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職務経歴書にアルバイト経験を書いてもいいの?判断基準と書き方見本
「職歴欄にアルバイト経験を書いてもいいの?」
「学生時代のアルバイト経験を書いてもいいの?」
この記事では、職務経歴書にアルバイト経験を書くべき場合と書かない方がいい場合を元キャリアアドバイザーが徹底解説!
また、アルバイト経験を記載する場合の職務経歴書の書き方も詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
Follow @ganchan_hopnavi
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
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この記事の目次
基本的に職務経歴書にアルバイト経験は書かない
基本的に、職務経歴書は社員として勤務してきた経験を記載するものです。
ですから、アルバイト経験を書くという事は普通はありません。
しかし、絶対に職務経歴書にアルバイト経験を記載してはいけない、というわけではありません。
アルバイト経験を記載しても問題ない場合がある
実は、職務経歴書にアルバイト経験を記載することが一般的にOKとされている場合もあります。
職務経歴書にアルバイト経験を書いても大丈夫な場合については、次の章で詳しく解説していきます。
職務経歴書にアルバイト経験を書いても大丈夫な2つの場合
基本的に、職務経歴書は社員として勤務してきた経験を記載するものとされています。
ですが、以下の2つの場合にはアルバイト経験を記載しても問題ないでしょう。
職務経歴書にアルバイト経験を書いても大丈夫な2つの場合
- (1)第二新卒以下の年齢の場合
- (2)十分にアピールできるような経験をアルバイトで積んできた場合
それぞれについて詳しく解説していきます。
(1) 第二新卒以下の年齢の場合
まだ社会人経験が浅いとされる第二新卒の年齢までなら、アルバイト経験を職務経歴書に記載しても問題ないです。
第二新卒くらいの年齢で職歴がまだないという方には、ぜひアルバイト経験を記載することをおすすめします。
また、職歴はあるが特にアピールできる職務経験がないという場合でも、アルバイト経験を記載して問題ありません。
(2) 十分にアピールできるような経験をアルバイトで積んできた場合
応募先企業の人事担当者にアピールするに足る経験をアルバイトで積んできた場合にも、職務経歴書にアルバイト経験を記載して大丈夫です。
具体的には、以下のような経験をしてきた場合です。
- 半年以上勤務していた場合
- 業務を通してスキルを身につけた場合
- 業務改善に取り組んだ経験があり、上司の客観的な評価を受けた場合
- 社員並みの仕事内容だった場合
- リーダーなどへの昇進があった場合
アルバイト経験の中で以上のような事柄があった場合には、職務経歴書にアルバイト経験を記載しても大丈夫です。
「自分の場合はアルバイト経験を記載しても大丈夫…?」と不安な方は、就活のプロに相談することをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
職務経歴書にアルバイト経験を書かない方がいい場合

しっかりとアピールできる経験がある場合には、アルバイト経験を職務経歴書に記載しても問題ありません。
しかし反対に、企業にアピールするに足らない経験は、かえって書かない方がいいのです。
アピールできないアルバイト経験は書かない
アピールできないアルバイト経験とは、具体的に以下のようなものを指します。
- 勤務期間が3か月以下など短期間の場合
- 経験年数が1年以上あるものの、自己アピールできる経験がない場合
- 応募先の募集ニーズに当てはまるアピールポイントがない場合
上のいずれかに当てはまってしまう方は、残念ながらアルバイト経験を職務経歴書に記載するべきではありません。
「職歴欄に何を書けばいいのかわからない…」という方は、就活のプロに相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
職歴がアルバイトのみの方のための職務経歴書の書き方【見本】
ここでは、アルバイト経験を職歴欄に記載する場合の職務経歴書の見本や例文をご紹介します。
これらを参考にして、良い職務経歴書を作成してみてください。
職歴がアルバイトのみの方のための職務経歴書の書き方見本
「選考突破できるレベルの職務経歴書を自分一人で作成する自信がない…」という方は、就活のプロに相談することをおすすめします。
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
職務要約の見本と書き方ポイント
職務要約は、過去の職歴を簡単にまとめるものです。
具体的な事柄は職務経歴欄に記載することができますので、ここではとにかく「わかりやすく」「簡潔に」まとめることが大切です。
職務要約の見本
職務要約
大学を卒業後、就職はせずアルバイトとして接客業に従事してきました。
コンビニと飲食店でそれぞれ接客を行い、どちらにおいても自ら率先して行動することで店長から良い評価を得てきました。
今後は、これまでアルバイトとして培った経験を活かして、飲食業界で正社員として活躍したいと考えております。
職務要約の書き方ポイント
- 長くても300字程度で簡潔にまとめる
- これまでのアルバイト経験で「何を学んできたか」「どんな結果を出してきたか」をわかりやすく書く
職務経歴の見本と書き方ポイント
職務経歴欄(通称:職歴欄)は職務経歴書におけるメインコンテンツです。
過去の自分のキャリアを具体的に且つわかりやすく記載しましょう。
職務経歴の見本
職務経歴
■2014年4月~2016年3月 株式会社〇〇
◇事業内容:コンビニエンスストアの運営
◇資本金:100億円 売上高:8000億円 従業員数:3000名 上場
期間 | 業務内容 |
---|---|
2014年4月~2016年3月 | 【雇用形態】アルバイト ・接客 ・品出し ・新人育成 ・アルバイトのシフト管理 <実績>仕事に対する真面目な姿勢が認められ、バイトリーダーに抜擢。 通常のコンビニ運営業務に加えて新人育成やシフト管理などを任された。 |
■2016年4月~現在 株式会社△△
◇事業内容:飲食店の運営
◇資本金:1億円 売上高:15億円 従業員数:250名 非上場
期間 | 業務内容 |
---|---|
2016年4月~現在 | 【雇用形態】アルバイト ・ホールでの接客・配膳 |
職務経歴の書き方ポイント
- 業務内容は、企業の人事担当者が「あなたが働いている姿をイメージできるように」具体的に書く
- 「実績」欄を作り、自分が出した成果を書くことでアピールすると良い
活かせる経験・知識・技術の見本と書き方ポイント
活かせる経験・知識・技術では、アピールポイントになるようなスキルや資格等を記載するものです。
原則、資格等は正式名称で書くのが一般的ですので、注意してください。
活かせる経験・知識・技術の見本
活かせる経験・知識・技術
〇事務処理能力
- Word: 画像を用いた文書作成
- Excel: vlookupを用いた関数計算
- PowerPoint: アニメーションを用いたプレゼンテーション資料作成
〇資格
- 日商簿記2級
- 普通自動車免許(AT限定)
- 実用英語技能検定準一級
活かせる経験・知識・技術の書き方ポイント
- PCスキルは、具体的にどの程度の作業ができるのかをイメージできるように書く
- 資格等の名称は、正式名称で記載する
自己PRの見本と書き方ポイント
自己PR欄は、職務経歴欄に次ぐ大事な項目であると言えます。
この欄で自分をどう見せるかが、選考の大きな分かれ目になる場合もありますので、しっかりと推敲することをおすすめします。
自己PRの見本
自己PR
私の強みは、人一倍強いプロ意識だと考えています。
前職のコンビニでは、ただマニュアル通りに業務に取り組むのではなく、品出しの配置を工夫するなど、率先した動きを行った結果、バイトリーダーに抜擢されました。
また、現職の飲食店では他社の接客を研究して、接客マニュアルの改善を提案し、一部採用されました。
どんな時でもプロとして振舞い行動することは簡単なようで難しく、実際にすぐに動くことのできる行動力は、私の大きな強みであると考えています。
この強みを活かして、今後は飲食業界で活躍できる人材になっていきたいと考えております。
自己PRの書き方ポイント
- 「(1)強み→(2)強みの根拠→(3)貢献ポイント」の順で記載すると好印象
- 300字程度、長くても500字までにまとめる
【職務経歴書の作成を就活のプロに手伝ってもらうメリット】
- 企業の人事とのつながりが強いため、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 普通は出会えない非公開求人情報を教えてもらえる
学生時代のアルバイト経験を職務経歴書に書いてもいいの?
職務経歴書に学生時代のアルバイト経験を書いてもいいのでしょうか?
結論から言うと、書いてもいい場合と書かない方がいい場合があります。
職務経歴書に学生時代のアルバイト経験を書いてもいい場合
学生時代のアルバイト経験を書いていい場合は以下の2パターンです。
職務経歴書に学生時代のアルバイト経験を記載しても大丈夫な場合
- 社会人経験が少なく、書ける職歴が少ない場合
- 採用企業が求める人材ニーズに応えるアピールポイントになる場合
それぞれについて詳しく解説していきます。
1.社会人経験が少なく、書ける職歴がほとんどない場合
第二新卒など、社会人になってから日が浅い人にとっては、職務経歴書の職務経歴欄に書くことがないというのはよくあることです。
そのような場合には、学生時代のアルバイト歴を書いても問題ありません。
しかし、あまりにも応募先企業の職種から離れている場合・アピールするのが困難な場合は、書かない方がいいでしょう。
もし書く場合は、面接の場で"なぜ学生時代のアルバイト歴を職務経歴書に書いたのか"を言えるようにしておきましょう。
2.採用企業が求める人材ニーズに応えるアピールポイントになる場合
どの企業にも求める人材像があります。〇〇な人、〇〇の経験者など、企業によってさまざまです。
あなたの学生時代のアルバイト経験が応募先企業の人材像に照らしてアピールできる場合には職務経歴書に記載しても大丈夫であるといえます。
実際に、学生時代のアルバイト経験を職務経歴書に記載する場合は、面接の際に“学生時代のアルバイト経験を入社後にどう活かせるか”を話せるようにしておきましょう。
「自分は学生時代のアルバイト経験を書くべきなのかわからない…」「どのように書けばいいのかわからず不安…」という方は、就活(転職)のプロに相談することをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
フリーターの方はプロに就活サポートをお願いするのがベスト
フリーターの就職事情は、厳しいのが現状です。
なぜなら企業人事の目線でみると、「既卒(フリーター)を採用するなら新卒を採用しよう」という発想になるからです。
そのため、フリーターの方が自分で企業に応募して採用されるというのは、かなり厳しいものがあります。
では、フリーターの方が選考を確実に突破するためにはどうすればよいのでしょうか?
フリーターの方は就職のプロに相談するのがベスト
フリーターの方は、就職のプロであるコンサルタントにサポートを依頼することをおすすめします。
それは、コンサルタントは選考突破のためのノウハウを知り尽くしているからです。
実際、フリーターをメインにサポートを行っているコンサルタントの中には、サポートした求職者の選考突破率が90%を超える人もいます。
自分1人ではまず到達できない水準で応募書類の作成や面接対策を行ってもらえるため、プロの手を借りない手はありません。
まずは一度コンサルタントに会い、現在の状況を相談してみることをおすすめします。
▼プロに就活をサポートしてもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
HOP!ナビとは
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★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
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