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看護師転職サイトの複数登録におすすめな選び方とメリット・デメリット

看護師転職サイトの複数登録

看護師転職サイトにはいくつ登録したほうがいい?
複数登録するならどれをどうやって選ぶ?

看護師転職サイトはそれぞれ特徴があり、自分に合う転職サイトを選ぶためには複数登録がおすすめです。この記事では、転職サイトに複数登録するメリット・デメリットと、後悔しない転職サイトの選び方や組み合わせパターン、上手に利用するコツをお伝えします。

おすすめの看護師転職サイト3選
順位 転職サイト名 総合満足度
1 看護roo!ロゴ 看護roo!
4.66
2 レバウェル看護のロゴ レバウェル看護
(旧 看護のお仕事)
4.40
3 ナース専科 転職ロゴ ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)
4.2

※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

看護師転職サイトは「最初に複数登録」が基本

看護師専門の転職サイトを利用して転職活動をする場合、最初からいくつかの転職サイトに複数登録するのがおすすめであり基本です。

なぜなら、転職サイトは実際に登録してみないと、担当者との相性や自分に合った非公開求人の有無がわからないからです。

転職サイトを利用した看護師さん15名にアンケートを行ったところ、以下の結果となりました

転職サイトは複数登録したほうがいい 80.0%
どちらともいえない 13.3%
転職サイトは複数登録しなくてもいい 6.7%

(2021年ミライトーチMedia看護師調べ)

看護師の5人中4人が「転職サイトは複数登録したほうがいい」という結果となりました。

複数登録して実際に利用することで、比較検討して自分に合う転職サイト、キャリアアドバイザーをみつけるメリットが大きいのです。

複数登録して自分に合った転職サイトをみつける
(28歳・女性看護師 総合病院の総合診療科・循環器に正社員からサービス付き高齢者住宅へ転職)
転職サイトの複数登録は意味があると思います。理由は、いくつか登録することで転職サイトごとの違いがわかるからです。
いくつか登録・比較して、連絡がしつこい転職サイトは早々に連絡を打ち切り、自分に合った転職サイトとだけやりとりしていけばいいと思います。そのためにも、登録は面倒でも複数したほうがいいと思います。
複数登録で比較すると転職サイトの良し悪しがわかる
(28歳・女性看護師 大学病院の心臓血管外科から大学保健室へ転職)
いくつかのサイトに登録して比較することで、転職サイトの良し悪しがわかります。希望条件に合う施設を提示し、登録者に沿ったサポートをしてくれるところもあれば、サイト側の考えで一方的な提示をしてくるところもあり、それが複数登録でわかります。
一つのサイトだけの登録であれば「それだけおすすめされるのなら…」と条件に多少合わなくても提示を受け入れてしまう登録者もいるのではないでしょうか。
おすすめの看護師転職サイト3選
順位 転職サイト名 総合満足度
1 看護roo!
看護roo!ロゴ
4.66
2 レバウェル看護
(旧 看護のお仕事)

レバウェル看護のロゴ
4.40
3 マイナビ看護師
マイナビ看護師
4.36

看護師転職サイトに複数登録するメリット3つ

複数登録のメリット

転職サイトの複数登録をおすすめするのは、次の3つのメリットがあるからです。

1.紹介求人の幅が広がる

各転職サイトによって保有する求人が異なるため、複数登録により検討できる求人の選択肢が増えます

同じ求人でも、転職サイトによって待遇や募集条件、情報量が異なる可能性もあります。医療機関との信頼関係をより強固に築いている転職サイトほど、他よりも求人の条件が良い傾向にあります。

3社登録したら紹介案件がそれぞれ違っていた
(34歳・女性看護師 総合病院の産科から産婦人科クリニックへ転職)
複数登録をすると、やはり少しずつ紹介案件は違っていました。ネットで検索してもでてこない非公開求人もありますし、比較検討するためにも複数登録は良いとは思います。でも、私には3社はちょっと多かったかもしれません。エリアが絞られているのであれば2社くらいで良いと思いました。しつこいなどのデメリットは、転職サイトの担当者の性格や相性にもよるので、登録前に見分けるのは難しいと思います。
同じ病院の求人でも転職サイトによって情報が違った
(34歳・女性看護師 二次救急指定病院の循環器消化器混合病棟から訪問看護ステーションへ転職)
同じ病院を紹介された時に、転職エージェントA社と転職エージェントB社では持っている情報が違いました。 複数登録をすることで、欲しい会社の情報収集や情報のズレの確認ができます。さらに自分に合ったエージェント会社で契約し、合わないほうは情報だけ提供してもらう活用がいいと思います。

2.キャリアアドバイザーを比較できる

転職サイトに複数登録することで、キャリアアドバイザーを比較でき、自分と相性の良い担当者を選んで転職が進められます。

キャリアアドバイザーによって転職サポートのやり方や考え方が異なるため、相性が合わない可能性もありますし、転職に関する知識やヒアリング力不足など、エージェントとしての能力にも差があります。

求職者にとって良いキャリアアドバイザーを見極めるポイントとして次の3つが挙げられます。

  • 難しい条件でもあきらめない交渉力
  • 希望条件の背景まで聞いてくれるヒアリング力
  • 他社の求人でも提案できる営業力

上記3点を軸に、キャリアアドバイザーとの相性や能力を比較すれば「この人に任せたい!」と思える担当者に出会う確率が上がります。

担当者と合う・合わないは人によって違う
(27歳・女性看護師 病院の小児科病棟から美容皮膚科クリニックへ転職)
登録してみないことにはどのサイトが優良なのか、周りに使ったことがある人や今現在使っている人がいない限りわかりません。キャリアアドバイザーさんからの連絡をしつこいと感じる程度も人によって違いますし、同じ転職サイトでも担当者によって違います。複数登録でいろいろなキャリアアドバイザーさんとやりとりすれば、自分に合った人をみつけることができます。
たくさんの担当者からベストな人を選ぶべき
(47歳・女性看護師 総合病院の消化器外科から総合病院の一般外来へ転職)
複数登録していろいろな担当の方と話をするのが一番だと思います。私個人の経験ですが、合う・合わないはその人材紹介会社ではなく担当によると思います。
複数登録しても紹介されるところはだいたい同じですが、キャリアアドバイザーさんは違うので自分に合う人を選べばいいでしょう。自分の希望を先方へ上手に伝えてくれる人・伝えられない人、会社の言いなりの人など、いろいろな人を見てきたので複数登録で自分に合う人を探すのは大事だと思います。

3.複数の観点からアドバイスがもらえる

複数登録をすることで2人以上のキャリアアドバイザーから違う視点でアドバイスがもらえるため、視野を広げながらより納得度の高い判断ができるようになります。

転職先を決める際に、「この判断でいいのか」「もっといい選択肢はないのか」と不安になったとき、頼りになるのは転職のプロからのアドバイス。キャリアプランや条件の優先順位など、1人だけではなく数人の意見を参考にできるのは心強いですね。

転職サイトによってサポートが全く異なる
(33歳・男性看護師 総合病院の呼吸器内科から別の総合病院の呼吸器内科へ転職)
転職サイトによって、社風の違いなのかサポートの度合いが全く違います。体育会系のように強い圧力で転職先の企業を紹介してくるところもあれば、そっと背中を押すように裏方に徹してくれるサイトもあります。自分に合った場所をみつけるために、複数登録は必ず意味があると思います。

看護師転職サイトに複数登録するデメリット2つと解決策

複数登録のデメリット

メリットがある一方で、複数登録をするデメリットも存在します。

1.担当者との連絡が増えて面倒になる→複数登録は3社まで

登録した転職サイトが増えれば、それだけキャリアアドバイザーとのやり取りも増え、面倒と感じることが多くなります。

複数のキャリアアドバイザーと連絡を取っていると、「どの転職サイトのどの求人に応募したのか、どの担当者とどこまで話したのか」がわからなくなり負担に感じる看護師さんも。また、連絡が頻繁な担当者からの勤務中や夜勤明けの電話にイライラしてしまうこともあるでしょう。

複数登録のメリットを生かしつつ煩雑さも適度に抑えるためには、最初は2、3社程度の登録にとどめ利用しながら絞っていくのがおすすめです。

キャリアアドバイザーのコメント
(30代前半・男性 看護師転職サイトのキャリアアドバイザー)
登録する転職サイトの数は3つまで
たくさんの転職サイトに登録しても、結局、きちんとやり取りができるのは3社程度までだと思います。それ以上多いと、やり取りする相手や提供される情報が増えるばかりで、整理できないまま応募先が選べないという事態になることもあります。
転職サイトの登録は3社程度に抑え、連絡頻度や連絡方法も最初に希望を伝えておくと混乱せずに利用できるでしょう。

2.複数の異なるアドバイスで迷う→鵜呑みにしない

複数のキャリアアドバイザーとやり取りすると、いろいろなアドバイスがもらえる反面、時には正反対の助言をされる場合もあります。混乱して、応募先が決めきれなくなったり転職に迷いが生じることもあるでしょう。

ここで重要なのは、最終的に判断するのは自分であるということ。担当のキャリアアドバイザーの言うことを鵜吞みにせず、自分でも判断できるように情報収集をしておくことが大切です。

キャリアアドバイザーのコメント
(30代前半・男性 看護師転職サイトのキャリアアドバイザー)
アドバイスに翻弄されず自分でも情報収集を
キャリアアドバイザーによって転職観やサポートの仕方はさまざまなので、看護師さんへのアドバイスもさまざま。正直、自分のところで転職を決めてほしいですから、時には無責任なアドバイスをする担当者もいるかもしれません。 複数あるアドバイスの中からどれが一番自分に合っているか、自分が求める転職に必要か判断できるように、応募先のHPなどで調べ看護師さん自身も情報収集することが必要です。

複数登録の看護師転職サイトはどう選ぶ?おすすめチェックポイント3つ

複数登録おすすめチェックポイント

複数登録する際、どうやって看護師転職サイトを選んだらいいのでしょうか?比較する際のチェックポイントは以下の3つです。

複数登録のポイント1.どんな求人を保有しているか?

転職サイトを選ぶ際、どんな求人をどれだけ保有しているかは重要ポイントとなります。主要転職サイト3つの公開求人数は、以下の通りです。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事) 148,350件
マイナビ看護師 58,233件
看護roo! 83,071件※サイト掲載数

(2023年11月時点)

上記ではレバウェル看護(旧 看護のお仕事)が最も求人数が多いですが、一概に求人数の多さだけで転職サイトを比較するのは危険です。なぜならどれだけ求人数が多くても、自分が希望する求人があるとは限らないためです。条件に合った求人を保有し、なおかつそれを担当者が紹介してくれなければ意味がありません。

どんな職場でどういった働き方がしたいのか?急性期なのか慢性期なのか、病棟なのか外来なのか、病院なのかクリニックなのか、常勤なのかパート・派遣なのかなど、条件に合った求人を多く保有しているかどうかが選ぶポイントの一つとなります。

複数登録のポイント2.キャリアアドバイザーの質は?

キャリアアドバイザーが優秀か、求職者の望むサポートをしてくれるかどうかが、転職サイトを選ぶポイントとなります。

キャリアアドバイザーの質は3つの力でチェックできます。

  • 難しい条件でもあきらめない交渉力
  • 希望条件の背景まで聞いてくれるヒアリング力
  • 他社の求人でも提案できる営業力

看護師さんの希望条件に対し、背景や理由をヒアリングすることなく「そういった求人はありません」と妥協をうながすキャリアアドバイザーはおすすめできません

また、連絡スピード・頻度も求職者に合わせてくれるかも重要。多すぎると「しつこい・強引」、逆に少なすぎると「放っておかれている」と感じてしまいます。

有能なキャリアアドバイザーが多い転職サイトを選び、転職をスムーズに成功させましょう。

複数登録のポイント3.転職サポートや条件交渉は?

転職サイトのキャリアアドバイザーは主に、以下の転職サポートをしてくれます。

  • 求人紹介
  • 履歴書・職務経歴書の添削
  • 面接対策
  • 職場見学・面接の日時調整
  • 職場見学・面接の同行
  • 条件交渉

上記は転職サポートの基本で、それ以外に応募先の情報収集や転職スケジュールの管理、転職の相談などにも対応してくれるかどうかが、良い転職サイト、良いキャリアアドバイザーの見極めポイントとなります。

また、医療機関と転職サイトとの信頼関係によって、内定後の条件交渉もスムーズです。年収や残業時間、夜勤の回数など待遇に関する交渉をしてくれ、結果を内定通知書や採用条件通知書に明記してもらうよう医療機関側への依頼もしてくれます。

転職サイトに複数登録するおすすめの組み合わせ3パターン

看護師転職サイトを複数登録する場合、どういう組み合わせで選べばいいのでしょうか?メインとする転職サイトを軸に、おすすめの組み合わせパターンを提案します。

都市部に強い「看護roo!」をメインとする複数登録パターン

看護roo!は、看護師と医療機関双方のマッチングを重視しています。キャリアアドバイザーの質や条件交渉力の評価も高く、すべての看護師におすすめしたい看護師転職サイトです。

また、東京・大阪・名古屋の3つの拠点で、注力エリアを限定しており、関東・東海・関西を中心とした首都圏や主要都市の優良求人が充実しているのも特徴です。

看護roo!と組み合わせて登録すべき看護師転職サイトは以下の2つです。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)レバウェル看護のキャプチャ
  • 看護roo!と同じく転職サポートが手厚く、1~2年目の新人看護師やブランクのある看護師さん向き
  • 保有求人数が多く、選択肢が広い

公式サイトはこちら

看護師ワーカー(旧 医療ワーカー)医療ワーカー
  • 全国に30の拠点があり、看護roo!が不得意とする地方の転職に強い
  • 転職サポートが手厚く、こまめに連絡をくれる

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転職サポートに強い「レバウェル看護(旧 看護のお仕事)」をメインとする複数登録パターン

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)は、直接施設に足を運んで職場に近い情報を収集し、託児所の有無や早退の融通が効くかなどの情報も把握しているため、ママ看護師にはぜひ利用してほしいサイトです。

サポートの手厚さも魅力の一つで、履歴書サポート・面接サポートの満足度(ミライトーチMedia看護師調べ)は最も評価が高く、ブランクのある復職看護師にはおすすめです。

レバウェル看護(旧 看護のお仕事)と組み合わせて登録すべき看護師転職サイトは以下の2つです。

看護roo!看護roo!キャプチャ
  • レバウェル看護(旧 看護のお仕事)と同じく転職サポートが手厚く、医療機関とのつながりや信頼も厚い
  • 東京や大阪など首都圏や大都市の転職に強い

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マイナビ看護師マイナビ看護師
  • 全国に22の拠点があり、都市部・地方にかかわらず転職をサポート
  • 企業・教育機関など病院・施設以外の求人が充実している

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病院以外に強い「マイナビ看護師」をメインとする複数登録パターン

マイナビ看護師は、対面でも相談できる機会を定期的に設けており、じっくり話を聞いてもらえたり相談にのってもらえるのが特徴です。

「コンサルタントの情報力・知識量」(ミライトーチMedia看護師調べ)がどのサイトよりも優れており、看護師の資格を活かすことのできる一般企業の求人もそろっているため、病院以外に転職したい方におすすめです。

マイナビ看護師と組み合わせて登録すべき看護師転職サイトは以下の2つです。

ナース専科 転職(※旧ナース人材バンク)ナース専科 転職キャプチャ
  • 各地域に専任のキャリアアドバイザーを置いているため、マイナビ看護師と同じく都市部・地方にかかわらず転職をサポート
  • 対応が早く、スピーディーに転職が進められる

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看護roo!看護roo!キャプチャ
  • 転職サポートが手厚く、医療機関とのつながりや信頼も厚い
  • 東京や大阪など首都圏や大都市の転職に強い

公式サイトはこちら

転職サイトに複数登録したあとの注意点3つ

看護師転職サイトを上手に活用するために、ここでは複数利用するときの注意点をお伝えしていきます。

1.スケジュールの管理を徹底する

複数のキャリアアドバイザーとの面談・面接のアポイントが重ならないために、スケジュール管理は徹底しておきましょう。

スケジュール管理のコツは以下の4つです。

  • サイトごとにスケジュールを色分けして記入
  • エージェントごとにメールフォルダを分ける
  • どのコンサルタントとどんな話をしたのかもメモする
  • 返信はなるべく早く行う

上記を心がけると、やり取りに混乱することなくスケジュールが管理できます。

2.事前に担当者に複数登録している旨を伝える

あらかじめ担当のキャリアアドバイザーには他のサイトにも複数登録している旨を伝えておきましょう。

複数登録を隠して転職活動を行っていると、各サイトの担当者が同じ求人に重複して応募するミスが起こり、病院側に不信感を与えてしまうことも。担当者に複数登録を伝えることで応募前に確認をとってくれるようになり、スケジュールも他の案件に考慮して組んでくれます。

各サイトHP内では複数登録は問題ないことが明記されており、サービスの比較をするために推奨しているサイトもあるため遠慮なく伝えましょう。

3.複数登録は2、3社にする

転職サイトの複数登録に最適な数は2、3社です。あまり多くのサイトを利用しても、やり取りやスケジュールの管理に手間がかかり、比較をするという本来の目的を果たすのが難しくなってしまいます。

先で紹介した複数登録のおすすめパターンを参考に、利用したい看護師転職サイトを絞ってから登録をしましょう。

まとめ

いくら事前に評判や口コミを調べても、自分に合う看護師転職サイトかどうかは、実際に登録し利用してみないと正直わかりません

「複数登録は面倒だし、今やり取りしているキャリアアドバイザーさんに悪いから」とあきらめる看護師さんは多いですが、多くの転職サイトは複数登録を推奨しており、他に負けまいとキャリアアドバイザーさんはさらに手厚くサポートしてくれるようになります。

まずは複数登録して自分に合った転職サイトとキャリアアドバイザーを見つけ、転職の成功を目指しましょう。

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