看護師が明かす本当の退職理由は「職場の人間関係」だった!

人間関係の悪い職場だったから15万人もの看護師が退職していた

厚生労働省発表によると、看護師の離職者数は2009年約12万5千人から2011年約15万人と数値が増加しているというデータがあります。看護師に憧れて大変な難関を越えてやっと手にした職業なのに、どうしてこんなにも多くの看護師の方が離職してしまうのでしょうか?

そこで「退職理由は何ですか?」という質問に、結婚、妊娠や出産、子育てを機に退職したという方がいます。これは女性の多い職場ならではの退職理由と言えますね。
他の理由では、

  • お給料が割に合わない
  • 女性の仕事とは思えないほどのハードな肉体労働で体をこわした
  • 朝夜関係なく働き通しで夜勤がきつかった
  • 残業が多く、休日がとても少ないので自分の時間が作れなかった

などのようなことがあげられますが本当の退職理由は何だったのでしょう。

退職するときは問題を起こさず円満に退職したいものですよね。ですから退職届の理由には建前のことしか記入されないのが現状です。しかし、本音を聞くとほとんどの看護師から「実は職場の人間関係で悩んで辞めた」という方が意外にも多かったのです。
例えば

  • 師長や主任からのパワハラに耐えられなかった
  • 職場内は会話もなく、伝達事項をわざと報告しないことがあった
  • 先輩に質問しても無視されてしまう
  • 根も葉もないうわさ話を流して職場に居づらくなるように仕向けられた

最悪な医療事故になる前に人間関係の問題は解決するべき

医療現場の中では、医師と看護師間、看護師同士において信頼関係がとても重要な人間関係となります。人間関係の悪い職場では医師や他の看護師との連携がうまくいかず、仕事がスムーズにはかどらなくなります。そして一番大事な患者さんにまで悪影響を与えかねません。

やっと希望した看護師になれて、仕事自体は充実しているのに、先輩から陰口を言われ、無視され続けたり、ひどいいじめを受けたり、他人のミスを自分に押し付けられたり、という状況も残念ながらあります。それでは信頼関係もなくなり、人間関係が悪くなってしまいますよね。

人の大事な命を預かる重要な役割の看護師が、人間関係でストレスを溜めてしまい正常心で働けなくなったら・・・些細なミスが大変な事故にもつながりかねません。でも、最悪のことになる前に、事が大きくなる前に上司や仲の良い同僚などに早く相談することをおすすめします。

最終的に転職を希望するときに注意したい「退職する理由」

人間関係の悩みを上司や同僚に相談しても解決がみられない場合、転職をしてガラッと環境を変えてみるのもいいかもしれません。実際、現役の看護師が働きながら転職先を探すことは少なくないのです。

転職活動のときに、希望する病院から質問されるのが「なぜ今働いている病院を辞めたいのですか?」という退職理由です。本当の理由が師長や主任から受けるパワハラだったり、先輩とのいざこざや嫌がらせなど人間関係が問題だったのかもしれませんが、退職理由には適当ではありません。

この退職理由では、「自分が犠牲者であって他の看護師が悪かった。」と、他人のせいにしてしまうことが、他の医師や看護師と意思の疎通がうまくできない人とみなされてしまいます。ですから、

  • 看護学学士の学位を取得したい
  • 准看護師から正看護師の資格取得を目指したい
  • 救命救急士、内視鏡検査技師など専門分野を勉強したい
  • ケアマネージャーなどの資格取得をして訪問看護ステーションを開設したい

などのように、スキルアップやキャリアアップを目指す意欲をアピールする方がより良い退職理由になります。きちんと「転職をして何をしたいのか?」を上手に伝えられるかが転職が成功するかどうかのポイントになるでしょう。

残念ながら職場における人間関係の悩みは看護師だけでなく、どんな職業においてもどんな職場でも存在します。看護師の仕事はいつまでも女性の憧れであり、大変だけれどやりがいのある仕事と言われ続けたいですよね。いい人間関係を築き、いい環境の職場で働けたら最高です。

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