6.どの仕事を選ぶべき?未経験でも可~レア職種まで大公開
企業薬剤師と一口に言っても数多くの職種があります。当然仕事内容はまったく異なりますし、向き不向きも変わってきます。 だからこそ「まだ企業薬剤師に自分がなるイメージが持てない…」「自分に合っている職種はどれ?」と悩む薬剤師も多いはず。
ここではそんな方に向けて、企業薬剤師の職種を難易度低め(未経験向き)・難易度高めに分けて詳しく紹介していきます。 まずは職種の一覧表をチェックして、どの仕事が自分に向いているのかイメージしてみましょう。
職種別|主な仕事内容
職種
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主な仕事内容 |
臨床開発 モニター(CRA)
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治験コーディネーター (CRC)
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| 管理薬剤師 |
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| MR |
- 自社医薬品のプロモーション営業
- 職場のトラブルを派遣会社がサポート。
- 製薬会社と現場医療の懸け橋としての情報収集/情報提供など
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| メディカルライター |
- 医療/薬に関する記事の執筆
- 職場のトラブルを派遣会社がサポート。
- 治験の書類申請など
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| DI |
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まずは未経験でも比較的転職がしやすい職場を紹介します。
難易度低め(未経験向き)な職種3選
- 臨床開発モニター(CRA)
- 治験コーディネーター(CRC)
- 管理薬剤師
臨床開発モニター(CRA)
CRAとは、Clinical Research Associateの略で、臨床開発モニターとも呼ばれています。
CRAの仕事では、治験の開始から終了まで、医師、看護師、CRC(治験コーディネーター)と多くのコミュニケーションが発生します。治験の状況を正確に把握し、スムーズに進行させていくのが主な仕事です。
責任は重大ですが、新薬を待つ患者の期待に応える仕事です。大きなやりがいを感じることができるでしょう。
また医師をはじめ、医療の専門家とやり取りが発生するため、医療関連の深い知識をを身につけられます。社会貢献とともに自身のスキルを向上できるので、成長意欲が高い方におすすめの仕事です。
今回紹介している3職種の中でもっとも生涯年収が高いのもポイントです。
やりがい
- ドクターから感謝を伝えてもらえる
- 既存薬で治らなかった患者の治療に関わることができる
具体的な業務
- 治験に関する治験契約
- モニタリング業務
- 治験実施施設(病院)の訪問
- 症例報告書(CRF)のチェック
こんな薬剤師さんにおすすめ
- キャリアアップ重視の薬剤師
- 将来的に年収を上げたい薬剤師
CRAは定期的に担当の医療機関に定期的に訪問する必要があります。遠方の医療機関が担当だと出張が多くなるのも特徴です。
治験コーディネーター(CRC)
CRCは、Clinical Research Coordinatorの略で、治験コーディネーターとも呼ばれています。
医療機関において、治験責任医師・分担医師の指示のもとに、医学的判断を伴わない業務や、治験に係わる事務的業務、業務を行うチーム内の調整等、治験業務全般をサポートします。
CRCは実際に患者と関わる機会が多いため、医療従事者だった方が多いようです。
やりがい
- データ上で治験の成果を確認できる
- 患者とコミュニケーションが取れる、感謝を伝えてもらえる
具体的な業務
- 治験に関する治験契約
- 治験業務フローの作成
- 被験者の相談窓口
- 診察、検査の立会い
- 治験実施状況の報告
こんな薬剤師さんにおすすめ
CRCは被験者である患者のサポートにあたるので、元看護師等などが多い職業です。現場の経験を活かしたい薬剤師には特におすすめです。
管理薬剤師
管理薬剤師は薬品の管理を担う、いわば薬の責任者です。
薬品を扱う場所では1拠点につき1人、管理薬剤師の常駐が必須です。そのため、ドラッグストアや調剤薬局、病院内薬局ではもちろん、製薬企業や医薬品卸業といった企業にも管理薬剤師が存在します。
専門性がそこまで高くなく、臨床の経験も活かすことが出来るため、ほかの職種と比較して未経験からの転職の難易度は低めです。また、基本土日休みで残業もほとんどないため、安定した働き方をしたい薬剤師におすすめです。
やりがい
- 他職種の人と連携して仕事を進められる
- 製品の品質維持に貢献できる
具体的な業務
こんな薬剤師さんにおすすめ
最近はネット通販系の倉庫が求人を出しているケースも多いです。今後、インターネットで流通出来る医薬品が増えればまずます需要が高まるでしょう。
なぜこれらの職種は未経験でも転職できるの?
ここで紹介したCRA、CRC、管理薬剤師に共通しているのは「薬剤師資格が有利に働く」という点です。
CRCとCRAは医療機関に実際に足を運び、ドクターや患者と直接かかわる機会が多い職種です。薬のエキスパートである薬剤師は現場の即戦力と見なされるため必然的に市場価値が高まります。
また管理薬剤師は、製薬会社や化粧品会社等の製造業では拠点ごとの設置が義務付けられています。そのため求人数が豊富なことも転職のしやすさに繋がっています。
「未経験だけど何とか企業薬剤師になりたい!」という方は、ぜひこの3つの職種を検討してみてはいかがでしょうか。
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難易度高めのレア職種3選
MR
MRとは、自社製品のプロモーション活動を行う製薬会社の営業職のことです。
病院やクリニックを訪問して医師と面会を行い、有効性や自社製品の長所などを説明します。あわせて有効性や安全性に関する情報を集め、薬の適正使用のための情報提供も担います。
ほかにも、病院内で勉強会を開催したり、会社主催の講演会の案内を行うのもMRの役割です。製薬会社と現場の医療スタッフとの橋渡しとなる存在として、非常に重要な役割を担っています。
また、営業職として売り上げに関するノルマがあるのも大きな特徴です。
やりがい
- 自社医薬品が多くの患者に使ってもらい、医療に貢献したと実感できる
- ノルマを達成できると、社内で評価してもらえる
具体的な業務
- 自社医薬品の販売促進
- 自社医薬品に関する情報収集
- 担当医療機関での勉強会実施
こんな薬剤師さんにおすすめ
- 強い向上心と忍耐力があり、自社の発展に尽力することにやりがいを感じられる人
メディカルライター
メディカルライターとは、医療に関する情報を専門的に執筆する仕事です。
絶対に薬剤師の資格が必要というわけではありませんが、医療に関して専門的な知識がないとできない仕事です。その点、プロフェッショナルである薬剤師にはぴったりの仕事と言えるでしょう。
就職先は多岐にわたり、製薬会社やCROでは、新薬開発時の治験に関する書類など専門性の高い文書の作成を行います。
ほかにも医療系の雑誌出版社、広告代理店などのライターもメディカルライターと呼ばれ、医療従事者向け、患者向けの記事を執筆するほか、インターネットに掲載する文章を執筆することもあります。
やりがい
- 新薬開発時の重要書類を一手に担うことができる
- 自分の書いた文書によって多くの人の健康に携われる
具体的な業務
- 治験に関する申請書類、報告書等の作成
- 医療系記事を読み手にわかりやすく執筆
- 文章の翻訳、校閲
こんな薬剤師さんにおすすめ
- 文章を書くことが好き、得意な人
- 高度な専門知識を文章にまとめ、世の中に価値を提供していきたい人
DI
病院ではさまざまな医薬品を取り扱っています。 一般的な薬剤師や医師が、常にすべて把握しておくことは容易でありません。
そこを一手に担うのが、医薬品管理専門の薬剤師であるDI業務担当者です。
DI業務を受け持つ薬剤師は、医薬品の情報を日々管理します。 また管理のみならず、必要に応じて新薬情報の収集や、研究機関などへの情報提供も一括して担います。
やりがい
- 医薬品の管理を通して、医療業界に大きく貢献できる
- 患者の助けになれる
具体的な業務
- 自社製品の管理
- 他社製品の情報収集
- 医薬品情報の提供や問い合わせ対応
こんな薬剤師さんにおすすめ
- 地道な情報収集が苦にならず、幅広い情報を体系的にまとめたり管理するが得意な人
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