3つの失敗例から学ぶ「医師が転職を失敗しない方法」をまとめてみた

「絶対に転職を失敗させたくない」

転職活動を考えると誰もが思うことです。転職に失敗すると、ャリアに汚点を残すことになりかねません。「売り手市場だから」と安易に考え、そのときの成り行きに身を任せている大変な目にあうかもしれません…この記事では3つの失敗例を参考にしながら転職を成功させる方法をお伝えします
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転職の失敗は医師のキャリア形成に悪影響を及ぼす

かつて、医局の指示に従って勤務先の病院を移る「医局人事」には、医師を鍛える意味がありました。批判が多い医局人事ですが、医師のキャリア形成には有益な部分も多くありました。

しかし現在は、医局を退局した医師や、そもそも医局に入ったことがない医師は、転職活動によって自身を鍛えたりキャリア形成をしたりしなければならないのです。

したがって、転職を失敗してしまうと今後のキャリアに大きく影響を及ぼしてしまうので、慎重に転職活動をしなければなりません

キャリア形成に失敗すると…

キャリア形成に失敗すると、望まない形で仕事を続けることになります。

例えば、大学の研究者を目指したもののポストが得られないまま月日だけが過ぎ去り、いつしか医局に居づらくなり、かといっていまさら退局して市中病院に転職しても好条件で迎えてもらうことは期待できない――といったことが起りえます。

医師は生涯現役を貫くことができるので仕事がなくなる心配はありませんが、キャリア形成に失敗すると60代に突入したときふと「これは私がやりたかった医療ではない」と悩むことになるでしょう。

医師の「転職失敗事例」を3つ紹介

失敗例1:悪質転職サイトに登録してしまって、、、

適当に5社の医師専用転職支援サイトに登録し「最初に連絡してきた転職エージェントの支援を受ける」と決めていました。

希望通りの求人がなく断りを入れたら、態度が急変して電話やメールをしつこくしてくるようになりました。

ポイント1💡

今回の失敗例のように、人材派遣会社やエージェントへのイメージが良くない人はとても多いようです。確かにそういう転職サイトも世の中に多く存在しているのは事実です。

実際に転職サイトに登録してみたら「希望とずれた求人を紹介してくる」「望んでいない転職をさせようとしてくる」といった悪質転職サイトだったということもあるでしょう。

そんな時は、気になる転職サイトを2~3社ほど登録してみて、エージェントを比較してみることをお勧めします。実際に電話で話してみて、合わない場合は「他の転職サイトを使う」と正直に伝えましょう。少し気まずいかもしれませんが、転職サイト側にとっては案外よくあることなので受け入れてくれます。

もしその時に文句を言ってくるようであれば、そのサイトは悪質なサイトなので使うのはやめましょう

失敗例2:希望の科目じゃないところに配属された、、、

キャリアアップの為に思い切って、転職を決断しました。仕事の幅を広げる為に、手術件数が多い病院を選び、病院側の採用担当者との合意の上で転職しました。

ところが、働き始めてみると、他の専門科の人数が不足しており、希望とは異なる専門科へ配属されました。

ポイント2💡

この失敗例はなぜ起こってしまったかというと、勤務先の“生の医療現場情報”を手に入れてなかったからです。

不足している専門科が多ければ、求人情報に募集専門科が掲載されていて病院との合意の上で転職したとしても、転職後、必ず希望通りの専門科に配属されるとは限らないのです。

希望通りの専門科に転職するには、転職先の正確な情報が必要になってきます。

転職サイトには専門科ごとの人数は掲載されていませんが、転職エージェントに相談することで ごとの人数からざっくりとした病院情報や経営情報まで知ることができます。

また、実際に転職エージェントと転職先の職場に見学に行くことも可能です。転職サービスを有効活用することで、転職失敗を事前に防げます。

失敗例3:高収入に惹かれてしまって、、、

今よりももっと収入が高い仕事に就いて楽な生活をしたいと考えて、高収入の求人にいくつか応募し、その中で最も給料の高い有名病院に決めました。

しかし、いざ働いてみると、仕事が激務で、疲れすぎてお金を使う暇がなかった。

ポイント3💡

この失敗例はなぜ起こったかというと、病院側が欲しい人材についての”求人情報”に加えて、病院の現状についての”詳細情報”を確認していなかったからです。

転職サイトは求人情報で、”病院側が欲しい人材”の情報について掲載しています。

求人情報には、募集科目、年収、年齢などの情報が記載されており、病院の欲しい人材と転職者とのミスマッチを防いでいます。

しかし、求人情報はあくまで病院側が欲しい人材であって、転職を考えている方は求人情報のみで転職を判断してはいけません。

転職サイトは他の情報も掲載しています。病院の経営状況や医療情報を掲載している詳細情報です。同じ病院の詳細情報について確認してみましょう。

「詳細情報」で病院の現状を確認する

また詳細情報で、”病院の現状”についての情報を掲載しています。

詳細情報には、医師数、総従業員数、床数などの情報が記載されており、病院の基本情報を紹介しています。

詳細情報の重要性は、他の病院の詳細情報との比較ではっきりと分かります。

他の病院との詳細情報の比較は、求人情報には記載されていない病院のリアルな情報を教えてくれます。

同じような求人情報を掲載している病院でも、医師数や手術数が異なる病院であれば、勤務条件は大きく変わってきます。

こうなると、失敗例でもあるように、高額な求人に就職したとしても、お金を使う暇さえなくなってしまうかもしれません。

大事なのは、転職で失敗しないために病院側が欲しい人材についての”求人情報”に加えて、病院の現状についての”詳細情報”を確認する。

転職サイトでは、非公開求人情報という形でこのように転職先の情報について詳しく教えてくれます。この情報は医師専門の専属エージェントによって収集されており、登録するだけで無料で閲覧することができます。

転職を失敗させない方法とは?

転職に失敗しないためには、転職活動に慎重に取り組む必要があります。しかし、石橋を叩きすぎていると、せっかくの好条件の求人を逃してしまうので、ときに大胆に攻める必要があります。慎重さと大胆さは、どのように使い分けたらいいのでしょうか。

慎重に検討しなければならない理由

女性医師の場合、妊娠や出産を考慮に入れた転職スケジュールを組む必要があります。例えば5年以上勤めている病院であれば長期の休業申請も出しやすいのですが、入職直後に職場を長期離脱してしまうと、職場復帰したときに気まずい雰囲気を味わうことになります。

大きなライフイベントが控えているときは、職場で多少嫌なことがあっても転職しないほうがベターかもしれません。

また専門医の資格取得に向けて実績づくりに励んでいる時期は、「年収を上げるための転職」は向いていません。なぜなら専門医資格を取ってから転職したほうが、年収交渉を有利に進めることができるからです。

「いまの病院を辞めたいな」と思った医師が最初に取るべき行動は、「いまは転職時期なのか」をじっくり検証することです。

大胆に行動しなければならない理由

転職の前後で労働条件が格段に上がるのは30代後半と言われています。専門医資格と並んで病院側から好待遇を引き出せる要件は、症例数の多さと1人で完結する医療の範囲の広さです。

この「30代後半」「専門医」「十分な症例数」「1人完結医療の確立」の4条件がすべてそろった医師は、転職に向けて大胆に行動しましょう

医師転職は50代に入ると急に条件が悪化します。つまり医師は、50代以降に転職しなくてもよい状況をつくっておく必要があるのです。

なぜ転職エージェントを使うと失敗する確率が低くなるのか

転職に失敗する確率を確実に下げる方法は、転職エージェントを活用することです。先ほど紹介した、低レベルの転職エージェントにつかまった医師は、不運としか言いようがありません。転職に失敗したことも不運ですが、それより残念なのは転職エージェントに不信感を持ってしまったことです。

医師の転職市場がこれだけ「自由化」すると、転職エージェントの力を借りずに転職することは無謀とすらいえます

交渉力

医師は「もう少し年収を上げてください」と言うことが苦手です。さらに「もう少し休みを増やしてください」とも言いたがりません。 このような直接的な要求の仕方は、医師としての品位を汚すと考えるからです。

しかし転職活動では、自身の希望をしっかり主張し、少しでもよい条件を引き出さないと「転職しないほうがよかった」という結果になりかねません。

その点、転職エージェントは交渉の達人です。彼らは病院経営者に対し、「この医師は1,500万円ほしいと言っています」とは言わず、次のような言い回しをします。

「この医師は確実に、貴院が目指す理想の医療の実現に貢献できるでしょう。この医師の実績とお人柄、そしてこの地域の医師の年収相場を考え合わせると、1,500万円ほどが妥当ではないでしょうか」

医師自身が「私には実績があり、人柄もいいですよ」と言うことには違和感がありますが、転職エージェントという第三者が言えば、まったく問題ありません。

リサーチ力

転地を伴う転職を検討している医師は、医療機関の情報を集めることに苦労するでしょう。 特に引っ越し先が自身の出身地ではなく、出身大学の周辺でもなく、これまで縁もゆかりもない土地の場合、そもそもどこに必要な情報があるのかすら分からないはずです。

そのような医師は、転職エージェントたちのリサーチ力がとても頼りになります。全国展開している転職支援会社は、全国の転職エージェントからの情報が本社に集約されます。このような会社は、医療・保健行政機関並みにその土地の医療機関について知っています。

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