在宅医療の現場で往診薬剤師として働く

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
近年、非常に成長している医療の形態として「在宅医療」があります。高齢者や医療機関が近くにない方、また様々な理由で在宅医療を受けたいと思う患者さんの自宅に、医師や看護師・薬剤師などの医療専門家が訪問し、医療行為を提供するのが「在宅医療」です。診療所を構えることなく開業できることと、チーム医療を行えるのでスタッフ同士の誤認が減ること、患者さんをより深く管理することができることなど、多くのメリットがある医療形態です。 この在宅医療における薬剤師の業務内容、メリットとデメリット、薬局薬剤師と兼務できるのか、そして在宅医療の求人の探し方についてご説明いたします。
★厳選!薬剤師におすすめ転職サイトランキング★
転職サイト名 転職希望時期:働き方 病院の求人を探す
薬キャリ 半年以内:正社員

詳細を見る

マイナビ薬剤師 1年以内:正社員

詳細を見る

ファルマスタッフ 半年以内:派遣・パート

詳細を見る

1.在宅医療における薬剤師の仕事内容

在宅医療において、薬剤師は対象患者の服薬指導や服薬管理を行います。

飲み忘れチェック

まず初めて患者訪問するときに、服薬状況を尋ね、飲み忘れがないかチェックします。現在、在宅医療を利用している患者の8割以上が高齢者と言われています。どうしても忘れやすくなりますのでチェック表を作ったり、朝昼晩と分けて入れるタイプの服用薬ケースを使用したりして、服用忘れがなくなる工夫を行います。

飲み合わせチェック

そして医療機関への通院も行っている患者さんには、他所で処方されている薬との飲み合わせを確認し、必要であれば量を減らすなどの指導を行います。薬歴管理を行い、今後の治療計画に活用します。また、家庭で正しく薬剤管理ができているかもチェックします。

副作用や薬効チェック

それ以外にも、薬剤を飲んでどのように効果を感じているか、副作用はないか、アレルギーはないかなども丁寧に状況を尋ねて薬歴に記録して行きます。包括的な薬学的管理指導計画を立てるのも、在宅医療に関わる薬剤師の役割です。

2.在宅医療のメリットとデメリット

在宅医療を行うことで、当該患者の服薬状況を知り、具体的な薬剤指導や管理指導を実践できるというメリットがあります。また、患者さんの処方薬に関する疑問や悩みにも時間をかけて答えることができます。患者さんの悩みを聞くことで、使用薬を変更したり、飲み方を変えたりなどの対応も可能になります。それに加えて患者さんの生活を知ることができますので、指導や支援も具体的に行えます。

在宅医療はいつも全てのスタッフが揃って出かけるわけではありません。少数の限られたスタッフで対応しますので、薬剤師と言っても介護や看護も行いますし、臨機応変なケアも求められます。デメリットではありませんが、包括的な医療を連携して行うスキルが求められている現場なのです。

3.薬局薬剤師と兼務できるか

調剤薬局・保険薬局や診療所などの勤務先で副業が認められており、かつ、管理薬剤師の仕事に就いていない場合は、在宅医療の往診薬剤師と兼務することができます。どちらの仕事も責任を持って果たせるように、時間帯などが重ならないように注意しましょう。

4.在宅医療の薬剤師求人の探し方

在宅医療は医師が個人的に募集をしていることも多く、通常の求人サイトではなかなか見つけにくいものです。大抵の場合が口コミや、非公開で募集していますので、一般的な方法で探すことは困難です。では、どのように見つけることができるのでしょうか。

その答えとなるのが、薬剤師専門もしくは医療関係者専門の「転職エージェントサイト」です。転職エージェントが独自のコネクションを利用して非公開求人を多数保有し、サイト登録者とマッチングさせて最適の求人情報を提供してくれるのです。

今後も需要が増えると考えられる在宅医療に携わりたい方は、是非一度、転職エージェントサイトで探してみるのはいかがでしょうか。

薬剤師登録数No.1!薬キャリ(エムスリーキャリア)

薬キャリの特徴

  • 提携紹介会社数33社で全国幅広い求人を網羅
  • 掲載求人数は約40,000件と業界トップクラス
  • 派遣求人も充実している数少ない転職サイト

利用者満足度が5年連続No.1マイナビ薬剤師

マイナビ薬剤師の特徴

  • 利用者満足度4年連続NO.1の確かな実績
  • 1人当たり21.1件の圧倒的な求人紹介数
  • 厚生労働省の認可を受けた転職支援サービス

高年収・高時給ならファルマスタッフ

ファルマスタッフの特徴

  • 「年収700万円以上」、「時給3,000円以上」などの求人が豊富
  • 「職業紹介優良事業者」に認定
  • 教育制度も充実でブランクありの薬剤師にも対応

→希望職種別!おすすめ薬剤師転職サイトはこちら

関連記事

薬剤師の在宅医療の意義は患者さんのQOL向上と地域医療推進

全国の医師・薬剤師・看護師不足や、医療費の高騰が問題になっている、現在、在宅医療が推進されています。 在宅医療に欠かせない、地域薬剤師はどのような役割を担っているのでしょうか。

在宅医療として働く薬剤師のやりがいとは?

この記事の目次1.薬剤師の在宅医療はやりがい充分!2.直接医療ならではの責任も3.薬剤師として在宅医療の経験は貴重4.薬剤師としてやりがいある在宅医療を経験するには 1.薬剤師の在宅医療はやりがい充分 ...

薬剤師が在宅医療で活躍する時代に知っておきたい最低限の知識

本格的な高齢社会が到来し、医療の現場は病院から「在宅」へ移行しつつあります。今後は、薬剤師も在宅医療の現場で本格的に活躍することが求められています。高齢患者への服薬指導をはじめ、薬剤師が「薬のプロ…

高齢化は止まらない!在宅医療における薬剤師の位置付け

少子高齢化が急速に進む現代日本。国は病床数を増やさないために在宅医療の推進に舵を切りました。そういった情勢の中、薬剤師に求められる役割にも変化が起こりつつあります。これまで、病院や街の調剤薬局といっ…

在宅薬剤師ってナニ?~意外なメリット4点と仕事内容

薬剤師による在宅医療支援サービス。このところ、増加傾向にあることをご存じですか?少子高齢化時代を象徴するような新しい薬剤師のワークスタイルですが、どんなライフスタイルで、通常の薬剤師とはなにが…