ネットワークエンジニアの仕事内容と働き方

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「エンジニアとしてこれからのキャリアを考えたい」「スキルアップのためにネットワークエンジニアを次のステップにしたい」

同じエンジニアであっても、担当部門以外のことは案外知らないもの。残業や休日出勤など、働き方となるとなおさら見えない部分も多いでしょう。この記事では、ネットワークエンジニアの働き方に加え、年収や適性についても紹介します。

  
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ネットワークエンジニアの仕事とは

ネットワークエンジニアは、会社や家庭、公共の場など、あらゆる場所におけるネットワーク環境の提供や整備をおこない、生活に密着したネット社会インフラを担います。

ルータやスイッチ、ファイアウォール、サーバも含めてネットワークと呼ばれることもあり、ネットワークエンジニアの業務の範囲は多岐にわたります。

ネットワークエンジニアの仕事内容

ネットワークエンジニアの仕事には、大きく分けて「設計」「構築」「運用・保守」の3つのフェーズがあります。「設計」の前に「要件定義」という前作業もあります。

ネットワークの設計~運用の流れ

【要件定義】クライアントに、予算・ネットワーク規模・ユーザー数・扱うトラフィック量などをヒアリングする。

ハード/ソフト両面からプロバイダを選定し、セキュリティ・ソフトウェア・運用要件などをもとに要件定義書を作成する。

設計
要件定義書をもとに、ハード・ソフトの構成や設定内容を設計書に反映させる
構築
ルータやスイッチを接続し、ネットワーク機器を構築する。
構築後
設計書にもとづいてテストする。検証→評価を繰り返す。
保守・運用
障害発生時の対処や安定稼働のためのリカバリプランを検討する。

ネットワークエンジニアの働き方

ネットワークエンジニアの残業

最近は、コスト削減や過労死などの労働災害の問題から、残業時間に大幅な規制がかかっています。そのため、「ノー残業デー」や「時短制度」を設けている企業が少なくありません。

基本的には、エンジニアの残業時間は他の社員と同様で、1か月に20~30時間である場合が多いようです。残業時間を抑えるには、自分の仕事のスケジュールを明確に決めて、そのスケジュール通りにきちんとこなすことが大切です。

タイトなスケジュールであれば、アラートなどを活用して、なるべく残業が発生しないようにします。

それでも残業が発生

そのうえで、もし残業が発生してしまっても、それが必ずしもエンジニアのスキル不足によるものとは限りません。

ときには、プロジェクトマネージャーがスケジュールを管理できていなかったり、営業部門が費用を調整できなかったりして、作業スケジュールがタイトになってしまうことがあります。

それでも、納期までに間に合わせなくてはならないため、ネットワークエンジニアが残業せざるをえません。そのようなときは、帰宅が深夜になることもあります。

休日出勤はあるか

先に挙げた「設計」「構築」「運用・保守」のうち、「設計」「構築」の業務では、休日出勤はほぼありません。

スケジュールが非常にタイトであったり、障害対応でデータセンターに立ち会いが必要であったりする場合には出勤することもありますが、ごくまれです。

一方、「運用・保守」の業務では、日常的に休日出勤があるようです。クライアントが、法定点検や定期メンテナンスなどさまざまな理由で土日にオフィスの電源を落とす場合があります。

そのようなときは、ネットワーク機器のシャットダウンと再起動が必要なため、出勤して対応にあたります。

「運用・保守」業務に就くならば、1年365日24時間稼働しているネットワークを見守るために、土日の出勤は当たり前と考えておいた方がよいかもしれません。はじめからシフト制で24時間交代で働く場合もあります。

休日出勤はイイコトもある~あるエンジニアの休日出勤

運用・保守部門で働いていたときのことです。月に一度は定期メンテナンスのバックアップで土曜日に出勤していましたし、クライアント企業の法定点検の際は土日に出勤していました。

金曜日の夜中に急に呼び出され、そのまま土日を使って回線障害の復旧作業の手配と立ち会いをしたこともあります。

子どもがいるので、土日は休みたかったのですが、そうもいかず平日に代休を取っていました。せっかくなので平日の代休を利用して、妻と2人で出かけて気分転換をしていました。平日は土日より人が少なく、意外にゆったりと過ごせてとても満足でした。

また、休日出勤は、管理職も休みですし来客もないので、私服で勤務できて気が楽でした。オフィスに人が少ないので、普段できないデスクの整理なども気兼ねなくできます。今は休日出勤のない部署にいますが、もし土日の勤務を頼まれても拒否はしませんね。

残業はしないに越したことはない~あるエンジニアの残業観

私は、残業は極力避けるべきだと思っています。残業をしないために、早朝に出勤していたこともあります。朝8時頃に出社してメールのチェックやスケジュールを確認しておけば、それだけでも効率が上がり、かなりの時間の残業を減らすことができます。実際、18時頃にはその日の仕事は大体終わっていました。

9時に出社してだらだらとメールを眺め、返信するのが10時頃までかかっているようだと、退社時間も19時や20時が当たり前になってしまいます。

頭の冴えた時間に効率的に作業をすることで生産的な仕事ができ、信頼されるようにもなると思いますよ。また、担当者同士の打ち合わせなどはできるだけメールで済ませるなど、時間の節約を図っていました。

とはいえ、プロジェクトによっては、さまざまな要因で残業が発生します。たとえば、プロジェクトマネージャーのスケジュール管理が甘く、予算の調整の関係でプロジェクトが火だるまになることがあります。私が火だるまのプロジェクトに支援要員として呼ばれたときは、帰宅が連日深夜になりました。

2.ネットワークエンジニアの実態

ネットワークエンジニアの給与はどのくらい?

ネットワークエンジニアの年収はどのくらいなのでしょうか。年代ごとのデータを見てみましょう。

平均 最高 最低
20代 515万円 700万円 320万円
30代 545万円 800万円 350万円
40代 724万円 900万円 500万円

(出典:【リクナビNEXT】あなたは高い?低い?年収格差時代の給与相場チェック /30代エンジニア2180人に聞いた平均年収の実態と満足度)

上記データのように、ネットワークエンジニアは、高給な職業といえるでしょう。ネットワークの設計や構築の仕事は高い専門性を求められるため、システムエンジニアの中で比べても高い水準にあるといえます。

ネットワークエンジニアの給与差はどこでつくのか?

比較的高給なエンジニアですが、その中でも給与の差は出てきます。給与の差は、技術面の評価だけによるのではありません。

もちろん専門家としての知識・知見、スキルは重要です。しかしそれだけではなく、ネットワークエンジニアにはコミュニケーション能力も必要です。

たとえば客先社内で打ち合わせなどをする際、相手の意見を尊重しながらも的確に自分の意見を表現できることは、技術面と同じくらい重要な評価項目です。

評価が低い傾向にある人は、質問に対する回答がいつもあいまいであったり、自分で調べて解決しようとする姿勢がみられなかったりします。

また、納期遅れや設計構築の作業ミスを繰り返してしまう人や、その責任を他人に転嫁して逃げてしまいがちな人、客先からのクレームが多い人も評価が上がらず、給与の差も縮まらないでしょう。

ネットワークエンジニアの男女比と最近の傾向

ネットワークエンジニアは、Webアプリ開発系などと比べると男性の割合が高くなっています。以前に比べると最近は女性も増え、男性:女性=7:3くらいの比率です。

ネットワークエンジニアの保有資格

ネットワークエンジニアとしての経験やスキルを磨くには、できるだけ早いうちに大規模な案件に携わることができる環境に身を置くのが一番です。

そのような環境が整っている企業に就職するには、自分をアピールできるようなベンダー資格を取るのも有効でしょう。

たとえば、Cisco技術者認定資格のCCNPや同レベルの資格は取っておいた方がよいかもしれません。CCIEまで取る方もいますが、費用もかかりますし、これは自分の現在の状況次第で決めてよいでしょう。

3.ネットワークエンジニアの適性

ネットワークエンジニアの適性のある人、あるいは適性のない人とはどのような人でしょうか。

向いている 向いていない
  • 向上心があり現状に満足しない
  • 探求心がある
  • じっくり考え、論理的な発想が得意
  • 作業を先読みできる
  • 自分の作業の内容をきちんと説明できる
  • 問題をあいまいにしない
  • 問題や障害に常に敏感
  • なんとなく作業する
  • 先を見据えていない
  • 問題を場当たり的に解決しようとする
  • 問題や障害から目を背けてしまう
  • 自信過剰になってしまう
  • マニュアルなどを読まず勝手に判断する

上の表のように、ネットワークエンジニアには、先を見てじっくり考えることができ、かつ、現状に満足しない向上心や探求心を持った人が向いています。

また、たとえばconfigの設定作業の内容について問われた場合、何のためにどんな作業をしているか、きちんと説明できるでしょうか。単に「設計書に指示されているから」では成長は望めません。

先を見据えて作業することが求められているのです。さらに、問題や障害に対して常に目を光らせ、敏感でいることも大切です。

コマンドひとつでも、オプション、パラメータ、iOSなどのバージョンアップでソフトウェアの適用範囲は常に拡張されていますので、最新の状態を把握しておく必要があります。

高度なスキルを持っていても、人とのコミュニケーションがとれなければ仕事は成り立ちません。とくにクライアントとの関係においては、守秘義務を確実に遂行するなど、信頼関係をしっかり築くことが大切です。

ネットワークエンジニアの仕事のやりがい

ネットワークエンジニアの仕事のやりがいは、自分が設計したポリシーに従って構築したネットワークが、実際に稼働しているときです。それと、やはり現場のお客様の声は励みになります。

良い評価を頂いたときや、感謝の言葉を頂いたときは、嬉しさがこみ上げてきます。また、仕事の過程で多くの機器に触れますので、なかには知らないこともたくさんあります。

しかし、その度に自分の知識や経験が増えていくのを実感できたときは、満足感と充実感でいっぱいになります。

4.ネットワークエンジニアへの転職

ネットワークエンジニアへの転職年齢

ネットワークエンジニアへの転職に年齢制限はありませんが、未経験者であれば、20代後半から30代前半までが現実的な転職年齢層になるでしょう。経験者であれば、企業の募集要件にもよりますが、40代でもチャンスはあります。

ネットワークエンジニアへの転職をめざす人へ

募集の要件をクリアしているのなら、迷わず応募してみるべきでしょう。また、世の中にある情報資源をフルに活用しましょう。

たとえば、ITエンジニアの就職セミナーや合同企業説明会に積極的に参加し、企業側が中途未経験者の採用においてどのような取り組みをしているかを見たり、採用担当者に直接話を聞いたりするのもよいでしょう。

ただ、ネットワークエンジニア未経験者の求人はあまり多くないのが実情です。ですから、まず企業でのネットワーク監視業務や、技術サポート、カスタマエンジニア系の業務に就いて、知識をつけてから転職するのも一つの方法です。

実際、ネットワーク業界の未経験者で、ネットワーク監視業務から構築→設計→プロジェクトマネージャーと進んだ例もあります。

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