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医師の転職理由。転職して何を目指すのか。

医師にとって転職は当たり前のこと。新たな道を築く為にキャリアアップ志向で転職する人や仕事量が多いので落ち着いて働ける職場を探す人など、転職のきっかけは人それぞれで、特に医師の転職理由は”これだ”と断言することはできません。医師は自分の年齢やライフスタイルに合わせて転職しています。

〜〜〜目指すことは?〜〜〜〜〜〜〜

「もっと年収を増やしたい」

「給与はいいからゆっくり働きたい」

「将来の開業に備えたい」

「キャリアアップの為に転職したい」

「人間関係に疲れてしまった」

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「もっと年収を増やしたい」

これは医師以外の一般的な転職市場で出てくる動機とあまり変わりません。しかし、一般的な転職でもっとも多い転職後の年収が500〜800万円程度に集中するのに対し、医師の年収平均はこれよりもさらに500万円以上高くなります。つまり、医師は医師以外の人よりも、年収に大きく差がつきやすいということになります。

「せっかく忙しく働いているのだから、もう少し給料を取れないものだろうかと考えるようになった」東京都30代男性性医師(小規模病院勤務)


「給与に不満はなかったが、周囲の医師に給与を聞いたところ自分のが少なく感じられるようになってしまった」神奈川県30代女性性医師(美容クリニック勤務)


「病院の経営があまりうまくいっていないようで、今後も年収アップは期待できない」愛知県40代男性性医師(大規模病院勤務)


「給料が今のままなら別の働き方で少し楽ができるのではないかと思った」埼玉県20代男性医師(リハビリテーション施設勤務)


「院長として働いているが条件面で理事長と折り合いがつかず、以来がめつい人間だと思われているようで気まずくなってしまった」福岡県50代男性性医師(中規模病院院長)



決してお金のために働いているわけでなくても、他の医師の年収と比較してしまったり、ふとしたタイミングで年収に関する不満は吹き出すもの。転職を考えたことが一度もないという医師の先生は少ないでしょうが、転職を考えたときにご自身の年収がどうなるのかは最初に心配するポイントではないでしょうか。

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「給与はいいからゆっくり働きたい」

「年収はそこそこでいいから、週3〜4回でゆっくり働きたい」という動機も医師の転職では非常に多いところです。

これは「年収をより増やしたい」という転職理由とは逆のようですが、医師の先生はもともと年収が高い人が多いため、このぐらいの勤務のしかたでも十分生活が成り立っていくということが根底にはあるようです。

「子供は少し大きくなってきたとはいえ、なるべく一緒にいる時間を持ちたい。妻も医師なのでふたりでゆっくり働きつつ、どちらか片方が必ず子供といられるような働き方が理想だった」(埼玉県40代男性医師)


「母の介護があるため、勤務時間が多少長かったとしても朝と夜はなるべく家にいたいと思った」(奈良県50代男性医師)


「離婚しており両親とも離れているため、朝と夕方の子供の送り迎えをできる人間が自分しかいない」(東京都30女性医師)



年収ではなくゆっくりとした勤務を優先したいという医師の先生は多くの場合、お子さんとの時間を確保したいか、もしくはご両親の介護という事情を抱えているようです。特に医師という忙しい職業柄、すれ違いから離婚に発展してしまうケースも多く、子育てとの両立に苦しまれての選択となることも。

「将来の開業に備えたい」

ご実家が開業医だったり、将来は地元に戻って開業されることを検討されていたりという場合。大学病院や大規模な病院で勤務医として働いていても、病院経営について学ぶことはできません。せいぜい10名程度の病院でなければ、患者さんと向き合い、家賃や人件費を支払いながら人のマネジメントも行い、保険制度や経理会計財務まで学ぶということはできないでしょう。

開業を将来的に検討されている場合には、小規模病院に転職してノウハウを学ぶほかありません。こうした転職を検討されている医師の先生は少なくありません。

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キャリアアップの為に転職したい

大学の医学部を6年かけて卒業し、2年間研修医として学び、さらに数年の勤務経験を積むと、医師にも様々なキャリアパスがあることがわかってくるのではないでしょうか。

学生のときに志していたキャリアのイメージとは変わってくることもあるかもしれませんし、若い頃から携わりたかったお仕事に就くチャンスをうかがい続けている人もいます。ご家庭の事情で制約が増え、軌道修正をする医師もいますし、離島や海外での勤務経験を経て価値観が変わったという人も。実に様々です。

「将来こうありたい」「こういう仕事に就きたい」というキャリアへのイメージが明確になったときに、必ずしも現在の職場がそこにつながっているわけではないでしょう。将来就きたい業務、行いたい勉強のために、現在の職場に大きな不満がなくても転職を検討したいという医師の先生は多くいるとのこと。(もっとも、年収等の待遇面や業務内容や忙しさ等への不満が転職の直接の動機になることの方がずっと多いということですが)

中でも、専門医や認定医の資格を取得するために転職を検討したいという医師はとても多いようです。

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「人間関係に疲れてしまった」

同じ病院でも、看護師さんほど人間関係で苦しんでいる医師の先生は多くないのかもしれませんが、それでも多い悩みが人間関係です。「人事権を持っている先生とうまくいかなくなってしまった」「看護師さんたちとうまくいかずに苦しんでいる」「理事長とうまがあわず、やりたいように仕事ができない」など。HOP!調べでは、やはり医局での人間関係まわりで相当この悩みは多そうです。

医局を離れることには、離れる際に勇気がいることも含めキャリアパスなどの面でデメリットはどうしてもあるかもしれません。が、やりたい仕事がやりやすくなる点や、忙しすぎる毎日から解放される点などメリットも多く、離れてよかったという医師も非常に多いのが事実。

転職して医局を離れても、転職先でも仕事は結局ハードかもしれませんし、人間的にうまくいかない相手もいるかもしれません。ただ、医局独特のプレッシャーに苛まれながら追われるように働くという状態からは解放されるかもしれません。となれば仕事の時間や内容が変わらなくても、体感する疲れは大きく変わってくるのではないでしょうか。

ということで上記のような5つの理由の他にも、「転科したいため」「救急の受け入れのない病院に移動したい」など様々なものがあります。

転職支援サービスを利用する場合には、転職したいと思うようになった理由から、新しい職場に求める条件や大事にしたい働き方、ご家庭の事情についてなど、詳細に転職エージェント(キャリアコンサルタント)に伝えることが非常に重要になります。