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内科医としての勤務を行い、医師病欠時の他診療科目の臨時対応は免除してもらっています。

  • 30代
  • 東京都台東区
  • 勤続年数9年
  • 新卒入社
専門的・技術的職業、医師へ転職した理由を教えてください
小児科医のリスクは増加しているので内科医として転身することにしたからです。
専門的・技術的職業、医師へ転職は成功したと感じますか?
はい
そう感じる理由は何ですか?
小児科医として勤務を開始した時には、訴訟リスクがここまで高いとは気が付きませんでした。勤務先の病院には小児科医が全部で4人いますが、うち3人が訴訟を抱えていました。検査を行う際には血液量により診療報酬が決まるので、大人向けの内科よりも必然的に診療報酬が下がります。しかし、症状の聞き取りは乳幼児ほど本人からは難しく主に母親から聞き取る以外に方法がありません。検査を行う際にも子供が喚くなど苦労が絶えませんが、小児科医としての何とか治してあげたいという善意から毎日の診療にあたっていました。しかし、他の病院から紹介されて来た時には既に手遅れの状態だった子供は亡くなってしまいましたが、ある日訴状が届いてしまいました。別の日には、DV被害の痕跡が認められたので児童相談所へ通報したらまた訴えられてしまい、2件の訴訟を抱えながら勤務を続ける状況に陥ったのです。他の医師は小児科では最近多いので小児科医不足は加速しているという話がありましたが、乳幼児突然死症候群の場合のみかと考えていたのでリスクの高さに唖然としたものです。弁護士費用がかさみますが、弁護士に任せて一旦病院を退職することとし、訴訟が終わり次第内科医として転職することを決意したのです。内科医であれば通常のリスクのみで済みますから、小児科医特有の謂れのない訴訟リスクを抱える心配が無いからです。
転職エージェントを利用しましたか?
はい
利用した方はサービス名を、利用しなかった方はその理由を教えてください
リクルートドクターズキャリア
実際転職エージェントを利用して、または利用せず活動してどうでしたか?
転職してから4年間に1度も訴えられることはありませんでした。訴訟に発展するリスクを抱えているのは、小児科医と麻酔科医特有のものと後で気づいたわけですが、大学時代にリスクを教えてもらえることはありませんでした。内科医として勤務することで、収入が増えて安定しています。40歳を過ぎたら独立しようと考えているので、勤務が無い日には医師のアルバイトをしていますが、副業が出来るほど余裕を持った生活が出来るのは、今の病院へ転職出来たことで生活が安定したことが理由です。決して手を抜くことなく仕事をすることが求められている医師は、常に人の命と向き合っているので、勤務時間内は全力で診療にあたっています。それでも救えない命があることは確かですが、常に治療方法を探す工夫をしています。独立開業の際には、やはり小児科は診療科目に入れないつもりです。
転職サイトを利用しましたか?
いいえ
利用した方はサービス名を、利用しなかった方はその理由を教えてください
非公開求人への応募をしたいから
実際転職サイトを利用して、または利用せず活動してどうでしたか?
転職時に譲れない条件として小児科を担当することが絶対に無いこと、子供が診察に来たら小児科を案内してもらえることを契約書面に明記してもらえるよう頼むことが出来ました。小児科には一切関わり合いたくなかったからですが、転職エージェントを利用すれば病院との交渉がしやすいので、希望が通りやすくなります。
しかし、コーディネーターの能力が低いと面談時に小児科の話が出てしまうので、コーディネーターの質は吟味しなければならないでしょう。
専門的・技術的職業、医師へ転職を考えている方にアドバイスを具体的に2つお願いします
転職サイトを利用しなかったことで、公開求人から逃れることが出来ました。公開求人で募集されている場合には、条件交渉が出来ないことと求人内容を確認して面接に行くと追加条件を出されてしまうからです。医師は診察が得意ですが、交渉は慣れていないのでやり込められてしまう危険性があります。
転職サイトのみに求人を出している病院が選択肢に入らなくなってしまうので、幅広い選択肢が欲しい場合には最初から範囲を狭めてしまう危険があります。
専門的・技術的職業、医師へ転職を考えている方に最後に一言お願いします
転職時には前の病院で抱えている面倒事を持ち込むことはタブーとされています。小児科医では訴訟に巻き込まれてしまった場合には、一旦退職して訴訟を片付けてから転職先を探す必要がある点を覚えておくと良いでしょう。
診療科目を固定して転職を行う際には、医師が病欠時の対応について取り決めを行っておく必要があります。小児科医経験があるからという理由で、小児科を臨時に担当させてそのまま固定化されてしまう危険があるからです。契約書で取り決めておけば、リスクを減らせます。
内科医としての勤務を行い、医師病欠時の他診療科目の臨時対応は免除してもらっています。給与よりも待遇を優先させているので、毎日安心して勤務出来ることに幸せを感じています。

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