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職務経歴書・履歴書の送付状ってどう書くの?【テンプレート】

「職務経歴書の送付状は必要?」
「職務経歴書の送付状の書き方がわからない…」
今回は、職務経歴書の「送付状」に関する解説です。
そもそも送付状とは何?送付状は必要なの?という疑問にお答えします。
さらに、送付状の書き方(パソコン作成・手書き作成)を、見本や例文、テンプレートを交えて解説します。
また、送付状の用紙の選び方やサイズの選び方に関しても詳しく解説します。
- 職務経歴書や履歴書に送付状の同封は必要です
- 送付状の用紙はコピー用紙でOK
- 送付状の用紙サイズは履歴書と職務経歴書と同じサイズのものを用いる
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この記事の目次
職務経歴書・履歴書に同封する「送付状」って何?

そもそも「送付状」とは何でしょうか?
「送付状」は、転職の際に応募者が履歴書・職務経歴書・エントリーシート等に同封して、応募先の会社へ郵送・提出するものです。
「添え状」や「カバーレター」とも呼びます。
送付状は必ず同封しなければならないものではありませんが、ビジネスマナーとして同封するのが一般的です。
送付状には、以下の3点を伝える目的があります。
- 誰から誰に送る書類なのか
- 何のためにその書類を送付するのか
- 何の書類を何枚送付するのか
送付状を作成する際には、以上の3点を欠かさずに書くようにしましょう。
具体的な書き方を、後の章で説明します。
職務経歴書の送付に送付状は必要?

応募企業に郵送で書類を送るときは、送付状といわれる「郵送書類の概要が一目でわかる書類」を添えるのがマナーとされています。
この送付状は「添え状」「カバーレター」などともいわれ、送付状を同封することはビジネスシーンでは重要な書類です。
特に、採用に関係する応募書類を送付する場合は、送付状が一枚あることで、企業に「しっかりした人」「礼儀正しい人」という好印象を与えることができるのです。
書類を持参しない場合は必ず送付状を添える
企業に書類を郵送する場合は、送付状をつけるのがマナーです。
送付状があることで、すべての書類を確認しなくても「誰から何の書類が贈られてきたのか」をすぐに確認することができます。
ただし、応募先の企業に直接職務経歴書を持参する場合は、添え状は無くても構いません。
そうでない場合は、すべての応募書類に送付状を作成してください。
送付状自体は採用の合否に関係しない
送付状をもし同封し忘れたからと言って、即不採用にするケースはほとんどありません。
もし、仮に「入れ忘れてしまった!」と後から気づいたとしても、焦らないでください。
後から添え状だけを企業に郵送したり、お詫びの文を送付したりしなくても大丈夫です。
ビジネスマナーと聞くと、必要以上に過敏になってしまう人がいますが、実際の選考は送られてきた履歴書や職務経歴書を見て判断しますので、あまり気にしなくても大丈夫です。
ただ、ていねいな送付状が添えられていた場合は、どうしても「この人はしっかりしているな」と有利になってしまいます。
基本の送付状の書き方を学び、ぜひ人事担当者に好印象を与えられるようにしてください。
職務経歴書、履歴書、送付状はどの順番で入れればいいの?
応募書類を送付する場合、一般的には「送付状、履歴書、職務経歴書」という順番で、ホチキス留めせずに封筒に入れ、送付します。
もし応募先企業から、順序が指定されている場合や、ホチキス留めが指定されている場合は、それに従ってください。
送付する際は折っても構いませんが、万が一水に濡れても大丈夫なようA4サイズが入るクリアファイルなどに入れて、折り曲げずに送付すると採用担当者は見やすくなります。
職務経歴書の送付状の書き方見本【PC作成・基本テンプレート】

送付状は基本的にはパソコンで作成し、印刷したものを使いましょう。
パソコンで作成する場合のテンプレートをご紹介します。

日付は右上に記入する
日付は西暦・和暦どちらでもかまいません。履歴書を送付する年月日を記入します。
これは「〇日に送りましたよ」という証明になる日なので、必ず「書いた日にち」ではなく「送付する日にち」を記入してください。
宛名は左上に記入する
相手の企業名の正式名称、2行目には担当部署などを入れます。
企業名は、〇〇(株)などではなく、必ず〇〇株式会社、と正式な表記で書きましょう。
送付先を確認し、部署宛であれば「御中」、担当者宛の場合は「様」をつけましょう。
もしも企業側担当者の名前がわからなければ「採用ご担当者様」と記入するのが一般的です。
自分の氏名は日付の下に記入する
署名としては、住所、名前、電話番号、メールアドレスを記入すれば十分です。
電話番号は、連絡のつきやすい携帯電話が良いでしょう。
頭語と結語を忘れない
頭語と結語は、手紙を送る際に最初と最後につけるきまった言葉です。
頭語と結語は決まった組み合わせがありますので、あらかじめ覚えておくとよいでしょう。
ビジネスシーンでは、主に頭語を「拝啓」結語に「敬具」を入れるのが最もポピュラーです。
時候の挨拶をいれる
送付状の最初に入れる挨拶としては、
「時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます」
「時下、貴社におかれましてはますますご清栄のことと心よりお慶び申し上げます」
>この2つがよく使われます。「時下」とは手紙の冒頭に良く用いられる、一年中使える時候の挨拶です。
季節に合わせて変える必要がないため、ビジネスシーンではとても使い勝手の良い言葉です。
さらにていねいな印象を与えたい場合はこの「時下」の代わりに時候の挨拶を入れると良いでしょう。
時候の挨拶は、「○○の候」として使用し、12か月それぞれに合った言葉があります。
自分が職務経歴書を送付する季節に合ったものを調べて入れるとよいでしょう。
結びの挨拶を入れる
結びの挨拶は
「何卒ご高覧の上、面接の機会をいただければ幸いでございます。」
「ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」
といった一文で結ぶケースが多いです。「面接の機会を設けてほしい」ということを簡潔に伝えてください。
同封する書類を箇条書きに記載
中央揃えで「記」と一文字記入し、その下に箇条書きで同封書類の名称と枚数を記載しましょう。
これを書くことで、採用担当者は「必要書類がすべて入っているか」確認することができます。
同封する書類をすべて記載した後、右下に「以上」と記入すれば送付状は完成です。
職務経歴書の送付状の書き方見本【手書き・基本テンプレート】

基本的に送付状はパソコンで作成するものですが、やむをえない事情がある場合は手書きでも問題ありません。
送付状が理由で選考で有利になったり不利になったりすることはありませんので、気にしすぎる必要はありません。
送付状を手書きで作成する場合の書き方を解説します。
手書きの場合(縦書きで書く)

1行目の一番上から始める
横書きの場合とは順序が違うので注意してください。
「拝啓」などの頭語は、1行目の一番上から書きましょう。
頭語の後は1文字あけて、時候の挨拶を書き始めます。頭語と時候の挨拶は、一行で収まるようにしてください。
本文は一文字目を下げて書く
本文は、原稿用紙と同じように1文字下げてから書き始めます。
もし文章量が多くなってしまった場合は、読みづらくないように、内容の区切りなどで改行をしてください。
下を1文字分空けて書く
結語は、書き終わった本文と同じ行にそのまま書きましょう。
行のおわりより1文字分開けて書くとすっきりと見やすいです。
本文が行末ぎりぎりいっぱいまでの場合は、改行してかまいません。
数字は漢数字・和暦で書く
横書きの場合と違い、数字はすべて漢数字で、また日付は「平成」で書きましょう。 会社名、住所なども同様です
下を1文字分空けて自分の名前を書く
下寄せで自分の名前を書きましょう。
この時は、結語と同じように名前の最後の文字の後に1文字分のスペースを残しておくようにしてください
「会社名」「部署名」「担当者の名前」を1行で書く
会社名と部署名、担当者の名前を、1文字分ずつスペースを空けながら1行で書きましょう。
どうしても2行になってしまう場合は「部署名」と「担当者の名前」の間で改行するとよいです。
また、手書き特有のポイントとして
- 白い無地の縦書き用便せん(罫線入りでも可)を使用すること。
- 黒のボールペンを使用すること。(万年筆はにじみやすいのでNG
- 修正液を使うことは避け、間違えた場合は新しく書き直すこと。
があげられます。
職務経歴書の送付状の用紙は?サイズは?

本章では、送付状の用紙とそのサイズについて解説します。
送付状の用紙はどのような用紙を使えばいいの?
パソコンで作成する場合は、コピー用紙で構いません。
送付状は通常、採用担当者が確認したらすぐに処分してしまうことがほとんどですので、特別な紙を使用しなくても大丈夫です。
履歴書や職務経歴書もパソコンで作成している場合は、すべて同じ用紙で統一するとよいでしょう。
送付状のサイズは?
通常は履歴書や職務経歴書とサイズを合わせます。
一般的にはA4サイズで合わせることがほとんどですが、履歴書や職務経歴書がB5サイズの場合はそれにあわせてB5サイズで作成しても構いません。
職務経歴書の書き方は下記を参照
職務経歴書の書き方:選考突破レベルの職務履歴書を簡単に書く方法【画像サンプルあり】をチェック!
この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
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