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履歴書への退職予定日の書き方|退職予定が決まっていない在職中の場合も紹介

退職することを決めてから転職活動を始める場合、退職予定日や在職中をどのように履歴書に記載すればいいのでしょうか。

退職予定日や在職中の伝え方について、退職予定日が決まっているケースと決まっていないケースに分けて、履歴書の正しい書き方やポイントなどをご紹介します。

退職予定のときの履歴書の正しい書き方

退職を予定していることを履歴書で伝えたい場合の、状況に応じた履歴書の書き方について解説します。

退職予定日が決まっている場合の書き方

退職予定日が決まっている場合は、履歴書にも記載しておくと採用担当者が入社時期の目途を立てやすくなります。退職予定日の履歴書の書き方について3つのポイントに従って解説します。

 

  1. 職歴に「退職予定日」を記載
  2. 本人希望欄に「退職予定日」「入社可能日」を記載
  3. 本人希望欄には「連絡可能時間帯」と「連絡先」も記載

ポイント1:職歴に「退職予定日」を記載

退職予定日が決まっている場合は、履歴書にも明記しておきましょう。職歴の最後に記載した所属企業名に続けて、カッコ書きで(退職予定日:20○○年○月○日)と記します。

なお、履歴書に記載する退職予定日とは、自分が望む退職希望日ではなく、所属企業に退職を申し出て確定した退職予定日を指します。所属企業に申し出る前に応募企業などに退職予定日として伝えてしまうと、退職交渉を行う段階で引き留めにあうなどして、応募企業に伝えた退職予定日までに退職できなくなる可能性があるため注意が必要です。

ポイント2:本人希望欄に「退職予定日」「入社可能日」を記載

履歴書の右下にある本人希望欄にも「退職予定日」や「入社可能日」を記載しておきましょう。特に、退職予定日から実際に働き始めるまでに時間がかかる場合は、入社可能日も必ず記載しておきましょう。

企業の採用担当者は、退職予定日を過ぎれば入社が可能だと考えるケースが一般的です。本人希望欄には、「退職予定日は20○○年○月○日ですが、引っ越しがあるため入社可能日は20○○年○月○日以降となります」などと理由とともに書いておきましょう。

ポイント3:本人希望欄には「連絡可能時間帯」と「連絡先」も記載

企業に所属したまま転職活動をしている場合は、勤務時間中は連絡ができないこともあります。

転職活動中に連絡できない時間帯があり、履歴書に記載した連絡先とは異なる連絡手段を使いたい場合は、採用担当者とスムーズに連絡を取るために、履歴書の本人希望欄に「連絡可能時間帯」や「連絡先」を補足しておきましょう。

在職中(退職予定日が決まっていない)場合の書き方

企業に所属しながら転職活動を行っていて、まだ退職予定日が決まっていない場合の書き方のポイントをご紹介します。

  1. 職歴に「現在に至る」もしくは「在職中」と記載
  2. 本人希望欄に「連絡可能時間帯」と「連絡先」を記載

ポイント1:職歴に「現在に至る」もしくは「在職中」と記載

履歴書の職歴の最後には、必ず現在の就業状態について記載が必要です。

まだ退職予定日が決まっていない場合は、所属企業名の後に、「現在に至る」もしくは「在職中」と記載し、改行して「以上」と書いておきましょう。

ポイント2:本人希望欄に「連絡可能時間帯」と「連絡先」を記載

働きながら転職活動をしている場合は、平日の日中など採用企業との連絡ができない時間帯が生じることもあります。

退職予定日が決まっているケースと同様に、もし連絡ができない時間帯がある場合は、履歴書の本人希望欄に「連絡可能時間帯」と「連絡先」を記載しておきましょう。

退職予定に関するトラブルやよくある質問

退職予定に関するトラブルの対処法やよくある質問にお答えします。

退職予定日の決め方は?

企業の多くは、就業規則に退職の申し出期間を定めています。退職を希望している場合は、まず所属企業の就業規則を確認して申し出期間を確認し、残りの有給休暇や引き継ぎにかかる日数などを加味して、退職希望日を決めましょう。

ただし、後任の配属の都合もあるため、退職希望日の申し出どおりにスムーズに退職交渉ができるとは限りません。円満退職のためには、就業規則に定められている申し出期間の期日までに直属の上司に相談し、現実的な退職予定日を決めるようにしましょう。

退職予定日がずれてしまいそうな場合はどうする?

退職を予定していた日までに退職できなくなりそうな場合は、応募企業にすぐに相談しましょう。応募企業によっては、伝えていた退職予定日も条件のひとつとして採用を検討している可能性があります。退職予定日がずれそうな場合は、確実に退職できる日付もできるだけ早く確認し、応募企業に伝えるようにしましょう。

なお、すでに内定が出ている場合は、内定取り消しになる可能性もあるため、退職予定日を安易に後ろ倒しにすることは注意が必要です。どうしても退職予定日をずらさなければならないのか確認し、やむをえない場合は応募企業に延期になった理由と確実に退職できるタイミングを伝えるようにしましょう。

有休消化日は在職中扱いになる?

有給休暇を消化している間は在職中扱いとなります。もし応募企業から退職予定日よりも前の有給消化中に入社できないか相談された場合は、すべての有給休暇を消化する前に退職するという方法もあるかもしれません。

パートやアルバイトに在職中の場合の書き方は?

パートやアルバイトとして在職中の場合も、履歴書の書き方は社員と同じです。

応募企業はいつから入社して働いてもらえるのかを知りたいため、退職予定日が決まっている場合は在籍している企業名の後にカッコ書きで(アルバイト)などと補足し、さらに「退職予定日:20○○年○月○日」と書きましょう。退職予定日が決まっていない場合は、在籍している企業名の後に「現在に至る」もしくは「在職中」と記載します。

現在在職中で、ダブルワークを希望する場合の書き方は?

会社に在籍しながらダブルワークとして応募する場合は、職歴欄には「在職中」と記載し、志望動機や本人希望欄などでダブルワークを希望している旨を明記します。

採用担当者が中途採用の履歴書と誤解しないような書き方を心掛けましょう。

まとめ

中途採用では、募集の背景が欠員募集で「すぐに入社してもらいたい」と考える企業も多く、退職予定日は選考に影響する重要な要素のひとつです。企業に在籍しながら転職活動をしており、退職希望日が決まっている場合は、採用担当者が判断しやすくなるため履歴書に明記しておきましょう。

また、退職予定日が決まっていなくても、連絡可能な時間帯や連絡手段などを本人希望欄で補足しておくと採用担当者との連絡がスムーズになるでしょう。

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