フリーランスで収入増!同時に請けられる仕事が増えないのが悩み/40代SE

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この記事の目次
ソフトウェア会社のシステムエンジニアから通信機器メーカーに転職
私が最初に勤めた会社は、組込系ソフトウェア会社でした。最初はプログラマーとして従事し、3年後にはシステムエンジニアとして設計も担当しプロジェクトを任せられるようになりました。
社員20名くらいの小さな会社だったので、客先に訪問し仕様決めをしたり納品にも立ち会いました。しかし、景気が悪くなったせいもあり待遇への不満が大きくなり、中堅の通信機器メーカーに転職しました。
そこではシステムエンジニアとして通信機器開発の新規プロジェクトに立ち上げから携わり、量産化への道を開きました。また、自社開発の通信機器をお客様に提案する技術営業も任されるようになり、デモ用のプログラム作成と営業用の資料作りが主な仕事になりました。
「小さな仕事」があることに気がつきフリーランスになることを決意
お客様と直接接するうちに、あることに気づきました。それは「会社の規模が大きくても小さな仕事はたくさんある」でした。しかし私の会社では、50万円以下の仕事は請けることができませんでした。
なぜなら1回の受注で少なくとも4、5人が動く必要があるので人件費分で採算が合わないからです。会社組織のマイナス面に気づきました。そしてもし私が一人で受注、製造、生産まで行えば50万円以下の仕事を請けられると思った時、フリーランスとして独立することを思い立ちました。
会社にも全て話し納得の上での退職だったので、独立後も会社から仕事を回してもらったり、営業先を紹介してもらうような良い関係が続きました。フリーランスになっても仕事内容はあまり変わらず、変わったことは、経理面の仕事が増えたことぐらいでした。
お客様からの振込を初めて見た時は本当に感動した
しかし、仕事に対する意識は大きく変わりました。特にフリーランスになって初めて納品し通帳の振込金額を見たときは、本当に感動しました。通帳の振込金額は、自分で作ったものがお金になった瞬間だと思い、これがフリーランスとしての一番の良いところだと思いました。
サラリーマンでも納品しお客様から喜ばれた時は、同じように感動しますが、フリーランスの場合は、より大きな感動でした。やはり、仕事上の責任を全て背負い失敗できないプレッシャーに耐えながら、自分で手を動かして商品作り、自ら納品したことが感動を大きくしたのだと思います。
会社員時代よりも仕事量・収入共に増えた
収入面でいうと、サラリーマンよりもフリーランスのほうが良くなりました。しかしフリーランスになって仕事量が増えたので、時給換算すれば同じくらいだと思います。
年に2回くらい仕事で手が回らなくなり、発狂しそうになるときがあるのが、悩みといえば悩みですが、これはサラリーマン時代でもあったことなので、フリーランスだけの悩みではないように思っています。
サラリーマン時代にはなかった悩みは、仕事の案件が重なり請けきれない場合に感じます。自分の仕事量は把握しているので、依頼があっても請けられない場合はすぐ分かるので、同じフリーランス仲間の2人を紹介することにしています。
しかし、忙しい時期が重なることが多く請けてもらえない場合も結構あり、お客様には大変申し訳ないのですが、お断りするケースもあります。
社員を雇いたいが閑散期のことを考えると決断できない
このような状況になるといつも思うことは、「自分の下に社員が1人でもいればお客様の期待に答えられたのに」です。しかし同時に「社員を1人増やせば、忙しくない時は人件費分がマイナスになる」という考えも浮かびます。
フリーランスを決意したのは、「仕事を頼みたいのに一般的な組織化された会社では請けてもらえず困っている人の役に立ちたい」だったので、この2つの思いで葛藤することが、今のフリーランスとしての一番の悩みです。
解決方法は、自分と同じようなフリーランス仲間を増やすことなのですが、なかなか仲間は見つからないのが現実です。またたくさん見つかるということは、簡単に真似できるようなビジネスということにもなるので、一長一短がありこの悩みが解決にするには時間がかかると覚悟しています。
独立後は「お客様の視点」を身につけたくて異分野の人と話す機会が増えた
人間関係については、フリーランスになって同じ分野の仲間同士の交流は少なくなり、異分野の人と話す機会が増えました。同じ分野の人との交流が減った理由は、客が取られるとか技術が盗まれる心配があるからではありません。私のモノづくりのスタンスがお客様目線を意識しているからだと思っています。
つまりいくら自分だけが満足した商品を作っても、実際使うのはお客様だったり、その先にいるエンドユーザー様なので、自己満足にならないようにお客様の目線でモノづくりをしたいと思っています。
特に私の場合は一人で作業するので、常にお客様目線を意識していないと、自分の世界に入ってしまいます。お客様目線過ぎることもマイナスに働くことがありますが、私の場合は、お客様を意識し過ぎるくらいが、ちょうどよいのかもしれません。
このように、サラリーマンとして8年、フリーランスとして8年の私の悩みは、仕事が少ない人にとっては幸せな悩みだと思われるかもしれません。しかし、悩みはどんな状況でもついて回るものなので、悩みをあまり気にしないというのも、仕事する上では大事なことだと思っています。
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