業務アプリソフト開発エンジニアの仕事内容

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  
★厳選!おすすめ転職サイトランキング★
転職サイト名 HOP経由登録者数 求人を探す
リクルートエージェント

詳細を見る

マイナビAGENT×IT

詳細を見る

GEEKLY(ギークリー)

詳細を見る

業務アプリケーションソフトとは

業務アプリケーションソフトとは、クライアントの業務専用に開発されたシステムの総称です。一般的には生産管理ソフト、商品管理ソフトなどを指します。会計・経理などのパッケージソフトも、カスタマイズすることでその業務に組み入れられることから業務アプリケーションソフトといえます。

  • 大規模な企業内全ての業務を統合的に管理する基幹系アプリケーションソフトERP(Enterprise Resource Planning)
  • お客様との接点の情報を蓄積し良好な営業活動を行うためのシステムCRM(Customer Relationship Management)、あるいは顧客管理/営業支援システムSFA(Sales Force Automation)
  • 企業の意思決定を支援するシステムDSS(Decision Support Systems)
  • 社内の業務報告/勤怠管理や出張清算などを支援する社内情報システム(グループウェア)

なども業務アプリケーションソフトで、それぞれ代表的なパッケージソフトを導入・カスタマイズするという業務になります。ここではソフト開発業務のウェイトが高いパッケージではない特定クライアント専用の業務アプリケーションソフト開発の仕事内容を対象に話を進めたいと思います。

ソフト開発は、要求分析→基本設計→詳細設計→プログラミング→単体テスト→結合テストと工程を区分して進めます。

業務アプリケーション開発も同様ではありますが、「要求分析」と「基本設計」のウェイトが非常に高く、そこで充分な時間を掛けずに実開発に進むと、あとからの取り返しがほとんど不可能と言ってもいい特徴を持っています。順を追って説明します。

業務アプリケーションソフト開発の目的を明確にすることが必要

企業にとって大切な人・時間・お金を投資する業務アプリケーション開発の目的は何でしょうか?「業務効率の向上」は当然ですが、「業務アプリケーション開発をきっかけに従来からの業務を見直し、システム導入によって全体の最適化を図り、投資以上の業務改善効果を得る」ことです。

システムのリプレース開発では、トレンドの技術や新しい開発環境・言語を導入することも目的の1つにはなりますが、あくまでも投資対効果が重要です。

プロジェクト開始前に目的を明確にし、あとで述べるようにクライアント側だけでなく、開発に関わるメンバーもスタート時点からしっかり認識することが必要になります。

業務分析を漏れなく行うことが必要

業務アプリケーションソフト開発は、クライアント側と開発側が参加するプロジェクトとして進められることが普通です。ここで重要なのが「現状の業務分析」です。

ともすれば、クライアント側のプロジェクト担当が会議の席で業務内容の報告を行い、その資料をもとに要求分析に移行しがちですが、この流れだとよくありがちな「聞いてないよ」という仕様の齟齬が後に発生するリスクがあります。

クライアント側の担当者は情報システム部門の場合が多く、開発対象業務のすべてを把握していないことがあり得ます。

このため、現場の業務担当者のヒアリングが開発側の重要な仕事であり、場合によっては、開発メンバーが期間を決めてクライアント側の業務を実際に経験するケースもあります。

これにはクライアント側の理解が必要ですが、実現できれば「そこまで踏み込んでくれるのか」という信頼向上と現場の担当者との日常交流を通じて得られる関係性で、後の円滑な開発・導入・保守につなげることができる大きなメリットもあります。

開発メンバーも「ソフト開発エンジニアがどうして現場業務をするのか」ではなく「貴重な体験をさせていただいている」という意識を持って臨むことが必要です。

業務改善提案を開発側が行うことが大切

業務改善提案と聞くと「クライアントの仕事では?」と思うかもしれません。実は、開発チームの重要な仕事なのです。なぜなら

  • クライアントは、日々の業務が固定観念で刷り込まれており、現場の小規模な改善を集約できても、根本的な改善の発想が難しい。あるいは、社内のしがらみや現場との力関係などで、わかっていても提案がむずかしい
  • 現場は日々業務に忙しく、わかっていても社内の業務改善担当からの大きな変更提案は受け入れに抵抗がある

からです。これに対して、開発側は

  • 客観的な立場から業務全体を俯瞰して改善提案をできる、あるいは、過去の同種の開発経験から良い点を取り入れることができる
  • システム開発の経験を生かして、システム化を大胆に取り入れてメリットのある業務とそうでないほうが効率的である業務の切り分けを判断し、全体最適を図った提案ができる

からです。(もちろん、その知見・経験・能力が必要ですが)

また、クライアント側も業務アプリケーション導入と言うエポックがあるため、開発側の改善提案が有効であれば、大きな変更も受け入れる素地があると言えます。

ポイントは、今の業務をそのままシステム化する発想はNGであり、また、クライアント職場から出てくるあれもこれもの多くの要望にすべて応えようとするスタンスもNGです。

  • ひとがするとやさしいが、システム化するのは困難な業務
  • ひとがすると難しいが、システム化はそれほど難しくない業務

をしっかり技術的に見極め、現状の無駄・無理を排除したトータルとしてクライアント側の経営に寄与できるシステム提案をできるかどうかが業務アプリケーションシステム開発成功の肝になります。

クライアント側のステークホルダーを巻き込むことが必要

業務の効率化に有効な提案をしても、それを実現するクライアント側のステークホルダーの同意無しではできません。

ともすれば、お忙しいステークホルダーは、プロジェクトキックオフ時のみ会議に出席し、あとは窓口担当に任せっきりになり、断片的な途中報告しか受けないケースがあります。

これではプロジェクト進行自体にも影響が出てきます。プロジェクトマネージャの仕事として、常に何かの形でステークホルダーを巻き込んでいくことを意識することが重要です。

クライアント側の窓口担当を教育することが必要

業務アプリケーション開発は、クライアントと開発メンバーが共同で進めるプロジェクトですが、ミーティングの回数や、クライアント職場に開発側メンバーが常駐する期間は限りがあります。

また、導入後に何かあるたびに出向くことは大変でコストもかかりますし、現場からの「使い心地」というような微妙なニュアンスは、口頭やメールでもなかなか伝わりません。

これらを解決するには、クライアント側に開発側の事情も理解してもらえる窓口担当の存在が必要です。

クライアント側に業務アプリケーションソフト開発を何度も経験した窓口担当がいるケースは少なく、始めは慣れない窓口担当もプロジェクトの進行やトラブル対応を共同で経験することで成長していきます。

そのことを意識して折に触れて窓口担当をうまく教育することはプロジェクトマネージャだけでなく接点のある開発メンバー全体の仕事でもあります。

開発の目的をプロジェクトメンバー全員が共有することが必要

ただ「石を積みなさい」と言われて積むのと「橋の土台にするので石を積みなさい」と言われて積むのでは、積み方や石の選び方が違うということをどこかで聞いたことがあります。

同じように、「こういう項目の入力画面を作りなさい」と言われて作るのと「こことここが業務では重要項目の入力画面を作りなさい」と言われて作るのでは、項目配置や入力の方法、そのプログラミングのしかたが変わってきます。

また、たくさんの項目をテストする担当も、それを意識するのとしないのとではテスト効率やテスト品質が大きく変わってきます。しかし、そういう業務上の重要ポイントをすべて文書化・仕様化することは困難です。

プロジェクト開始時点で、プロジェクトメンバー全員が、それぞれの担当工程だけでなく、「この業務アプリケーション開発はこういう目的で行う」ということを共有することは大切な仕事になります。

システムがダウンしても業務が止まらない基本設計が必要

業務アプリケーションソフトの基本設計の大事なポイントは、たとえシステムがダウンしても、業務は止められず、何らかの形で継続できるしくみを考慮することです。

この思想で設計されていないとシステムダウン発生時に緊急招集され、現場でクライアントのいらいらの中で汗だくになっての復旧作業をするはめになります。また、最悪の場合、損害賠償を請求される恐れもあります。

すべてをがちがちのシステム依存にせず、業務ポイントで切り分けてサブシステムの組み合わせのような構成にすることで、ダウンした部分を従来作業にもどしつなぐことができます。そういう思想を基本設計に織り込むことが重要です。

ステップ導入を前提とした開発・導入計画が必要

ある程度の規模の業務システムでは、一気に導入することはリスクが大きく、業務単位でのステップ導入が妥当です。

繰り返しですが、業務は止められませんので導入時のトラブルリスクには充分な注意が必要です。導入でトラブルを起こしてしまうとそのときの業務ロスだけでなくクライアント側にシステム自体の不信感が生まれ、その信頼回復は大変です。

また、ステップ導入が順調に進めば、システムダウン時もそのステップ内で影響を収めることができる確率が高く、業務への支障を少なくできます。

新しい技術の導入は、10年以上先を見たアーキテクト設計が必要

業務アプリケーションソフトは、導入後10年以上使用されることは普通にあります。このため、新しい技術の導入(ソフトだけでなくハードも)は10年以上継続して保守対応できるかを見極める必要があります。

技術の進歩が激しい昨今ではむずかしいことですが、最悪保守が出来なくなっても、そのためのリカバリーが最小で収まるよう基本設計することが必要です。

クライアントの一部には、ともすれば目新しい技術を取り入れたがる傾向がありますが、システム屋としての知見で冷静に先を見据えた構成・設計を行うことは、重要な仕事です。

できるだけ新規ソフト開発をしない基本設計が必要

開発側には、過去の業務アプリケーション開発で得た開発資産があるはずです。また、帳票系などを代表とした各種の業務ツールソフトも安価で出回っています。

また、Excelとの連携でもかなりのことは行うことができ、クライアント側で導入後の微調整も可能になります。

基本設計担当者は、できるだけ新規開発しない設計を行うことで開発工数、テスト工数、不具合対応工数を大きく低減するという重要な仕事を持っています。どのように開発するかではなく、どのように開発しないかという発想をして基本設計を行ってください。

業務担当者は入れ替わることが前提としたわかりやすい操作性設計が必要

雇用の流動化が進んでおり、業務アプリケーション開発でも、それを使用する担当者はかならず入れ替わることを前提にユーザーインターフェースの詳細設計する必要があります。

時間をかけたオペレーション研修や分厚い操作マニュアル、わからないときは「ヘルプキーを押す」というような設計は、今の時代に即しません。

いかに直感的にオペレーションの方法・順序がわかるか、ミスを未然に防げるかを織り込んだ「ひとにやさしい」システム設計が求められます。

余談ですが、iPhoneを最初に手にしたときの驚きは忘れられません。ガラケーではあたりまえの分厚いマニュアルが無く、ぺらぺらのしおりがおしゃれでちいさな外箱に納まっていました。

あそこまで洗練しなさいとは言いませんが、原則、何も見なくて10分程度の指導で操作できる「やさしいユーザーインターフェース」をとことん考慮してください。そのことで、導入後の保守サポート工数が大きく軽減でき、開発側の負担軽減につながります。

保守性を最優先にしたプログラミングが大切

業務アプリケーションでのソフト開発は、一般にはそれほど技術的に難易度は高くありません。むしろ技術的に難易度の高いプログラミングをしてしまうと、導入後の長い期間で発生する可能性がある保守開発で別の開発担当が苦労することになります。

開発担当者の技術レベルが凹凸しても対応可能なわかりやすく保守性の高いプログラミングが最優先になります。

まとめ

業務アプリケーションソフト開発業務は、開発・導入したシステムがクライアントの期待にこたえられる成果を上げて経営者からも現場担当者からも感謝されることで達成感を味わうとともに、その成功が、保守契約や展開開発案件の受注で自社の経営に貢献できる大きな仕事です。

プログラマーやテスターにとっても、そのことを理解して業務することが重要です。すこしやっかいな面もありますが、プロジェクトが成功裏に終了できた場合は、関係者との得がたい人間関係も出来ている団体競技のようなものです。

個人競技になりがちな一般のソフト開発業務では味わえないその面白さ・充実感をぜひ味わってください。

企業からスカウトメールが届くForkwell Scout

Forkwell Scoutの特徴

  • 一括送信ではないスカウトメール
  • 自分に興味のある企業がわかる
  • 登録するだけでスカウトメールが届く
  • 気になった企業にアプローチできる

Forkwell Scoutの登録・詳細はこちら

年齢で選ぶ!年代別オススメ転職サイト一覧表

「どの転職サイトに登録すれば良いのかわからない」という方のために、年齢別におすすめ転職サイトをご紹介します。年齢によって適している転職サイトも違いますし、転職サイトはそれぞれ取り扱っている求人も違います。あなたに合った転職サイトを選ぶことが大切です。

リクルートエージェント

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

転職支援実績NO.1。各業界に精通したキャリアアドバイザーがいるのでITエンジニア向け案件も多数あり。特に年収600万~800万の高収入求人が多い。登録しないと見られない「非公開求人」は紹介求人の80%以上あり、IT・Web業界の求人をチェックするなら登録必須。ITエンジニア経験があり、さらに年収アップ、スキルアップしたい方にオススメ。

Forkwell Scout

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

大手の転職サイトのように一括送信されるスカウトメールではなく、本当に興味を持ってくれた企業からのスカウトメールを配信している点が大きな特徴。プロフィールは匿名で登録可能なので転職活動していることがほかの人に知られることはない。指定した企業の閲覧もブロック可能なので取引先など知られたくない企業は回避できる。

GEEKLY(ギークリー)

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

IT業界に特化した転職サイトで、特に多いのはWEB業界・ゲーム業界の求人。登録しないと見られない「非公開求人」が2,000件以上あるのでWEB・ゲーム業界の求人をチェックするなら登録必須。ITエンジニア経験が1年以上ある方にオススメ。

DODAITエンジニア転職

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

ITエンジニアの転職に特化しているDODA ITエンジニア転職は全年齢がターゲットになっている転職サイト。転職者の満足度はNO.1。その理由は日本最大級のエンジニア求人情報数と取り扱い企業数にある。転職を考え始めたらまずはじめに登録をしておくべき。経験豊富なSE専門キャリアアドバイザーがカウンセリングから転職まで担当し、非公開求人の情報を個別に紹介してくれる。企業との強いリレーションがあるので企業側が求める人材を熟知していることが強み。推薦状を作成し、応募先企業へ送ってくれる点も魅力。

レバテックキャリア

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

1都3県のみ対応だが、元ITエンジニア出身の転職コンサルタントが転職支援をしてくれるので「エンジニア独特の悩み」をわかってくれる。エンジニアとして未経験の職種に転職する方から、同じ職種でキャリアアップを希望する方まで幅広くサポートしてくれる。大手・中小・ベンチャーなど幅広く求人を扱っており、エンジニアの求人を見たいなら必ず登録を。

レバテッククリエイター

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

1都3県のみ対応だが、IT・Web業界に特化したクリエイター向けの求人・案件を提案してくれる。ポートフォリオの作成法やデザイントレンドなど業界の動向にも詳しいコーディネーターがサポートしてくれる。初めて業務委託の案件を探す人にもおすすめ。大企業からベンチャー企業ま幅広く求人を扱っており、クリエイター求人・案件を見たいなら必ず登録を。

ワークポート

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

IT業界に強い転職サイトだが、IT以外の業界についても非常に詳しく求人もまんべんなく掲載されている。「エンジニアとしてのキャリアを検討しつつ、別の業界の話も聞いてみたい」なら登録をしておくこと。

関連記事

SE辞めたい!IT業界はブラックばかり?転職で絶対に失敗しない方法

SEとして働いている人の中には、「毎日残業ばかりで辛い」「頑張っているのに給与水準が低いまま」など、辛い思いをして頑張っている方も多いのではない…

もう辞めたい!女性SEが現場で感じるキャリアの悩みと3つの解決法

近年のIT業界は、他業界と同様女性の進出が目覚ましく、かつて男性社会であったシステム開発の現場で女性SEが活躍するようになってきました。

組込みソフト開発エンジニアに必要なスキルとキャリアパス

組込みソフト開発エンジニアのキャリアパスを明確にするには「どんな職種があるのか」「その職種に必要なスキルは何か」を具体的にする必要があります。 回路設計や機構設計エンジニアのスキルは、実際…

客先常駐SEの業務内容と客先常駐SEとして働くメリット

客先に業務委託もしくは派遣で常駐し、社内のネットワークインフラやアプリケーションの開発管理、ヘルプデスクなど種々業務を担います。 お客様の会社にして常駐しているので常駐SEと呼ばれることもあります。

40代のITエンジニアが転職で失敗しないための7つの準備

人手不足が極まっている現在では40代での転職は珍しく無くなっています。 特にIT業界は、「クラウド」「IoT」「情報セキュリティ」などの新しいテーマが次々と登場し、ITベンダーに加え、技術サ…

  1. リクルートエージェント

    年収800万以上の高年収求人多数!

    • 転職支援実績NO.1
    • 業界最大級!紹介求人の80%が非公開求人
    • IT業界に精通したキャリアアドバイザーが求人を厳選
    • 応募書類添削・面接対策も充実したサポート
    • 独自分析した業界・企業情報の提供

    リクルートエージェントの登録・詳細はこちら

  2. マイナビAGENT×IT

    求人情報の8割が「非公開求人」

    • 大手企業からベンチャー企業まで求人種類が豊富
    • 求人情報の8割が「非公開求人」
    • 求人票に記載されていない情報を提供
    • 希望企業対充実、個別で面接対策を実施
    • IT業界経験があるアドバイザーの転サポート。

    マイナビAGENT×ITの登録・詳細はこちら

  3. Geekly(ギークリー)

    IT/WEB/ゲーム業界特化型で対応満足度NO.1

    • 業界特化型で対応満足度NO.1
    • IT・WEB・ゲーム業界転職を熟知
    • 業界トップレベルのコンサルタントがサポート
    • 求人票には載っていない詳しい企業情報を提供
    • Geekly独占の非公開求人も多数

    Geekly(ギークリー)の登録・詳細はこちら

最新記事