医師の年収アップ方法!転科・転職に有利な医師の資格とは?

自分には不向きだと感じられる診療科で働く医師もいます。転科をしたくとも、医局の意向が最優先される職場では、ドクター個人の意思はほとんど反映されないのが現実です。

そのような場合、どのような行動を起こすことができるのか、また転科・転職に有利になる資格とは何かをご説明いたします。

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悩ましい医師の転職事情

一般に、医師の業界は教授と教え子、同じ医学部の先輩と後輩といった「縦のつながり」が非常に強いと言えます。ですが、医局を中心とした系列病院や提携病院といった「横のつながり」も非常に強いという特徴もありますので、「転職したい」「転科したい」といった個人的な希望で波風を立てると、同じ地域や同じ系列の医療機関には転職しにくくなってしまう可能性があります。

それ以外にも、学会等で医局や大学を超えたつながりも生まれますので、一度よくない噂が流れると、急速に広まってしまうと言うこともあります。広いようで狭い、開かれているようで閉ざされているのが「医師の世界」といっても良いでしょう。

この複雑な医師の世界において、自分の希望通りの科目に転科したり、希望する条件を満たす転職を行ったりすることは、非常に困難であることは想像に難くないのです。

転科・転職に有利な資格

自分が究めたいと思う専門性の分野において、「呼吸器専門医」や「精神科専門医」「麻酔科専門医」「総合内科専門医」などの「専門医」の資格を取得するならば、その科へ転科することは容易になります。専門医の資格試験を受験するためには、

  1. その専門医の資格を交付している一般社団法人の学会員であること
  2. 学会が認定する医療施設で一定期間の臨床研修を修了していること
  3. 学会が資格取得に必要とする講習会を受講していること
  4. 専門医の種類によっては、論文や学会での発表などの業績が一定数以上求められることもある

1~3に関しては全ての専門医の受験において必須、4は多くの外科系専門医の場合に必須とみなされます。これらの条件を満たしたうえで必要書類を提出し、学会の審議会・理事会の評議を経て資格が交付されます。

専門医よりさらに長期の経験が必要となる「認定医」の資格も、転職に有利になる資格です。例えば「認定内科医」ならば、3年以上の内科臨床経験がある内科医のみが日本内科学会が実施する「認定内科医試験」を受験することができます。

また、専門医以外にも常勤・非常勤の仕事を探す際に有利になる条件として、「産業医」の資格があります。職場で働く人々の健康を管理する「産業医」になるためには、日本医師会が定める研修に必要時間数参加することが求められています。産業医は5年に一回更新を行わなくてはなりませんので、定期的に研修に参加しなくてはなりません。

資格や転職に関する情報収集

専門医・認定医が求められている職場の情報や、産業医の求人に関しての情報を個人的に集めることには限界があります。一般には集めづらいそのような情報は、医師専門の転職サイトや転職専門のコンサルタントのいるエージェントに登録することで、豊富に受け取ることができるのです。

また、これらのサイトで活用できるキャリアアドバイザーサービスで、需要の高い資格や試験対策などの個人的なアドバイスも受けることも可能です。転職の際に必要となる「履歴書」や「面接」における具体的な対策も立ててもらえますので、「医師転職エージェントへの登録」が、より良い職場で働きたいと考えるドクター・自分の可能性に挑戦したい医師のマストアイテムとも言えるでしょう。

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