調剤ミスの原因と予防策

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メディアの報道でもたびたび取り上げられる薬剤師の調剤ミス問題。調剤ミスを防ぐための対策が取られているにも関わらず、なぜ調剤ミスはなくならないのでしょうか。 この記事では、薬剤師の調剤ミスが起こる原因と対策、調剤をする際に大切なことをお伝えします。

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1.調剤ミスはなぜ起こる

調剤ミスとは、調剤業務のなかで起こるミスです。

医療機関や薬局ではデジタル化が進み、機械が調剤を補助する職場も多くなりました。しかし、調剤の最終的な判断を下すのはあくまで人間である薬剤師です。以下に挙げるようないくつかの点に日頃から注意していなければ、調剤ミスが起こる可能性は高くなります。

(1 規格違い、類似薬などの取り間違いがないか

医薬品には、薬剤名の似ているものやパッケージの似ているもの、同じ薬でも規格の違うものなど、間違えやすい薬があります。常に取り間違えないように意識を向けることはもちろんですが、間違えやすい薬を近くに置かないなどの工夫も必要です。

(2) 薬剤師の知識は足りているか

薬剤には一緒に服用してはいけない併用禁忌薬や、注意が必要な併用注意の薬があります。医師が間違えて処方している可能性もありますので、正しい知識を持つことが大切です。

また、小児では体重や年齢で薬の量が変わることもあるので、その都度確認をして、間違いのないように気をつけなければなりません。

(3)調剤ミスを起こさない体制が整っているか

調剤ミスを起こさないためには、会社としてマニュアル整備や、設備を整えておくことも大切です。また、適切な人員配置がなされていなければ調剤ミスもおきやすくなります。

たとえば忙しい職場で薬剤師の人数が足りていないと、鑑査が十分にされずに薬が患者さんの手に渡ってしまう可能性があります。また、ヘルプや派遣など、その職場になれていない薬剤師が多いと、余裕がなくなり、ミスにつながることもあります。

他にも記載ミスや入力ミス、処方せんの読み間違い、計量間違いなど、さまざまな要因が関係して調剤ミスは起こります。

2.調剤ミスを防ぐには

日々の業務に慣れてきた頃に、よく調剤ミスが起こるといわれています。薬剤師は間違いが起こることを前提として、複数の人間で調剤を行い、疑問があれば問いただす姿勢が必要です。

そもそも調剤ミスとは

「調剤ミス」とは、次のように定義されています。

  • 調剤事故…調剤に関するすべてが関連する医療事故。患者さんに健康被害が発生したもので、薬剤師の過失の有無を問わない。
  • 調剤過誤…調剤事故のなかで、薬剤師の過失により起こったもの。調剤の間違いだけでなく、薬剤師の説明不足や指導内容の間違い等により健康被害が発生した場合は、薬剤師に過失があると考えられ、調剤過誤となる。
  • ヒヤリ・ハット事例(インシデント事例)…患者さんに健康被害が発生することはなかったが、“ヒヤリ”としたり、“ハッ”とした出来事。患者への薬をお渡しする前か後か、患者さんが薬を服用した後かどうかは問わない。
  • 引用元:日本薬剤師会

    もし間違いが起きてもヒヤリ・ハット事例の時点で気付くことが重要です。「ミスはある」という認識を元に、患者さんに健康被害が発生する事態にならないよう、未然に防がなければなりません。

    調剤ミスを防ぐにはどうすればよいのか

    調剤ミスを起こさないために、日本薬剤師会では以下の4項目を提唱しています。

    (1)最終的なチェックは、必ず患者とともに行うこと

    服薬指導時には、患者との会話の中で処方に問題がないか判断することはもちろんですが、薬剤師と患者双方の目で調剤された医薬品を再度確認することが大切です。

    (2)誤認しやすい名称を知っておくこと

    名称の似ている医薬品や、複数規格のある医薬品は特に誤認しやすいものです。薬品棚に「他規格あり」などの警告ラベルを貼っておくと良いでしょう。

    (3)重大な健康被害を招く医薬品は区別すること

    調剤ミスにより重大な健康被害を与える可能性のある医薬品については、他の医薬品と明確に区別をして、特に認識を強めることが必要です。

    (4)薬袋・薬剤情報提供用紙等についても確認を怠らないこと

    最近、薬袋等への誤記入や入れ間違いが増えています。記載されている名称と実際の医薬品が間違いないか、必ず再確認するクセをつけましょう。

    チェック体制は、何重にもなっているとその分ミスを減らすことができます。今一度職場のチェック体制を見直して、改善できる点がないか探してみましょう。

    3.調剤ミスをしてしまったら・発見したら

    万一、薬剤師の調剤ミスにより誤った薬を患者さんにお渡しした場合、まず患者さんの健康被害の有無を確認しなければなりません。健康被害の疑いがあるときは、責任を持って適切な医療機関を紹介するなど、必要に応じた方法をとりましょう。

    もし調剤ミスを発見したら、速やかに患者さんに連絡をとりましょう。被害の拡大を防ぎ、患者さんが間違った薬を服用しないようにする初期対応が重要です。

    ミスをしても患者さんの命だけは守らなければなりません。

    4.調剤をする上で大切なこと・気をつけなくてはいけないこと

    どんなに万全だと思っていても、調剤ミスは起こってしまいます。どんな状況であっても調剤ミスが起こること自体問題ですが、ミスは調剤室内で防ぐことが大切です。患者さんに薬をお渡しする前に気付くことが一番です。

    間違いやすい薬などは別の棚に置くなど、重大な事態にならないような仕組みが必要です。ヒヤリ・ハット事例の情報共有や、毎日の在庫確認も有効です。調剤をするうえで大切なことを今一度確認して、調剤ミスをゼロに近づけましょう。

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