てして働く場所と紐づきがちですが、コデアルでは、勤務地に関係なく、コデアルクラスと紐づいた年収相場を提示しています。「場所にとらわれず、コデアルクラスに合わせて、相場を踏まえた年収で働ける」ということが求職者にとってのメリットでしょう。

4.今後の展望

ーー最後に今後の展望を教えてください。

リモートワーク、DX推進の時代でもあるので、短期的には即戦力IT・DX人材の方々に向けたサービスとして磨き込んでいきたいですね。

もっと中長期的な視点でいうと、コデアルクラス1、2の方に向けた支援を手厚くしていきたいと考えています。「働くをもっと自由に」というビジョンに合わせていろいろなことをやっていきたいですね。

コデアルクラスは役割の広さを可視化したものですので、スキルの優劣とは関係ありません。僕自身もこの業界に入るときはタイピングすらできませんでしたが、さまざまなご縁があったからこそ、今があると思っています。役割を広げていくうえで機会に巡り合えるか、は非常に重要な要素だと思っているので、中長期的には現在「即戦力」と呼んでいない層の求職者に対しても、コデアルで機会提供していければな、と考えています。

これまでも利用者の声を大切にしつつ、統計も見ながらサービスを改善し、ときには方向転換もしてきました。「働くをもっと自由に」を実現できるサービスとして、時代に合った形に変化していきたいですね。

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コデアル愛宕さんのお写真

話を聞いた人
愛宕 翔太 コデアル株式会社 CEO

長崎県長崎市出身。
青雲高等学校にて、高校3年時に囲碁部主将を務め全国高校囲碁選手権大会全国大会出場。
2007年、東京大学文科二類に進学。
大学2年時は、東京大学・東京大学三四郎会との共同プロジェクト「知の創造的摩擦プロジェクト」に関わる東大公認学生団体「東大ドリームネット」において語る会のマネージャーを務める。この時の、知の創造的摩擦プロジェクトとの関わりから、志高く、起業家として生きることに憧れ、起業家として生きることを決意する。
大学3年時からは、旧東京大学産学連携のスタートアップ「リッテル」(現在は株式会社ライフルに譲渡)にて仕事を始め、大学4年次はそのまま社員になる。同時に働きながら、ミクシィ創業者も在籍していた、新宅純二郎教授のゼミ生として、MOT (技術経営) を学ぶ。2011年、東京大学経済学部経済学科卒業。
買収先の東証一部上場の株式会社ライフル リッテル研究所に入社。入社2年目で、株式会社ライフル新規事業部門にて、新卒採用仲介Webサービス『メンターズnet』を企画・実装(現在はサービス提供終了)。その後退社。
2012年8月9日、コデアル株式会社創業。
2016年、エンジニアインターン、エンジニア就活を事業譲渡
による軍資金を全額投下し「働くをもっと自由に」のビジョンを込めた「CODEAL」のサービス立ち上げ現在に至る。
Twitter、ブログでは、「働くをもっと自由に」のビジョンとともに、採用、働き方を支援するためのノウハウや日々の思いを発信中。

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