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【保存版】簡単!職務経歴書の書き方を徹底解説【見本・フォーマット】

「職務経歴書をどう書いたら受かるんだ...」
「書類選考を突破したい...」
転職の第一関門である書類選考を突破するためには、採用担当者に好印象な職務経歴書を書くことが欠かせません。
今回の記事では、人事担当者が思わず「おっ!」と声を上げてしまうような良い職務経歴書の書き方を元キャリアアドバイザーが解説します。
さらに、アルバイト・パート経験の書き方や派遣社員経験の書き方、ケース別の職務経歴書の書き方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いた人:がんちゃん@元キャリアアドバイザー
Follow @ganchan_hopnavi
教育業界から大手転職エージェントへ転職し、約5年半にわたりキャリアアドバイザーとして勤務。業界や職種を問わず1,000人以上の求職者を支援した。
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この記事の目次
職務経歴書とは?職務経歴書と履歴書との違いを解説!

職務経歴書は、転職活動の書類選考の際の判断基準として提出を求められるものです。
転職活動においては、履歴書よりも重視されますので、ていねいに作成することが大切です。
職務経歴書と履歴書は何が違うの?

履歴書は、現在までの経歴や居住地などの基本情報をまとめたものです。
内定後の保管用資料として用いられます。
一方、職務経歴書は今までの職歴をまとめ、社会人生活で得た経験やスキルをアピールするものです。
面接に進むかどうかの資料として用いられます。
採用担当者は何のために職務経歴書の提出を求めるの?
応募企業側の採用担当者が職務経歴書の提出を求めるのは以下の目的のためです。
採用担当者が職務経歴書の提出を求める理由
- 応募者の経験・スキルをみるため
- 面接を行うかどうかの判断基準にするため
企業側の採用担当者は、以上の2つを目的に職務経歴書の提出を求めます。
職務経歴書は、書類選考でもっとも重視される書類ですので、ていねいに作成し提出することが大切です。
選考突破に絶対欠かせない!職務経歴書の書き方ポイント3つ

①企業側のニーズを捉えて書く
職務経歴書は自分の経験・スキルをアピールするものです。
しかし、それらの経験・スキルがどんなに素晴らしくても、企業側が求めるものと異なっていたら採用されることはありません。
そのため、企業側のニーズを捉えた経験・スキルをアピールする必要があります。
企業側ニーズの調べ方
- 求人情報の「求める人材」「求める経験・スキル」等の項目をみる
- 応募先企業の企業理念・経営理念をHP等で調べる
②簡潔に、読みやすく書く
職務経歴書は、簡潔に読みやすく書くことが大切です。
なぜなら、採用担当者は選考に際して大量の職務経歴書を読むため、興味を惹かれなければしっかり読んでくれないからです。
そのため、最低限読みやすくまとまっていることが大切なのです。
具体的には、以下のことを守ると、より簡潔で読みやすい職務経歴書を作成することができます。
簡潔で読みやすい職務経歴書の作成方法
- 文章は結論から書く
- できるだけ箇条書きにする (特に職務経歴)
③自分が働く姿を採用担当者がイメージできるように書く
職務経歴書は、自分(応募者)が働く姿を採用担当者がイメージできるように書くことが大切です。
なぜなら、どんなに良い経験・スキルがあっても、実際に働くイメージを持てなければ、採用担当者は採用に踏み切れないからです。
採用担当者があなたが働くイメージをつかめるような職務経歴書を書くことができれば、かなり採用に近づきます。
自分が働く姿を採用担当者がイメージできるような職務経歴書の書き方
- 5W1H (いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)をしっかり書く
「そもそも職務経歴書の作成に自信がない…」という方は、転職のプロに不安な点を相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
職務経歴書の書き方【項目別・見本】
下記のフォーマットは、実際に大手転職エージェントでも利用されている一般的な形式です(A4用紙2枚)。


実際に職務経歴書に書く内容・各項目について解説していきます。
<職務経歴書>職務要約の書き方
職務要約は、文字通り、今まで行ってきた職務の要約を記載するものです。
効果的に今までの職務をまとめるために、以下のポイントをおさえて書くことをおすすめします。
効果的な職務要約を書くためのポイント2つ
- 文字数は200字~300字程度で書く
- 「①キャリアの要約」⇒「②能力・スキルのアピール」⇒「③実績」の順序で書く

<職務経歴書>職務経歴・実績の書き方
職務経歴・実績は、今までの職務内容をまとめた、職務経歴書のメインコンテンツです。
そのため、できるだけ詳細にわかりやすく書くことが大切です。
ただ、職務経歴・実績には3種類の書き方がありますので、その選び方に注意してください。
職務経歴欄のフォーマットの選び方はこちら
効果的な職務経歴・実績を書くための4ポイント
- 職務内容はできるだけ箇条書きをする
- 5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を明確にし、職場環境がイメージできるように書く
- 数字等を用いてできるだけ具体的に書く (営業職などの場合は数字での実績等も)
- 組織全体ではなく、応募者本人の成果・価値を重点的にアピール

<職務経歴書>活かせる経験・知識の書き方
活かせる経験・知識欄は、持っている資格・語学スキル・PCスキルなどをまとめるものです。
基本的に応募先企業で役に立ちそうなスキル・資格を書くものですので、全く関係なさそうなスキル・資格に関しては記載する必要はありません。
それぞれどの程度のことができるのか、以下の見本のようにまとめるとわかりやすいでしょう。
【見本】活かせる経験・知識欄の書き方
■活かせる能力・知識
事務処理能力
・Word:画像を用いた文書作成
・Excel:表作成、vlookupを用いた関数計算
・PowerPoint:アニメーションを用いたプレゼンテーション作成
資格
・普通自動車運転免許
・TOEIC800点
<職務経歴書>自己PRの書き方
自己PRは、職務経歴欄に並ぶ職務経歴書の最重要項目の一つです。
自己PR欄でしっかりアピールできるかが書類選考を突破できるかに大きく関わってきます。
自己PRを書く際には、以下のポイントを参考にしてください。
好印象な自己PRを書くためのポイント2つ
- 自己PRの文字数は300文字程度がベスト(多くても500文字くらいまで)
- 応募企業が求める人物像に合わせて書く
- 「①強み」⇒「②強みの根拠」⇒「③貢献ポイント」の順に書くと好印象

志望動機
職務経歴書において志望動機は必須の項目ではありません。
志望動機は基本履歴書に書かれているものですので、書く必要はないのです。
しかし、どうしても特筆すべき志望動機がある場合や、履歴書には書ききれなかったけど書きたい志望動機がある場合、書いても構いません。
志望動機を書かれる際は以下のポイントを参考にしてください。
- 志望動機の文字数は300字程度がベスト
- 「①応募企業に関して魅力に感じた点」⇒「②入社後に活かせる自分の経験やスキル」の順序で書くと好印象

「そもそも職務経歴書の作成に自信がない…」という方は、転職のプロに不安な点を相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
職務経歴書の書き方:「職務経歴」のフォーマットの選び方
実は、職務経歴書の「職務経歴」欄の書き方には、3通りあります。
①編年体式
②逆編年体式
③キャリア式
それぞれの特徴を解説しますので、ご自身に一番合うフォーマットを利用して良い職務経歴を作成してください。

年を追って記入する「編年体式」
「編年体式」は履歴書のように、年を追って時系列で経歴を書く方法です。
そのため、見やすい・パッとみてわかる等のメリットがありますが、特定のキャリアや強みをアピールするのには向いていません。
- 「編年体式」のメリット
- ・職歴をわかりやすく伝えられる
・パッと見てわかりやすい - 「編年体式」のデメリット
- ・特定の経験やキャリアをアピールしづらい
- 「編年体式」に向いている人
- ・転職がはじめての方
・社会人経験が浅い方
最新の経歴から記入する「逆編年体式」
- 「逆編年体式」のメリット
- ・現職の内容を一番アピールできる(⇒即戦力であることをアピールできる)
- 「逆編年体式」のデメリット
- ・時系列での成長ストーリーがわかりづらい
- 「逆編年体式」に向いている人
- ・応募する求人と現職に接点がある方
・即戦力であることをアピールしたい方
・マネジメント職についている方
特定のキャリアや強みをアピールできる「キャリア式」
「キャリア式」は、時系列にではなく、キャリアや職種でくくって職務経歴を書く方法です。
- 「キャリア式」のメリット
- ・特定のキャリアや強みをアピールできる
- 「キャリア式」のデメリット
- ・職歴がわかりづらい
・成長ストーリ―がわからない - 「キャリア式」に向いている人
- ・技術職の方
・キャリアが豊富な方
・転職回数が多い方
職務経歴書でのアルバイト・パート経験の書き方【見本】

基本的にアルバイトの経験は書きません。
というのも職務経歴書は募集用件に対して、自分のキャリアがマッチしているかを示す書類だからです。
アルバイトの経験が転職活動での募集要項に合う場合は稀です。
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書いてもいい場合
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書いても大丈夫な場合は、社会人経験が浅い場合やアルバイト・パートで社員並の実績を残した場合です。
具体的には、以下の場合です。
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書いても大丈夫な場合
- 卒業~第二新卒までの場合
- アルバイト・パートとして半年以上勤務していた場合
- 業務を通して何か特別なスキルを身につけた場合
- 社員並みの業務をこなしていた場合
- リーダー等への昇進があった場合
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書くべきでない場合
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書くべきでない場合は、短期間のバイトであった場合やアピールできない内容である場合です。
具体的には、以下のような場合です。
職務経歴書にアルバイト・パート経験を書くべきでない場合
- 3ヶ月以下など短期間の勤務であった場合
- 経験年数が1年以上あるものの、アピールできる経験がない場合
- 業応募先企業の募集ニーズに当てはまるアピールポイントがない場合
アルバイト・パート経験を書く場合の職務経歴書の書き方【見本】
アルバイト・パート経験を職務経歴書に書く場合の書き方と例文をご紹介します。
<アルバイト・パート>職務経歴の書き方【見本】
職務経歴欄にアルバイト・パート経験を書く場合は以下の3ポイントに気をつけて書くとよいでしょう。
職務経歴にアルバイト・パート経験を書くときの3ポイント
- 勤務期間・会社名・雇用形態・事業内容・規模(社員数)・仕事内容を書く
- 何か実績がある場合は具体的な数字や内容でアピールする
- 勤務態度や仕事の姿勢を評価されたことがある場合は、それも書く

<アルバイト・パート>自己PRの書き方【見本】
自己PR欄にアルバイト・パート経験を書く場合は、以下のポイントに気をつけて書くとよいでしょう。
自己PRにアルバイト・パート経験を書くときのポイント2つ
- この転職活動が本気であることをアピールする
- 一貫した目的をもってアルバイト・パート経験を積んできたことを書く
【見本】自己PR
元来人と接する仕事に興味がありましたが、就職活動ではやりたい業種が絞り込めないまま終わりました。
大学卒業後、どの業種の販売職で働くか模索しながらアルバイト経験を積んできました。
前職で生花コーナーを担当した時、花の魅力に気がついて一生の仕事にしたいと心が決まりました。
現職の勤務先では、花の知識や扱い方、生花販売の楽しさとやりがいを知りました。
これまでの経験を活かしてお客様に喜んでいただける接客販売をこれからも追求していきます。
将来はアレンジメント教室開催と冠婚葬祭装飾をするのが目標です。
「そもそも職務経歴書の作成に自信がない…」という方は、転職のプロに不安な点を相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
手書きの職務経歴書の書き方【手書きフォーマット・見本】

職務経歴書はビジネス文書ですので、パソコン作成・印刷したものを提出するのが基本です。
しかし、場合によっては手書き作成OKな場合があります。
本章では、手書きOKな場合・NGな場合をそれぞれ解説したうえで、手書きの場合の職務経歴書の書き方を解説します。
職務経歴書を手書き作成してもいい場合/手書きNGな場合
職務経歴書を手書きしても大丈夫な場合、手書き作成を避けるべき場合について解説します。
職務経歴書を手書き作成しても大丈夫な場合
職務経歴書はビジネス文書ですので、パソコン作成・印刷するのが基本です。
ですが、実は、職務経歴書には「手書き作成してはいけない」というルールは存在しないのです。
したがって、職務経歴書はパソコン作成が"基本"ですが、手書き作成をしたからといって問題があるわけではないのです。
そのため、自宅にパソコンがない、プリンターがない等の事情がある方は職務経歴書を手書きで作成しても問題ありません。
職務経歴書の手書き作成を避けるべき場合
職務経歴書の手書き作成は一般に求められてはいるものの、以下のような場合は手書き作成を避け、パソコン作成・印刷をするようにしましょう。
外資系企業の場合
外資系企業の場合、職務経歴書を手書き作成するのは避けた方がいいでしょう。
なぜなら、外資系企業は職務経歴書で「何をしてきたか」「何ができるか」をみることを目的としているからです。
そのため、手書き作成にしてもメリットはなく、ただ「見づらい」を思われてしまいます。
ベンチャー企業の場合
ベンチャー企業は能力主義的な考えの会社が多いため、手書きの職務経歴書を提出すると「何がしたいのか?」と思われてしまう可能性が高いです。
そこに個性主張や自己表現とかあったとしても、自社で入社後何をしたいのか、また自社の業務内容に直結するかどうかというと、解釈的には無理筋といわざるを得ません。
そのため、ベンチャー企業を受ける際に手書きの職務経歴書を作成するのはやめておきましょう。
IT企業の場合
IT企業に手書きの職務経歴書を提出すると「まさかパソコンが嫌い!?」や「パソコンが使えないのにIT企業を受けようとしているのか?」などと思われてしまいます。
パソコンを当たり前に使いこなせなければいけないIT企業に手書きの職務経歴書を出すのはリスクしかありません。
そのため、IT企業に手書きの職務経歴書を出すのはやめておきましょう。
「そもそも職務経歴書の作成に自信がない…」という方は、転職のプロに不安な点を相談してみることをおすすめします。
▼職務経歴書の作成を手伝ってもらうメリット
- 企業の人事とのつながりが強く、採用担当者目線での添削をしてもらえる
- 先輩内定者の成功事例があるため、攻略法を知っている
派遣社員から転職する場合の職務経歴書の書き方【見本・例文】

本章では、派遣社員経験がある場合の職務経歴書の書き方をご紹介します。
職務経歴書の職歴欄に書くのは派遣先?派遣元?
派遣期間のことを職務経歴書に書く場合、勤務先は派遣先を書きます。
なぜなら、どのような勤務先でどのような業務に携わってきたかは、派遣元は関係ないからです。
しかし、派遣元の記載を忘れてはいけません。
派遣社員である限り給与支給や社会保険手続きをしているのは派遣元ですので、派遣先と一緒に派遣元を記載する必要があります。
※「派遣先を明かさない」という守秘義務規定を企業側と結んでいる場合は、派遣元企業名のみの記載で問題ありません。
職務経歴書に派遣社員経験を書く際の書き方【見本・例文】
期間:2012年4月~2013年3月
就業先企業:株式会社△△△ 雇用元:株式会社〇〇
雇用形態:派遣社員
就業先事業内容:電子機器メーカー 資本金:○○万円 従業員数:○○人
経験職種:コネクタ部品の海外営業事務
■業務内容
・受発注注処理(SAP使用)
・請求書発行
・取引先との納期調整、価格交渉(電話、一部英文メール)
・見積書、納品書作成
・外部提出用カタログ資料作成
・営業からの依頼対応(経費申請、契約書作成等)
退職理由:産休代替による期間限定
期間:2013年4月~2017年8月
就業先企業:株式会社□□□ 雇用元:株式会社〇〇
雇用形態:派遣社員
就業先事業内容:大手電子機器メーカー 資本金:○○円 従業員数:〇〇人
経験職種:コネクタ部品の貿易事務(マレーシア、シンガポール担当)
■業務内容
・コレスポンデンス
・船積書類作成
・インボイス作成
・取引先との納期調整(英文メール、一部電話)
・受注、出荷手配処理(Oracle)
・請求書、伝票処理
退職理由:正社員としてなりより深く貿易事務の仕事を極めたいため退職
自己PR
私は、自分の強みをプロフェッショナルマインドであると考えています。
前職で私は派遣社員として勤務してきましたが、仕事を任せてもらっている以上、部署の売上や成果を意識しながら日々の業務に取り組んできました。
また、必要であると考えたことは、正社員に対しても自分の意見をはっきりと伝えてきました。
このプロフェッショナルマインドを活かして、貴社でも高い意識をもって働き、貢献させていただきたいと考えております。
派遣社員から正社員になった場合の職務経歴書の書き方
派遣社員として働いていると、就業先の状況や労働者の能力次第で派遣から直接雇用(正社員、契約社員)へ切り替えが行われるケースも存在します。
また、当初から紹介予定派遣として就業開始をして社員化した場合も当てはまります。
そういった場合、同一企業で働いていつつも、雇用元や仕事内容が変わるため、就業期間をそれぞれの雇用形態ごとに就業期間をわけると良いでしょう。
就業期間ごとに経歴をわければ、社員になってから担当業務が変わったりより増えた場合にもしっかりと書けるため、経歴アピールがしやすくなります。
社員化の場合は、雇用元で経歴を分けるよりも就業先企業で経歴をわけ、まとめた方が見栄えが良くなるためお勧めです。

同一派遣元から複数社派遣された場合の職務経歴書の書き方
同一派遣元からの複数企業へ派遣された場合は、それぞれの経歴ごとに退職理由を書かなくとも、採用担当者から見て大きく問題にもなりにくいです。
そのため、経歴が多い人は雇用元ごとで経歴をまとめてスペースを節約しましょう。

関連記事:【派遣社員の職務経歴書】職歴欄に書くのは派遣元ではなく派遣先!

職種別・ケース別の職務経歴書の書き方

本章では、応募職種・ケースに合わせた職務経歴書の書き方を解説していきます。
営業職の職務経歴書の書き方
営業職といっても業務内容はさまざまです。業界やクライアント、扱う商品などで変わってくるので業務内容は幅広いです。
営業職と職務経歴書に書くだけでは、採用担者は応募者がどのような業務をしてきたかイメージができるように数字を使い詳しく記入しましょう
新規開拓営業では意欲やバイタリティが重視され、法人営業では顧客と信頼関係を築けるコミュニケーション能力が重視されます。
コンサルティング営業や企画営業ではプレゼンテーション能力が見られるのでしっかりとアピールしましょう。
具体的に(数字で)書くもの
- 取り扱い商品
- 営業スタイル(新規開拓営業・ルート営業)
- 活動地域
- 対象顧客
- 販売成績・目標達成率
- 営業能力・スキル
- チーム規模
チェックするポイント
- 応募先企業でも売り上げに貢献できることをアピールできているか
- 実績や成績が数字で書かれているか
第二新卒・未経験の場合の職務経歴書の書き方
第二新卒者の場合、社会人としての経験が浅く、成果や結果についてはアピールできるものが少ないことがほとんどです。
しかし、第二新卒は新卒採用と同じくポテンシャル採用ですが、研修期間やOJT期間に身についたマナーについては見られます。
仕事に対する熱意やこだわり、そしてその裏付けとなる行動については、アピールしやすいですし、こういう考え方の人なら、仕事を長く続けてくれそうだ」と思ってもらえる可能性が高くなります。
第二新卒ならではのフレッシュさや仕事への熱意を伝え、社会人としての基本的なスキルはしっかりと身についていることをアピールするとよいでしょう。
事務職(医療事務・経理・総務・一般事務など)の場合の職務経歴書の書き方
事務職の応募で特に見られるポイントはwordやexcelなどのPCスキルと、社内のあらゆる立場の人との業務をスムーズに行うための人格です。
PCスキルはスキルだけを羅列するのではなく、書類作成など具体的にどのような書類を作成できるかを書くことで具体的なイメージがしやすくなります。
医療系(看護師・歯科助手・薬剤師・理学療法士)の場合の職務経歴書の書き方
医療系の業務は患者や患者の家族と直接関わります。そのため業務経験の他人柄やコミュニケーション能力が重視されます。
どのような心構えで患者や医者と接してきたかがイメージできるように書きましょう。
また、マネジメント経験などがあればメンバーの人数、受け持った患者の人数なども明記しましょう。
ホスピタリティ系(介護職・保育士・福祉)の職務経歴書の書き方
ホスピタリティ系(介護職・保育士・福祉)では保有資格や人柄が重視されます。
資格がないと行えない業務があり、忙しい中でも快くコミュニケーションが取れることを求められるからです。
採用担当者がイメージしやすいように、施設の規模や業務内容は具体的に書きましょう。
接客(販売員・飲食・アパレル・美容師・ホテル・客室乗務員)の職務経歴書の書き方
接客業ではお客様をのニーズを引き出したりクレームに対応するためのコミュニケーション能力が重視されます。
採用担当者がイメージしやすいように、店舗の規模や具体的な業務内容を書きましょう。
調理系(栄養士・飲食・調理師・パティシエ)の職務経歴書の書き方
調理系の募集では経験を主に見られます。
保有資格だけではなく、どれくらいの規模の調理場でどのような調理をしていたか、またどの種類の調理場で働いていたかなどを具体的に明記しましょう。
製造業・工場の職務経歴書の書き方
製造業ではどのような業界の工場でどの機械を扱えるか、保有資格などが重視されますので具体的に書きます。
専門職(デザイナー・IT系・SE)の職務経歴書の書き方
専門職ではスキルや保有資格が重視されます。
スキルや資格だけではなく、そのスキルを用いてどこまでの業務ができるか具体的に示しましょう。
職務経歴書の作成に自信がない方は転職コンサルタントに相談しよう

「職務経歴書をどう書くのが正解なのかいまいちわからない...」
「書類選考を通過できる自信がない...」
このような不安をお持ちの方は、転職コンサルタントにサポートを依頼することをおすすめします。
転職コンサルタントは、転職希望者の相談から求人紹介、選考対策や企業への交渉など転職にかかわる一連のサポートを行う職業です。
そんな転職のプロである転職コンサルタントに書類選考突破のためのサポートを依頼することには、大きく2つのメリットがあります。
それぞれについて解説していきます。
メリット①:普通の添削サービスでは受けられない鋭い書類添削が受けられる
インターネットで「職務経歴書 添削」などと検索すると大手転職サイトが提供する添削サービスが数多くヒットします。
しかし、それらの添削サービスを利用しても「絶対に受かる職務経歴書」は作れません。
なぜなら、大手転職サイトの担当者は担当する求職者や企業の数が非常に多く、知識は「広く浅い」です。
その「浅く広い」知識によって書類添削が行われると、「教科書通りの書類」が生まれてしまうのです。
現状書類添削サービスを使う人は非常に多く、そのような「教科書通りの書類」が数多く企業に提出されていることを考えると、添削サービスを使った書類添削では他の候補者と差がつかないことが容易に想像できると思います。
その代替案として、当サイトでは「転職コンサルタントによる書類添削」をおすすめします。
転職コンサルタントは各業界のプロフェッショナルであるため、知識量は一般的な添削サービスの担当者とはくらべものになりません。
また、転職コンサルタントは日頃から数多くの企業の人事担当者と会っているため、「どのような書類を提出したら選考を突破できるのか」ということを熟知しています。
そのため、転職コンサルタントに書類添削を依頼すると、非常に鋭い書類添削を受けることができるのです。
メリット②:書類選考対策だけでなく、応募先企業の選び方などのアドバイスが受けられる
また、転職コンサルタントは求人紹介をして企業に紹介することで収入を得ている職業ですので、応募先企業選びのプロでもあります。
そんな転職コンサルタントに「本当にあなたに会っている企業はどこか」という点でアドバイスを受けることは、単純に書類選考の突破率をあげることにもなりますし、転職後に「こんな会社だと思わなかった...」と後悔するリスクを減らすことにもつながります。
その点で、書類添削だけでなく応募先企業の選び方などのアドバイスを転職コンサルタントから受けることは非常に有益であると考えています。
以上2つのメリットから「書類選考が不安...」という方は転職コンサルタントのサポートを受けることをおすすめします。
転職コンサルタントの利用はすべて無料ですので、お気軽に申し込んでみてください。
HOP!ナビとは
転職やキャリアに関わるコンテンツを通じ、「今の仕事に悩む人」がより自分らしく働けるようにサポートしているメディアです。
不安のない転職活動や理想の転職先探しに役立ててもらうため、転職者や人材業界関係者へのインタビュー調査はもちろん、厚生労働省などの公的データに基づいたリアルで正しい情報を発信し続けています。
★転職サイト・転職エージェントを徹底比較★取り扱い一覧
最後に「どの人材紹介会社に登録すればいいのかわからない」という方のために、各転職サイトや転職エージェントの特徴やポイントをご紹介します。
転職サイトや転職エージェントはそれぞれ特徴が異なります。あなたにふさわしい会社を選んで、後悔しない転職をしましょう。
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