看護師が転職で後悔する理由と失敗回避の対策~体験談や口コミも紹介

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「看護師の転職で後悔しないためには、何に気を付ければいい?」
「こんなはずじゃなかった…次こそは転職で後悔したくない」

この記事では、看護師へのアンケートやキャリアアドバイザーへの取材をもとに、転職で後悔した理由や後悔する看護師の特徴、後悔しないための7つの対策をお伝えします

看護師の口コミと体験談も紹介します。最後まで読み進めれば、転職で失敗しないためのヒントが見つかるでしょう。

おすすめの看護師転職サイト3選
順位 転職サイト名 総合満足度
1 看護roo!
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4.66
2 看護のお仕事
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4.40
3 マイナビ看護師
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4.36

看護師が転職で後悔して悩みを抱える5つの理由

疑問を抱く看護師3人

別の病院やクリニックなどにいざ転職しても、後悔してしまう看護師は少なくありませんが、その理由はさまざまです。まず、看護師へのアンケートももとによくある5つの理由を紹介します。

【看護師が転職で後悔する理由】

▼アンケート概要
対象:過去3年以内に転職して後悔した看護師
回答者数:29人
調査実施期間:2021年7月29日~8月12日
調査実施主体:株式会社キュービック

後悔する理由1:勤務条件や業務内容が聞いていた話と違った

転職後に「勤務条件や業務内容が聞いていた話と違った」という理由で後悔する看護師は多くいます。編集部にも、こうした口コミが寄せられました。

看護師の口コミ
年間休日数が少ないうえ土日出勤もあった
(26歳・女性・大学病院から2.5次救急病院へ転職)
転職先は大動脈血管外科専門の集中治療室だったが、年間休日数が予想より少なかった。土日の勤務もないと聞いていたのに、実際は平日と同様に運営しているなど、聞いていた条件と違っていた。
また、もともと希望している部署ではなく、何ヶ月かしたら異動できると言われていたのに、しばらく異動できなかった。
看護師としての専門的な業務がほぼなかった
(41歳・女性・総合病院内科病棟からデイサービスへ転職)
総合病院から離れてデイサービスのパート看護師となり、その日の利用者のバイタルサインのチェックや服薬管理、体調管理をするという勤務条件で働き始めました。
しかし実際は介護職員の人数が少なく、送迎から食事の調理、通院介助、リハビリテーションなどにも、ローテーションを組むための一員として取り組むことになりました。
看護師としての業務はほぼないに等しく、運転には自信が無いにもかかわらず車椅子を乗せて運転をしたり、利用者と勤務スタッフ合わせて15人程度の昼食を調理したりと、自分が看護師なのか何なのか疑問に思うようになり後悔 しました。

こうした勤務条件や業務内容の細かな違いを事前に知らされない、または誤った情報を伝えられたことによって、転職して早々に「辞めたい」と後悔する看護師も多いのです。

一方、転職先の正確な情報を手に入れることができなかったもう一つの原因として、事前の情報収集が不足していた可能性も考えられます

後悔する理由2:人間関係が悪い職場だった

「人間関係が悪い職場だった」というのも、看護師の転職でよくある後悔の一つです。

上から指示を出す事務員がいて人が辞めていった
(48歳・女性・個人病院の内科から個人病院へ転職)
個人経営の病院になると看護師も少人数なので、合わない人がいると勤めにくいことがあります。特に私の場合、施設の開設時から勤務されている事務員がくせのある方で、看護師の資格もないのに上から指示を出してくるような状態でした。
その人のおかげで新しく入職した人はほとんど辞めていってしまいました。面接のときに表面的なこと以外も質問すればよかったと後悔しました。

人間関係に関しては、転職して実際に働いてみないと見えない部分も多いですよね。自分に合わない職場だと精神面での消耗が大きく、早々に転職を考えてしまう看護師も多いようです。

また、こうした口コミも寄せられました。

アットホームで雰囲気がいいと聞いていたのに…
(26歳・女性・大学病院の耳鼻科・外科・内科混合病棟から総合病院の慢性期混合病棟へ転職)
転職サイトの担当者からは「アットホームで雰囲気がいい」と聞き、看護部長との面接でも「和気あいあいとしているし、先輩たちもしっかり教えてくれる」という言葉に安心して入職しました。
が、実際は余裕のない人員配置で殺伐としており、医師に頭が上がらず厳しい声を浴びせられることもしばしばありました。確かに仲間内では和気あいあいとはやっていましたが、とても長く働いているナースも多く、常に中途採用の看護師は使えるか使えないか試されている目で見られておりました。
新人は一筋縄では仲間に入れない印象を受け、「やはりもう少し雰囲気をよくみておけばよかった…」と後悔してしまいました。

入職してみないと分からない点も多いものの、いずれの看護師にも共通するのは「事前に質問すればよかった」「雰囲気を見ておけばよかった」と、事前にできたであろう対策を行わなかったせいで後悔している点です。

また、マイペースな人が急性期病院に転職してスピード感ある雰囲気に馴染めないケースや、大学病院に転職して「新卒グループ」の輪に溶け込めないというパターンもあるでしょう。

後悔する理由3:労働時間・残業が増えた

疲労を感じる看護師

求人票や面接で確認した「労働時間」や「残業時間」の実態を知らないまま転職してしまい、予想とのギャップに後悔する看護師もいます。

例えば、次の口コミのようなパターンです。

毎日の残業に加えて持ち帰り勉強をする日もあった
(27歳・女性・総合病院から中規模病院のケアミックス病棟へ転職)
残業は月10時間くらいとのことだったが、ほぼ毎日残業があった。新しく経験する科であったため勉強することが多く、自宅に持ち帰り勉強をする日もあった。
仕事と育児を両立しやすい病院を希望しての転職だったが、保育園のお迎えにも間に合っていなかった。結局、自分でパートタイムのデイケアを探して再転職した。

残業時間が想定よりも多いと、プライベートが圧迫されるばかりか、体調を崩してしまう可能性もあります。また、実質は働いているようなものであっても、勉強時間は勤務時間にカウントされないことがほとんどです。

勤務開始より何十分も前の出勤が必須だった
(26歳・女性・総合病院の整形外科外来からデイサービスへ転職)
「勤務時間は8時半から17時半で残業はほぼない」と言われていたが、実際は8時前には出勤していなければならず、残業もほぼ毎日ありました。
これから転職する看護師には、事前にしっかり徹底的に調べておくことをおすすめします。8時半から勤務と書いてあっても、実際は勤務開始よりも何十分も前に出勤しておくというような暗黙のルールなどがあるかもしれないので、口コミなどを見て調べると良いと思います。

労働時間などは転職サイトやインターネット上の求人票にも明記されていますが、病院からすると「職場環境を少しでも良く見せたい」といった気持ちが働く事情もあります。

細かな実態までは正確に反映していない求人票もあり、情報をただ鵜呑みにしてしまう、または情報収集が不足していた結果として後悔してしまう看護師が多いのです。

後悔する理由4:給料が減った

転職する前は「大丈夫」と楽観的に考えていても、いざ転職した後に給料が減って後悔する看護師は少なくありません

休日手当をもらえるものと勝手に思い込んでいた
(27歳・女性・大学病院脳外科から総合病院整形外科へ転職)
病院の規模が違って仕事内容も楽になったが、給与がかなり減少。休日手当はもらえるものと勝手に思い込んでいたため確認しなかったが、ふとした時に他のスタッフとの会話で「ここの病院休日手当ないとかあり得ないよね」という話になり気づきました。入職後なので何もできずそのままです。
家族がいるスタッフが多く、20代の自分たちが休日に働くことが多かったため、かなりショックだった。ただでさえ自分から確認しづらいお金や休み、福利厚生のことはどのように把握したらいいのかわからない

また、給与の維持も転職で守りたい希望条件の一つなのに、転職前に明確にしていないことで後悔する看護師も多いです。

忙しさから抜け出したくて転職したが年収減少で後悔
(24歳・男性・急性期内科から訪問看護ステーションへ転職)
大学病院の労働のきつさに嫌気がさし、業務的に楽そうな精神科を選びました。個人病院なので福利厚生、退職金、共済組合にいたるまで大学病院と比較すると条件が悪く、給与を比較しても年収で100万以上下がりました。長く勤めても退職金も低くメリットがありません。
前の職場の労働がきつすぎて、とにかく忙しさから抜け出したい思いが強く、後先を考えず目先の楽さに目を向けて転職してしまったことが後悔の原因だと思います。

この場合、「多少忙しくても、休日手当は確実にもらえる職場」など希望条件を明確にし、これだけは守るという意思をもって求人を選ぶ必要があります

給与は生活に直結する要素でもあるため、転職前に可能な限り正確な情報を手に入れておきたいですが、自分一人ではなかなか難しいですよね。対策は記事後半で紹介しているので、ぜひ先へお進みください。

後悔する理由5:通勤が思ったよりも大変になった

転職で後悔してしまう看護師の中には、通勤の面で苦労している人もいます

よくあるのが、行き帰りの経路をインターネットで調べ、通勤時間の目安を立てたものの、実際に通い始めたら通勤ラッシュや乗り換えなどで想像以上に時間がかかったというケースです。転職で後悔したくない人は注意しましょう。

また、勤務のための移動手段が想像と違って大変だという看護師からも、口コミが寄せられました。

雨の中でも自転車で訪問看護をすることに
(28歳・女性・高度急性期病院のICUから訪問看護ステーションへ転職)
訪問看護ステーションに転職した。車での訪問ができると事前に聞いていたが、実際には駐車場が人数分なく、雨の中カッパを着て自転車で訪問に行かされるなどさせられている。
ほとんど何のリサーチもせず、転職した同僚の話を聞いて気軽な気持ちで決めてしまったのがいけなかった。後悔しているが、まだ転職して数ヶ月のことなのでしばらくはがんばってみようと思い努力している。

これらも事前の確認不足が原因であることがほとんどです。看護師にとって通勤は毎日しなければならないもののため、「ストレスなく通えるか」は欠かさずチェックしておきましょう。

【体験談】転職して後悔した看護師の実際の事例

ここからは、転職で後悔した経験をもつ看護師の体験談を紹介します。

実際の転職活動から、当時を振り返っての反省、これから転職を考える方へのアドバイスについてお話を伺いました。ぜひ参考にしてみてください。

▼プロフィール

女性看護師 29歳
経歴:大学病院の救命センターに約2年間勤務した後、三次総合病院HCUへ転職。現在も勤務中だが、再転職を検討中。

ー転職した理由や経緯を教えてください。

もともとは大学病院の救命センターに務めていましたが、個人的な事情があり、転職を考えました。転職サイトを使って情報を集め、それまでと同じく「大きい病院」という条件のもと三次救急の病院を探していきました。

ー転職後、実際に働かれてみて後悔した点を教えてください。

人間関係の面で後悔しました。急性期の病棟で忙しいのも原因かもしれませんが、口調が厳しい人が多くて、入って1日で辞めてしまう人もいるような環境です。

人間関係が良いと聞いていたのですが、いざ働いてみると、中途採用だからと余計に厳しい目で見られることもあって。前の病院では軽症の患者さんの看護がメインだったので、仕事にもなかなか慣れませんでした。

ー想像されていた以上に「ギャップ」を感じたということですね。

人間関係に期待していたことと、現実はまったく逆でした。あとは、ボーナスが少ないことはわかっていたのですが、給料に関しても求人や口コミサイトに書かれていたものよりだいぶ少ないです。

ー「転職活動でもっとこうすればよかった」と後悔したことはありますか?

人間関係は働いてみないとわからない部分もあると思いますが、知り合いの看護師などに、三次救急の職場の様子をもっと聞いておけばよかったと思います。

今は転職活動中ですが、前回の反省を踏まえ、色々な環境で働いている知り合いの看護師に病院の情報を聞いて回っています。

ー転職を考えている看護師の方に、アドバイスをお願いします。

まずは、何事も鵜呑みにしないことが大切だと思います。もちろん情報収集は必要ですが、口コミサイトなどは匿名情報としてあくまで参考程度に留めておくのが無難です。

知り合いや友人に看護師がいたら、職場の実際の様子を直接聞いたり相談したりすることが、転職で後悔しないために必要な行動といえるかもしれません。

転職で後悔する看護師の5つの特徴

看護師とクエスチョンマーク

看護師が転職で後悔してしまう要因を、次の5つの特徴から探っていきます。

【転職で後悔する看護師の特徴】

深く考えずになんとなく転職を決めてしまう

まず転職で後悔してしまう看護師の特徴として挙げられるのが、「なんとなく」で今働いている医療機関からの転職を決めてしまうことです。

誰しも転職を考える際には、その職場から離れたい理由がありますよね。例えば、よくある理由は、前述した勤務条件や業務内容、人間関係、労働時間などです。

そういった転職したい理由を深く考えないまま焦って転職を決めると、結果的に何も変わらず、前と同じ環境で疲弊する状況に陥りがちです。

早く今の状態から抜け出したかった
(25歳・女性・急性期の総合病院から慢性期の病院へ転職)
後悔する転職になった原因は、早く転職したい気持ちが強くて焦って転職先を決めてしまったこと。
早く今の状態から抜け出して、新しい病院で理想的な働き方をしたいという気持ちばかりが先行していた。

また、場合によっては現在の職場で解決できる問題もあるかもしれないので、深く考えずに転職を決めてしまわないよう注意しましょう。

求人情報の条件を細かく確認していない

転職サイトなどに載っている求人情報だけを見て納得してしまうのも、転職で後悔する看護師にみられる特徴です。

転職前に勤務状況について質問できなかった
(27歳・女性・産婦人科病棟から産科クリニックへ転職)
新型コロナウイルス感染症が流行している中での転職活動であり、実際に病院を訪れて労働条件などの説明を聞くことができなかった。
面接もオンラインだったため、詳しく質問する機会がもてず、実際の勤務状況を知らないまま転職してしまった

一般的に求人情報には次のような労働条件が書いてありますが、記載の情報だけではなく実態を細かく確認する必要があります。

【求人情報の記載項目(一部)】

  • 業務内容
  • 給与、給料の額、内訳
  • 始業及び終業の時刻

求人情報に虚偽が書かれていることはないと思ってよいですが、例えば「休日手当が別に付くと思っていたら、給与に含まれていた」「終業の時刻は早めだが、実際は帰りづらい雰囲気」などのケースも考えられます。

このように、記載の内容だけでは現場の実態を読み取れない求人情報が存在することは理解しておきましょう。

自分の希望する条件が明確になっていない

後悔する看護師の特徴の3つ目は、自分が転職先に希望する条件が明確になっていないというものです。具体的には、希望条件があいまいなまま「言語化」できていない人が目立ちます。

例えば「人間関係が良い職場」を希望する人は多いですが、人間関係の良し悪しの定義は人それぞれです。そのため、理想の職場についてもっと考える必要があります

また、次のような口コミも寄せられています。

希望条件を担当者に詳しく伝えられなかった
(25歳・男性・大学病院の眼科、内分泌代謝内科から個人病院の眼科、内科へ転職)
転職したことで後悔。転職活動では転職サイトを利用したが、自分の転職の希望条件を詳細に伝えることができなかった。
転職後の仕事の条件や生活を見据えて職場を考える必要がある

このように希望条件をうまく言葉にできないと、求人を探す際もうまくいかなかったり、迷ってなかなか絞り込めない状況になったりする可能性があります。

応募先の病院などの職場見学をしない

職場見学などで働く現場を見ずに転職先を決めてしまい、後悔する看護師も少なくありません。

看護師にとって、働く病院やクリニック、介護施設などは長時間過ごす「第二の家」のような場所です。そのため事前に院内の雰囲気や、働いている人の特徴を肌で感じる機会をもつことが大切になります。

人間関係などが理由で後悔してしまう看護師の場合、事前に「職場見学」をしていなかったケースは多くあります。こうした口コミも寄せられました。

日々の様子を何回か見学するべきだったと思う
(41歳・女性・総合病院内科病棟からデイサービスへ転職)
ハローワークで求人票を見て、時間や給与のみで勤務する事を決めました。そのため職場見学などはせず、転職前に職場を訪れたのは面接時の1回のみでした。
その時点で働くことを決めてしまったのが後悔することになる原因だと思いました。何度か実際の日々の様子を見学させてもらったりするべきであったと思います。

また次の口コミのように、見学をしたとしても職場の一部しか見なかったり、見学の際の質問が不十分だったりするパターンもあります。

配属先の職場をほとんど見学できなかった
(26歳・女性・総合病院の混合病棟から小規模病院の整形外科の外来へ転職)
環境も機材も機械も違うものなのに、勉強して質問しても指導はそこそこ。人間関係が理由で転職したことを後悔しました。
ライフワークバランスを考え夜勤のない業務を行いたいと希望し、面接しましたが、配属されるであろう部署には見学がほぼできなかったのが判断ミスの理由であると考えています。
あとは看護部長がメンバーを紹介するときに少し濁した部分を踏み込んで聞かなかったのも原因かと思います。

1カ所の面接だけで転職を決めてしまう

病院や施設1カ所とだけ面接をし、そのままその職場への転職を決めてしまう看護師も後悔しがちな傾向にあります。1カ所しか見ていないので「本当はもっといい環境があったかも…」と感じてしまうのです。

次の口コミを見てみましょう。

他の病院の話も聞いてみればよかった
(35歳・女性・総合病院の外来から消化器内科クリニックへ転職)
後悔した原因は、転職先を複数箇所で検討はしていたが、面接1件目で決めてしまったこと。入職の話が進んでしまったことに前向きに返事をしてしまい、断りづらい状況になってしまったこと。
他に面接だけでも来てくださいと言われていた病院もあったので、実際に話を聞いてみるなどしていればよかったと思っています。

誰しも「早く転職先を決めたい」という気持ちが勝り、慎重さを欠いてしまうことはあります。

しかし病院など複数の医療施設の面接を受け、比較して検討することができれば、労働条件の妥当性や自分に合った職場環境かを相対的に判断できます。後悔が少ない転職先を選び取れる可能性が上がるのです。

看護師が転職で後悔しないための7つの対策

ガッツポーズをとる看護師

ここではキャリアアドバイザーへの取材をもとに、看護師の転職で後悔しないための7つの対策をお伝えします

【看護師が転職で後悔しないための7つの対策】

これらを可能な限り実践して、後悔のない転職をしましょう。

▼お話を聞いたキャリアアドバイザー

看護師を対象としたフリーのキャリアアドバイザー男性。転職サイトのキャリアアドバイザーも約5年間経験。

職場の上司や同僚に相談して環境改善に努める

まずは、現職の上司や同僚に相談をしてみてください。なぜならあなたが抱えている悩みは、相談することで解決できる可能性もあるからです。

例えば「給料が低い」といった悩みがある場合、上司に相談すれば「来期から評価制度が変わるので、給料が上がるかもしれない」といった話を聞けるかもしれません。

これはあくまで一例ではありますが、転職までしなくても思わぬ形で悩みが解決するケースは珍しくないのです。

いざ転職するとなると、一から環境に慣れる必要があり、新たな悩みが生まれる可能性もあります。まずは冷静に、現在の環境のまま改善を図れないか考えてみましょう。

看護師向けの転職サイトで担当者に相談する

転職を考える際は、看護師向けの転職サイトに相談するのがおすすめです。

転職サイトを使うと、「キャリアアドバイザー」と呼ばれる担当者が登録した看護師一人ひとりに付きます。キャリアアドバイザーは求人に載っていない情報の共有や、職場見学の調整もしてくれる心強い存在です。

看護師を専門としている転職サイトの場合、病院やクリニック、介護施設などに担当者がひんぱんに足を運んでいることもあり、次のような情報をもっている可能性もあります。

【キャリアアドバイザーがもつ情報】

  • 実際の残業時間、給料、休日の状況など
  • 職場の特色、雰囲気
  • 代表者や看護部長の人柄
  • 人員補充の場合、前任者が辞めた理由
  • 過去の転職事例

転職で後悔しないためには転職サイトもかしこく利用しつつ、情報を幅広く手にしていくことも大切です。

おすすめの転職サイトは「 転職で後悔したくない看護師におすすめの4つの転職サイト 」で紹介しているので、ぜひご覧ください。

応募先の情報収集を多方面から行う

後悔しないためにも、看護師が転職先を考えるときは多方面からの情報収集を心掛けてみましょう

【多方面から情報収集を行う方法】

  • 求人情報を読み込む
  • 病院、施設など応募先のホームページをチェックする
  • 看護師の知り合いに応募先の職場環境を聞く
  • 口コミサイトで投稿者のリアルな声をつかむ

さまざまな媒体から応募先の情報を集めるほど、情報の精度が上がっていきます。逆に1方面からしか調べていないと、得られる情報が偏ってしまう可能性があります。

いざ転職したあとに「聞いていた話と違った」といった事態を回避するためにも、これらのポイントを意識して転職先を探していきましょう。

自己分析をして希望条件を明確にする

看護師として自己分析をし、転職でかなえたい希望条件を明確にしておきましょう

自己分析が重要な理由は、希望が明確になっていないと、転職後に「こんなはずじゃなかった」と感じる可能性が高まるからです。

まずは自身を振り返り、仕事の経験や看護師として大切にしてきたこと、転職理由を深く考えてみてください。そのうえで、次のような転職でかなえたい条件を洗い出します。

【転職で重視する条件の例】

  • 業務内容
  • 勤務時間や残業時間
  • 給与
  • 年間休日数、有給休暇

ある程度出そろったら「Must(絶対かなえたい)条件」と「Want(できればかなえたい)条件」に分けます。頭だけで考えると漏れが発生しがちなため、紙に書き出すのがおすすめです。

こうして「Must条件は絶対に外さない」とあらかじめ決めておけば、転職で後悔する可能性を限りなく低くすることができます。

複数の応募先を検討して比較する

看護師の転職では1回だけの面接で決めずに、複数の応募先を比較することも意識しましょう。複数に応募して面接を重ねれば、医療機関同士を相対的に見て希望に合う職場を選べるようになるからです。

直接応募であれ、転職サイト経由での応募であれ、複数の病院に併願で応募するのは看護師の転職でも一般的です。

それで選考が不利になるおそれはありません。むしろ複数の病院の面接を受けると、採用担当者の人柄や対応も見比べられるので、看護師にとってはメリットの方が大きいのです。

通勤は実際の時間帯・状況で体験しておく

実際の通勤時間の確認も、看護師が転職で後悔しないためには大切なポイントです。

インターネットで検索していたとしても、実際に通勤してみると想像以上に時間がかかるケースは珍しくないからです。車通勤の場合は渋滞、電車の場合は通勤ラッシュに巻き込まれるケースも想定されます。

こうした状況を事前に知っておくにも、例えば出勤時間が平日午前8時であれば、同じ時間、状況の中で応募先までの道のりを体験してみるのがおすすめです。

通勤のストレスは仕事にも影響するので、できる限り事前にイメージをつかんでおきましょう。

職場見学をして実際の雰囲気を確かめる

「ここに転職しよう」と決める前に、ぜひ職場見学を申し出て看護の現場の雰囲気を確かめてみてください

どれだけ求人情報や口コミサイトを読み込み、友人に話を聞いても、職場の雰囲気までは正確につかめないものです。後悔しないためには、自分で事前に体験してみる作業が欠かせません。

無事に職場見学を許可されたら、自分に合う職場か確かめるためにも次のチェック項目を意識してみましょう。

【職場見学でチェックしたいポイント】

  • 院内の設備、清潔さ
  • 働く看護師の雰囲気(笑顔はあるか、忙しそうか)
  • 人員構成(ベテランが多いか、または若手主体の現場か)
  • 見学者への対応
  • 周辺環境(飲食店などの充実度、騒がしくないか)

これらの項目を確かめておけば、大体の雰囲気がつかめるはずです。他にも、自分に合いそうな職場はどのような雰囲気か、考えて職場見学に臨んでみてください。

転職で後悔したくない看護師におすすめの4つの転職サイト

「転職で後悔したくない」と考えている看護師の方におすすめの転職サイトを4つ紹介します。

【おすすめの看護師向け転職サイト】

最初の3つの転職サイトは、比較的求人数が多くサポート実績が豊富です。一方、MCナースネットには単発の案件も多いため、試しに働いて自分に合った職場環境を見極めたい人におすすめできます。

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対応地域 首都圏・都市部を中心に全国
公開求人数 約5万7千件
問い合わせ受付時間 平日 午前9時~午後9時
運営会社 株式会社クイック(東証一部上場)
厚生労働大臣認可・プライバシーマーク 取得

(2021年8月時点)

看護のお仕事

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看護のお仕事は、年間4千回を超える病院・施設への訪問取材により看護師の「働きやすさ」を確認したうえで求人情報を提供している転職サイトです。

登録すると指定した希望時間帯に合わせて15分間の条件ヒアリングがあり、その後はLINEやメールで求人情報を紹介してもらえます。

看護師の「お悩み相談室」では、スキルやキャリア、待遇などの悩みをキャリアアドバイザーに無料相談できます。お悩み相談掲示板で事例も読めるので、サイトを覗いてみてください。

対応地域 全国
求人数 6万件以上(2019年度実績)
問い合わせ受付時間 平日 午前9時半~午後9時
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
厚生労働大臣認可・プライバシーマーク 取得

(2021年8月時点)

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マイナビ看護師は、一般的にも知名度の高い株式会社マイナビが運営する看護師向けの転職サイトです。非公開求人やマイナビ看護師でしか扱っていない独占求人も豊富です。

マイナビ看護師のサイト内には、実際に働く看護師の声を写真とともに掲載した「看護師の職場カルテ」など、転職後のイメージをつかめる情報がたくさんあります。

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対応地域 全国
公開求人数 約5万3千件
運営会社 株式会社マイナビ
厚生労働大臣認可・プライバシーマーク 取得

(2021年8月時点)

MCナースネット

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対応地域 全国
公開求人数 約1万5千件
問い合わせ受付時間 平日 午前9時~午後6時
運営会社 株式会社メディカル・コンシェルジュ
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