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1.サプリメントの販売は調剤薬局でもある?
2014年9月から、調剤薬局でもサプリメントなどの健康食品を販売できるようになりました。それまでは、調剤薬局で扱えるのは治療薬だけでしたが、サプリメントを医薬品と食品の間に位置するものと捉え、調剤薬局でも取り扱えるようにしたものです。
サプリメントは食事で摂取不足する栄養を補助的に摂るためには適していますが、摂取の仕方や摂取量を誤ると体調を崩すこともあります。「サプリには副作用はない」という思い込みで、テレビや雑誌で話題に上った物を次々と試す人もいますから、薬剤師が注意を促すことも必要かもしれません。
また、妊婦さんは妊娠を機にお腹の赤ちゃんのためにカルシウムやビタミンDを摂ろうと過剰摂取してしまうこともあり得ます。製品によって吸収率が異なり、含まれる添加物などによっては安全性に疑問のあるものもあるため、薬剤師が直接販売できる調剤薬局での取り扱いは意味があると言えます。
2.接客の力は調剤薬局でも求められる?
調剤薬局でのサプリメント販売は、健康な人よりも、何らかの病気を持っている人が対象となります。ですから、接客の力というよりは、患者さんとのコミュニケーション力が問われるかもしれません。と言うのも、安全性に問題の無いサプリメントであっても、薬との飲みあわせに注意が必要な物があるからです。例えば、強心薬とカルシウムのサプリを一緒に摂ってしまうと、カルシウムの過剰摂取になり、続けて摂取すると腎臓などに石ができてしまう可能性があります。
逆に、症状によっては摂取した方がよいサプリメントもありますから、薬剤師の側から積極的にアドバイスした方がよい場合もあります。どれだけかかりつけ薬局として患者さんが質問や相談をしやすい環境を作れるかということが重要かもしれません。
3.サプリメント販売ノウハウを活かせる転職先を探す方法
サプリメントは調剤薬局を利用する患者さんの身近にあり、女性なら美容やダイエット、男性なら健康効果を期待して利用している人が多いでしょう。偏った食生活で不足する栄養素を補うのに役立つサプリメントも、海外の商品だと成分の表示や効果がわかりにくいものもあるため、それらも説明できるようにしておくとお客様に感謝されるかもしれません。
サプリメントの販売ノウハウと知識を活かせる転職先を探す場合、ドラッグストアでの販売経験というだけより、サプリメントアドバイザーの資格を取得しているなど、一定のスキルを示せた方が説得力があるでしょう。サプリメント先進国のアメリカISNF認定の資格なので、サプリメント販売に力を入れたいと考えるのであれば取得しておくと役に立つのではないでしょうか。その上で、効率的に転職先を探すのであれば薬剤師の求人をメインに扱う求人サイトを利用してみるとよいでしょう。
