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職務経歴書におすすめのフォントと文字サイズ|余白や行間についても解説

職務経歴書のフォントは明朝体がおすすめ

フォントの種類も多く、どのデザインのフォントを職務経歴書で使えばいいか迷う方も少なくありません。

職務経歴書に適したフォントはどれになるのでしょうか

基本的なフォントの種類

誰にどういった目的の文章を作るかを考慮して使用フォントを使い分ける必要があるため、まずよく使われる標準搭載されているフォントの特徴を知りましょう。

相手のPCのOSによっては文字化けしてしまうフォントもあるため、注意が必要です。

  • 明朝体:縦と横の長さが異なる筆で書いたような細い字体。ビジネスの特にかしこまったシーンや重要文書で使用されることが多いフォントです。
  • メイリオ:丸みがあり、読みやすさのある字体。ビジネスでは社内文書や少しカジュアルな場面で使われることが多くなります。
  • ゴシック:縦横の長さが同じで、規則正しい存在感ある字体。歴史が古く、解像度の悪いPCに対応するために作られたため、線は太くデザインもカッチリとしています。その特徴から見出しや短文に適しています。

職務経歴書には明朝体の使用がおすすめ

文書ソフトや本等で標準的な活字体として扱われている明朝体は、ビジネスにおいても使用されるスタンダードなフォントです。

特に公的や書類や重要度の高い書類では必ずといっていいほど明朝体が使用されているため、個人情報の詰まったビジネス上の重要書類である職務経歴書や履歴書は明朝体が適しています。

また、職務経歴書のように文字数が多くなりやすい文書には太い字体のゴシックよりも細い明朝体の方が読みやすくなります。

英文レジュメはTimes New Romanがおすすめ

欧米では日本の明朝体的存在のTimes New Romanが基本です。

他のフォントを使用したい場合は、日本のゴシックにあたるArialも好まれるようです。

職務経歴書の文字サイズは10.5~11

日本語、英語、それぞれの経歴書スタイルにより好ましいサイズが異なります。

日本語の職務経歴書のフォントサイズは10.5~11ポイント

通常の文章は10.5~11ポイント位が、大半の転職者が使用しているフォントの大きさとなります。

経験豊富な人や職歴の多い方はどうしても文字数が多くなるため、フォントサイズを9ポイントと小さくして枚数を減らす工夫をします。

あまりにも文字が小さいと年配の採用担当者には読みづらくなるため、応募先企業によって、文字の大きさは考慮が必要です。

また、枚数や文字数を削減したいために、一部分の文字サイズを変更をすることはNGです。

統一感や一定のルールに従った文章作成が大切となるため、一部サイズ変更をする位ならば、内容や他の箇所を見直しましょう。

タイトルや見出しに適したサイズ

通常の文章サイズよりもプラス2ポイント位のサイズするとバランスが取れます。

そのため、12ポイント位が見出しによく使われる傾向にあります。

一番最初の職務経歴書は経歴書自体のタイトルとなるため、他の見出しよりもプラス2ほどサイズアップをすると見栄えが良いでしょう。

英語の職務経歴書のフォントサイズは12ポイント

英語の職務経歴書は日本の職務経歴書とは内容や項目も若干異なります。

情報をより簡潔にまとめており、文章よりも名詞で記載するシーンが多いため、1~2枚ほどの書類となります。

文章があまりないため、単語を読み取りやすい文字サイズは12ポイント前後が無難です。

タイトルや見出しのサイズは日本語の職務経歴書と同様、本文よりも2ポイント位大きめが好ましいでしょう。

使う数字は半角?全角?

算用数字(アラビア数字)は半角数字が主流となります。

職務経歴書では半角でも全角でも統一されていれば良いとも考えられていますが、全角はスペースを取りますし、半角数字を取り入れたフォーマットが多いため、半角の方が適しているといえます。

その他職務経歴書のデザインで避けるべき4つのポイント

職務経歴書を作成する上で、文字サイズ・行間・フォント以外に、やってしまいがちな失敗や気をつけたい点をご紹介します。

細かなところまで気を配って作成すれば「この人はビジネス文書を作成するのがうまいな」という印象を与えられますし、内容が採用担当者に伝わりやすくなり、より採用に近づくことができます。

ぜひ参考にしてみてください。

1.文章をセンター揃えにしている

志望動機や自己PRなどを強調しようと、文章をセンター揃えにする人は少なからずいます。ただ文章をセンター揃えにすると、どの文章まで読んだのかがわかりづらくなります。

特に余白が多い場合は形がいびつになってしまうので、左揃えを基本にして下さい。

2.句読点(「、」や「。」)がまったくない行がある

箇条書きなど別なレイアウトをしている部分は除きますが、一行40文字と設定した場合、一行にまったく句読点がないと非常に読みづらくなります。

職務経歴書を作成したら、一度全文を見直し、句読点のない行はないか確認してみてください。

また、自分で作成した職務経歴書を声に出して読んでみると、「ここに句読点を入れたほうが読みやすいな」ということがわかりますので、ぜひ試してみてください。

3.見出しや改行がない

職務経歴書を作成する時は、必ず見出しや改行を使うようにしてください。

パッと見て「ここに何が書いてあるのか」わかるようにしてあると、採用担当者も目を通しやすくなります。

特に長文になりやすい志望動機や自己PRなどは見出しを付けるようにしましょう。「【】」「●」「■」などの記号を使っても構いませんし、前述したように文字のフォントを変えたり太字にしたりするのも効果的です。

また、項目と項目の間は一行開けるなど、余白をつけるとさらに読みやすくなります。

4.ダウンロードしたものをそのまま使用する

パソコンが苦手な方に多いのですが、転職サイトやフリーソフトの職務経歴書のテンプレートをダウンロードし、そのまま使用している人がいます。

きちんと使いこなせているなら構わないのですが、テンプレートが崩れてしまったり、書くべきスペースに収まらずにはみ出してしまったりと、見た目が悪くなってしまう場合があります。

そうした職務経歴書は、手に取ったときに「この人はパソコンが苦手なんだな」とすぐにわかってしまいます。パソコンに自信のない人こそ、ぜひWordで一から作成してみてください。

職務経歴書の作成時に行いたい6つのポイント

1.リストや表を活用して情報をまとめる

左から右までずっと文章で埋められた書面を見ると読む気がなくなりませんか?

文章量が多いことは時として、伝えたいことを伝えることができなくなります。

箇条書きで情報を簡潔にまとめたり、表機能で経歴を見やすいデザインにし、伝えたいことを効果的にアピールしましょう。

場合よにってはグラフや画像といった視覚情報で見やすくまとめると好印象となるケースもあります。

箇条書きや短文で書くことが適した項目例

業務内容の作業内容、実績、努力した点、退職理由、スキル、資格等

 

長文に適した項目

ストーリーや詳細説明が必要な項目(略歴、自己PR、志望動機等)

2.文章や単語を装飾(下線、文字色変更、太字、斜体等)

活かせる経験やアピールしたい強みの文章に装飾をすることで、採用担当者がパッと見ただけでアピールポイントが目に入りやすくなるので、読まれないリスクを回避することができます。

また、文章にメリハリが付くため、読みやすさもアップします。

ただし、統一感やルールを持たせなければ最大限の効果を発揮できず、行き過ぎた装飾やアピールは逆効果となるため注意が必要です。

効果的な装飾

  • 見出しのフォントを大きくまたは太字にする(職務概要、経歴、スキル・資格、自己PR、志望動機)
  • 見出しを【】<>■などの括弧や記号で目立たせる
  • 応募先へのアピールになる箇所に下線を引く

 

やりすぎ装飾

  • たくさんの色を使う(基本的に一色のみの方が目立たせることができる)
  • 二つ以上の装飾を同じ個所で使う(太字にし、かつ斜線を使う等)
  • 使うフォントの種類が多数(統一感がなく読みづらくなる)

3.文字間、行間、余白バランスを大切に

職務経歴書全体の文字と余白とのバランスも重要な箇所となります。

適度な余白や行間は読みやすさを促進する効果があるからです。

また、内定者の採用情報(履歴書、職務経歴書)を紙媒体で管理する担当者もいるため、ファイルに綴じられる余白があるかまで考える必要があります。

余白のポイント

  • 文章を左側揃え(センター揃えはNG)
  • 段落ごとに改行
  • 書く内容が少なく、余白が大きすぎないようにする
  • 項目と項目の間には一行空ける
  • 1行40文字前後で、上下左右20~25mmほど余白スペースが空くように調整
  • 複数枚になる時はページ番号を付ける

4.3枚以内にまとめる

情報が多いと、読み手の集中力が続かないため、多くてもA4用紙3枚以内にまとめるよう心がけましょう。

どうしても書く内容が多い場合は、あまりアピールにならないスキルは書かず、かなり古い経歴はまとめてしまい省スペース化に努めましょう。

職務経歴書の形式を使い分けることで上手に経歴情報をまとめられるため、自分のタイプに合ったスタイルを活用することは書類選考通過率を上げる転職ノウハウの一つです。

職務経歴書の形式

  • 編年体形式:時系列順に書く最もスタンダードなスタイルです。古い順から経歴が書かれているため、応募者のストーリーや成長がわかりやすく、転職回数が少ない新卒者やビギナー転職希望者向けの形式です。
  • 逆編年体形式:最新の経歴から古い順に書くスタイルです。応募先職種に直近の経験がアピールとなりやすい方に有効です。転職回数が多い方、過去に職種転換をした方、ブランクがある方、エンジニアといった古い技術や経験がアピールとなりづらいIT系職種の方は古い経歴を簡潔にまとめやるくなるため適しているといえます。
  • キャリア形式:職種別やスキルごとといった経歴年次や就業企業ごと以外でまとめるスタイルです。応募先にアピールになる能力をプレゼンしやすく、転職活動のベテランやキャリアチェンジを希望する人にピッタリです。ただし、アピールの仕方を間違えると情報の統一性がなくなり、見やすさに欠けるため、転職初心者には不向きです。不安な方は人材紹介会社等を活用し、転職アドバイザーに添削やチェックをしてもらうと安心です。

5.最後に印刷をして読みやすさやミスをチェック

職務経歴書のミスを自分で防ぐためには、職務経歴書を作成してから少し時間を置き、プリントアウトをし、職務経歴書をチェックしましょう。

一枚の紙にすると印刷範囲や全体のレイアウト崩れやバランスをチェックしやすくなります

制作物のキャプチャや画像を貼る

クリエイティブ職種経験者が能力をアピールする際、自身の制作物のキャプチャを貼り付けたり、どういった資料を作っていたかのサンプル画像を添付することで視覚的にスキルを伝えることができます。

また、クリエイターの場合は自分が制作したサイトやポートフォリオサイトのURLを書いておくとスキルや得意テイストをより伝えることができます。

成果をグラフや図でまとめる

営業成績や成果といった情報を図やグラフでまとめるとシンプルかつわかりやすく伝えることもできます。

ただし、図やグラフの入った職務経歴書を提出する人は少ないため、よくも悪くも他の候補者より目を引きやすくなります。

本当にその項目は図やグラフを使うべき項目なのか?という使用用途の正当性も見られるため、注意点となります。

スマホで職務経歴書を作るなら【職務経歴書Web作成ツール】が便利

パソコンやスマホで職務経歴書を作る場合は、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書Web作成ツールがおすすめ。

株式会社キュービックが開発したミライトーチは、情報を入力していくだけで、履歴書だけではなく職務経歴書も作成することができます。

煩わしい職歴の表作成なども自動で行なってくれるため、とても簡単に職務経歴書の作成ができますよ。

また完成した職務経歴書はPDFでダウンロードもできるため、メールでの添付はもちろん、コンビニ等で印刷するのも便利です。

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