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商品の詳細説明はしたいけど文字数は減らせと矛盾を言うクライアント

 

職業:デザイナー
困った依頼:野菜商品の宣伝のデザイン 

家族経営の野菜農家さんからお仕事を受注

産地直送型の野菜農家さんの、野菜商品の宣伝の依頼の話になります。産地直送の野菜は、レシピがよく分からない野菜や、初めて見る機会の多い珍しい野菜が多いので、その野菜のレシピや野菜の説明を載せたものを作ってほしいという依頼でした。

その依頼は、文字数の制限が大変に細かく厳しかったです。文字数やイラストの指示も多くあったのにも関わらず、宣伝ラベルの大きさは小さくという、難易度の高い依頼でした。

私のお客様の規模は、家族経営での農家さんからが主な依頼だったので、2人から5人程度です。主に、野菜商品の宣伝ラベルのデザインを作っているのでクライアントさんは、専業農家さんや兼業農家さんが多いです。

たいていの専業農家さんや兼業農家さんは、家族でやっていらっしゃいます。中には、会社でやっている農業もありますが、いまのところは家族経営の方からです。

1人でやっているので人間関係はお気楽

私のお客様は現在のところ、専業農家さんや兼業農家さんのみを対象としています。そのため、フリーランスで副業的にデザインをやっているので完全に、私一人でやることになります。一人は、かなり大変な作業ですが、その分、人間関係はお気楽です。

逆にその分、当然のことですが、大きな責任が当然ながら発生します。ありとあらゆるすべての責任を一人で負うわけです。私は、WEBデザインも自分で行い、自分のサイトで副業的にデザイン販売も行っています。このお客様は、WEBサイトからのご注文ではなく、直接対面のお客様の出来事です。

トータルでかかった期間は、約3か月から4か月ほどです。お客様は、収穫時期シーズンの農家さんが主な客層です。今現在は、夏季に主力商品を出荷している農家さんからの依頼ばかりなので、そういうことで、だいたい3か月から4か月くらいのトータル期間になるわけです。この3か月から4か月の期間に、小さな案件が何度かくるわけです。

詳細説明が必要なのに文字数を減らせとのご指示

文字数の細かい制限には大変に苦労しました。見たこともない使い方もよく知らないほとんどの人が初めて見るような野菜の説明とレシピを載せるのに、出来上がったデザインロゴや説明に対して、文字数が多いというご意見には、ほとほと困り果てました。

大半の方が「この商品の概要がよく分からない、どう使うの?どうやって食べるの?とよく聞かれるので、商品の説明を細かく入れて売れるようなロゴを入れてほしい。」というような案件でした。最初の依頼時のお話を聞く分には、そのようなお話でした。

ご意向通りに、お客様に完成品を「このような感じで如何でしょうか?修正点などございましたら、ご遠慮なく、お申しつけください。」ということで一度提出しました。

修正点があることは全く構わないのです。仕事ですし、お客様あってのことですから。そこでの先方からの回答は、文字フォントにまで及ぶ指示、さらには、やっぱりイラストはいらない。文字数が多い、説明を10文字未満にしてくれ!ということでした。

最初の依頼内容と全く違う要望

最初、説明を細かく載せてほしいって言ってませんでした?と突っ込みをつい入れてしまいたくなりました。が、最初の印象の通りで自由な方です。今更の話です。

得体のしれない商品だから、世間からの認知度数が低いから、商品の使途やレシピを入れてほしい、目立つようなロゴや説明を入れてほしいって言ってましたよね??確かに、あなた、ハッキリそう言ったじゃないですか!!(怒)と、言いたくなりました。出かかりましたが、ぐっとこらえました。つじつまが全く合いませんし、おっしゃっていることはめちゃくちゃです。

それでも、なんとかご意向に、少しでも近づけるようにと、最善の努力をしました。おっしゃっていることは、失礼ながらめちゃくちゃではありました。ですが毎日毎日、深夜まで作業し、少しでも先方に気に入っていただくようなデザインにと、必死の努力で修正を重ねていきました。

何度も何度も修正していれば、きっと納得してくださるだろうと、純粋にもそのように思っていたからです。ですが、何度修正しても、先方のご納得は得られません。そのうちに、いつまでも気に入らないのであれば、先方から辞退するだろうとも思っていました。

結局こちらからお断りすることに

先方さんは、何度もめちゃくちゃな修正依頼をするので、私もずっとあきらめずにお付き合いしてきました。それは、こういう難しいタイプのお客様は今後の対応の勉強にもなると思ったからです。

そして、何よりも自分自身にも逃げ癖が付かないと思ったからです。もしかするとフリーで副業的にやっているからと、なめられていたのかもしれません。真相は定かではありませんが。

結果は、らちが明かないと結論づけ、こちらからお断りしました。つじつまの合わない無謀な無理なエンドレスの作業だったからです。お金もいただいておりません。

残念ながらそういったやり取り経緯をたどっているうちに、この件が心理的に影響しているのかしていないのか自分のことながら、自分でも定かではありませんが、今は、WEBサイトも一旦停止しています。