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その当時、ある企業の副社長秘書をしていました。その副社長からうけたセクハラの体験です。
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- 40代
- 女
- 東京都
- メーカー
- 勤続年数12年
- 中途入社
転職サイト名 | 年代と特長 | 求人を探す |
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リクナビNEXT(リクルート) | 【全年代】 |
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- どのようなセクハラ・パワハラ・職場いじめを受けたか?
- 初めて秘書という仕事につき、どこまでが業務の範囲内なのかもよくわかっておらず、スケジュール管理、出張アレンジ、来客対応、簡単な資料作成、接待のアレンジと出席、とにかくなんでもやっていました。ある時、いつものように接待までお供した時の話です。接待が終わり、私も帰ろうと思ったのですが、彼にもう1軒行こうと誘われて、特に断る理由もなかったのでカウンターのバーへ行きました。お酒を飲みながらご家族の話など、普通の会話をして、さて帰ろうとなったものの、ちょっと散歩をしながら帰ろうということになり、私もだんだんおかしいなと少し疑問を感じてきてはいたのですが、断ることもできず、一緒に歩きました。どんどん人影のない公園の方に入っていくのがわかりました。そしてベンチに腰掛けて少し話をしようと。座らなければよかったのかもしれませんが、明日からも円滑に業務をすすめていかなければならないし、なんとか気まずいことにならないようにしなければという思いが先にたってしまい、座ってしまったのです。そして、彼は、なんとか距離をとろうとする私を突然抱きかかえ膝の上に乗せて身体を触ってきたのです。さすがにびっくりして思い切り突き飛ばす形でなんとか離れることができたので、後はそのまま振り返らずに駅まで走りました。 翌日、会社に行こうかどうしようか悩みましたが意を決して出社してみると彼は何事もなかったように接してくるのですが、いざ二人きりになったりすると、今度の週末は何しているの、どっかいかないかと誘ってくるようになりました。本当になんてことになってしまったんだろう、どうしたらいいんだろうと、憂鬱な毎日でした。
- セクハラ・パワハラ・職場いじめ解消に向けて何か活動(被害者コールセンターに相談)をしたか?
- どうしようかと悩んだあげく、同じように秘書をやっていた信頼できるお友達に相談しました。そのお友達がお世話になっている役員の方にお話をもっていってくださって、総務部長まで話がいき、私は総務部長に呼び出され、事情を説明することになりました。総務部長は私の気持ちを察してくれて、話せる範囲でいいので、どういった経緯でどういった事がおきたのか話してくださいと言ってくれました。私も言葉を選びながらおこった事実を説明しました。そして少しして、副社長は退職願いを提出し、退職されました。私の事だけが原因だったのかはわかりませんが、少し後味が悪い形になってしまいました。でも、あのまま彼の秘書を続け、毎日毎日憂鬱に過ごしていたら、きっと心の病にかかっていたかもしれないと思うと、自分のとった行動、私の為に動いてくれた周りの人達に感謝しています。
- セクハラ・パワハラ・職場いじめをうけて転職を考えたか?/ したか?
- セクハラをうけてからは、ずっと会社を辞めたい、転職したいとそればかりを考えて過ごしていました。しばらくは少し鬱だったのか実際に動くことはできなかったのですが、これではいけないと、転職サイトを見たり、登録をしてみたり、友達に情報を提供してもらったりしていました。重たい気持ちのまま他の事を考え、行動にうつすのはすごく体力がいることだったので、なかなか前へは進めませんでしたが、それでも副社長から離れたい一心で動いていた気がします。実際は社内のいろいろな人たちに助けてもらい、私自身会社に残ることができる状態だったので、転職することはなくなりましたが、そういった事がなければ、転職先が決まらなくても、まずは会社を辞めて、それからゆっくりと新しい就職先を探していたと思います。
- 転職の有無にかかわらず現状は?
- あれから10年たちます。その間に2回ほど転職も経験しました。なぜか、転職先の企業でもずっと秘書という仕事を続けてきました。正直、私自身、秘書をやっていくことがセクハラのトラウマなのか、気持ち的につらい時期もありましたが、当時助けてくれた人たちのその後のサポートもあり、こなすことができたのだと思っています。そして、今は結婚し、専業主婦になり、二人の子供にも恵まれ、日々、あのころの事を思い出すこともなく忙しい毎日を送っています。定期的に当時の会社の友人たちと集まり、お酒を飲んだりする機会もあるのですが、今では、そのセクハラの話も普通に笑って話せるようになり、自分でも驚いています。一人で抱え込まず、周りに相談し、動いてもらえたことが本当に救いになっているんだなと改めて感じます。
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