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優柔不断な歯科医がHP制作後、請求段階になってまたゴネ出した

 

職業:webデザイナー、グラフィックデザイナー
困った依頼:新規開業の歯科医院のホームページ 

新規開業歯科医院のHP制作やロゴなどを担当

困ったのは同じ市内に新しく開業する「歯科医院」のホームページ作成、会社のロゴ、パンフレット等一式の仕事の依頼で、もともとは直接その歯科医院を知っていた訳ではなく、以前お仕事をさせていただいた歯科医院の先生からの紹介でした。

料金ベースは以前した歯科医院をベースでかまわないとのことでしたので、細かい見積もりは提出していませんでした。

今私が勤務している会社は一般広告もwebも扱っていますが、社長、営業1名、制作3名の小さな会社です。

若いが優柔不断っぽい先生

まずは開業される先生のもとへヒアリングへ。まだ30歳くらいの若い先生で医院も先生と他4名ほどのスタッフで始めるそうでした。

医院の完成が3ヶ月後。それまでにはすべて納品するというプロジェクトです。まずは医院の名前は決まっていたので、ロゴの提案からスタート。同時にホームページの構成の打ち合わせから始まりました。

先生の第一印象はとても爽やかで感じのいい方。ただ少し引っかかったのが、優柔不断な面がありそうということでした。

こういう性格の場合、途中で迷い出すと結論が出ない場合や自分の意見よりも他人の意見に流され、デザインが2転3転することが多いのです。それを防ぐためには、大まかなスケジュールを提出し、期限内には一つずつの案件を確実に済ませていくことが大切です。

HP制作3分の2完成時にやっぱり・・・

そしてロゴの提案がスタート。先生の希望をお伺いし、10案ほど提出。こちらはすんなり決まりました。これで看板等の制作にはとりかかれます。

その後、ホームページの構成案を元に少しづつデザインのテイストを決めて行きました。またホームページから予約も出来るシステムも合わせて構築します。途中、数回先生に確認してもらいながら慎重に進めていきました。

ところが、3分の2ほど完成したところに先生から連絡が。

「色々な全国の歯科医院のホームページを見ていたら、感じのいいのを見つけた。出来ればこんな感じにしたいんですが…」と。

心配していたことが的中。どうやら女性スタッフが見つけてきたようですが、そのホームページは子ども向けのイメージで全体的に可愛い感じにしています。イラストも豊富に使っています。

今は先生のご希望で、シンプルですっきりしたデザインになっています。しかもまだ迷っている様子。女性スタッフの意見と自分の好みにはさまれて決められないのです。

結局、場所柄小学校も近いということもあり、子ども連れの患者さんを想定し、全面的ホームページのデザインを変更することになりました。その際、実作業した部分の料金は追加になることを伝えました。

請求額に納得いかない先生。結局ディスカウントせざるを得ない

そして他にも色々ありましたが、なんとか開業できました。そしていよいよ請求の段階。追加料金も上乗せした額を提示すると、以前他の先生から聞いていた額よりもかなりオーバーしていたことが納得いかない様子。何度話しても理解してもらえず。

モノと違うけれど、インターネット上のデザインでも制作は制作。でもカタチになっていないものにお金を取られるのが納得できないようで。

結局、こちらも追加の半額をお安くする形で終了しました。トータルで30万円ほどの仕事となりましたが、苦労代はそれ以上。開業医ということで、金銭面では安心していたのですが、なかなか難しいものですね。