在宅薬剤師ってナニ?~意外なメリット4点と仕事内容

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薬剤師による在宅医療支援サービス。このところ、増加傾向にあることをご存じですか?少子高齢化時代を象徴するような新しい薬剤師のワークスタイルですが、どんなライフスタイルで、通常の薬剤師とはなにが異なるのでしょうか。今回は、そういった疑問の解消にスポットを当てます。

この記事のまとめ

  • レジデント制度とは大学卒業後に病院などで薬剤師として働きながら研修を受けられる制度
  • 平成25年度の時点で35施設の受け入れ体制が整っている
  • 6年制を卒業した薬剤師だけでなく、すでに働いている薬剤師も応募可能
  • 研修生と異なりレジデントは給与が支給され福利厚生も整っている
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1.在宅訪問はメリットいっぱい?~女性薬剤師の人気上昇

在宅訪問とは、いわゆる居宅予防療法管理指導、居宅療養指導といった呼び方をする薬剤師による患者宅への訪問診療にともなうサービスで、医療機関と連携しながら介護保険認定の事業者が行っています。

最初にも少し記しましたが、在宅薬剤師のワークスタイルは患者訪問。処方薬の服薬が必要な要介護者宅を医師や看護師と組みチーム医療の観点から薬剤指導、服薬管理などを行います。

患者にとっては病院や薬局を訪れる手間がない上、わずらわしい医薬品の管理方法についても指示に従えばいいだけで悩まされることがない。いわば患者主体のサービスである点にメリットがあります。

薬剤師側にも、もちろん多大なメリットがあるのです。以下に説明を記しましょう。

  1. 文字どおり在宅勤務で自宅から訪問。自分のペースで働ける。
  2. フルタイム稼動の必要がないため、子育て中など家庭の事情を重視できる。
  3. 職場の人間関係に悩まされない。
  4. 意外に高収入。

病院、調剤薬局、ドラッグストアでの正社員やパートタイマーに比べると、よりママ薬剤師に向いた内容になっているのが分かります。

家庭の事情やプライベートの時間もおろそかにしない、できない。主婦もしくは母親を兼ねる薬剤師にこそ、うってつけの働き方といえるのです。

また、通常勤務の薬剤師には、勤務先での人間関係が元でうつになり転職を繰り返すケースがしばしば見受けられます。在宅なら密接に関係するのは医師か訪問看護師か、対象患者かその家族。長時間一緒にすごすわけでもないため、そういったストレスに直面することがほぼありません。

年収相場はスタート時点で400万円台。処方薬剤についての訪問指導や相談、薬歴の管理といった仕事内容で長時間勤務に縛られない。それにしては、なかなか好条件だと思いませんか?

2.在宅医療がしたいなら~仕事の流れ&求人の探し方

ここでは在宅ワーカー薬剤師の主流な仕事内容と流れ、求人情報の探し方について説明します。

まず、在宅薬剤師は複数の患者を受け持つ担当制。当該患者への訪問回数や訪問服薬指導の指導内容に応じて歩合が発生し、基本給や諸手当に合算されて給与額が決定されるパターンがほとんど。2008年の調剤報酬改定により、退院時共同指導料、在宅患者緊急時共同指導料、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料の点数加算が新設。これらの算定分が給与に反映されるシステムで、在宅薬剤師にとって有利な条件が増しています。

このあたり、基本として最初に覚えておくべきでしょう。仕事の流れについては、以下をご覧ください。

  1. 処方医が作成した処方箋をベースに調剤。
  2. 薬剤を患者に届ける。
  3. 服薬指導。
  4. 残薬確認。
  5. 服薬カレンダーによる管理、ピルケースなどを用いての服薬支援。

決められた訪問計画に基づいて、これらの業務に従事します。

求人の探し方についてですが、2015年10月現在における在宅の薬剤師に特化した求人情報は、ネットでくまなくサーフィンしても多くは見つかりません。現段階では、一般の調剤薬局の募集に付随する格好で掲載されているケースが大半です。

とはいえ時代のニーズに沿ってつくられたシステムですから、求人ニーズが今後増加するのは確実です。将来的には在宅分野に特化された求人情報が増えてくるのは間違いないでしょう。地域医療向上の観点からも、むろん必要性が増してくると思われます。

現状で勤務を望むなら、在宅合わせて募集している求人先に問い合わせ、在宅薬剤師としての雇用希望を伝えること。その上で折衝する形になります。

在宅薬剤師の募集が非公開で行われているケースもありますから、薬剤師専門の転職エージェントに相談するのも有効な手段です。

現時点で在宅訪問にも力を入れている代表的な保険薬局はエール調剤薬局、日本調剤、なの花薬局といった面々。エール調剤薬局は介護保険制度実施以前から在宅医療への取り組みを開始。日本調剤には在宅医療専任チームが存在し、なの花薬局は「地域のかかりつけ薬局」として“在宅業務マニュアル”を自社出版。在宅医療のプロフェッショナル、フロンティアと呼べる存在です。

患者との直接的なふれあいですから、がん末期患者など深刻なケースに出会うこともときにはあります。快方に向かいホッとすることも、治療の甲斐なく悲しい思いをする場面もあるでしょう。そうした意味合いでのデメリットが、一切ないわけではありません。

しかしその分、薬剤師としての喜びもやりがいも大きいはず。キャリアアップやヒューマンスキルの向上に加えて地域医療への貢献度大。薬剤師にとって今後最も求められるワークスタイルへと、進化する可能性を持っています。

3.在宅医療におすすめな転職サイトまとめ

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