【保存版】志望動機を採用者の視点で添削するときのポイントとは?

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※当サイトは口コミの一部を掲載しています。

志望動機の添削サービスのメリットとデメリット

志望動機を添削するサービスがあります。どのようなものなのか、メリットとデメリットをご紹介します。

人事経験のある転職コンサルタントを利用する

企業紹介から選考対策、予定の調整など転職活動全般を無料でサポートしてくれるサービスがあります。

メリット

  • 人事の視点から、評価される内容や書き方をアドバイスしてもらえる
  • 実際に企業から得た詳しい情報を伝えてくれるため、企業理解が深まり、アピールの質があがる
  • すべて無料

デメリット

  • 日時が決まっている場合がある
  • ていねいなサポートを受ける分、転職活動期間が長くなる場合がある

地域のハローワーク等を利用する

地域のハローワークや、就活生向けの就職支援をしている企業などで、アドバイザーなどによる志望動機の添削を行ってくれるサービスがあります。

メリット

  • 直接担当者と相談しながら志望動機を作り上げることができる
  • 履歴書の書き方全体を相談できる
  • すぐ質問できる

デメリット

  • 自分でその場所まで出向かないといけない
  • 日時が決まっている場合がある
  • 場合によっては有料になる

インターネット上の志望動機添削サービスを利用する

インターネット上には、web上で受けられる添削サービスがあります。企業が行っているものから、個人が行っているもの、そして無料のものから有料のものまで、さまざまなサービスがあります。

メリット

  • 顔を合わせなくても済む
  • web上ですべてのやり取りが完結する

デメリット

  • 相手がどんな人かわからない
  • 正当性に疑問がある場合がある

自分・友人の志望動機を添削するポイント

就職活動や転職活動において志望動機は、面接で自分の感情や意思を伝えるのに大切な、履歴書、エントリーシートでも特に重要視されてる部分です。内定のとれる志望動機は主に4つの構成から成り立っています。一つ一つに振り分けて考えてみましょう。

志望動機の段落構成

Vision

「私は~をしたい」「~に取り組みたい」といった自分の意思や目標を示します。これは論文であれば結論になる部分ですが、志望動機では先に記入することでインパクトを与え、自分はどのような人物かを印象づけます。これが明確になっていないと、企業側の採用担当者は選考時に「この人は結局何をしたくてうちを志望したのか」がわからないまま終わってしまいます。

Emotion

書き出しに続いて、「私はなぜそれをしたいのか」「なぜ取り組みたいのか」といった理由を説明する部分です。自分の経験や資格などをアピールしながらきっかけを具体的に記入するとよいでしょう。これが書かれていないと、人事担当者は目標に向かう理由がわからないので、説得力に欠けてしまいます。

Match

「どうしてこの企業に入りたいのか」「なぜこの企業でなければならないのか」ということを説明します。企業研究をした時点でその会社の特徴・強みや主力商品を引き合いに出して、「この会社で働けば実現できる」とつなげましょう。

Plan

「入社した際には、どのように働きたいか」「どんな仕事に携わりたいか」など入社後のことについて書きましょう。これがあることで面接官に「うちの会社で働くことを具体的に考えているな」とあなたの熱意を伝えられます。

志望動機を添削する時は、ぜひこの4つがわかりやすく書かれているかをポイントにしてください。

志望動機の例文

vision

私は子どもに勉強を教えるだけでなく、一人の大人として心の支えになってあげたいと思っています。

Emotion

塾講師の経験から、これからは学習面のサポートだけでなく、生徒の心のケアも含めたトータルなサポートが必要だと考えました。

Match

そこで貴社の「子供の心に寄り添う指導」という姿勢に魅力を感じ、貴社を志望いたしました。こうした考えこそが顧客満足度トップである理由と実感しています。

Plan

入社したら、生徒の些細な変化に気を配り、「学ぶことの楽しさ」と「安心感」を伝えられるように尽力して参ります。

履歴書に文章を書くときの3つのポイント

  • 一文はできるだけ短く読みやすくしましょう。40字以内がベストです。
  • 一文が長くなりそうなら、適当なところで「。」をうち二つの文章に分けましょう。
  • 主語と述語はできるだけ近づけると、読み手に伝わりやすくなります。

× 貴社は保険業務において、他行に先駆けた新しい取り組みをしています。 

 保険業務において、貴社は他行に先駆けた新しい取り組みをしています。

業界業種別、志望動機添削のポイントと例文

志望動機を添削する際、業界や業種など分野によっても好まれる書き方が変わります。業界や業種の違いによる、志望動機の添削のポイントをお教えします。例を参考に添削してみてください。

業界による違い

教育業界

教育業界の志望動機で多いのが、圧倒的に「子どもが好きだから」という理由です。しかし、これだけでは説得力に欠けます。「なぜ子どもが好きなのか」という部分を具体的に書くようにしてください。

例:

 × 子どもが好きで、学生時代からサッカーの指導をしています。

  学生時代からサッカーの指導を行っています。私が教えることで小さな子どもたちの成長し、その姿を見ることが私の喜びとなりました。

金融業界

金融とは形のないサービスのため、「自分の力を試したい」「コミュニケーション能力を生かしたい」などという抽象的な志望動機になりがちです。企業の特徴やサービスを生かした志望動機を書きましょう。

例:他の証券会社では少ない、中小企業向けのサービスを行っているところに惹かれました。

医療業界

病院などは、他の病院との違いを上げることが難しいです。できれば実際に行っている人の声などを聞くとよいでしょう。遠方であればHPをチェックしたり、口コミを探したりしてみて下さい。

例:親類が入院したことがあり、病棟内の雰囲気のよさや優しい対応に好感を持ちました。地域での評判もよく、ぜひ貴院のスタッフとして働きたいと思いました。

業種による違い

営業

営業は即戦力を求められます。前職での具体的な数字や、達成した成績などを盛り込むと具体性が高まり好感を持たれやすいです。

例:前職でのPC周辺機器メーカーでは、アポイント月5件の目標を、2年間達成し続けました。

事務

事務は、封筒のあて名書きなど手書きを求められることが多い業種です。誤字脱字や字のきれいさを求められますので、できるだけていねいに履歴書に記載してください。字に自信がなくても、時間をていねいに書くだけで伝わります。

接客

接客経験のある場合、お客様との具体的なエピソードを入れると「コミュニケーション能力があります」と書くよりも、印象に残りやすいです。

例:お客様の要望を聞きアドバイスした結果、「あなたにおまかせしたい」と言われるようになりました。3年で10人ほど、固定のお客様を持つことができました。

英語の志望動機の添削のポイント

外資系企業では、英文履歴書(resume)を提出してくださいと言われることもあります。英語で志望動機を書いてくださいと言われた場合、日本語の志望動機を同じように作成してよいのでしょうか。英語で志望動機を書くときのポイントをご紹介します。

英語の履歴書を添削する時のポイント

結論を先に書く

これは日本と同じです。英語では「結論ありき」で話すことが非常に多いので、必ず結論から説明するようにしてください。

簡潔に書く

英語は無駄な文章を嫌います。余計なことは書かず、志望理由を簡潔に説明しましょう。

例文

I’m very impressed by the vision of your company, “Focus on the user and all else will follow.”

If you are a developer, we must put users the first.

I’d like to participate in developing a new information world and my skills and experience surely boost your business.

(私は「ユーザーに焦点を当てれば、結果は後からついてくる。」という御社のビジョンに大きく感銘を受け、志望しました。開発者であるならば、ユーザーを第一に考える必要があると知っています。

私は新しい情報社会に参加したいと思います。これまで培った経験やスキルで、御社の事業をさらによいものにできると確信しています。)

志望動機を書かない場合もある

日本の企業では、志望動機は履歴書の中でも最重要な部分です。しかし外国の企業の場合、差別を禁止することから、履歴書に志望動機を記載しないようにしているところもあります。

また、英語の履歴書は職歴を新しいものから順に記載したりするなど、書き方に違いがあります。自分の志望する企業はどうなのか、形式や書き方を確認してから記載するようにしてください。

元キャリアアドバイザーがんちゃんのイラスト

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー

教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。

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