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履歴書にアルバイトの職歴は書く?学生や掛け持ちの場合の書き方

転職活動で使う履歴書に、アルバイトとして働いていた職歴も書いた方がいいのか迷う方もいるようです。アルバイトの職歴は、経歴や応募する求人によっては書いた方がいい場合もありますが、書いても評価に影響しないこともあります。

そこで、アルバイトの経歴を書いた方がいいケースと、履歴書への正しい書き方などをご紹介します。

アルバイトの職歴は履歴書に書くべき?

アルバイトの職歴は履歴書に書くべきなのでしょうか。履歴書に書くかどうかの判断軸を解説します。

基本、学生時代のアルバイト歴の記載は不要

学生時代のアルバイトの職歴は、転職活動の場合は基本的に履歴書に書く必要はありません。

多くの企業は社会人になってからの職務経歴や自己PRなどから、自社にマッチし活躍してもらえるかどうかを判断しています。そのため、一部を除いては、職歴欄には学生時代のアルバイト経験でなく、学校を卒業後の会社員としての経歴から書くようにしましょう。

ただし記載をした方が良い場合も

場合によっては、アルバイト歴を履歴書に書くことでアピールになる可能性もあります。代表的な3つのケースをご紹介します。

 

アルバイト歴を記載した方がいい3つのケース

  • アルバイトの応募を予定している学生
  • アルバイトを続けてきた社会人
  • 希望職種につながるアルバイト経験がある場合

 

アルバイトの応募を予定している学生や、社会人でアルバイトを続けている場合は、これまでのアルバイト経験を履歴書に書きましょう。基本的なビジネスマナーが備わっているというアピールになります。

特に、応募する仕事に活かせる経験は、具体的な仕事内容も履歴書に記載しておくとアピールになるでしょう。アルバイトに応募する場合は不要ですが、社員に応募する場合は、どのような経験・スキルや強みがあるのかをまとめると効果的です。

アルバイトの職歴の正しい書き方

アルバイトの職歴を履歴書に書く場合の正しい書き方を解説します。5つのポイントに従って、アルバイト歴をまとめてみましょう。

 

  1. 西暦・和暦の統一をし、時系列に則した記載をする
  2. 会社名の後に雇用形態(アルバイト)を記載
  3. 入社・退職と記載
  4. 業務内容を簡単に記載
  5. 職歴の最後には「現在に至る」「以上」を記載

ポイント1:西暦・和暦の統一をし、時系列に則した記載をする

履歴書作成の大前提として、日付を記載する項目は必ず西暦・和暦をそろえます。どちらを使用しても問題ありませんが、和暦は元号が変わるので西暦の方がまとめやすいでしょう。

また、学歴・職歴欄は時系列に則して記載するのがルールです。

ポイント2:会社名の後に雇用形態(アルバイト)を記載

アルバイトを始めた年月と企業名を記載したら、カッコ書きで(アルバイト)と記載しておきます。

特に社会人の場合は、雇用形態を補足しておかないとアルバイトかどうかわかりません。採用担当者の誤解を生まないように、アルバイト経験には補足を入れておきましょう。

ポイント3:入社・退職と記載

入社した場合は、年月と企業名の後に「入社」と記載します。

退職については、年月と企業名の後に、自己都合で退職した場合は「一身上の都合により退職」、会社都合の場合は「閉店のため退職」「シーズン終了のため退職」など簡単な退職理由を補足すると、状況を採用担当者に伝えることができるでしょう。

ポイント4:業務内容を簡単に記載

企業名だけでは、具体的にどのような仕事をしていたのかまではわかりません。

職歴欄に余裕がある場合は業務内容も簡単に記載しておくと、経験・スキルのアピールになります。特に、応募する仕事に活かせるアルバイト経験がある場合は、必ず業務内容も記載しておきましょう。

ポイント5:職歴の最後には「現在に至る」「以上」を記載

職歴の最後に、まだ働いているのであれば「現在に至る」、退職しているのであれば「退職」の次の行に「以上」を書き入れましょう。

この2つのどちらかを入れておかないと、現在どのような勤務状況なのかわかりません。必ず「現在に至る」または「以上」を記載しておきましょう。

こういう場合はどう書く?アルバイトの職歴の正しい書き方

アルバイトには、掛け持ちや単発などさまざまな働き方があります。アルバイトの働き方別に履歴書の書き方を解説します。

掛け持ち・ダブルワークをしていた場合

職歴欄は時系列に則して書くのが原則です。掛け持ちやダブルワークをしていた場合も、入社した時期が古い順に書いていきましょう。

2社目に「※ダブルワークで週2日勤務していました」など補足しておくと、採用担当者の理解がスムーズになります。退職についても、退職した時期に沿って書いていきます。

単発バイトをしていた場合

人手不足や働き方の多様化を背景に、1日数時間だけ単発のアルバイトをするケースが増加しています。短期間・単発のアルバイトをしていた場合は、入社から退職まですべてを改行しながら書く必要はありません。

例えば「短期アルバイトとしてイベントスタッフに従事」など、代表的なアルバイトを書くという方法もあります。

現在もアルバイトをしている場合

現在もアルバイトをしている場合は、企業名にカッコ書きで(アルバイト)と補足し、職歴の最後に「現在に至る」と記載します。

もしすでに退職することが決まっている場合は、「現在に至る(20○○年○月○日退職予定)」と退職時期を明記しておくと、採用担当者が入社時期の目途をつけやすくなるでしょう。

アルバイト歴に関するよくある質問

アルバイトの職歴に関するよくある質問にお答えします。

アルバイトをしていたことは調べられる?

学生以外で週の所定労働時間が20時間以上、1カ月以上働く見込みがある方は雇用保険への加入が義務付けられています。

雇用保険に加入すると雇用保険被保険者証が発行されますが、転職時にも提出を求められるケースがあります。雇用保険被保険者証には前職の事業所名が記載されているため、アルバイトをしていたことが明らかになる可能性があります。

全部のアルバイト歴を書く必要はある?

転職で使用する履歴書には、基本的にアルバイト経験をすべて書く必要はありません。特に学生時代のアルバイト経験は、第二新卒で職歴が少なく、応募する企業で活かせるアルバイト経験でない限りは、あえて書く必要はないでしょう。

ただし、社会人になってからアルバイトしていた場合は、アルバイト経験を書かないと職務経歴に空白期間ができてしまいます。空白期間が長くなると企業の採用担当者から「空白期間中は何をしていたのだろう?」と疑問を抱かれる可能性が高くなるため、経験をすべて書いた方が説明しやすいでしょう。

一方で、趣味ややりたいことなどの傍らで単発のアルバイトをしていた場合は、すべてのアルバイト経験を書くよりも「ボランティア活動の傍ら、週1~2回程度の短期アルバイトに従事」などとまとめて記載した方がわかりやすくなるケースもあります。「応募する仕事に活かせるか」「空白期間を説明できるか」という点を意識しながら、自分なりのまとめ方を考えてみましょう。

まとめ

例えば接客のアルバイト経験を活かしてサービススタッフに応募する、コールセンターのアルバイト経験を活かしてカスタマーサクセスに応募するなど、応募する仕事によってはアルバイト経験がアピールのひとつになることもあります。

冒頭でご紹介したアルバイト経験を記載した方がいい3つのケースを参考に、履歴書に書くかどうかを検討してみましょう。

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