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【職務経歴書】ニート期間の書き方|テンプレや自己PRのポイントを解説

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監修:川畑 翔太郎(株式会社UZUZ 専務取締役)
「職務経歴書の提出を求められたけど、ニートだから書くことがない…」
「過去のニート期間をどのように書いたら良いかわからない…」
職務経歴書の提出を求められた際、職歴がない期間がある場合は何を書いたらいいのか戸惑ってしまいますよね。
そんな方のために、今回はニート期間がある方向けの職務経歴書の書き方を解説します。
プロ監修の例文も用意していますので、ぜひ参考にしてください。
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アンケート概要
対象者:直近3年以内に転職した20~40代(1000名)
調査元:HOP!ナビ編集部
調査時期:2019年12月
ニート期間がある方のための職務経歴書の書き方ポイント2つ

「職務経歴書」は、文字通り、職務経験を記載するものです。
しかし、ニート期間のある方の場合は、その書くべき職務経験が存在しない空白期間がある、ということになります。
ですから、普通に職務経歴書を書く場合に比べて注意を払う必要があります。
ここでは、その注意すべきポイントを大きく2つ紹介します。
【ニート期間がある方のための職務経歴書の書き方ポイント】
- ポイント(1):ニート期間が生じた理由を記載する
- ポイント(2):書くべきエピソードの優先順位を意識する
それぞれについて詳しく解説していきます。
ポイント(1) ニート期間が生じた理由を記載する
企業の採用担当者がニート期間(空白期間)のある方の職務経歴書を受け取ると、「この人はこの期間に何をしていたのだろう...?」と疑問に思います。
その疑問を解消するために、ニート期間に行っていた活動については職務要約や職務経歴・自己PR欄等にできるだけ記載するようにしましょう。
職務経歴書でのニート期間の記載方法については、次の章で詳細に解説していますので、そちらを参考にしてください。
ただ、本当に一切の活動を行っていなかった場合は、無理に記載しようとする必要はありません。
その場合は面接でニート期間について聞かれる可能性が高いですから、答えることができるように準備しておきましょう。
ポイント(2) 書くべきエピソードの優先順位を意識する
ニートの方や過去にニートだった方は、職務要約や自己PRで書くべきエピソードの選定が非常に難しいですよね。
正社員経験がある場合は、そこでのエピソードを書くのがベストですが、正社員経験がない場合はどうしたらよいのでしょうか?
実は書くべきエピソードには、優先順位があります。
職務経歴書は、企業の採用担当者が「この応募者は仕事ができるのかどうか」ということを判断するために用いるものです。
したがって、職務経歴書に記載するエピソードは、できるだけ仕事に近い内容であるべきなのです。
職務経歴書に記載するエピソードの優先順位
書くべきエピソードの優先順位は以下の通りです。
- 優先度(1):業務経験(正社員、契約社員)
- 優先度(2):業務経験(アルバイト)
- 優先度(3):部活・サークル活動
- 優先度(4):学業
この優先順位を意識して職務経歴書でアピールを行うと、採用担当者もあなたが仕事で活躍する姿をイメージしやすく、好印象につながる可能性が高いです。
具体的な記載例については、次の章で紹介していきます。
「自分の場合はどう書いたらよいのかわからない...」と不安な方は、一度就職・転職サポートのプロに相談することをおすすめします。
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ニート期間がある方のための職務経歴書の例文・見本
ここでは、ニートの方や過去にニート期間がある方のための職務経歴書の例文・見本を紹介していきます。
ご自身が職務経歴書を作成する際の参考にしてください。
ただ、ここで紹介している例文はあくまで一例であり、ご自身に合った職務経歴書を作成することが何よりも重要です。
職務経歴書の作成に不安がある方は、プロに相談してみることをおすすめします。

1.職務要約の書き方ポイントと例文

職務要約は、これまでの自分のキャリア(経歴)をまとめて書き表すものです。
ただ事実を述べるだけでなく、過去に学んできたことを含めることで、他の応募者と差をつけることができます。
1-1 職務要約の書き方ポイント
- 150字~300字程度で簡潔にまとめる
- ただ経歴の要約を述べるのではなく、過去の経歴をもとに「どのように就職先(転職先)企業に貢献することができるか」という点を記載すると良い
それぞれの項目の書き方ポイント、例文や見本について詳しく解説していきます。
1-2 職務要約の例文
大学を卒業後、就職はせず、1年間世界中を旅行してまわりました。
私が大学時代から関心のあった民族舞踊のコミュニティを探し歩く中で、多様なバックグラウンドを持った人々と交流しました。
多くの価値観に触れる中で、コミュニケーションにおいてはまずは相手の考え・思想を受け入れたうえで、自分の意見を発信していくことが重要であると学びました。
この多様な交流経験を活かして、御社の営業部門で顧客との良い関係性作りに貢献させていただきたく思います。
2.職務経歴の書き方ポイントと見本

職務経歴は、自分のキャリアを時系列に記載するものです。
応募先企業の採用担当差が「あなたが仕事をする姿がイメージできるように」記載すると好印象です。
2-1 職務経歴の書き方ポイント
- アルバイト経験等を含めた職務経験が一切ない場合は「職歴なし」と記載
- 過去にアルバイト経験がある場合はそれを記載する
2-2 職務経歴の見本(1):完全に職歴なしの場合
職歴なし
基本的には「職歴なし」と記載しますが、もしアルバイト経験がある場合は、記載するようにしましょう。
「職務経歴書にアルバイト経験を記載したらかえって不利になるのでは...?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、アルバイトであっても仕事であることに変わりはありません。
企業の採用担当者は職務経歴書をみて「仕事が出来そうかどうか」を判断しますから、仕事に繋がりそうな事柄はできるだけ記載しておいた方が良いのです。
2-3 職務経歴の見本(2):アルバイト経験がある場合
■2016年4月~2018年11月 株式会社〇〇
◇事業内容:スーパーマーケットの運営
◇資本金:1000万円 売上高:10億円 従業員数:100名 非上場
期間 | 業務内容 |
---|---|
2012年4月~2013年9月 | スーパー〇〇新宿店で週5日のアルバイト勤務 (スーパーマーケット/関東40店舗) 【業務内容】 ・レジ業務 ・品出し作業 ・新人教育等 <実績> 勤務態度が評価されバイトリーダーに選ばれたことから、新人教育のフローの刷新を行いました。 他店や同僚へのヒアリングを通じて新たな教育フローを作成し、店長に提案を行った結果、そのほとんどが採用され、新人教育にかかる時間の30%削減に貢献しました。 |
3.活かせるスキル・資格の書き方ポイントと例文

活かせるスキル・資格は、文字通り自分が持つスキル・資格等をアピールするものです。
業務において活かせそうなものはできるだけ記載しておくとよいでしょう。
3-1 活かせるスキル・資格の書き方ポイント
- スキルは、ただ使えるツールの名称を記載するだけでなく、「どの程度のスキルなのか」がわかるように具体的に記載する
- 資格等の名称はできるだけ正式名称で記載する
3-2 活かせるスキル・資格の例文
◇PCスキル
・Word:画像を用いた文書作成
・Excel:VLOOKUP関数を用いた表作成
◇語学スキル
・英語:日常会話に加え、英文メールのやり取り等も問題なく可能
・フランス語:日常会話、簡単な仏文メールの作成が可能
◇保有資格
・普通自動車運転免許(AT限定)
・実用英語技能検定 準1級
4.自己PRの書き方ポイントと例文

自己PRは、職務経験があまりない方にとっては最も重要な項目であると言えます。
ここでのアピールが合否を分けることもありますから、十分に推敲したうえで提出しましょう。
4-1 自己PRの書き方ポイント
効果的な記載の流れ
- 過去の経験で大変だったこと
- それをどう乗り越えたか
- その経験から学んだ汎用的な能力(他の事象においても役立つ能力
具体的な数値実績等があればできるだけ詳しく記載する
4-2 自己PRの例文 (1):職務経験なしの場合
大学時代はよさこいサークルに所属しておりました。
日本人学生と留学生が所属していたサークルだったので、お互いの交流がスムーズに進むように取り組んでおりました。
たくさんの国籍、思想宗教がある中、みんなで一丸となってサークル活動に取り組むのはとても楽しくもありましたが、時々考え方や練習への参加の仕方などで意見が割れ、苦労することもありました。
みんなが多様性を受け入れ、理解することで、最後まで国と国を越えた大切な仲間たちを作ることができました。
この経験から自分と違う価値観を受け入れ、折り合いをつけることが重要であることを身をもって学ぶことができました。
4-3 自己PRの例文 (2):アルバイト経験がある場合
約2年間、スーパーでアルバイトとして主に品出しやレジ等の業務を行ってきました。
休日の夕方以降は、普段に比べてかなり多くのお客様が来店します。
それにともなって、店員の方でも対応が追い付かず、クレームになってしまうという事例がありました。
私はバイトリーダーとして、クレームになってしまった状況を従業員にヒアリングを行い、数年間変更のなされていなかった業務フローの見直しを行いました。
その結果、同時間帯のクレーム件数は30%減少し、本社の社員からもお褒めの言葉をいただくことができました。
この経験から、スムーズに業務を行うためには、常に職場の状況に目を配り、現状を疑って改善の余地がないか考え続けることが重要であると学びました。
ニート期間のある方は就職(転職)サポートをプロに依頼することをおすすめします
「現在ニートだけど、正社員就職したい…」
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そんな方は、プロにサポートを依頼することをおすすめします。

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この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
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