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職務経歴書のPCスキルの書き方|初級レベルでも書いてOK?【職種別例文あり】

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職務経歴書には、PCスキルをどのように記載したらよいのでしょうか。また、初級レベルのスキルでも職務経歴書に書いてよいのか気になりますよね。

本記事では、職務経歴書にPCスキルを書く場合のポイントや記載例などを解説します。

職務経歴書へのPCスキルの書き方とNG例3つ

職務経歴書へのPCスキルの書き方とNG例をご紹介します。

職務経歴書へのPCスキルの書き方とNG例
  1. PCスキルは初級でも書いてよいが具体的に伝える
  2. 応募先が求めているPCスキルを書く
  3. 主観的な表現を避ける

そもそもPCスキルは職務経歴書のどこに書く?

職務経歴書の資格欄

職務経歴書にPCスキルを書く場合は「PCスキル」の見出しを作り、具体的に記載します。

PCスキルに関連性のある経験や資格をアピールしたい場合は、「生かせる経験・スキル(得意分野)」「資格」の見出しを追加してアピールしましょう。

 

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1.PCスキルは初級でも書いてよいが具体的に伝える

PCスキルは初級レベルで書いても問題ありませんが、そのまま「初級レベル」と書くのはNGです。

PCスキルを書く際は、具体的な作業内容や作成書類名を交えることで、採用担当者にスキルレベルが伝わりやすくなるでしょう。

PCスキルをどのように表現すればよいのかわからない場合は、PCスキルを一覧化したスキルシートを参考にしましょう。

よくあるOK例とNG例は下記のとおりです。

◾️OK例

  • 〇「Excel:vlookup関数やピボットテーブルを使った表計算やデータ集計」
  • 〇「Word:納品書やあいさつ状、マニュアルなどを作成」

◾️NG例

  • ×「パソコンは業務上支障なく使用できました」
    →業務内容は企業によって異なるため、どのような業務で使用していたのかを具体的な内容を補足する。
  • ×「PCレベルは初級です」
    →「PC初級」と呼ばれる検定や資格はないため、できることを具体的に書く。
  • ×「Officeソフトが使用できます」
    →Officeソフトには複数のアプリケーションがあるため、具体的な名称を記載する。

2.応募先が求めているPCスキルを書く

職務経歴書にPCスキルを記載する前に、募集職種の仕事内容や必要な経験・能力などの項目を確認しておきましょう。

求人によっては、業務で必要となるスキルレベルを具体的に説明しているケースがあります。

業務に生かせそうなPCスキルを中心に記載するとよいでしょう。

3.主観的な表現を避ける

PCスキルを伝える際は、「基本的な操作はできます」「Excelは問題なく使えます」などの主観的な表現を避けるようにしましょう。

採用担当者は職務経歴書に記載されている経験・スキルによって、募集している業務を遂行できるか判断しています。

客観的にPCスキルのレベルを判断できるような書き方を意識しましょう。

【職種別】PCスキルの書き方と例文

職種によって得意なPCスキルは異なります。

職種別に、PCスキルの書き方のポイントと例文をご紹介します。

【職種別】PCスキルの書き方と例文
  1. 事務・営業・人事
  2. webデザイナー
  3. webマーケター
  4. エンジニア
  5. 経理
  6. 【全職種共通】コミュニケーション・AIツール

1.事務・営業・人事

どのような業務でPCスキルを発揮していたかわかるように、作成した書類や活用した機能を書くとよいでしょう。

Word 社内外文書、見積書、提案書の作成などが可能
Excel 基本操作に加えて、各種関数やピボットテーブルなどが可能
Powerpoint 会議資料作成、プレゼン資料作成が可能

2.webデザイナー

Webデザイナーにヒアリングした結果、担当した領域やクライアントの規模、得意分野や役割によって経験・スキルやアピールポイントが大きく異なるとのことでした。

そのため、Webデザイナーでは使用ツールのスキルレベルを詳しく書くのではなく1つの実例をもとに書き方を紹介します。

得意分野を書いた事例

◾️得意分野・生かせる経験

【大規模サイトデザイン制作のノウハウ】

  • 多階層存在するページを鑑みたトーン&マナーの設計やレギュレーション策定のノウハウ
  • 膨大な情報をわかりやすくまとめ上げるデザインスキル
  • 大人数のプロジェクトメンバー (最大〇人以上)との関わりにおける、コミュニケーション能力

【アートディレクションの経験】

  • アートディレクターとして、複数のデザイナーの上の立場に立ちプロジェクトを担当した経験
  • スケジュール 管理の能力・マネジメントスキル・デザインディレクションスキル

【一から世界感を作り出すスキル】

  • グラフィックを一から作り出し、企業の世界感を演出するスキル
  • アイコンやイラスト、 カスタムグラフィックなどのインターフェースを彩るグラフィック制作スキル

【進化するデバイス表現のためのノウハウ】

  • Retinaディスプレイに対応する高品質な画像表現の制作スキル
  • 多数のレスポンシブサイトの制作における、 デザイン制作スキル

◾️使用可能ツール

  • グラフィックツール:Illustrator / Photoshop / Sketch / Prott / Figma / STUDIO
  • ドキュメントツール:Keynote / PowerPoint / Excel / Word

3.webマーケター

webマーケターは使用ツールが多岐にわたる傾向があります。

具体的なツール名の前に「SEOツール」「アクセス解析ツール」など、領域を補足すると採用担当者にスキルのレベル感が伝わりやすくなります。

Google Search Console 検索パフォーマンスの確認だけでなく、インデックスエラーの対応など幅広く機能を使いこなすことが可能
GA4 基本的な操作に加えてカスタムレポートの作成なども可能
ahrefs 各種機能を使い、被リンク戦略の策定やアルゴリズムの傾向分析なども可能
WordPress
  • 基本的な操作に加えて、プラグインの設定なども可能
  • ブロックエディタ、クラシックエディタ両方の対応が可能

4.エンジニア

エンジニアにヒアリングした結果、言語は何かと組みあわせてシステムなどを作るものになるため、一つひとつの言語のスキルを書き出すのは難しいとのことでした。

そのためエンジニアにおいては、「経歴にあわせて業務を記載する方法」と「対応可能スキルを一覧化する方法」の2つのタイプで書き方を紹介します。

例1.経歴にあわせて具体的業務を記載する方法

<アプリ開発会社に勤務しているエンジニアの例>

◾️得意分野・生かせる経験

  • Pythonを用いたプログラミング・データ解析
  • MUI、Reactを用いたWebアプリ開発
  • C#、AutoLISPを用いたAutoCAD互換の機能開発
  • 機械学習、AIに関する基本的な知識
  • SQLに関する基本的な知識

◾️保有資格

  • ディープラーニングG検定2021#3 合格
  • Coursera:Machine Learning Course修了

例2.経歴に関わらず対応可能スキルを一覧化する方法

<金融IT企業に勤務しているエンジニアの例>

◾️生かせるスキル・経験

  • OS: Windows Server 2022、Linux(RedHat)
  • 言語:Java・JavaScript・JSP・Servlet・HTML・CSS(研修で3ヶ月)、C(大学時代専攻)、Python(自宅で勉強)、PowerShell、シェルスクリプト、Windowsバッチ、VBA、SQL
  • DB:Oracle 18c
  • 監視・ジョブ管理ツール:千手ブラウザ
  • 仮想化関連:VMware、AWS
  • その他:Symantec Endpoint Protection、NAS(NetApp)、Docker(自宅で使用)

◾️得意分野

  • 業務上で効率化できる箇所の改善案の提案~実現
  • わかりやすいドキュメントの作成力(障害報告資料や説明資料)
  • 小規模ではあるが、チームリーダー経験があり、顧客との調整やチームの進捗や状況の把握能力
  • 障害調査の対応力や関係部署との調整力
  • 金融関連の業務知識や通貨OPの知識

5.経理

経理の場合は、経理処理の専門ツールや社内独自のワークフローシステムを使用するケースが多いのが特徴です。

採用担当者がわかりやすいように、可能なかぎり「会計ソフト」「ワークフローシステム」など、カテゴリで分類するとよいでしょう。

会計ソフト 勘定奉行〇年、freee〇年、GLOVIA、マネーフォワード
ワークフローシステム バクラク申請〇年、ジョブカンワークフロー〇年、楽々精算

6.【全職種共通】コミュニケーション・AIツール

社内のコミュニケーションやAI活用のツールを導入している企業もあります。

どのように使用していたのかがイメージできるように記載するとよいでしょう。

Discord
  • テキスト・ボイスチャット
  • サーバーの作成・設定
Slack
  • チームごとのチャンネル作成
  • ステータス設定
ChatGPT
  • GPT-4 Turboを活用したテキスト生成
  • ChatGPTとチャットボットを組みあわせてカスタマーサポートの自動化

職務経歴書のPCスキルに関するよくある質問3つ

職務経歴書にPCスキルを記載する場合の、よくある質問にお答えします。

職務経歴書のPCスキルに関するよくある質問
  1. PCスキルが全くない場合は「特になし」でもよい?
  2. PCは基本操作しかできない場合も書いてもよい?
  3. PCスキルを勉強中の場合はどう書いたらよい?

Q1.PCスキルが全くない場合は「特になし」でもよい?

A1.職務経歴書へのPCスキルの記載は必須項目ではありません。

そのため、PCスキルが全くない場合は職務経歴書で言及する必要はありませんが、できるかぎり応募する仕事に生かせそうな経験・スキルをアピールするとよいでしょう。

Q2.PCは基本操作しかできない場合も書いてもよい?

A2.応募する仕事がPCを使う場合は、基本操作しかできなくても職務経歴書に書いた方がよいでしょう。

その場合、どのような操作ができるのかを具体的に書くと伝わりやすくなります。

Q3.PCスキルを勉強中の場合はどう書いたらよい?

A3.PCスキルを勉強中の場合は、職務経歴書の資格欄に取得を目指していることを書きましょう。

<書き方の例>

  • 「現在、○○資格合格に向けて勉強中」
  • 「○月○日 ○○検定○級取得予定」

スマホで職務経歴書を作るなら【職務経歴書Web作成ツール】が便利

パソコンやスマホで職務経歴書を作る場合は、簡単に職務経歴書が作成できる職務経歴書Web作成ツールがおすすめ。

株式会社キュービックが開発したミライトーチは、情報を入力していくだけで、履歴書だけではなく職務経歴書も作成することができます。

煩わしい職歴の表作成なども自動で行なってくれるため、とても簡単に職務経歴書の作成ができますよ。

また完成した職務経歴書はPDFでダウンロードもできるため、メールでの添付はもちろん、コンビニ等で印刷するのも便利です。

まとめ

ビジネスシーンでPCを使うことが一般的になっているため、多くの職種でPCスキルが求められます。

特に事務職はPCスキルを求められるケースが多いため、職務経歴書で具体的に何ができるのかを記載しアピールすることが重要です。

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