勤務医の再就職。定年後どうする?

医師の転職は年齢に関係なし。定年後でも好条件な転職先で働ける

医師の定年は何歳なのだろうか?定年後は公務員の医師と民間の医師では、どのように進路が違うのか。専門分野の知識、経験をいかして生涯現役でいたいが高齢のため体力に衰えがあるので、年齢を気にせずのんびり働ける就職先を見つけたい。そんな勤務医の方々へ定年後の転職先を決める際の3つのポイントをお教えします!
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医師の定年退職事情は?

国立や公立病院の医師が定年の場合

国立、公立、県立、市町村立の病院、国際医療機関、国公立大学に勤める医師は公務員です。よって公務員の医師は他の業種の公務員と同様に65歳で定年退職することになります。

また、公務員の医師は退職金が約3000万円といわれてます。さらに、退職後に再雇用されても定年の延長という扱いにすると法律で定められており、転職先では地方病院での勤務や院長という役職で働ける可能性もあります。

大学病院の医師が定年の場合

私立大学や民営の病院の場合は状況によって様々です。65歳を定年としている病院もあれば、そうでない病院もあります。私立大学や民営の病院の医師は退職金が約1000万円と言われています。また、キャリアを積んできた方には定年後に幹部候補の一員として働き続けることが出来るという場合もあります。

開業医の場合は生涯現役で医師を続けることができます。しかし開業医として働いている方は定年退職によるメリットは少なく、病院を経営している分リスクが大きい面もあります。また、最新の設備を導入するとなると多大な金額がかかったり、高齢になると体力的に厳しいため過酷な労働によって体を壊してしまう可能性もあります。

外科と内科どちらに転職するのがベスト?~医師が定年後こぞって選ぶ転職先~

転職するにしても内科系は高齢でも転職しやすい利点がありますが、外科医の場合は転職を希望するなら50代以前に行動するべきです。なぜなら高い技術や集中力、長時間の手術に耐えうる体力が必須で、年齢が再就職の妨げとなるケースが大半だからです。多くの外科系で、年齢やキャリアに応じたポストの空きがないという問題もあります。

では、どうすれば良いのでしょうか?そこでオススメするのが、定年後の医師に好条件の転職先です。実は就職先自体も50代などベテランの雇用を望んでいて年収など条件面もわるくない転職先があるんです。

1.介護老人保健施設

要介護高齢者の自立支援を行う医療施設ですが、ここには常勤医が配置されます。原則、在宅復帰を目的としたリハビリテーションが主体であり、入院治療を要するような重症患者は入所していません。
 ここでの仕事内容は、要介護者を医学的に管理すること。診療を行うケースもありますが、主として遂行するのは入所者の健康や身体の状態を把握した上での専門職への指示。堅い言い方をすれば指揮命令系統のトップの役割なので、むしろ50代などベテラン医師のほうが好まれるのです。
また、入所する要介護者は病状および症状が安定期に入っています。ゆえに一般病院に勤務するよりのんびりしており、ゆったり時間が流れます。それでいて平均給与が1000~1500万円となっていますから、収入の点でも恵まれています。

2.非常勤医

非常勤医師の場合は週1~3日の診療でOK。急患で呼び出される、常時待機しておく必要があるといった勤務医生活の激務から解放され、医師が陥りやすい過労とは無縁です。時間的に融通がきくので、定年後、家族との時間を優先したいベテラン医師からの需要が多くなっています。出産、子育てを経験してブランクのある女性医師からの人気も高いです。
報酬の面でも、意外に高給取りです。アルバイトや契約社員のような立場で固定給やボーナスはありませんが、非常勤とはいえ医師は医師。資格とスキルの威力は大きく、当直なら1回につき4万円程度。日中勤務でも時給換算で1万円と高額。日勤で週30時間程度の勤務でも、一般サラリーマンと同等の手取金額を得ることができます。
求人サイトなどで情報を収集しても、昨今の医師不足を反映してか需要が非常に増えています。福利厚生の点ではさほど充実していないケースが一般的ですが、収入が多い上に時間的余裕があり狙い目という言い方ができるかもしれません。

3.産業医

産業医は企業内などで労働者の健康管理を行う医師。一定規模の事業所において、50人あたり1人の産業医選任が法令で義務づけられています。産業医になるには厚生労働省令(労働安全衛生規則第13条の2)で定める要件を満たしている必要があります。

産業医の場合は勤務内容で人気が高くなっています。なぜなら、一般病院における医師と違い勤務形態が雇用先企業に準じるため、通常のサラリーマンと変わらないからです。月~金の勤務で完全週休2日制が保証され、有給休暇もある。勤務時間も9~18時など。当直や急患の可能性に縛られる勤務医と比べたら、それこそ天地の差といえるでしょう。生活重視、ライフスタイル充実といった感性を持つ医師に人気が高いのも当然です。

また、労働者の健康管理が主体な業務ですから、治療を行うケースはほぼありません。
年収は平均して1000万円ほど。サラリーマンの給与として考えるなら上出来ですね。

定年後の好条件な転職先がある求人情報

上記はほんの一例ですが、求職者ご自身のスキルやキャリアに応じた願ってもない求人が、どこかに眠っている可能性はつねにあります。少子高齢化が叫ばれる時代、医師としての経験や診療技術はひろく全国から求められるはず。

老老介護でなく、プロの診療。高齢ベテランの医師にこそ、できる仕事があるはずです!

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