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職務経歴書に書くことがない...内容が薄い場合の解決法【例文】

職務経歴書の内容が履歴書とかぶる...
職務経歴書の内容が薄すぎる...
今回の記事では、職務経歴書に書くことがなく内容が薄くなってしまう方のために、その解決策をお教えします。
また、職務経歴書の基本的な項目についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事の内容まとめ
- 職務経歴書の内容が履歴書とかぶってしまうことはない
- 職務経歴書の内容が薄くなってしまう場合は、過去の経験で補う
職務経歴書作成が不安な方は?
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アンケート概要
対象者:直近3年以内に転職した20~40代(1000名)
調査元:HOP!ナビ編集部
調査時期:2019年12月
職務経歴書の内容が履歴書とかぶってしまうことはありえません
転職活動の場では、履歴書と職務経歴書の提出を求められることが多いです。
転職希望者から寄せられる質問の中に「職務経歴書の内容が薄くて履歴書とかぶってしまう」というものがあります。
しかし、履歴書と職務経歴書の内容は完全にかぶることはありえないのです。
採用担当者は履歴書と職務経歴書をこのように読む!
履歴書は生まれた時から現在のプロフィールを、職務経歴書は社会人生活で得た経験やスキルを採用担当者に伝えるために作成します。
応募企業の人事担当者は履歴書で応募者の人柄や希望条件を確認して、基本的な応募要件を満たしているかを確認します。
その後に、職務経歴書を確認して経験やスキルが応募要件を満たしているかを確認しながら、入社後にどのように活躍しているかイメージします。
つまり、採用担当者が1番最初に目を通すのが履歴書であるため、空欄があったり雑に作成すると、気合いを入れて職務経歴書を作成してもじっくり読んでもらえない可能性があるので履歴書もきちんと作成しましょう。
もちろん職務経歴書で自分の経験やスキルしっかり伝えないと、書類選考を通過できず面接前に書類を読む面接官にもアピールできません。
履歴書と職務経歴書で重複する内容はどうすればいいの?
履歴書と職務経歴書では自己PR、志望動機、資格など重複する項目があります。
しかし、書く内容が完全にかぶってしまうことはありません。
なぜなら、履歴書と職務経歴書では各内容の密度が異なるからです。
履歴書は、経歴や資格、自己Prなどを簡単にまとめるものです。
一方、職務経歴書はそれらの情報を詳細にまとめるものですから、たとえ内容が同じであっても情報の密度が変わるため、完全に同じにはならないはずなのです。
職務経歴書の内容がない/薄い場合の解決法
本章では、職務経歴書に書く内容が浅い、またはない方に向けに職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書に書く内容があまりない方のケースを以下の3つに分けて解説していきます。
- 社会人経験が浅い場合(第二新卒など)
- ニートだった場合(既卒含む)
- フリーターだった場合(既卒含む)
1:社会人経験が浅い場合(第二新卒など)
第二新卒の方など、社会人経験が浅い場合は、職務経歴書に書くことが少なく困ってしまう方が多いでしょう。
しかし、第二新卒者に経験がないことは応募先企業の採用担当者も十分承知しています。
そのため、無理に経験をアピールしようとせず、以下を重点においてアピールをしてみてください。
- 仕事へのやる気
- 人柄
- 最低限のスキル
社会人経験が浅い場合の職務経歴書の書き方
職務要約【例文】
東京都内を中心とした、中小規模の法人顧客を約xx社担当。担当地域内の既存顧客フォローを中心に、OA機器関連商品のリプレースなどを提案。
営業でとにかく1位を獲りたい、という思いで、数多くの営業先を回りました。
しかし、そうすると仕事が回らなくなってきたため、仕事の速さと効率を意識しながら仕事を進めていきました。
結果、他の営業担当よりも多い訪問者数1.5~2倍を維持できるようになりました。
自己PR【例文】
・課題解決能力
新人のうちは、なかなかアポイントを取ることができず悩んでいました。
テレホンアポイントメントでは、先輩に相談し、営業先の考えを組み取るべく、相手のニーズや要望を聞きだすまで粘り強く会話を続けました。 結果、他の営業担当よりもレスポンスが多くありました。
・コミュニケーション能力
既存の顧客に対応し、さらなるコミュニケーションを図るため、自作のメルマガを配信していました。
タイトルに変化をつけ、時事の話題や時にはネタを盛り込み、会社の情報を得てもらうだけでなく、楽しんでもらえるよう工夫していました。
結果、担当顧客との会話が増え、契約へとつながることもありました。
2:ニートだった場合(既卒含む)
ニートだった方は、就業の経験がないため職務経歴書を提出しろと言われても、「何を書けばいいの?」と思ってしまう方が多いでしょう。
そのような方は、学生時代の部活動経験、ボランティア経験など、または今まで自分が行ってきた活動からアピールできるポイントを探しましょう。
自己PR【例文】
私の強みは粘り強さです。
理由は大学時代から小説家を目指し、執筆活動を続けていたことです。
毎日数行でも書くことを決め、この3年間で6作品を書き上げました。
さまざまな場所に取材をしたり、図書館などで調べるなどし、作品にリアリティを持たせることを大切にしました。
プロデビューを目指し賞への応募や編集部への持ち込みをしていましたが、家庭の事情から断念いたしました。
正社員として働いた経験はありませんが、執筆活動を通して得た、毎日地道にこつこつと仕事をすることに自信があります。
3:フリーターだった場合(既卒含む)
自己PR【例文】
フリーターの方は、過去のアルバイト経験をアピールするのが一般的です。
過去のアルバイト経験の中で努力したこと、評価されたことなどをアピールすると効果的でしょう。
学生時代から続くアルバイト経験が、私の大切な職歴です。
もともと学資稼ぎが発端だった居酒屋のアルバイトですが、さまざまな人たちと出会える仕事が楽しく、卒業後も継続し今に至ります。
私の最大の強みは、アルバイトながら3年目に10名を動かすバイトリーダーを任され、職場になくてはならない存在となったことです。
年長のパート社員の管理や、店長代理としてのクレーム処理など、正社員同様の仕事を6年間やってきましたが、今回、知人の勧めで正社員採用に応募しました。
アルバイトとはいえ、6年間の飲食店最前線のマネジメント経験は、御社の「ショップ店長候補者」として将来的にお役立ちできるものと信じております。
職務経歴書の内容【基本的な項目】
職務要約
職務要約は、職務経歴書の冒頭で過去の自分の職歴を200字~300字程度にまとめて書くものです。
いつ・どこの会社で・どんな仕事をしたかを中心にまとめます。
職務経歴
職務経歴は、過去の職歴・業務経験を詳細にまとめるものであり、職務経歴書のメインコンテンツです。
どのような役職だったのか、どんな顧客に対してどんな業務を行ったのか(担当業務)、どのような実績をあげたのか、など書ける範囲で職歴を具体的に書きます。
活かせる能力、知識、資格
この項目は、いままで自分が取得した資格やスキルに関してアピールする項目です。
具体的には、Word/Excel/PowerPointなどのパソコンスキルや、英語などの語学スキルなどです。
他にも、応募先の企業や職種で役立ちそうなものがあれば、書いておくとよいでしょう。
自己PR
自己PRは、文字通り自分をアピールする項目です。
職務経歴書の中でも特に採用担当者が注目して読むところですので、しっかり自己分析したうえで書くことが重要です。
オススメの書き方は、「強み」「強みの根拠」「強みの活かし方」の順序で書くことです。
しっかりアピールできるよう、気合をいれて書いてみてください。
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この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
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