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- 2019.11.15更新
- 2019.09.24公開
【職務経歴書】2社以上の職歴がある場合の書き方とサンプル

職歴が2社以上ある場合の職務経歴書の書き方がわからない...
2度目以降の転職の際、職務経歴書の書き方がわからない人が多いのではないでしょうか?
そこで、今回は職務経歴書に2社以上の職歴を書く書き方・サンプルをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
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この記事の目次
2社以上の職歴がある場合の職務経歴書の書き方【3つのフォーマット】

2社以上の職歴をお持ちの方は、必ず職務経歴欄に全ての会社での経歴を記載しましょう。
もし書かなかった職歴がある場合、応募先の企業に経歴詐称だと思われてしまう可能性がありますので、注意してください。
では、2社以上職歴がある場合の職務経歴書の書き方をみていきましょう。
実は、2社以上職歴がある方の場合、職務経歴書の書き方は1通りではないんです。
職歴が2社以上ある場合、職務経歴書のフォーマットは3通りある
複数社での職歴がある方の場合、職務経歴書のフォーマットは3通りあります。
それぞれについて解説しますので、あなたにピッタリの書き方を選んでみてください。
職務経歴書のフォーマット(1):編年体式
「編年体式」とは、職歴を古い順に時系列で記載する方法です。

「編年体式」は、職務経歴書のフォーマットで最も一般的であると言われています。
そのため、「どのフォーマットで書けばいいかわからない...」と悩んだ時は、「編年体式」にしておけばまず間違いはありません。
「編年体式」で作成すべき人はこんな人!
- 異動回数や転職回数が少ない方
- 過去の転職でキャリアアップに成功している方
職務経歴書のフォーマット(2):逆編年体式
「逆編年体式」とは、職歴を新しい順に時系列で記載する方法です。

「逆編年体式」では職歴を新しい順に記載するため、最新の職歴が目につきやすいという特徴があります。
最も一般的な「編年体式」に比べて用いる人の割合は小さいですが、現在の仕事内容(最新の職歴)を一番アピールしたい方にはおすすめです。
「逆編年体式」で作成すべき人はこんな人!
- 現在の仕事内容(最新の職歴)と応募職種が近い場合
- 現在の職場(最新の職歴)で何か大きな実績を残した場合
職務経歴書のフォーマット(3):キャリア式
「キャリア式」は、過去に経験した業務ごとに分けて職歴を記載する方法です。
「編年体式」・「逆編年体式」と異なり、時系列での職歴を記載をしません。
しかし、キャリア式だと時系列の情報が伝わりにくいため、キャリア式で職務経歴書を作成する場合は冒頭に略歴を記載すると採用担当者にもわかりやすいでしょう。
「キャリア式」で作成すべき人はこんな人!
- エンジニアなど、専門性の高い職種を経験してきた方
- 職歴よりも、実績・スキルを効果的にアピールしたい方
- 転職経験が3回以上ある方
職務経歴書のフォーマットについてのより詳しい情報・職務経歴書の基本的な書き方についてはこちらをチェック
【保存版】簡単!職務経歴書の書き方を徹底解説【見本・フォーマット】
「どのフォーマットを使用すればいいかわからない…」「職務経歴書の作成にいまいち自信がない…」という方は、転職のプロに相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例もあるため、攻略法を知っている
【見本】職歴が2社以上ある場合の職務経歴書のサンプル
ここでは、「編年体式」と「逆編年体式」で書かれた職務経歴書のサンプルをそれぞれご紹介します。
これらを参考に、良い職務経歴書を作成してください。
【編年体式】職歴が2社以上の場合の職務経歴書サンプル
職歴を古い順から時系列で記載する「編年体式」の形式で作成された職務経歴書のサンプルです。


【逆編年体式】職歴が2社以上の場合の職務経歴書サンプル
職歴を新しい順から時系列で記載する「逆編年体式」の形式で作成された職務経歴書のサンプルです。


「職務経歴書の作成にいまいち自信がない…」という方は、転職のプロに相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例もあるため、攻略法を知っている
2社以上の職歴がある場合の職務経歴書の書き方ポイント

職務経歴書は、ある程度「こう書くべき」というような雛型(ひながた)が存在していますが、実は「こう書かなくてはならない!」のような決まりはありません。
そのため、書き方次第でアピールの効果が大きく変わるのです。
では、職歴が2社以上ある方の場合、どのようなポイントに気を付けて職務経歴書を作成すればよいのでしょうか?
ポイント:転職理由では、できる限り前向きな表現を用いる
転職するということはすなわち、前職を辞めている・もしくは辞める予定であることを指します。
なぜ退職したのか・なぜ転職したいのかについての理由は濁すことなくきちんと説明できるようにしましょう。
その際の最大の注意点は、ネガティブな表現は避けることです。
- 業務内容がきついから
- 自分に合わないと思ったから
- 業務内容の割に給料が少ないから
これらはすべてNGです。転職するのはあくまでも前向きな理由があるからだと伝わるようにしましょう。
実際にネガティブな内容が含まれた転職であっても、表現次第で前向きに表現できる方法として主に以下の例があります。
【よくあるネガティブな転職理由の前向きな表現への置き換え】
- ・「自分に合わない」
- 「今の仕事を経験した中で、○○の仕事についてもっと知りたくなったから」
- ・「給料が少ない」
- 「やった分だけ成果が上がる成果報酬型の仕事に就き、仕事にやりがいやモチベーションを高めたいと思ったから」
- ・「人間関係が狭く深い環境が嫌」
- 「社内社外問わず多くの人とコミュニケーションをとることで、自ら積極的に仕事に取り組んでいきたいと思ったから」
このように、マイナスの要素を出さずに上手く言葉を使って、キャリアアップのための前向きな転職であることを記載しましょう。
【職務経歴書の作成を転職のプロに手伝ってもらうメリット】
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例もあるため、攻略法を知っている
転職回数が2回以上ある方は転職エージェントに相談しよう

転職回数が複数回ある方は、「転職エージェント」と呼ばれる転職のプロに選考対策を行ってもらう事を強くおすすめします。
それは、転職回数が2回以上ある場合、書類選考で落とされてしまう可能性が非常に高いからです。
転職回数が2回以上あると、採用担当者は身構える
現在、人材業界は売り手市場と言われ、就職・転職はかなりしやすい状況になっています。
しかし、転職回数が多い人に対しては、まだ企業の採用担当者が敬遠しがちな傾向にあります。
それは、企業の採用担当者は転職回数が多い人に対して、「この人はどうせうちの会社も辞めてしまうのだろうな…」という印象を抱くからです。
採用してすぐに辞められてしまうと、企業としてはまた採用活動を行わねばならず、コストが無駄にかかってしまうことになります。
そのため、企業側は転職回数の多い求職者を敬遠するのです。
したがって、転職回数が多い方は、転職サイトに登録し求人を探して応募する「普通の転職活動」では太刀打ちできないのが現実です。
では、転職経験が多くても転職を成功させるためには、どのような転職活動をしたらよいのでしょうか?
書類選考突破のためには、企業人事を知り尽くした転職エージェントのサポートを受けるのがおすすめ
おすすめは、「転職エージェントにサポートを依頼すること」です。
「転職エージェント」は、企業との強いコネクションを持った転職のプロです。
転職エージェントに相談することは、以下の2つのメリットがあります。
- 採用担当者目線での、鋭い書類選考対策が受けられる
- エージェントは企業とのコネクションが強いため、選考を突破できる確率が上がる
まず、転職エージェントは転職のプロですから、「どうすれば書類選考を突破できるか」「こういう企業にはこういったアピールをすれば良い」というようなことを熟知しています。
そのため、書類選考を突破できる確率が圧倒的にあがります。
人にもよりますが、常時95%以上の書類選考突破率を誇るエージェントもいるくらいです。
また、転職エージェントは企業とのコネクションが非常に強いため、転職エージェントを介して転職活動を行うだけでも選考突破率が高まります。
ですから、転職回数が2回以上ある方は転職活動のできるだけ早い段階でエージェントに相談することをおすすめします。
転職エージェントの利用はすべて無料ですので、使わない手はありません。
皆様のご健闘をお祈りしています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
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