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システム開発者の「必ず否定から入る対応」が嫌になりこちらから契約解除

 

職業:Webデザイナー
困った依頼:生産管理システムの開発 

1ヶ月程度で終わる予定の生産管理システム開発

依頼の内容は、生産管理システムの機能向上のための変更でした。1ヶ月もかからずに終了する、簡単な作業という話であったので、その言葉を信じて受けることにしました。相手は5名ほどの会社で、担当者は一見普通な感じの人物です。システムの開発を担当してきた人のようです。

まず行ったのは、システムの現状把握です。ソースを渡され、全体的に理解するようにという話でした。そして、わからないことがあったら、気軽に聞いてほしいという話でした。作業規模やスケジュールを考慮し、把握することに努めました。

現状把握だけで1ヶ月。担当者に質問をしても埒があかない

しかし、現状把握すら妨げる事態が次々と起こりました。まず、規模が大きすぎたのです。把握だけで、少なくとも1カ月以上はかかります。作業に移ることなど不可能です。更に、「気軽に聞いてほしい」という話であったのに、質問をすると、

・なぜかいろいろなものを否定される。例えば、質問に挙がったものは存在しない、その答えは既にわかっていないとおかしい、質問することそれ自体がおかしい、など。

・質問に対して全く同じ質問を返される。「この行は、何のためにあるのですか?」と聞くと、「この行は、何のためにあるのですか?」と返す。

・質問に対して更に掘り下げた質問をする。

といった具合で、現状打開をできなくなるどころか、かえって困難な事態に陥って行きました。

先方に悪気は無いようだが、こちらから作業不可能と伝え契約解除

本当に作業をしてほしいのかどうかを尋ねても、作業はしてほしいようでした。質問に答えてくれないことを指摘しても、特に問題になるようなことはしていないし、普通の態度をとっているという返事でした。

作業を投げ出すことはしたくなかったのですが、この調子では何年たっても終わりそうにもないため、作業が不可能である旨を何とか伝え(このときも作業は可能であると食らいつきました)、打ち切りに漕ぎつけました。

作業が中止になったことは痛手でしたが、不可能な作業を続ける方が遥かに痛手であったことは間違いありません。

システム開発者に多い「必ず否定から入る対応」にはこりごり

システム開発に関わる人の、否定から入る対応は本当に何とかしてほしいものです。とにかく一度否定しなければ、ものを語ることができない人が多すぎます。なぜ一度嫌な思いをしなければ、話を続けることができないのでしょうか。

そして、話を理解してほしいものです。質問しているのだから、その疑問を解決するよう、努力をしてほしいものです。たとえ答えがわからなかったとしても、少なくともわからないことは伝えてほしいものです。それを、質問をそのまま返したりするというのは、どういうことでしょうか。

これはシステム開発の世界での、ごく普通のコミュニケーションですよ、と言う人もいるかもしれませんが、そんな普通のコミュニケーションは、私にはできません。