ITエンジニアの転職回数は転職成否に影響するか

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  
★厳選!おすすめ転職サイトランキング★
転職サイト名 HOP経由登録者数 求人を探す
リクルートエージェント

詳細を見る

マイナビAGENT×IT

詳細を見る

GEEKLY(ギークリー)

詳細を見る

ITエンジニアの有効求人倍率

経済産業省の直近の有効求人倍率を見ますと全職業の平成29年9月新規求人倍率2.14倍、有効求人倍率1.38に対し情報処理・通信技術者は4.30倍、2.44倍とますます人手不足が加速しているようです。

従来型の情報システムの改変・運用・保守に一定の人員が必要な上に、「クラウド」「IoT」「ビッグデータ」「AI」「セキュリティ」ほか次から次へと新技術がビジネスに活用されており、いくらエンジニアがいても足りないといのが現状だけでなく、今後も続いていくと思われます。

このため、ITエンジニアの転職市場では、30代の転職希望エンジニアは枯渇してきているとまで言われており、活況を通り過ぎて、転職希望者を人材エージェントが取り合っているというのが実情です。

以前は、20代で2回3回と転職していると「我慢が足りないのではないか」との指摘をしたりしましたが、今では新卒3年で30%が転職することが現実ですので、そういう先入観はほとんどありません。

また、40代前後で履歴書に書ききれないほどの転職回数を見ると書類選考で敬遠したりしていましたが、今では、直近の業務がある程度求人要件に近ければ、とりあえず面接しようかという流れにもなっています。

参考データ:厚生労働省 職業別一般職業紹介状況[実数](常用(含パート))(PDF:205KB)http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11602000-Shokugyouanteikyoku-Koyouseisakuka/G35_68.pdf

ITエンジニアは他業種から転身しやすい

ITエンジニア採用では「即戦力」であることはもちろんですが、特定の分野の深い知識やスキルだけではなく、より広範囲にわたる知見を持った人材を求めます。

ITエンジニアの仕事は、他業種を相手にした場合も多いですし、また、同業内でも他社と連携してプロジェクトを進めることもあります。

ですので、幅広い分野での専門知識があると強みとなります。そして、キャリア採用で期待しているのは「リーダーシップ」や「コミュニケーション能力」などを兼ね備えたヒューマンスキルを持つ人材です。

このヒューマンスキルは自社での研修やOJTで醸成するには時間がかかり、ある程度の素養も必要であることから、キャリア採用に期待します。

たとえば、大学卒業後に飲食店に勤務し店長も経験したけれど、もともとコンピュータに興味があったため、学費を貯めた後に専門学校へ通ってからITエンジニアに転身したひとは、ITエンジニアにもサービス業の側面があることから、そのマインドや店長としてのリーダーシップ経験を生かして充分活躍できる可能性があります。

中小企業に勤務し、少しコンピュータ知識があったので社内のコンピュータサポートも兼務していた間接勤務者には、きめ細かな対応ができる社内SEに成長できる可能性があります。

司法書士や弁護士をめざしたが頓挫してITエンジニアに転身したひとは、情報セキュリティ関係で必要なISMSやISOなどの難解な技術文書を解読してその内容を正しく実践できる素地がありますので、セキュリティ技術者として大化けするかもしれません。

電気工事士としてガテン系の現場作業の経験を持ち、ネットワークエンジニアを目指しているひとは、現場に強い頼りがいのあるSEに成長できるかもしれません。

このようにITエンジニアに必要とされる要件は非常に幅広く、専門技術はあとから習得できますので、他業種からの転身がしやすい業種と思います。

ITエンジニアは転職しやすい

同じエンジニアでもソフト開発エンジニアは、アプリケーションソフト開発か組込みソフト開発かで大きく違う技術要素が必要ですし、同じ組込みソフト開発でも、リアルタイムOSの有無や対象が家電か車載かでも必要技術には大きな違いが発生します。

機構・機械エンジニアは、使うCADソフトが同じでも、デザインと結びつく外装設計と動く機械設計ではまったく違うスキル・経験が要求されます。

一方、ITエンジニアの場合、システム構築・運用ならLinux系かWindoows系の差、データベース構築ならオラクルかSQLサーバの差、ネットワーク構築ならCISCO製品を充分経験していれば他社製品もほぼ対応できる、Webアプリならブラウザという共通プラットフォームがあるため使用言語が変わっても早期に習得しやすいというように、技術セットがほぼ決まっており、その分、所属する会社が変わっても業務で必要とされる技術・経験は大きく変わらない側面があるため、転職しやすい業種と言えます。このため、ITエンジニアは、他業種より転職回数が多くなる傾向が高い職種です。では、最近のITエンジニア採用担当は何を観るのでしょうか。以下に4点をピックアップします。

1.業務経験の流れが、下流から上流へ遡っているか

転職しているしていないに関わらず、ITエンジニアとして就職してから現在まで、キャリアが下流から上流に遡っているかどうかを確認します。

当初、開発部門に配属されながら、数年後には運用・保守あるいはヘルプデスクなどのサポート部門に異動になっているキャリア応募者が「開発業務に戻りたい」という転職理由で来られることはよくありますが、企業目線で考えると開発で戦力になっている人材を運用・保守に異動するのは考えにくく、本人のスキルに課題があるのではと思ってしまいます。

反対に、学生時代や最初の就職先がIT系ではなく、途中でITエンジニアをめざして未経験でも採用される運用・保守中心の企業からスタートし、数年後に設計・構築が出来る企業に転職後、より専門性を高めたいという意図を持って応募された方には、興味を持って話を聞きたくなります。

人材派遣会社や技術サービス会社では、案件都合で上流工程・下流工程が前後する場合はありますが、全体の流れで下流から上流に遡っておれば、あまり気にはなりません。

2.業務間隔にギャップは無いか

転職の間に妙にギャップがあると非常に気になります。転職活動に時間がかかったことはあると思いますが、転職回数が多くかつその転職ごとに半年近いギャップがあると「失業保険が切れ掛かってから転職活動をするタイプではないか」などと憶測してしまいます。

また、ひとつの人材派遣会社や技術サービス会社に長く勤めていても、案件ごとの間隔が微妙に空いていたりすると、何か本人理由があるのではないかと気になってしまいます。個人の機微な事由もあるため、はっきりとは聞けないこともあるだけに、リスクを避けたいという意識が採用担当に働きます。

3.転職に明確な理由があるか

転職回数が多くても、理由が明確なら納得できます。実際の退職理由としては、「給料がほとんど上がらない」「残業が多く自分の時間が取れない」「みなし残業手当以上に残業が多い」「会社の先行きが不安」などのネガティブな理由が多いと思います。

過去の転職ではそれらなりの理由と納得できますので、あまりアレンジせずに説明したほうが誠実な印象を受けます。ただ、今回の転職理由としては、それらだけでは物足りず、やはり積極的な理由がほしいと思ってしまします。

「より専門性の高いスキルを身につけたい」「トレンドになりつつある技術に関わる仕事がしたい」「より上流工程に関わりたい」などのエンジニアとしての技術に対するハングリーな面を見せてもらえるとより好印象を受けます。

また、現実的な「そろそろ親のことが気になるのでUターンしたい」「家族ができたので、転勤が無い企業で落ち着きたい」「24時間365日の交代勤務についているが、通常勤務に戻りたい」などの理由は、企業側としてもそれらをかなえることで離職のリスクも減ることから、マイナスにはなりませんので、はっきり言ってもらってかまいません。

4.技術面でハングリーか

ITエンジニアは、いろんな側面は持っていますが、基本は技術者です。コミュニケーション力だけ高くても新しい技術に対応できなければ成長して企業に貢献することはできません。

生活の安定は長く努めるための必要条件ですが、自身のスキルアップを抜きにしては年収アップは望めません。転職活動前や活動中にできることは限られていますが、以下のような行動を勧めます。

もしIT系資格をあまり取得できていなければ、自分の専門性に近い資格取得に挑戦してください。ベンダー資格や認定資格であれば、申し込みから受験までの期間が短く実現可能です。合否は別として、チャレンジしていることは採用担当に充分アピールできます。

業務でWindows系のみの経験なら、自宅のパソコンでLinuxをインストールして触ってください。フリーソフトでかなりのことはできます。その経験は実践でも役立ちますしそういう姿勢もアピールポイントになります。

いろんな最新技術情報は書籍よりインターネットのほうが早く取得できますので、興味を持って日々それらをチェックしてください。面接でトレンドの技術キーワードを知らない応募者にはがっかりさせられます。

ITエンジニア業界では、会社を離れた勉強会や交流会も頻繁に行われています。それらに参加する機会が見つかれば、ぜひ実行してください。広く業界に眼を向けて行動することができるひととして評価は高まります。

転職回数が多いほど準備が必要

初めての転職では、不安も多く人材エージェントに何度も相談したり、転職情報をくまなく調べたり、スキルシートを何度も書き換えたり、面接のシミュレーションを何度も行ったりとおのずとしっかり準備をしたと思います。

しかし、なんどか経験すると慣れが出て、現職の引継ぎの忙しさに引っ張られて準備時間取れなかったり、面接日程がなかなか組めず印象を悪くしたり、就業後の面接設定で集中できなかったりして後悔するケースも見受けられます。転職回数が多い場合ほど、しっかりとした準備が成功の鍵になります。

過去は変えられない

過去の転職履歴で不利な面があるからと言って改変することは出来ません。ベテランの採用担当はそういう面を見抜く眼を持っていますから、事実を曲げてはいけません。では、どうするかになります。

まずは、過去の転職での反省点があれば、率直に書き出してください。それを踏まえて今回の転職で実現したいことを自問自答してください。

そして自身のキャリアをしっかりと棚卸しして、今後進んでいきたい方向に沿ったキャリアとそうでないキャリアを整理します。

その結果をもとにアピールしたいキャリアをわかりやすく明記したスキルシートに落とし込んでください。そして、応募要件にそのキャリアがマッチしているかをキャリアアドバイザーに相談もしながら確認してください。この過程を通じて、今後自分がどのようなITエンジニアを目指すのかを自分自身で明確化・具体化できてきます。

今回の転職で自分はどんなことを期待しており、それがかなえばどんなメリットを採用企業側が得られるかを面接の場でアピールできるようになります。要は、採用側に過去の経歴より今後の成長期待を抱かせることができれば成功につながります。

今回の転職が最後と覚悟を決める

インターネット上には採用情報があふれており、給与や諸条件で目移りすると思います。1社のみに応募するケースはまれで、4~5社は面接するのではないでしょうか。

最終判断も迷うと思いますが、失敗と思ったら再転職しようとは考えないでください。転職も結婚と同じように企業との出会いという縁があると思います。

年代に関係なく、今回の転職で最後と決めた覚悟は、面接の場でかならず採用担当に伝わります。また、そう思って臨むことで当たり障りの無いQ/Aではなく、核心に触れた採用側に向けた質問も浮かび、そのことは採用側に強く印象付けることになります。

転職か回数は転職成否に影響するか

ITエンジニアにとって終身雇用制は過去のものになりました。業界全体が若いため、人材の流動化に対し理解がある企業も多く、他業種と比べれば転職回数に関してはかなり寛容な傾向にあります。

また、新卒から10年以上勤務した後に30代半ばになって初めての転職となると、本人が思っている以上に「井のなかの蛙」になっていて、IT業界で評価される技術力の証の資格取得も進んでおらず、その会社でしか通用しないやり方で満足しているケースも多くあります。

それに比べれば、過去の転職経験から社外で通用するIT技術は何かを理解し、その習得に努めた転職経験者のほうが頼もしく見えます。

加えて、冒頭に挙げた求人倍率の高さから企業側は「過去の経歴で選別」するより「今後の成長に期待できる人材」であれば、転職回数は問わず採用したいという方向にあります。

今回の転職が「さらなる専門性を目指して」の転職なのか、「隣の芝生が気になる根性無し」なのか、少なくとも後者の印象を残さないように、自信を持って語れるよう準備して転職活動を進めてください。

企業からスカウトメールが届くForkwell Scout

Forkwell Scoutの特徴

  • 一括送信ではないスカウトメール
  • 自分に興味のある企業がわかる
  • 登録するだけでスカウトメールが届く
  • 気になった企業にアプローチできる

Forkwell Scoutの登録・詳細はこちら

年齢で選ぶ!年代別オススメ転職サイト一覧表

「どの転職サイトに登録すれば良いのかわからない」という方のために、年齢別におすすめ転職サイトをご紹介します。年齢によって適している転職サイトも違いますし、転職サイトはそれぞれ取り扱っている求人も違います。あなたに合った転職サイトを選ぶことが大切です。

リクルートエージェント

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

転職支援実績NO.1。各業界に精通したキャリアアドバイザーがいるのでITエンジニア向け案件も多数あり。特に年収600万~800万の高収入求人が多い。登録しないと見られない「非公開求人」は紹介求人の80%以上あり、IT・Web業界の求人をチェックするなら登録必須。ITエンジニア経験があり、さらに年収アップ、スキルアップしたい方にオススメ。

Forkwell Scout

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

大手の転職サイトのように一括送信されるスカウトメールではなく、本当に興味を持ってくれた企業からのスカウトメールを配信している点が大きな特徴。プロフィールは匿名で登録可能なので転職活動していることがほかの人に知られることはない。指定した企業の閲覧もブロック可能なので取引先など知られたくない企業は回避できる。

GEEKLY(ギークリー)

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

IT業界に特化した転職サイトで、特に多いのはWEB業界・ゲーム業界の求人。登録しないと見られない「非公開求人」が2,000件以上あるのでWEB・ゲーム業界の求人をチェックするなら登録必須。ITエンジニア経験が1年以上ある方にオススメ。

dodaITエンジニア転職

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

ITエンジニアの転職に特化しているdoda ITエンジニア転職は全年齢がターゲットになっている転職サイト。転職者の満足度はNO.1。その理由は日本最大級のエンジニア求人情報数と取り扱い企業数にある。転職を考え始めたらまずはじめに登録をしておくべき。経験豊富なSE専門キャリアアドバイザーがカウンセリングから転職まで担当し、非公開求人の情報を個別に紹介してくれる。企業との強いリレーションがあるので企業側が求める人材を熟知していることが強み。推薦状を作成し、応募先企業へ送ってくれる点も魅力。

レバテックキャリア

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

1都3県のみ対応だが、元ITエンジニア出身の転職コンサルタントが転職支援をしてくれるので「エンジニア独特の悩み」をわかってくれる。エンジニアとして未経験の職種に転職する方から、同じ職種でキャリアアップを希望する方まで幅広くサポートしてくれる。大手・中小・ベンチャーなど幅広く求人を扱っており、エンジニアの求人を見たいなら必ず登録を。

レバテッククリエイター

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

1都3県のみ対応だが、IT・Web業界に特化したクリエイター向けの求人・案件を提案してくれる。ポートフォリオの作成法やデザイントレンドなど業界の動向にも詳しいコーディネーターがサポートしてくれる。初めて業務委託の案件を探す人にもおすすめ。大企業からベンチャー企業ま幅広く求人を扱っており、クリエイター求人・案件を見たいなら必ず登録を。

ワークポート

  • 20代
  • 30代
  • 40代
  • 50代~

IT業界に強い転職サイトだが、IT以外の業界についても非常に詳しく求人もまんべんなく掲載されている。「エンジニアとしてのキャリアを検討しつつ、別の業界の話も聞いてみたい」なら登録をしておくこと。

関連記事

エンジニア転職で年収アップしたい!失敗しない転職に必要なことは?

エンジニアは高収入を得やすい職業ですが、一方で待遇の悪い企業も多く「努力に対して年収が安すぎる!」「どうすれば年収が上がるのかわからない」など…

SE辞めたい!IT業界はブラックばかり?転職で絶対に失敗しない方法

SEとして働いている人の中には、「毎日残業ばかりで辛い」「頑張っているのに給与水準が低いまま」など、辛い思いをして頑張っている方も多いのではない…

もう辞めたい!女性SEが現場で感じるキャリアの悩みと3つの解決法

近年のIT業界は、他業界と同様女性の進出が目覚ましく、かつて男性社会であったシステム開発の現場で女性SEが活躍するようになってきました。

業務アプリソフト開発エンジニアの仕事内容

この記事の目次業務アプリケーションソフトとは業務アプリケーションソフト開発の目的を明確にすることが必要業務分析を漏れなく行うことが必要業務改善提案を開発側が行うことが大切クライアント側のステークホルダ ...

組込みソフト開発エンジニアに必要なスキルとキャリアパス

組込みソフト開発エンジニアのキャリアパスを明確にするには「どんな職種があるのか」「その職種に必要なスキルは何か」を具体的にする必要があります。 回路設計や機構設計エンジニアのスキルは、実際…

  1. リクルートエージェント

    年収800万以上の高年収求人多数!

    • 転職支援実績NO.1
    • 業界最大級!紹介求人の80%が非公開求人
    • IT業界に精通したキャリアアドバイザーが求人を厳選
    • 応募書類添削・面接対策も充実したサポート
    • 独自分析した業界・企業情報の提供

    リクルートエージェントの登録・詳細はこちら

  2. マイナビAGENT×IT

    求人情報の8割が「非公開求人」

    • 大手企業からベンチャー企業まで求人種類が豊富
    • 求人情報の8割が「非公開求人」
    • 求人票に記載されていない情報を提供
    • 希望企業対充実、個別で面接対策を実施
    • IT業界経験があるアドバイザーの転サポート。

    マイナビAGENT×ITの登録・詳細はこちら

  3. Geekly(ギークリー)

    IT/WEB/ゲーム業界特化型で対応満足度NO.1

    • 業界特化型で対応満足度NO.1
    • IT・WEB・ゲーム業界転職を熟知
    • 業界トップレベルのコンサルタントがサポート
    • 求人票には載っていない詳しい企業情報を提供
    • Geekly独占の非公開求人も多数

    Geekly(ギークリー)の登録・詳細はこちら

最新記事