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日商簿記の履歴書への書き方~日商簿記3級は書ける?2級から?

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履歴書には多くの記入すべきことがありますが、なかでも資格欄はこれまでの自分自身の努力によって取得できた資格をアピールすることができる重要な部分です。
資格の正しい正式名称や取得日など、基本的なことは間違いがないようにしましょう。
ただ、資格欄だけでは資格の魅力を発揮しきれない場合もあるので注意です。
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日商簿記の履歴書への正しい書き方について
履歴書は、就職するにあたり自分自身をアピールする重要なツールです。希望の企業へ就職するためには、正しい内容をていねいに書くことが大前提です。
日商簿記はもちろんのこと、履歴書の資格欄を正しく書く方法を身につけていきましょう。
日商簿記の正式名称とは?
日商簿記の正しい名称をご存知ですか?意外に知らないという方がみえるかもしれませんが、ここで今一度再確認しておきましょう。正式名称は、「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」です。
そもそも日商簿記とは、商工会議所法第9条第9号に基づいて実施される検定試験(商工会議所検定試験)のうち、簿記に関する技能を検定する試験です。
商工会議所検定試験としては、他に販売士検定や日商PC検定、DCプランナーなどがありますが、その中でも全国的に知名度が高く、就職・転職の際に有益だとされているのが日商簿記だといえます。
実際に就職の求人内容を見ていても、「簿記〇級資格取得者優遇・応募資格(簿記〇級以上有資格者)」などと記載されている場合があり、企業からも実用性の高い資格だと判断されているのがよくわかります。
日商簿記の履歴書への書き方について
日商簿記の正式名称は「日本商工会議所及び各地商工会議所主催簿記検定試験」ですが、実際のところ名称が長いと思う方がほとんどなのではないでしょうか?
履歴書へ書く際には、「日本商工会議所簿記検定試験〇級」と記入しましょう。「日商簿記検定試験〇級」と記載しても間違いではありません。
取得資格は基本的に正しい名称で記入する必要がありますが、日商簿記の場合は名称が長すぎるため、正式名称を記入すると逆にわかりづらくなってしまうでしょう。
日商簿記は知名度が高いため、上記のような書き方であれば正しく判断してもらうことが可能だといえます。
そのため、正式名称ではなくても主催がわかるように上記のように記入しておきましょう。
履歴書に記載する日付は取得日?合格日?
履歴書の資格欄には取得日を書くことが必須ですが、多くの方が迷いやすい部分ではないでしょうか?
取得日とは資格を所有したことを認められた年月日であり、合格証書などに記載のある年月日を書くようにしましょう。記入欄が年月のみの場合は年月を記入します。
日商簿記の場合も、試験合格後に合格証書が発行してもらえますので、必ず発行してもらいましょう。
そして記載内容を確認してから履歴書に記入するようにします。
ちなみに日商簿記の場合、合格証書には試験を実施した日が記載されています。その年月を履歴書へ記入するようにしましょう。
また、履歴書における年月については、西暦か元号か統一しておくようにします。例えば生年月日は「元号」なのに履歴書の取得日は「西暦」といった記載方法はやめましょう。
日商簿記は何級から履歴書に書けるのか?
履歴書に資格を記入する際の目安として、2級から書けるという書けるという話をよく耳にしますが、日商簿記の場合は所有しているのであれば3級でも2級でも記載するようにすることをおすすめします。
日商簿記3級だと書くのは恥ずかしい?と悩まれている方も見えるかもしれません。確かに3級だと簿記の基礎的な知識であり、工業簿記も試験範囲に含まれていません。
しかしながら、簿記の基礎知識があるということはある程度企業の業績をつかむことができ、簡単な財務諸表も読み取ることが可能でしょう。
ビジネスにおいて非常に重要な能力ですので、履歴書に書いて笑われることもなく、無駄になることもないといえます。しっかりと記入しておきましょう。
日商簿記における履歴書へのNGな書き方とは?
日商簿記について履歴書への最もNGな書き方は「簿記検定〇級」と記載することです。
なぜなら「簿記」にはいくつかの資格が存在し、正確にどの簿記検定のことか判断がつかなくなるためです。
たとえば、「全商簿記」という言葉を聞いたことがありますか?これは主催が全国商業高等学校協会であり、商業高校において受験・取得する資格だといえます。
ちなみに正式名称は「全国商業高等学校協会主催簿記実務検定」です。
また、「全経簿記」は主催が全国経理教育協会です。全国経理教育協会は、全国約300の専門学校が加盟しており、専門学校向けの資格だといえます。
ちなみに正式名称は「社団法人全国経理教育協会主催簿記能力検定試験」です。
上記にあげた3つの資格はどれも簿記に関する技術や知識における資格ではあるものの、主催が異なるため試験内容も違い、難易度も変わってきます。
一口で「簿記」といっても、複数の資格があるためどこの主催の簿記資格なのか判断がつくように履歴書へ記載する必要があります。

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
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