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- 2017.06.21公開
- 更新
薬剤師転職サイトの違いが一目で分かる!経験者推薦の3ステップ比較

「転職サイトってたくさんあるけど何が違うの?」
「ランキングや口コミを信じて転職サイトを選んでいいのかな…」
転職サイトはどれも同じに見えますが、「どれでもいいか」と妥協してはいけません。なぜなら、転職サイトによって「企業系求人が豊富」「派遣の求人が豊富」など、強みがはっきりと違うからです。
自分に合った転職サイトを選ばないと「前の職場のほうが良かった…」と後悔することになるでしょう。
この記事では、そんな失敗を避けるために大手医療系人材紹介会社のエージェント経験がある管理人がおすすめする転職サイトを選ぶための3つのステップを紹介します。
目次
1.薬剤師が転職サイト選びを間違うと…リアルな実体験
薬剤師が転職で失敗しないためには、まず転職サイトを正しく選ぶことが大事です。ネット上の評判や口コミに流されてはいけません。これが転職成功の第一歩ともいえる重要なポイントです。
この記事ではその方法を詳しく説明していきますが、まずは転職サイト選びに失敗した薬剤師のリアルな声を紹介しましょう。
なぜそんなにノンビリしてるの!(29歳 女性)
早期転職を望んで、評判の薬剤師転職サイトに登録しました。しかし担当者のレスポンスが遅く、半年たってものんびりしたまま…。結局そのサイトで仕事を見つけることはできませんでした。
別の転職サイトに登録したらスピーディーに求人を紹介してくれて、1ヶ月とかからずに理想的な職場に転職できました。最初からスピード感のある転職サイトに登録すればよかったと後悔しています。
求人の押し売りにウンザリ…(36歳 男性)
ネットで「薬剤師 転職」と検索し、出てきた評判の良いサイトになんとなく登録しました。
こちらとしてはゆっくり転職を検討しようと思っていたのに、次から次に求人を紹介されて押し売りされているような気分になりました。
転職を急いでいるなら、むしろありがたいのだろうけど…。
薬剤師によって転職サイトに求めるものは異なります。
紹介した体験談でいえば「転職に対するスピード感」のズレがポイントです。薬剤師と転職サイト側のスタンスが真逆で、ミスマッチを起こしてしまいました。
さらにもう一つ、薬剤師と転職サイトが「すれ違い」を起こした体験談を紹介します。
なぜ病院の求人を紹介してくれないの?(29歳 女性)
「薬剤師転職サイトランキング第1位!」と紹介されている転職サイトに登録しました。担当者に「病院勤務希望」と伝えたのに、なぜか紹介してくる求人は調剤薬局やドラッグストアばかり。
調べてみたら、その転職サイトは病院転職の求人に弱い転職サイトだったんです…。
そこで、病院転職の求人が強い薬剤師転職サイトに登録。こちらは私の希望条件に合った病院求人を紹介してくれて、自分にピッタリの病院に転職できました。
この女性は「転職サイトそれぞれの強みを理解していなかった」ことで貴重な時間を無駄にし、ストレスも抱えてしまいました。「希望する職場によって登録する転職サイトは変えるべき」これさえ知っていれば、驚くほどスムーズに転職できたはずです。
では、どうすれば自分にあった転職サイトを見つけられるのでしょうか。
2.薬剤師の転職サイト選びは3つのステップで解決!
ネット上の評判や口コミで「なんとなく」転職サイト選んでしまうと、求職者(薬剤師)と転職サイト側が「すれ違い」を起こし、理想的な職場は見つかりません。
そんな状態を避けるために、3つのステップを踏んで薬剤師転職サイトを選んでいく方法をおすすめします。
必ずしもすべてのステップを踏まなければならないわけではなく、途中で「これだ!」と思える転職サイトが決まればそれで問題ありません。
自分に合った転職サイトを選ぶまでのステップ!
- ステップ1:職場と雇用形態から選ぶ
- ステップ2:希望年収から選ぶ
- ステップ3:サポート体制から選ぶ
このステップを通じて、自分の希望条件と各サイトの強みがマッチしているかを確認していきます。
-ステップ1「職場と雇用形態」から選ぶ
まずは「働きたい職場」と「雇用形態」を決め、それにマッチした転職サイトを選んでいきます。
- 職場の種類
-
薬剤師の働く職場は主に以下の4つです。あなたはどれを希望していますか?
- 病院
- 調剤薬局
- ドラッグストア
- 企業
希望職場が決まっていないと、適切な転職選びはできません。
なぜなら、薬剤師の転職サイトにはそれぞれ「転職サイトAは病院求人に強い」「転職サイトBはドラッグストアの求人が豊富」といった強みがあるからです。
どの職場を希望するかによって、転職サイト選びが変わってくるのです。
- 雇用形態
-
薬剤師の雇用形態は以下の3パターンに分けられます。あなたはどの働き方を選びますか?
- 正社員
- 派遣
- パート
こちらも自分の希望をしっかり決めておきましょう。転職サイトによって正社員、パート、派遣それぞれの求人数に大きな差があるからです。
特に派遣を希望する場合は、派遣薬剤師を扱っていない転職サイトもあるので、なんとなく登録してしまうと「紹介できる求人情報がない」といったことも起こってしまいます。
以下の表は、薬剤師の転職サイト別に「職場の種類別」「雇用形態別」の保有求人数を調べたものです。あなたの希望する職場と雇用形態にマッチしている転職サイトを見つけてください。
「職場」と「雇用形態」で選ぶ転職サイト早見表
※緑色の表示が、求人の多さを表します。
転職サイト | 職場 | 雇用形態 |
---|---|---|
![]() |
ドラッグストア 企業 | 正社員 |
![]() |
調剤薬局 病院 | 正社員 パート |
![]() |
病院 調剤薬局 | 派遣 パート |
![]() |
ドラッグストア 調剤薬局 | 正社員 パート |
![]() |
調剤薬局 企業 | 正社員 パート |
-ステップ2「希望年収」から選ぶ
転職で気になるのが年収です。あなたは、新しい職場でどれくらいの年収を求めますか?
実は希望年収額も、薬剤師が転職サイトを選ぶうえで大事なポイントです。なぜなら、転職サイトによって高年収求人の数に明確な差があるからです。
以下に転職サイト別の高年収求人数をまとめました。
「転職して絶対に年収をアップさせたい!」と考えるなら上位にランクインしている薬剤師転職サイトを選ぶべきです。
「高年収求人数」で選ぶ転職サイト早見表(年収600万円以上)
-
調剤薬局
-
ドラッグストア
-
企業
-
病院
調剤薬局×高収入求人数
(年収600万円以上)

6,147件

4,174件

3,510件

2,429件
- ※ 2018年10月現在 HOP!薬剤師による独自調査
- ※ リクナビ薬剤師は年収600万円以上の求人数を計算することが
できなかったためこの表には掲載していません
ドラッグストア×高収入求人数
(年収600万円以上)

13,817件

1,213件

1,088件

444件
- ※ 2018年10月現在 HOP!薬剤師による独自調査
- ※ リクナビ薬剤師は年収600万円以上の求人数を計算することが
できなかったためこの表には掲載していません
企業×高収入求人数
(年収600万円以上)

246件

25件

8件

4件
- ※ 2018年10月現在 HOP!薬剤師による独自調査
- ※ リクナビ薬剤師は年収600万円以上の求人数を計算することが
できなかったためこの表には掲載していません
病院×高収入求人数
(年収600万円以上)

2401件

187件

119件

288件
- ※ 2018年10月現在 HOP!薬剤師による独自調査
- ※ リクナビ薬剤師は年収600万円以上の求人数を計算することが
できなかったためこの表には掲載していません
-ステップ3「サポート体制」から選ぶ
続いては「転職サイトにどんなフォローを望むか」によって転職サイトを選んでいくステップです。
転職サイトのサポート内容は、転職サイトによって異なります。だからこそ「どこまで手厚いサポートを希望するか」で転職サイト選びが変わってくるのです。
転職未経験の若い薬剤師ならサポート体制が万全の転職サイトを選ぶべきです。なかには面接に同行してもらえる転職サイトもあります。
逆にやり取りを最小限にしたい薬剤師なら、フルサポート体制のエージェントは「おせっかい」「しつこい」と感じてしまうかもしれません。
その際はサポートが最小限の転職サイトを選ぶべきです。
「サポート体制」で選ぶ転職サイト早見表
※緑色の表示が、サイトの特徴を表します。
- 転職サイト
- サポート体制
-
-
無料登録はこちら
-
電話・メール
対面面談
面接同行
-
-
-
無料登録はこちら
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電話・メール
対面面談
面接同行
-
-
-
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-
電話・メール
対面面談
面接同行
-
-
-
無料登録はこちら
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電話・メール
対面面談
面接同行
-
-
-
無料登録はこちら
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電話・メール
対面面談
面接同行
-
転職サイト | サポート体制 |
---|---|
![]() |
電話・メール
対面面談 面接同行 |
![]() |
電話・メール
対面面談 面接同行 |
![]() |
電話・メール
対面面談 面接同行 |
![]() |
電話・メール
対面面談 面接同行 |
![]() |
電話・メール
対面面談 面接同行 |
3.評判の大手薬剤師転職サイト|強みや口コミを紹介
続いては、大手の薬剤師転職サイトを紹介していきます。
特に転職サイト選びの3ステップで「自分に合っているかも」と感じた転職サイトについては評判の理由をじっくり読んでみましょう。利用者の口コミも参考にしてください。
転職サイト4社の特徴をまとめ
- マイナビ薬剤師は企業とドラッグストアの求人情報が豊富
- 薬キャリ(エムスリーキャリア)は病院・調剤薬局の求人情報が豊富
- ファルマスタッフは病院・調剤薬局の高時給の派遣・パート求人情報が豊富
- リクナビ薬剤師は大手有名企業の非公開求人に特化
マイナビ薬剤師は企業とドラッグストアの求人情報が豊富
マイナビ薬剤師の3つの強み
- 企業・ドラッグストアの求人情報が豊富
- 一人一人と対面での面談を実施
- 「求人の提案」「応募書類の添削・アドバイス」「面接同行サービス」
なぜ大手企業や大手ドラッグチェーンの求人数が豊富なの?
マイナビ薬剤師は、毎日新聞社を母体に持つマイナビが運営しています。新聞社は様々な業界とパイプを構築しているため、大手企業はもちろん、大手ドラッグストアとも深い関係を築き、求人を獲得しています。
一例を挙げると…
- 製薬会社の求人:アステラス製薬、大正製薬など
- 企業内診療所の求人:三菱グループ・ソニーグループなど
- DI担当:資生堂、旭化成等など
いずれも薬剤師の転職先候補で上位に挙がる「超」人気企業です。
またマイナビ薬剤師は、優秀な薬剤師を企業に紹介し続けてきた実績が認められ、企業側から「良い薬剤師いないかな?」といった相談が集まりやすいのです。
一人一人と面談し、丁寧にサポート
転職はとにかく「迷う」ことの連続です。自分一人では判断できず、迷ってしまうこともたくさんあるでしょう。
マイナビ薬剤師は日本全国に13の拠点があり、基本的に薬剤師一人一人と面談をしてくれます。迷うことや相談したいことがあれば、すぐそばでサポートしてくれるのがマイナビ薬剤師なのです。
面倒な書類提出や日程調整もエージェントが行なってくれます。こうした手厚いサポートが人気で、マイナビ薬剤師は多くの薬剤師から選ばれています。
マイナビ薬剤師利用者の評判・口コミ
■30代 女性■
何よりも、担当者に会って話せたことがうれしかったです。求人の紹介も大手の薬局からドラッグストアまで、私の条件をかなえる職場を真剣に探して紹介してくれました。
■30代 女性■
私は都市部ではなく地方在住なのですが、近くにマイナビさんの拠点があって助かりました。地元の薬局について詳しく教えてもらえて、貴重な情報が得られました。
■30代 男性■
面接日程の調整や企業との条件交渉など、様々なシーンでフルサポートをしていただきました。おかげさまで、理想的な職場に巡り会えました。
もっと詳しくマイナビ薬剤師について見てみる
薬キャリ(エムスリーキャリア)は病院・調剤薬局の求人情報が豊富
- 「m3.com」のエムスリーグループ運営だから、病院・薬局に強い
- 土日休みなど、家庭重視のママ薬剤師向け求人に絞って検索できる
薬キャリの特徴
- ...希望職場
- ...希望雇用形態
- ...サポート体制
- ...転職緊急度
薬キャリの3つの強み
- 「m3.com」でおなじみエムスリーグループが運営
- 病院・調剤薬局の求人数が豊富
- 「ママ薬剤師向け」という条件で検索できる唯一のサイト
薬キャリの運営元であるエムスリーキャリア株式会社は、薬剤師をはじめ医療従事者の転職に特化した企業です。
特に、病院・調剤薬局の転職にとても強いと評判の転職サイトです。
求人の質や数においてダントツの実績を誇り、薬剤師のサイト登録者数もナンバーワンです。名実ともに業界最大手の転職サイトといえるでしょう。
なぜ病院・調剤薬局の求人が豊富なの?
薬キャリを運営しているエムスリーグループは、医療従事者におなじみの「m3.com」を運営しています。薬剤師ならその名前を聞いたことがあるのでは?
「m3.com」の登録者数は医師は約20万人、薬剤師は約10万人を突破し、医療従事者から絶大な知名度と支持を獲得しています。
医療機関の経営者や人事担当者からも信頼されているので「m3.com」系列の薬キャリに病院や調剤薬局など薬剤師の求人が多く集まってくるのです。
「ママ薬剤師向け」で求人検索できる唯一の転職サイト
ママ薬剤師は仕事と子育ての両立に悩み、職場復帰が難しいものです。薬キャリでは「未経験・ブランク明け」「ママ薬剤師におすすめ」「土日休み」など家庭も重視したいママ薬剤師にうれしい求人検索が可能です。
本当にママ薬剤師が働きやすい職場なのかどうか、有給はどの程度取得できているのか、専任のエージェントが代わりに調べてくれます。
薬キャリ利用者の評判・口コミ
■41歳 女性■
私の希望通り、ママ薬剤師が多い店舗を紹介してもらえました。早退や欠勤も「お互い様」と思える環境です。子育てと仕事を両立できて満足です。
■30歳 女性■
コネがないと病院への転職は難しいと思っていたのですが、薬キャリは病院とのパイプが強く、病院の求人もたくさん紹介してもらえました。
■35歳 男性■
初めての転職だったが、エージェントが求人紹介から条件交渉までやってくれて助かった。3週間とかからずに納得できる調剤薬局に転職できた。
もっと詳しく薬キャリについて見てみる
ファルマスタッフは高年収・高時給の派遣・パート求人を多く掲載
ファルマスタッフの3つの強み
- 高年収・高時給の派遣パート求人が豊富
- 厚生労働省認定の「職業紹介優良事業者認定企業」
- 「JPラーニング」の受講など、調剤について学べる教育サービス充実
厚労省認定の「優良企業認定」に指定された安心の転職サイト
ファルマスタッフは厚生省認定の「職業紹介優良事業者認定企業」に認定されています。
だからこそ募集が終わった求人を掲載する「釣り求人」などは行なっておらず、安心して登録できる薬剤師転職サイトです。
企業からの信頼も厚く、高年収・高時給の薬剤師求人が豊富です。また、ファルマスタッフでしか紹介してもらえない限定求人も充実しています。
求人紹介以外に教育サービスも充実
ファルマスタッフでは、研修認定薬剤師の単位申請が可能なeラーニング教材「JPラーニング」を提供しています。
医薬品・疾患をベースにした実務知識から、保険薬剤師に必要な法律と保険制度まで、薬剤師に必要な知識をカバーするテーマで構成されています。
「JPラーニング」の学習だけで新規の研修認定薬剤師の申請に必要な単位(40単位)を取得できます。
ファルマスタッフ利用者の評判・口コミ
■36歳 女性■
ファルマスタッフの教育研修制度を使ってみました。新しい勤務先は何かと不安もありましたが、研修を通じて業務を一通り覚られたので不安がかなり減りました。
■42歳 女性■
派遣は福利厚生がないと思っていました。しかしファルマスタッフの派遣は正社員並みの福利厚生が受けられるのですね。これなら安心して働けます。
■27歳 男性■
転職が初めてで不安だらけでしたが、担当者さんがとても頼りになる方で安心して転職活動できました。特に面接にまで同行してくれたのが助かりました。
もっと詳しくファルマスタッフについて見てみる
ファーマキャリアはオーダーメイド求人で希望の転職先へ
ファーマキャリアの2つの強み
- あなただけのオーダーメイド求人をご提案
- 成約実績300人以上!実績豊富なキャリアコンサルタントが対応
コンサルタント1人当たりの担当人数をあえて限定
一般的に大手の転職サイトでは、登録者が非常に多いため、1人のコンサルタントが何人もの求職者を担当しています。
担当人数が多すぎると、一人ひとりへの対応が煩雑になってしまったり、担当者と薬剤師さんの性格上のミスマッチが起こってしまったりとお互いにとって良い関係を築くことが難しいです。
ファーマキャリアは、1人のコンサルタントが担当する人数を少数に限定しているため、一人ひとりの薬剤師さんにじっくり向き合って転職のサポートを行うことができます。
「ファーマキャリアの転職コンサルタントは親切」という声が多い理由のひとつも、この点にあると言えます。
ファーマキャリア利用者の評判・口コミ
■20歳 女性■
人間関係がうまくいかなくて転職を決めました。ファーマキャリアの担当者さんは私の性格をよく理解してくれ、前の職場で生じた問題を分析し、具体的な解決策を提示してくれました。結果的に、オープンしたばかりで古参の従業員がいない職場に転職でき、現在も人間関係に悩むことなく仕事を続けられています。
■30歳 女性■
2回目の転職で初めてファーマキャリアを利用しました。以前は、大手の転職サイトに登録をしていたのですが、こちらの希望を聞いていただけるというよりは、あちら側からの少々強引な提案を受け入れてしまったような形での転職でした。しかし、ファーマキャリアの担当者は、私の希望条件だけではなく、「これからどんな薬剤師になっていきたいか」や「今までどんなことにやりがいを感じて働いてきたか」など、非常に細かい部分までヒアリングをしてくれました。その結果、自分でも気づかなかった「理想の職場」のイメージが明確になり、その希望にぴったりの求人提案があり、無事に転職することができました。
もっと詳しくファーマキャリアについて見てみる
リクナビ薬剤師は大手有名企業の非公開求人に特化
リクナビ薬剤師の3つの強み
- 人材紹介会社最大手のリクルートが運営
- 好条件の非公開求人が多い
- エージェントの提案力
なぜ大手企業の非公開求人が多いの?
リクナビ薬剤師を運営するリクルートは、人材紹介事業で圧倒的な存在感と知名度を誇る企業です。そのため有名企業と深いコネクションを持っており、リクナビ薬剤師にも大手の求人が集まってきます。
その中には、応募殺到を避けるため一般には公開できない「非公開求人」も多く、リクナビ薬剤師で扱う全求人の約75%を占めています。
リクナビ薬剤師に登録すれば、驚くような好条件の非公開求人を紹介してもらえるのです。
リクナビ薬剤師利用者の評判・口コミ
■27歳 女性■
知り合いがリクナビ薬剤師で転職していたので登録してみました。希望のドラッグストアに転職でき、給料も月8万円ほど上がったので満足です。
■29歳 女性■
すでに前職を辞めた後だったので転職を急いでいた。リクナビ薬剤師を利用したところ、登録してから1週間ほどで次の職場が決まった。
■40歳 男性■
リクナビ薬剤師が紹介してくれる求人は、他のサイトよりも給与面の条件がよかった。転職先との関係性が良いからだと思う。
もっと詳しくリクナビ薬剤師について見てみる
4.薬剤師が転職サイトを利用するメリットとデメリット
転職サイトは、薬剤師の転職に欠かせない存在になりました。
求人の紹介だけでなく、専属のエージェントが転職までの面倒な手続きをすべて引き受けてくれて、利用料などはかかりません。利用者の評判も良く、これを使わない手はありません。
そんな転職サイトのメリットについてまとめました。
さらに「うまい話には裏があるのでは?」という疑問にこたえるため、あえて「薬剤師転職サイトのデメリット」についても紹介します。
薬剤師が転職サイトを利用するメリット
- 希望条件にピッタリの求人を探してくれる
- 職場のウラ側、雰囲気や人間関係などを教えてもらえる
- 年収などの雇用条件交渉や契約関係を代行してくれる
- 面接のアドバイスをもらえる
- 履歴書・職務経歴書の資料作成のサポートをしてくれる
- 転職後のアフターフォローをしてくれる
薬剤師が転職サイトを利用するデメリット
- エージェントからの電話やメールの対応が大変
- エージェントのスピード感が合わないとストレスになる
ここではあえてメリットよりデメリットに注目しましょう。挙げた2つのデメリットは、自分のスピード感とマッチした転職サイトに登録すれば回避できます。エージェントとの相性がどうしても合わないのであれば担当変更も気軽にできます。
つまり、デメリットは容易に回避できるということです。
迷いは不要です。自分にピッタリの転職サイトを見つけ、まずは気軽に登録してみましょう。
5.【転職知恵袋】転職サイトへの疑問「これホント?」
転職サイトには多くのメリットがありますが、一方で多くの薬剤師が転職サイトにネガティブなイメージを持っているようです。特にネット上には、様々な評判や口コミが渦巻いていますから、疑問を持ってしまうのも仕方がありません。それが解消されないと登録への第一歩は踏み出せませんよね。
ここでは、薬剤師が抱きがちな「転職サイト4つの疑問」を紹介します。果たして疑問は真実なのでしょうか、それとも誤解なのでしょうか?
-疑問(1)「薬剤師転職サイトランキング」は信じていい?

ネットで『薬剤師 転職サイト』と検索すると、数多くのランキング表が出てきます。転職サイトの選び方がわからない薬剤師にとっては転職サイト選びの参考にしたいと思うはずです。
しかし、残念ですがランキングサイトの多くは根拠のない信頼性の低いものです。
そもそも、薬剤師によって現在置かれている状況や転職に求めることは違います。第三者が作ったランキングはどうしても基準がずれるので、これらのランキングにはあまり意味がないのです。
それよりも転職サイトの強みをしっかり理解し、自分にマッチしたサイトを選ぶことが何より大事なのです。
-疑問(2)転職エージェントは変えられないんでしょ?

転職サイトに登録したものの、希望とズレた求人を紹介してくる、エージェントの動きが良くない…ということもあるでしょう。
なかには「言葉で表現できないけれどなんだか嫌だ」というケースもあるはず。
これは、「ハズレのエージェント」にあたってしまったということです。それでも我慢して、相性の悪いエージェントと付きあっていかなければならないのでしょうか?
安心してください。答えはNOです。
事情を伝えればエージェントを代えてもらえます。直接本人には言いにくいでしょうから、転職サイトの窓口に伝えても問題ありません。
少し気まずいかもしれませんが、転職サイト側にとってはよくあることなので受け入れてくれます。
-疑問(3)祝い金をもらえる転職サイトの方が得だよね?
薬剤師転職サイトによっては「転職が決まったら○万円の祝い金プレゼント!」という特典が用意されています。
確かに臨時収入はうれしいものですが、どうか冷静になってください。
この特典を用意しているのは、ほとんどが中小の転職サイトだと気づいていましたか?中小の転職サイトは求人数も少なく、大手サイトには太刀打ちできません。だからこそ、祝い金を用意して薬剤師を引きつけているのです。
一方で大手サイトは、圧倒的な求人数で選択肢も豊富です。希望すれば大企業の正社員、驚くような好条件の職場も見つかるでしょう。
つまり祝い金がないとしても、長期的に見れば大手サイトを使った方がずっとおトクといえるのです。
-疑問(4)転職エージェントの言うことって正しいよね?

転職サイトに登録すると、転職のプロで、しかも薬剤師業界に詳しいエージェントが専属でついてくれます。
とても頼もしい存在なのですが「彼らの言うことをすべて信じて任せきってしまう」のも問題があります。まずは自分自身がどうしたいのかという軸をしっかり持ってコミュニケーションを取りましょう。
また、経営に余裕のない企業が運営している転職サイトの場合は特に注意すべきです。なぜなら…
- ノルマ達成のため望まない転職を強引にすすめてくる
- 転職希望者の意志や希望を無視して、紹介料がたくさん入る職場をすすめてくる
- 転職人数を増やすために一人ひとりに向かい合う余裕や時間がなく、いい加減な対応になる
これを避けるためには、「誰もが知る大手企業であるかどうか」を基準に転職サイトを選びましょう。大手であれば、経営状況に波はあっても会社が傾くことはありません。「まずは求職者の希望ありき」という姿勢で向き合ってくれるでしょう。
まとめ
ここまで、薬剤師転職サイトの選び方について説明してきました。
もっとも大事なのは自分の希望条件と各サイトの強みがマッチしているかを見極め、マッチ度が高い転職サイトを確実に選ぶことです。
たとえば、パスタが食べたかったらイタリアンのお店を選びますよね。和食やタイ料理のお店に行く人はいないはず。これは自分の希望と、お店の強みを無意識にマッチさせる行動です。ここをマッチさせないと、自分の希望であるパスタを食べることはできません。
転職サイト選びも同じです。自分の希望と転職サイトの強みをマッチさせなければ、希望は決してかなえられません。
また、忘れてはいけないのが転職はあくまで手段であり、目標は「今以上の幸せをつかむ」ということです。
充実した仕事を通じて人生を豊かにする、家族との時間を増やして幸せになる、収入を増やしてもっと豊かな生活を送る、などなど…。
そのための第一歩が適切な転職サイト選びなのです。理想の仕事を見つけ、幸せをつかんでくださいね。
- 「m3.com」のエムスリーグループ運営だから、病院・薬局に強い
- 土日休みなど、家庭重視のママ薬剤師向け求人に絞って検索できる
薬キャリの特徴
- ...希望職場
- ...希望雇用形態
- ...サポート体制
- ...転職緊急度