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面接を有利に進める適性検査対策とは。

職業紹介や紹介予定派遣、新卒採用、中途採用、転職などの各企業の採用試験には、当然ながら面接があります。

特に人材紹介会社や派遣会社において、面接の前段階の社内選考や実際の面接を有利に進める為に事前の適性検査を実施しています。またその適性検査の実施項目や重視するポイントは各社によって異なります。そこで現役の人材紹介会社の営業マンが皆様が就業を希望する企業の面接を突破する為の適性検査や面接のポイントをお話しして行きたいと思います。

適性検査の実施タイミング

まず、適性検査はいつ行われるかという事ですが、これは各社によって異なります。 また、就業を希望する企業やオーダー内容によっても異なります。

A社では登録時と選考時に、B社では選考時のみ、C社では登録時のみ、D社ではわ適性検査の実施をせずに社内選考に伴う面談のみといったように様々です。C社、D社のようなパターンは紹介予定派遣をメインに行なっている会社に多く見受けられます。

人材紹介会社では、A社のパターンが王道となります。

それでは実際にはどのようなタイミングでどのような内容の適性検査が行われるのでしょうか。

登録時の基本的な適性検査

人材紹介会社や人材派遣会社では、新規のスタッフの登録時に基本スキルの適性検査があります。これはその人が持っている現状のスキルを確認する為のものです。

主な内容としては、タイピングスピードや事務スキルのチェック、ビジネスマナーなどの一般常識、性格診断などの基本的なものとなります。時間も30から40分程度とさほど時間が掛かるものではありません。会社によってはwebサイト上で実施している会社もありますが、ほとんどはその会社の登録スペースのPCを使って行います。

実はこれがとても重要なんです。企業からのオーダーが入った際に求めているスキルや実務経験、人物像などの条件のヒアリングを行い、その内容を元に登録者の中から人選をします。その時に重視するのがこの基本スキルとなります。さらに人柄や今までの職務経験を考慮しお仕事紹介を行います。

企業との面接のスタートラインに立つ為にも、人材会社の社内選考を通過しなければなりません。その為にも、この登録時の基本的な適性検査が重要と覚えておいてください。すでに何社か登録している方は新しく身につけたスキルや経験があれば、その会社にお願いをしてデータ更新をしてもらいましょう。必要であれば適性検査も受けましょう。

適性検査の内容について

適性検査には大別すると一般常識、事務スキル、性格の三項目となります。各人材会社によってはさらに多くの項目があったりしますがこの3項目と考えて問題ないでしょう。 それぞれについて説明します。

一般常識

こちらは基礎学力やビジネスマナー、さらには世間の話題のニュースなどの時事関係の問題が中心となります。これはその人の教養を測る為の検査です。

実は社内選考をする時はこの検査の結果はさほど重視しない企業も多いです。なぜなら本人の気持ち次第でいくらでも伸ばす事が出来るからです。事前面談をした際に本人から積極的な姿勢が伺えれば問題ないと考えます。ただし自身の努力は必要ですから、新聞やニュースには目を通すなどをして、最低でも時事ネタは収集しておいても損はしないでしょう。

事務スキル

エクセル、ワード、タイピングスピードなど主にOA関係の検査となります。オフィスワークを希望する方には重要な検査となります。

この適性検査は企業側からの実施の要望が入る事が多く、面接担当者も重視する傾向が強いです。このスキルが無いと実際に就業をしても仕事にならない事が多いからです。よってオフィスワークを希望する方は特にこの適性検査の対策やスキル習得をしておきましょう。

性格検査

この適性検査は実施する会社としない会社と半々では無いかと思います。企業によってはほとんど実施しません。

ただし、大手企業で部署間の連携が多い業務内容の募集であれば、企業からの実施要望が入る事があります。よって就業先や業種によって実施される検査と考えて良いです。

最後に多くの会社で実施されているSPI検査について触れておきます。こちらは上記の適性検査の内容をほぼ網羅した適性検査となります。各人材会社でも実施しているところが多いです。中にはこの適性検査だけ実施する所も有るくらいです。

検査の内容としては性格診断と能力検査のとなります。性格診断は「はい」と「いいえ」の二択式となっています。問題は200問くらいですが、ポンポンと答えていくので時間としては15分くらいで終わります。また能力検査では国語の問題や数学の問題がメインになります。問題自体は難しい内容ではありませんが、問題集などをやっておくなどの対策をしなければ高得点は取れないと思います。

面接官が重視する結果とは

適性検査の結果を企業の面接官はどのように判断し、どこを重視するのがみなさんの1番気になる所だと思います。事前に履歴書や職務経歴書、人材会社から提出されるスキルシートなどと一緒に適性検査の実施結果を参考にして面接官は質問の内容や面接の展開を考えます。

面接官は人事担当者や就業予定の部署の長になります。その人達が中途採用で自分の会社や部署に入って周りの社員と上手くコミュニケーションが取れるのか、即戦力として力を発揮するに充分な経験とスキルがあるのか、しっかりと勤務を継続し途中で退職などしないかという項目を重要視し、それを面接で見極めてきます。

一般常識

こちらの検査結果を面接官や人事担当はその人の積極な姿勢があるかどうかを判断します。世間の色々な情報を習得しようとする姿勢を見てきます。一般常識検査の点数が高いと色々な分野の知識習得に積極的な人物と判断します。

またそのような人物はコミュニケーションも上手な人が多いのでコミュニケーション能力を重視する採用担当者は特にこの結果を重視してくる場合もあります。

事務スキル

この適性検査は採用をしようとしている業務内容により判断基準は変わりますが、オフィスワークの募集であれば、どこの会社でもこの検査結果を重視します。事務の仕事を希望する場合は最低でもエクセルの表計算や関数、ワードの入力はもちろん、ビジネス文書が作成出来るくらいのスキルの習得が必要です。

オフィスワークの募集は即戦力が求められるので、必然的にこの検査結果が重視されてしまいます。

適性検査の結果については人材会社の社内選考が通った段階で企業へ履歴書、職務経歴書、スキルシートと一緒にデータを提出します。

最近の傾向として、適性検査の結果が全てではなくなってきています。何故ならいろいろな適性検査がweb上で出来たり、何度も同じ検査を受けている人が増えているので、適性検査に「慣れ」てしまっている人が増えてきているからです。

例えばここでこの回答すれば点数が良くなる、この職種では、とある項目を重点的に点数を取れば選考に通りやすくなるという、少し間違った適性検査対策をしてしまい、その人の現状のスキルを見極める為の適性検査の本来の目的から外れてしまう事があります。確かに勉強や対策は大切ですが、あくまでもスキルを身につけ今後に役立つような勉強をして欲しいと思います。

そういった検査慣れしている人がいるという事実は企業の面接官や人材会社もわかっているので鵜呑みにはしなくなってきました。ですからスキルや経験も大切ですが、最後にはやる気と元気の良さと、その人の人柄を重視する傾向があるので適性検査に自信がない人はとにかく元気よく、前向きな対応をすると良い結果に結びつくかもしれません。特に面接前の選考の際にそういった対応をしてくれると面接官はとても印象に残りますし、企業にも売り込みがしやすいので社内選考が通る可能性が上がります。それに適性検査において良い結果がついてくればまさに鬼に金棒です。

面接官が重視する結果とは

まずは一次選考としての書類選考を行い、それが通れば二次選考として適性検査を行います。その結果を人材会社のコーディネーターや担当営業が検証し社内選考を進めていきます。では実際に適性検査の結果はどのくらいのタイミングで出て社内選考はどのくらいで終わるのかを説明して行きます。

適性検査の評価される所

適性検査の結果の評価について重要視されるポイントは先にも述べておりますが、各業務によっても変わりますし、就業先の社風も加味されます。よって希望職種にエントリーする際にはその企業の情報をコーディネーターや営業からなるべく多くの情報を聞いてください。

その情報を元にして、適性検査や面接の対策を考える事が出来ます。例えば運送会社の事務であれば必要なスキルはデータ入力のスピードとエクセルの関数が使えれば問題ないでしょう。体育会系の社風で、とにかく元気の良さと礼儀正しさが求められる会社が多いので面接の際には大きな声でハキハキと対応するように心掛けたりするなどの対策を立てられます。

結果はいつ出るのか

適性検査の結果は検査の種類や内容によって異なりますが、割とすぐに結果が出るものがほとんどです。その適性検査の結果を元に社内面談を担当営業と行います。ある企業では適性検査の結果はあくまでも参考程度に判断し、就業希望者の人柄、職歴、やる気のこの3点を重視して社内面談を行い選考をします。ただし、必要最低限のスキルは必須項目としています。

社内選考の合否判定ラインが高い人材会社だと適性検査の結果5割、職務経歴書2割、面接3割という割合で選考を行う事が多いようです。適性検査に自信が無ければ、適性検査の結果をさほど重視しない人材会社に登録するか、紹介予定派遣に切り替えると適性検査で不採用とい事が避けらる可能性が高くなるのでいいかもしれません。

社内選考の結果ですが、クライアントからのオーダー状況によっても異なりますが早ければ2.3日、遅くても一週間程で連絡が来るところが多いようです。結果は早めに出ると思って貰ってよろしいかと思います。

適性検査の結果に自信が無かったとしても社内選考に通る可能性は十分にありますので、諦めずにどんどんチャレンジしてみてください。

適性検査の結果が使われるタイミング

社内選考が通ればいよいよ就業先の面接官との面接となります。その面接の前に適性検査の結果が使用されます。面接担当者は人材会社から受け取った就業希望者の様々なデータを吟味し面接の骨組みを考えます。またその就業希望者がどういう人物でどのようなスキルを持っているのかを判断し、質問内容を考えるのです。

ただし何度も申し上げますが適性検査の結果が全てではありません。適性検査の結果はあくまでも参考程度とし、その人物の人柄、職務経歴を重視する傾向になっています。つまり面接が重要という事になります。

面接の時に自分を良く見せようと話を盛ってしまうことはよくある事かと思います。面接官はその就業希望者の適性検査や職務経歴書の事前情報からすぐに見抜いてしまいます。もしその嘘がばれなくて、就業が決まったとしても後々困るのは自分ですから面接の時は嘘をつかず、素直に受け答えをして下さい。逆にその方が面接官に好感を持たれる事があります。出来ない事は出来ないと答えるようにしましょう。

ただし、それで終わるのではなく前向きさや、やる気を感じさせる回答をするようにしましょう。例えば、今はそのスキル、経験はありませんが、採用をして貰えたらいつまでにそのスキル、経験を習得し業務に活かしますというような回答をすると面接官の印象は良くなります。

適性検査はとても重要ですが、この結果ばかりに縛られずに現状の自分自身のできる事出来ない事を見直し、面接に挑んで下さい。

また、困った事があれば人材会社の営業やコーディネーターに遠慮なく相談してみましょう。面接対策や適性検査対策などを教えてくれます。当然、彼らも就業希望者にお仕事が決まらないと売上になりませんから親切に教えてくれるはずです。上手に人材会社を使う事が面接や適性検査の対策とコツかもしれません。