9.【男女・年齢別】薬剤師平均年収推移グラフ
キャリア形成をするには男女ともにどのタイミングでいくらでピークがきてしまうのか把握しておく必要があるでしょう。
薬剤師の年収と年間賞与の推移

【出典】厚生労働省|平成29年度 賃金構造基本統計調査
薬剤師は20代でも400万円以上と高い年収を得ることができます。男性薬剤師は40代前半で725万円程度でピークが、女性薬剤師は50代後半で615万円程度でピークを迎えるようです。
男性と女性でピークの時期が異なるのは、女性は30代から40代前半まで育児で一時的に正社員を外れるケースが多いためです。正社員のみで考えてみると、女性も男性と同じく40代前半にピークが来る可能性が高いといえます。
なぜ薬剤師の年収ピークは早いのか?
薬剤師だけ年収ピークが早い理由はキャリアが年収に反映されにくい職種だからです。
医師や看護師は、どのような医療機関でどのような治療に関わってきたか、つまりこれまでのキャリアによって大きく年収が変わります。
例えば大学病院などで高度な医療に関わっていれば、それだけ将来的な年収アップにもつながります。
しかし薬剤師は、処方せんに基づいて正しく調剤するなど「対物業務」が主に求められるため、スキルに差がつきづらく、キャリアを評価することが難しいのです。
これからの時代の薬剤師はキャリア重視!

しかし近年、患者との関わりを大切にする「対人業務」を薬剤師は求められるようになってきているのです。
具体的には、かかりつけ薬剤師制度(2016)や健康サポート薬局制度(2018)が開始されました。
さらに2020年には、薬局の機能によって「通常の薬局」「地域密着型」「高度医学管理型」の3つに分けることが予定されています。
これにより薬剤師の役割は多様化していきます。地域密着型や高度医学管理型の薬局を経験している薬剤師の方が、重宝されるのは間違いないでしょう。
生涯年収をアップさせるためにも、早いうちからキャリア形成を意識しておくことが重要です。
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